菊地の森林・林業 ネットワーク


「菊池の森林・林業ネットワーク」では、皆様へ菊池の森林・林業に関する情報を提供します。

【提供:菊池地区林業改良普及協会】   ―更新 2011/1/13(木)―


新着情報

「林業改良普及協会からの図書案内」

下記図書の発刊がされていますので、お知らせします。

「湯浅勲の林業実践問答 集約化の壁はこうしてブチ破れ」
定価1,995円
「森と暮らすbT『林業入門 自家伐出のすすめ』」
定価1,890円
「『森と水』の関係を解き明かす 現場からのメッセージ」
定価2,310円
「森と暮らす 家族でつくる 森林ガーデニング」
定価1,995円
「知ってほしい 森と木のこと 2010」
定価500円
「鋸谷式間伐実践編 なるほどQ&A 森林の健全度を高めよう」
定価1,575円
「林業現場人 道具と技 Vol.3 刈払機の徹底活用術」
定価1,890円
「先進国型林業の法則を探るー日本林業成長へのマネジメント」
定価2,310円
「日本の記録 林業人列伝 Vol.3」
定価2,100円
「林業再生の決め手! 生産性を向上させる80カ条」
定価1,995円

詳細については、全国林業改良普及協会のホームページで確認してください。

 

コラム
〜森林施業計画をつくり、
  森林の手入れを行いましょう〜

  • 人や組織は、あることを実現したいと願うとき、そのことを「計画」として具体化します。経験上、あるいは先達の教え等により、夢や目的達成のためには、ビジョンを鮮明に描くことが重要であり、有効な方法であることを知っているからです。蒲島県知事もまた、自らの経験を踏まえ「夢を持つことの大切さ」を繰り返し述べています。
  • このことは、林業経営にも当てはまります。林業で利益を得るには、自らが所有する森林資源をはじめ木材の市況や造林補助制度の状況を把握し、将来の自家労力や委託方法等を踏まえた『計画的』な施業が必要です。このため、森林所有者等が今後の伐採や造林を明記する「森林施業計画(5ヶ年計画)」は、大変重要なものとして位置づけられています。また、市町村長がこの計画を認定すれば、造林補助金〔植林、下刈、枝打、間伐、作業道等に対する経費補助〕の適用を受けることができます。
  • 菊池管内では、森林を所有するものの、間伐等の必要な手入れを行っていない方が少なくありません。手入れが行われない最大の理由は、施業の自己負担に対する懸念です。しかし、最近は造林補助制度が大変充実しており、切捨間伐でさえ自己負担がなく実施できるケースがほとんどです。なお、管理がなされてきた林分では、間伐材を市場へ出荷することで、収益(=材価+補助金>経費)を得ることができるとともに、残存木の価値が確実に高まります。
  • 以上のことから、菊池地域振興局林務課では、森林施業計画に基づく『計画的』な施業を推進しています。森林施業計画や造林補助制度の詳細についてお尋ねがあれば、林業普及指導員が説明に伺いますので、所有規模の大小に関わらず、お気軽に林務課(пF0968-25-2347)へ御連絡ください。皆様が先祖から受け継がれた貴重な森林資源について、将来的なビジョンを一緒に描き、より成熟した価値ある森林へと誘導していきましょう。

Topics
 
■菊池地域育樹祭を開催しました

 森林・林業に対する理解を深め、緑化運動の推進を図るため、平成22年11月18日(木)に合志市の弁天山公園で菊池地域育樹祭(主催:菊池地域みどり推進協議会、合志市)を開催しました。
昨年度までは植樹祭として植林を行っていましたが、今年度は、現存する森林を活かすため育樹祭とし、広葉樹林の除伐を行いました。協議会構成員及び地元ボランティア、総勢35名で汗を流し、明るい広葉樹林に生まれ変わりました。
また、近年問題視されている放置竹林の整備事例の一つとして、竹粉砕機によるデモンストレーションも実施しました。

育樹祭の模様
竹粉砕機によるデモンストレーション
 
■林業技能競技会で菊池の林業関係者が上位を独占

 平成22年8月27日(金)、菊池市有林で開催された「第9回熊本県林業技能競技会」において、菊池管内の林業関係者が上位入賞を果たしました。入賞者は、平成22年10月25日(月)にグランメッセ熊本で行われた「平成22年度林業担い手の元気づくり大会」で表彰の栄誉を得ました。管内入賞者は下記のとおりです。
なお、同大会では表彰行事のほか、若手林業従事者の活動報告や熊本大学文学部徳野貞雄教授による講演が行われました。

