volume16 | |
2003/1/1 |
イロブダイ(ケラマ) ミヤケテグリ(ケラマ) | |
チョウチョウコショウダイ(ケラマ) カクレクマノミ(ケラマ) | |
遊びをせんとや生れけむ 戯(たはぶ)れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声聞けば 我が身さへこそ動(ゆる)がるれ |
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この詞は、平安時代にできたとされる『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)に収められているもののひとつです。 いろいろな解釈があるようですけれども、子どもがむじゃきに遊んでいる情景をみて作者が感動をおぼえているとみたほうが、いちばん素直な感じがします。 おとながひきおこしている戦争やテロ、飢餓などで、たくさんの子どもが犠牲になっています。しかも状況は悪くなる一方のようです。 世界中の子どもが安心して外で遊べるような平和な世のなかになってほしいと願っています。 |
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ミナミハコフグ(辰の口) アオサハギ(辰の口) | |
タキゲンロクダイ(辰の口) ハタタテダイ(辰の口) | |
海のなかにも、いろんな生きものの子どもがいます。 まさか彼らが遊んでいるわけはないでしょうけれど、懸命に身を守ろうとしているなかで一瞬無防備な一面をのぞかせる、そんな姿を見ていると、すごくやわらかな気持ちになります。 これからもずっと、これら魚のなかまをはじめとして、いろんな生きものの子どもが成長できるような海であってほしい。 そのような海の環境をまもっていくのが、そこで遊ばせてもらっている我々の役目のひとつではなかろうかと思っています。 |
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ミノカサゴ(辰の口) ハオコゼ(辰の口) | |
コブダイ(辰の口) オキゴンベ(辰の口) |