| 特 集 | volume44 |
| 2007/11/1 |
Going Home
| 2007年ケラマツアーは、当初7月14〜18日の予定でした。しかし、台風のために8月2〜6日に変更を余儀なくされました。昨年とは打って変わって阿嘉島までの快適な船旅でした。十数年前、ケラマに通いだした頃のような高揚感はなりをひそめ、阿嘉島が近づいてくるにつれ、穏やかな気持ちで満たされてきました。故郷を離れた人が里帰りをするときの感情に近いのかもしれません。新しい海にチャレンジすることはもちろん楽しみですが、穏やかな気持ちになれる阿嘉島を、ずっと大切にしていきたいと思います。 |

| 特にこれといった狙いもなかったので、ただのんびりと、周りを泳いでいる魚を眺め、フワフワとしていたような気がします。また陸上でもダラダラと寝てばかりいました。 今年の宝生はユタカが戻っていて、充実した食生活となりました。特に朝は手作りのパン、夜には酒の肴とともになんとスイーツまで毎日出てきたのでビックリでした。 |
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| ナンヨウハギ | フタイロハナゴイ | |
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| ヒメテグリ | クロスジギンポ | ミヤケテグリ |
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| カミソリウオ | ハナミノカサゴyg. | |
| カメンカクレエビ | ウミウシカクレエビ | アカヒゲカクレエビ |
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| ミズタマサンゴについているバブルコーラルシュリンプではなく、アカヒゲカクレエビに久しぶりに出会えました。 さらに嘉比ビーチ前で石の下からクビナシアケウスというカニを初めて見ました。体全体にコケムシみたいなものをくっつけており、動かなければカニの仲間とは思わなかったでしょう。触れると壊れそうなきわめて繊細な印象を受けました。 |
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| クビナシアケウス | ||
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| ミカヅキコモンエビ | キカザリサンゴヤドカリ | モンハナシャコ |
| 水温が高かったせいか、全体的にウミウシは少なそうでした。もっとも、本格的に探さなかったので何ともいえませんが。 またヒラムシの仲間も、特に探さなかったのですが目の前を歩いたり、泳いだりして姿を現してくれました。 |
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| ミアミラウミウシ | アンナウミウシ | ハナミドリガイ |
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| 泳ぐヒラムシ | 歩くヒラムシ |
| ひとつ心残りだったのは、のんびりしすぎてナイトに行くことまで忘れてしまっていたことです。来年は必ず行きたいと思います。 |


| 最終日、島のオバアたちがおまつりの準備にいそしんでました。お神酒なども造るそうです。もう一日いたかった。 |







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