 
■白川・菊池川流域森林・林業活性化センターが竹資源関連の実演会を開催

 菊池川流域には豊富な竹資源があります。しかし、竹材や筍の需要低迷等から、放置され荒廃した竹林が少なくありません。竹林の整備を促進するには、竹資源の用途開発や需要拡大を図ることが不可欠です。一方、阿蘇地域(白川流域)は地下水位が高く、湿田農地では「有孔管」を用いた暗渠排水工事が継続的に実施されています。排水機能を高めるため、有孔管の周囲には「被覆材」が敷設されますが、この被覆材の種類は特定されておらず、地域の実情等に応じ、様々な材料が利用されています。
白川・菊池川流域森林・林業活性化センターでは、「菊池川流域の荒廃竹林」及び「白川流域の湿田改良」の2つの課題を解決すべく、竹資源を被覆材の一つとして有効利用できないか、検討を重ねてきました。
当センターは活動の一環として、平成22年12月1日(水)、阿蘇市一の宮において「竹資源を用いた暗渠排水『被覆材』の敷設に係る実演会」を開催しました。実演会では、まず事務局が阿蘇市役所において、竹を材料とした被覆材に係る説明やビデオの上映を行いました。その上で、市役所近隣の圃場において、被覆材の敷設実演を実施しました。受益農家をはじめとする66名の参加者は実演状況を終始熱心に見入っており、竹資源を利用した資材への関心の高さが伺えました。今回の実演会が、竹林整備と竹資源の有効活用の事例となることを期待しています。

実演会の模様
圃場での施設実演
 
■認定事業体の認定及び意見交換会の実施

 林業事業体が「雇用管理の改善」及び「事業の合理化」を一体的に図るため、林業労働力の確保の促進に関する法律第5条に基づき改善計画を作成し、その内容が県から適当と認められた場合、当該事業体は「認定事業体」と呼ばれることになります。
 菊池管内には昨年まで5つの認定事業体がありましたが、本年度新たに巨上林業と椛蜥テ技研の2つの事業体が改善計画の認定申請を行い、晴れて県知事から認定を受けました。2社に対しては、去る5月と8月に、当地域振興局の松尾栄喜農林部長から認定書の交付がなされました。
なお、当局林務課では、2ヶ月毎に認定事業体を対象とした「意見交換会」を主催し、林業労働災害の未然防止や、新規事業に関する話題を提供するとともに、各事業体の情報交換の場として活用いただいています。第5回目の意見交換会は「林業事業体の組織化」を主題として、平成23年1月19日(水)に開催する予定です。

認定式の模様
認定式の模様
意見交換会の模様
 
■林業研究グループの活動
○旭志林業研究グループが優秀賞受賞

 平成22年9月9日(木)に沖縄県で開催された、第50回林業研究グループ九州地区交換研修大会において、菊池市の旭志林業研究グループが、平成19年度から取り組んでいる集約化施業等についての発表で、見事、優秀賞を受賞しました。
 菊地森林組合や行政との協働による提案型集約化施業への取り組みや、地区の各種イベントへの協力、また、中学生への森林教育等の取り組みが評価されました。
  なお、受賞により、九州8県の代表として、平成23年3月上旬に開催される全国大会出場の推薦を受けています。
 今後益々の活躍を期待します。

研修大会の模様
受賞した旭志林業研究グループ

 

○水源林業研究グループが神奈川県の指導林家を視察研修

 水源林業研究グループは、2年毎に、林業に関する見識を高めるとともに、会員相互の親睦を深めるため、県外への林業視察研修を実施しています。視察年にあたる今年は、8月26日(木)、神奈川県指導林家の杉山精一氏の所有林分等を訪ね、作業道の開設方法や竹資源の有効利用等を学びました。なお、杉山氏は、勉強家でかつ大変エネルギッシュな方でした。会員の多くが同氏の人柄に魅了された当研修は、『人物観』を養う意味でも大変有意義だったと思われます。水源林研は、今後も、県内外を問わず幅広く学習を重ね、林業に関する知識・技術等のレベルアップを図っていきたいと考えています。

視察研修の模様
研修会の模様

 

