|  | volume 7 | 
| 2002/4/1 | 

(ウミウシ編)
| 人事異動のシーズンです。酒を飲む機会がさらに増え、アマミで写した写真の整理が手につきません(手についているのは酒の入ったコップです)。よってウミウシで食いつなぎたいと思います(実際に食ったのはアマミ名物「鶏飯」です)。 期待していた方、ごめんね。 ウミウシでも、やはり子どものときがかわいいですね。理由を考えてみると、子どものときは外敵も多いのに、自分一人(?)で生き抜かなければならないので、一所懸命さというか、緊張感が伝わってくるからじゃないかと考えたりもします。 なお、ほんとうに卵から生まれたばかりのときは「べりジャー幼生」とかいって、しばらく浮遊生活をするらしいのですが、見たことがないのでよくわかりません。 ここに掲載したウミウシは、すべて長崎・辰の口で見たものです。肉じゃないので産地はごまかしていませんよ。 | 

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画像左側が”こども”、右側が”おとな”です。
クリヤイロウミウシ
ちいさいときは背中のツブツブの数が少なく、ほかのウミウシと間違えやすいです。
おおきくなるにつれ、ツブツブの数も多くなり、また色もはっきりしてきます。


フジナミウミウシ
こどものときは何かペタッとしたオハジキみたいな感じがしますが、色や模様は変わらないのでわかりやすいです。
おとなになってもそんなに大きくならないし、また色彩的にも好みのウミウシのひとつですね。


アオウミウシ
このウミウシは、子どもとおとなではそんなに変わらないように思います。
ただ、おとなになると、目立つし、なんとなく図々しくなるような感じがします。


サラサウミウシ
こどものときは、背中のアミメ模様がないか、または薄いのでとてもわかりにくいです。
おとなになると、いっぱいいすぎて見向きもしないときもあります。


キイロウミウシ
いつもはうんざりするほどたくさんいるこのウミウシも、小さいときは緊張感に満ちていて、かわいいと思います。
それが年をとってくると、動きもにぶくなり、右のように溶けているみたいになってしまいます。


ミノウミウシの仲間
フクロノリが生えてくる頃、ミノもまばらで、ほんとうに小さな子どもがでてきます。
その後大きくなったミノウミウシは、フクロノリが消える頃、いつのまにかいなくなってしまいます。



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