ウミテング

名   前 ; ウミテング
Eurypegasus draconis
大 き さ ; 5cmぐらい
場   所 : 天草・妙見浦
日   付 ;
ひとこと ;  年に何回かは天草に行きます。妙見浦は下田温泉の少し南にあり、辰の口同様、海のすぐそばまで車で行けるので便利です。しかも帰りがけは温泉につかってさっぱりできるという、一粒で二度おいしいところです。
 砂地にいるということですが、このときは根の中間ぐらいのところに張り付いていました。近寄っても逃げるそぶりは見せず、心なしかぐったりした様子でした。体調が悪かったのかもしれません。

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ミノカサゴ(juv.)

名   前 ; ミノカサゴ(juv.)
Pterois lunulata
大 き さ ; 3cmぐらい
場   所 : 天草・妙見浦
日   付 ;
ひとこと ;  大きいものになると、かわいくはないし、形も不恰好になるし、毒があるので注意しなければならないし、といいところはないようなミノカサゴも、子どものときはこんなに可憐です。
 成長する過程の個体をいろいろ目にしましたが、小さければ小さいほどかわいいようです。
 このままおとなになったら人気者になるんでしょうけどね。

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ハナミノカサゴ

名   前 ; ハナミノカサゴ
Pterois valitans
大 き さ ; 40〜50cmぐらい
場   所 : 鹿児島・甑(こしき)島
日   付 ;
ひとこと ;  甑島には、もうずいぶん前に2度行ったことがあります(1回はキャンプのみ)。海の中は長崎あたりの海と南の海を足して2で割ったような、不思議な感じがしました。じっくり潜ったら、かなり面白いと思います。
 そのときにいたハナミノカサゴです。後にも先にも、これより大きなミノカサゴの仲間は見たことがありません。堂々としていました。

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トラウツボ

名   前 ; トラウツボ
Muraena pardalis
大 き さ ;
場   所 : 天草・妙見浦
日   付 ;
ひとこと ;  フィルムは全部使ってしまわずに、数枚は残しておくものだ、とよくいわれます。エグジットするときに何かいいものがいるかもしれないからだそうです。なるべくそのように心がけてはいますけれども、珍しいものがいるとすぐに使い切ってしまいます。
 これは、エグジットする直前、水深が1〜2mのところにいたものです。フィルムを残しておいてよかったと心から思いました。

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オオモンイザリウオ

名   前 ; オオモンイザリウオ
Antennarius commersoni
大 き さ ; 30cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ;
ひとこと ;  イザリウオの仲間は、イロイザリウオとかソウシイザリウオとか、他にもいっぱいあるようです。けれど、どうやって見分けるのかよくわかりません。大きかったので一応オオモンイザリウオとしましたが、本当は違うのかもしれません。
 これは、ガイドの方に教えてもらったものです。教えてもらった後でも、しばらくは全体像がわからず、どこに目があるのか一所懸命に探した記憶があります。

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ゴンズイ

名   前 ; ゴンズイ
Plotosus lineatus
大 き さ ; 10cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ;
ひとこと ;  辰の口にもたくさんいて、よく砂地で「ゴンズイ玉」になりエサを食べているのをよく見ます。集団になることで襲われるリスクを少なくしているのでしょうね。形としてはそっちの方が面白いと思います。
 この写真は、ゴンズイと同じ目線で撮れ、なんとなく表情がわかるような感じがして、わりと気に入ってます。

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イボイソバナガニ♀

名   前 ; イボイソバナガニ(yg.)
Xenocarcinus tuberculatus
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ; 1999.10.-
ひとこと ;  海の生きものは、オスよりもメスのほうが見栄えがよく、また強そうなものも多いように感じます(人間でもそうですかね。)。そんななかで、このカニは珍しく逆のパターンです。
 このときはおとなのオス、メスとともに、子どもまで一度に見ることができました。ムチカラマツ類の上で生活するエビ類は体が細いので、ある程度の経験を積まないと見つけにくいかもしれません。しかし、このカニのおとなは、宿主から体がぶかっこうにはみ出ているるのですぐにわかるはずです。

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イボイソバナガニ♂

名   前 ; イボイソバナガニ
Xenocarcinus tuberculatus
大 き さ ; 3cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ; 1999.10.-
ひとこと ;  背中のコブや頭のツノが大きく、全体的に堂々としているので最大級だと思います。
 SF映画などに出てくるいわゆる「エイリアン」は、このような小さな海洋生物からモチーフをとっているんじゃないか、と想像させてくれます。
 でもこういうのは、小さいからこそおもしろいと感じるのであって、1mとか2mとかの大きさで海の中を歩いていたら、かなり恐ろしい光景だろうなあ。

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ムチカラマツエビ

名   前 ; ムチカラマツエビ
Pontonides sp.
大 き さ ; 1cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ; 1999.10.-
ひとこと ;  よく見なければ、キミシグレカクレエビ(辰の口・エビカニ編)と間違いやすいと思います。ポイントは、目の後方にツノが2本あるかどうかです。
 これらのエビの仲間は、宿主の色で自分の体色を変えるらしく、普通、白いムチカラマツには白い個体しかいません。ただペアリングのときはそうぜいたくも言ってられないようで、白いムチカラマツに黄色と白のペアがいるのを見たことがあります。

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アメフラシ科の一種

名   前 ; アメフラシ科の一種
Aplysiidae sp.
大 き さ ; 1cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ; 2000.5.6
ひとこと ;  背中に貝殻のようなものが見えるので、アメフラシの仲間だと思います。図鑑を見て調べてもわからず、何かの色彩変異かもしれないと思っていたところ、2001年にケラマで同じものを見ました。でもあいかわらず名前はわかりません。
 「クロヘリアメフラシ」というのがいるようですから、「シロヘリアメフラシ」とでも呼んでおきましょうかね。

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ユビノウハナガサウミウシ

名   前 ; シロハナガサウミウシ
Tritoniopsis elegans
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ; 2000.5.6
ひとこと ;  ユビノウトサカというソフトコーラルを住みか&食べ物にしているということです。ケラマでも見たことがありますけれども、すべて岩の上を移動しているときです。目立つから見つけやすいというだけなのでしょうか。
 すごく上品な感じで、フィルムを何枚もつかってしまいました。

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ゾウゲイロウミウシ(ブロッキイ)

名   前 ; ゾウゲイロウミウシ
Hypselodoris bullocki
大 き さ ; 5cmぐらい
場   所 : 天草・牛深
日   付 ; 1999.10.-
ひとこと ;  シンデレラウミウシ([南の海・ケラマ]編)やカグヤヒメウミウシ([辰の口・うみうし]編)などとともに「ブロッキイ・グループ」と呼ばれているものの基本形です。このウミウシだけをとっても、写真のような象牙色したものやピンクがかったものや透明っぽいものなど、さまざまなバリエーションがあります。
 ちょうどタマゴ(黄色いリボン状のもの)を生んでいるところに行き合わせました。ウミウシの産卵シーンは何回もみたことがありますけれども、このときがいちばん「美しい」と思いました。

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