特集 volume17
2003/2/2

2002年に見たもの 1

 去年(2002年)もいろいろな生きものを見ることができました。
 これもひとえに関係者の皆様のご協力のたまものであり、ここにあらためて感謝申し上げる次第でございます。
 などと、まったく心にもない殊勝な言葉をたまには申し述べつつ、当分の間潜りに行けないので、くやしまぎれに去年を振り返ってみたいと思います。


3月
 2年続けて、ダイビングの始まりはアマミからになりました。
 安脚場のエダサンゴの群落をはじめ、あたらしい驚きがありました。
 今年も計画していたのですが、ちょっと無理みたいです。けれど行かないわけにはいかない(?)ので、時期をずらして行きます。新しい武器も仕入れたことだし、今年こそはピグミーを見てみたいなあ。
ハナゴンベツバメウオ
ハナゴンベ(03/23)               ツバメウオ(03/22)
シロボンボンウミウシクモガニsp.
シロボンボンウミウシ(03/23)            クモガニ属の一種(03/22)

4〜5月

 辰の口に復帰しましたが、4月は寒かったので1日しか潜ってないようです。するとミノウミウシのシーズンは終わりかけていました。「海水温が一月分ほど高いようだ」などとログには書いておりました。真偽のほどは?です。
 5月はまだ寒いのとスケジュールの都合で、週一ぐらいしか潜れませんでした。ただ、この時期は潜るたびにおもしろいものを見れたので、かなり盛り上がっていた記憶があります。今年は久しぶりにセミホウボウなんかも見てみたいですね。
タツノイトコハナイカ
タツノイトコ(05/19)               ハナイカ(05/18)
イロウミウシsp.ダイダイウミウシ
イロウミウシの一種(05/19)               ダイダイウミウシ(05/18)

6月

 ようやく水温も上がってきたので、いつものペース(ほぼ毎週土・日)で潜っていたようです。このころは私の目が絶好調で、砂粒みたいなエビなどを見つけていました(最近は自信がありません)。
 生きものの種類も増え、またイシモチの抱卵シーンなど生態的にもおもしろく、何時間でも潜っていたいような気がしていました。
 この頃から砂地にも好んで行きだし、バリエーションはあるにせよ、おおむね3つのコースをローテーションするようになりました。(翌月に続く)
オオスジイシモチサガミツノメエビ
オオスジイシモチ(06/01)               サガミツノメエビ(06/15)
ヒラムシsp.ハスエラタテジマウミウシ
ヒラムシの一種(06/08)            ハスエラタテジマウミウシ(06/02)