2006年9月の開業から12月末までの4ヵ月間に当院で施行した
網膜硝子体手術は67例73眼でした。
患者さまの年齢は44〜86歳、平均 66.3歳でした。
(70歳以上の方が42%いらっしゃいました。)
内訳は 硝子体茎離断術 59眼
増殖性硝子体網膜症手術 9眼
硝子体切除術または硝子体置換術 3眼
網膜復位術 1眼
黄斑下手術 1眼
疾患別にすると、
黄斑上膜・硝子体網膜牽引症候群 20眼
網膜静脈閉塞症に伴う硝子体出血・
黄斑浮腫・増殖性硝子体網膜症 18眼
増殖性糖尿病網膜症 10眼
裂孔原性網膜剥離
(増殖性硝子体網膜症を含む) 9眼
糖尿病黄斑浮腫・黄斑症 6眼
黄斑円孔 4眼
水晶体落下、IOL落下 3眼
網膜細動脈瘤破裂 2眼
加齢黄斑変性 1眼
医原性裂孔 4%
医原性裂孔による予定外のガス注入 3%
術後高眼圧 (21mmHg<) 28%、 (30mmHg< ) 9%
術後低眼圧(<7mmHg) 3%
遷延性角膜上皮障害 3% 術中上皮剥離は行っていない
続発性黄斑上膜 1% 増殖性硝子体網膜症となった網膜剥離の術後
再手術 網膜剥離 4% ぶどう膜炎を伴った多発裂孔網膜剥離 6日後
下方から生じた多発裂孔網膜剥離 40日後
黄斑上膜 2ヵ月後
遷延性硝子体出血 1% 網膜細動脈瘤破裂 1ヵ月後
手術後有意に視力が改善した方 71%
手術しても視力がほとんど同じの方 27%
手術の後で視力が低下した方 1%
視力改善の可能性は、病気の種類、程度、病気になってからの日数など様々な状態によって異なります。また、手術の後それほど直ぐには回復しません。
硝子体手術実績1 2006年9月から2006年12月まで