volume24 | |
2004/2/1 |
2003年も、いろいろな生きものとの出会いがあり、またいろんな興味深い生態行動も見ることができました。生きものの世界は、ほんとうに不思議なものだと改めて感じたところです。 それはそれとして、作家レイチェル・カーソンの著書のタイトルでもある「The Sense of Wonder」という気持ちを忘れずに、これからも海や山で遊んでいきたいと思っています。 |
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3〜4月 いろんな事情が重なり、奄美大島に行くことができなかったので、ダイビングの始まりはホームグラウンド・辰の口からになりました。 奄美には時期をずらして行こうと計画していたところ、予期せぬ事件が起こってしまい、結局行けずじまいでした。今年こそは行きたいと思います。 まあこの時期の辰の口は、これまで寒いのと忙しいのとであまり潜っていなかったですけれども、ひとことでいってウミウシの王国みたいな印象を受けたところでした。 |
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コマユミノウミウシ(03/29) ミズタマウミウシ(03/29) | |
ヒイラギウミウシ(03/29) アベミドリガイ(03/29) | |
5月 本格的なスタートです。この時期もやはり目にとまるのはウミウシが多かったですね。 特に印象に残っているのはヨコジマキセワタガイをはじめて見たこと。それから消波ブロックの周辺にはアマモが意外に生えており、かつそこにはさまざまな生きものがいた、ということです。 先に上がった仲間からは「水面にタンクが出ている状態で潜っていて、陸から見ていると恥ずかしい」という批判を受けたところです。まあしかし、そのような世間の批判に耐えながら、今年もアマモ場をたんねんに探してみたいと思います。 |
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ヨコジマキセワタガイ(05/4) ゴシキミノウミウシ(05/17) | |
コシマガリモエビ(05/4) ネズッポ科の一種(05/17) | |
6月 このころになると、魚の小さいのが出てくるようになり、海の中もにぎやかになってきます。 前年(2002年)に見たサガミツノメエビを見ようと思い、ずいぶん砂地を探したけれども、目安となるスナイソギンチャクがいなくて、結局見ることができなかったことは残念です。今年は再び見てみたいと思います。 また、いろんなカタチのカニの仲間も見ることができました。特にモクズショイは印象深かったですね。(翌月に続く) |
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キタマクラyg.(06/01) コクチフサカサゴ(06/22) | |
ヒシガニ科の一種(06/15) モクズショイ(06/08) |