眼底3次元画像解析装置; 光干渉断層計(OCT)

眼底検査機器の一つである光干渉断層計(OCT)は、レーザー光線を用いて非常に精密で正確な眼底(特に黄斑部や視神経)の三次元構造を解析したり、変化を捉え計測できる最新の眼科器機です。当院は開院当初からこの機器を導入し、多数の患者さまの正確な診断や治療評価に用いてきました。
平成19年5月1日に当院の眼底三次元画像解析が厚生労働省のみとめる先進医療の1つにみとめられたことはご報告しましたが、本年4月の医療保険制度の改革により、保険の利く検査の1つとなりました。
光干渉断層計(OCT)は、ここ数年内でもその進歩は顕著で、現在の最新型(第3世代)は、第2世代の機械と比べても、その検査処理能力は1万倍(!)に高速化され、精度も格段に改善されています。応用される疾患も増えており、より多くの眼科患者さまに最新の診断・評価をご提供できることになっています。

光干渉断層計(OCT)を用いるとよい疾患
・加齢黄斑変性およびその類縁疾患
・黄斑円孔
・黄斑前膜、硝子体黄斑牽引症候群
・網膜剥離を生じる疾患(滲出性網膜剥離、ショウ液性網膜剥離を含む)
・緑内障

今後応用が期待される疾患
・視神経乳頭異常
・角膜疾患

RTVue-100 ( Optovue社)


高須眼科ホームにもどる