めがねっ娘

さて
いきなり「緑髪」なんて
マニアックなネタからはじまってしまったので
今回は「萌え」としてはメジャーな
「めがねっ娘」について考えてみようと思う。

まず、めがねっ娘とはどんな女の子なのだろうか?
答えから言うと・・・・と言うか、文字通り「眼鏡」をかけていれば、みんなめがねっ娘。
みんなめがねっ娘ではあるのだが
それでも一応、大きく分けて2種類に分類する事ができると考えている。

まずは「優等生タイプ」
おそらくめがねっ娘の代名詞的なタイプだと言えるだろう。
ちょっと堅物なくらい真面目で、成績優秀。
「委員長」という役職に就いている場合も多々ある。
理由は上記の通り真面目である為だが、この場合、少々キツイ性格だったりする事もある。

もう一つは「ドジっ娘タイプ」
これは、ギャルゲー界では比較的新しめのタイプだが、その歴史は古いと思われる。
と、言うのも、「眼鏡」+「ドジ」というのは
かの有名なネコ型ロボットアニメの主人公でおなじみだからである。
(まぁ、彼の場合は男なのであるが・・・)
ドジでちょっと危なっかしいイメージがある為か、後輩キャラによく見られるタイプ。

どうして「めがねっ娘=上記の2タイプ」が定着してしまったのか?
理由は意外と簡単である。
「優等生タイプ」の場合、勉学に励む為、目が悪くなってしまった。
「ドジっ娘」の場合、目が悪い為、少々周りが見え難く、失敗してしまう。
という、先入観があるからだろう。

では次に、何故「めがねっ娘」が萌え≠ニして成り立つのか?
眼鏡をかけた知的美人はともかくとしても
「めがねっ娘」という一つのジャンルが生まれたのか?
元々は、まったく逆だったと思われる。
「逆」と言うのは
眼鏡をかけている時ではなく、眼鏡を外した時に萌えていたのではないか?
眼鏡をかけている時は、少々、野暮ったい外見だが、眼鏡を外すと美人。
その事実に萌え。
さらに、それを知っているのが自分だけの場合、他者に対して優越感に浸れるというもの。
それが次第に、眼鏡の娘そのものに萌えるようになったのではないか?
もちろん、その野暮ったさもまた、可愛いのですが(笑)。

最後に、「眼鏡っ娘」ではなく「めがねっ娘」である事を、お忘れなく。


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