○龍門林業研究グループが軽トラ朝市に参加

 毎月第4日曜日の午前7時30分から11時30分まで、菊池市隈府の立町〜中央通〜迎町の商店街を歩行者天国として、新鮮な農産物や産地直送の海産物などを積んだたくさんの軽トラックが並び販売される『くまもと・菊池「湯ったり菊池の軽トラ朝市」』に、平成22年9月から龍門林業研究グループが参加しています。
  林研グループの活動をたくさんの人たちに知ってもらうことと、山に興味を持ってもらうことを目的として、森林・林業関係のパネル展示と、会員が生産した椎茸の販売を行っています。
  山に対する興味がないのか、足を止める人は少ないようですが、回を重ねるごとに少しずつ椎茸の販売は増えています。
  皆さんも、是非お越し頂き、会員の皆さんと森林・林業のお話をしていただければと思います

■菊池高校生を対象とした出前講座を実施

 菊池市の県立菊池高校は、学校設立時(1908年)に、菊池市から17haの市有林を借り上げ、「育有会林」として管理・育成を行っています。例年山の木々が色づく頃、2年生の生徒全員がPTAの指導のもと、除伐や枝打ち等に汗を流します。昨年までは、作業の直前に、菊池地域振興局林務課の職員が講師となり、「森のはたらき」等について、説明を行ってきました。ただ、屋外での講義は、声が届き難い等の弊害があったため、今年は学校側から「作業一週間前に、体育館で講義を行って欲しい」との要請を受けました。
  平成22年11月5日(金)、菊池高校体育館において、林務課の野田参事と幸田主任技師が約210名の生徒を対象に講義を行いました。まず、幸田主任技師が平成16・17年度の青年海外協力隊の経験を踏まえ、「グアテマラ共和国」や「協力隊」等の実情について講義を行いました。つぎに、野田参事が「森林施業の必要性」、「菊池林業の実情」、「大学農学部林学系学科のすすめ」について、話題を提供しました。生徒からの質問等は特になく、反応は今ひとつでしたが、何か一つでも伝わるものがあればと感じました。

菊池高校での出前講座
 
■菊池市隈府小学校にて木工教室の出前講座を実施

 木材需要拡大推進協議会の普及啓発事業の一環として、森林教室及び木工教室を行いました。森林の機能等を学んだ後、平イスを作成しました。当日は保護者も参加し、親子で楽しむことが出来ました。

森林教室
木工教室
 
■第6回菊池地域木造住宅等コンクールの入賞者が決定

 木材需要拡大推進協議会の普及啓発事業の一環として、毎年菊池地域木造住宅等コンクールを実施しています。このコンクールは、菊池管内の県産材を利用した木造住宅等を表彰することにより、木造住宅の良さをPRし、県産材に対する意識の高揚と県産材の需要拡大につなげることを目的としています。平成21年度は7件の応募があり、厳正な審査のもと最優秀賞1点、優秀賞2点が決定しました。

最優秀賞
  施主:菊陽町 T邸   施工:大津町 給{川工務店
優秀賞
  施主:合志市 O邸   施工:菊池市 拒q原工務店
  施主:菊池市 M邸   施工:菊池市 菊池森林建設

 
■熊本県乾しいたけ品評会で菊池管内の生産者が上位入賞

 しいたけ生産者の生産技術と乾しいたけの品質の向上を目的に毎年開催しているこの品評会ですが、今年度は、5月29日(土)に熊本県椎茸農業協同組合において開催されました。
 菊池管内の生産者は毎年上位を独占しており、今年も多くの方が入賞されました。また団体の部は菊池市に授与されました。
  管内生産者の受賞者は以下のとおりです。

<700gの部>
どんこ 1等:村上正八氏
こうこ 2等:蒲池隆一氏、3等:桟敷野栄一氏
こうしん 2等:上田寿男氏、3等:渡辺利春氏
<大箱の部>
どんこ 3等:村上正八氏
こうこ 2等:山中今朝利氏
こうしん 3等:渡辺利春氏

 

表彰式の模様
受賞した乾しいたけ

以上、受賞された方々の今後益々のご活躍を期待いたしております。

 

【連絡先】
熊本県菊池地域振興局林務課(担当:坂本、松野)

菊池市隈府1272−10
  TEL0968-25-2347 FAX0968-25-4215


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一言メモ  林業界の専門用語。難しいですよね!
 ここでは、↑に出てきた言葉の中から、少しずつ専門用語を紹介していきます。
 今回は、
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[菊池地区林業改良普及協会]
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(事務局:熊本県菊池地域振興局農林部林務課内 0968-25-2347 担当:松野)