特集 volume48
2008/12/1

2007年に見たもの(3)

 いよいよ2007年に見たもの、秋から初冬にかけての記録です。
 そうこうしてたら、もう2008年も終わりそうになってました。何ということか。年をとると1年なんかあっという間ですね。
 来年(2009年)こそは、写真の整理&HPの更新をサボらないようにできたらいいと思いつつ、いろんな誘惑に負けて、きっとムリだろうなあ(笑)


9月
 海が荒れ気味のとき、スズキを見かけました。この写真は北口で撮ったものですが、港の外で見たヤツは1mぐらいあって、見ごたえとともに、食べごたえがありそうでした(笑)
 また南の魚がボチボチやってくる頃です。前年よりも数や種類が多かったような印象を受けました。立ち上がると腰から上が水面から出るような超浅場にいたクラカケモンガラの幼魚は、特に可愛らしかったです。おとなになるとニクタラシくなるけどね(笑)
スズキ(9/15) ヤリカタギ(9/15)
カモハラギンポ(9/15) クラカケモンガラ(9/30)

10月

 浅場の石をめくっていたら、貧弱なミノを持った、けれど上品なサキシマミノウミウシを見ました。南方のウミウシとばかり思い込んでいたので、驚いてしまいました。その後特定の場所にけっこういることがわかりました。単に調査不足だったということでしょう。
 イソコンペイトウガニの子どもは、甲長2〜3ミリのごく小さいヤツだったのですが、それだけに甲の表面ににいろいろなものを貼り付けておらず、トゲトゲのようすがよくわかりました。
サキシマミノウミウシ(10/14) タキゲンロクダイ(10/14)
シマハギ(10/21) イソコンペイトウガニ(10/21)

11〜12月

 早くから話題に上っていたアカオビハナダイの写真を、ようやく撮ることができました。それまで何回か見ていたのですが、カメラの調子が悪かったりしてなかなか撮れなかったのです。シーズン終了間際で撮れてよかったです。
 そのほか、南からの生きものは魚ばかりだと思っていたところ、少ないながらコモンヤドカリやハナビラダカラなど泳げないものもやってくることがわかり、意外でした。
オトメハゼ(11/3) アカオビハナダイ(11/4)
チョウハン(11/11) コモンヤドカリ(11/18)
ハナビラダカラ(12/8) セトミノウミウシ(12/16)