診療情報公開・手術実績

手術実績1   網膜硝子体手術 2006年9月から2007年8月まで

この1年間に当院で施行した網膜硝子体手術は184でした。
                  (レーザー手術は含んでいません。)

患者さまの年齢は
32〜85歳、平均 66.6でした。
70歳以上の方が44いらっしゃいました。)

内訳  硝子体茎離断術            144眼
     増殖性硝子体網膜症手術         26眼
     硝子体切除術または硝子体置換術    7眼
     黄斑下手術                   6眼
     網膜復位術                   1眼  
手術実績2   白内障手術 2006年9月から2007年8月まで
この1年間に当院で施行した白内障手術(=水晶体再建術)は259でした。
患者さまの年齢は22〜88歳、平均 69.7歳でした。
70歳以上の方が59いらっしゃいました。)

原因
加齢(老人性)      221眼   85%
糖尿病             15眼    5%
高度近視に伴うもの     15眼    5%
アトピー体質          6眼    2%
円錐水晶体に伴うもの     1眼   0.5%
外傷性              1眼   0.5% 
その他              8眼     3%

手術前の視力は、手動弁(0.01未満)から1.5、平均0.4でした。
手術の結果、手術翌日の視力は平均0.85 (0.2から1.5)となりました。
白内障の手術後に視力が低下した人はいませんでした。0%
・白内障以外には特に眼の病気の
 無い方の手術翌日の視力は、
 54%の方が1.0以上でした。
・予定通りに眼内レンズ(人工水晶体)
 が挿入されたのは、259件中259
 (100)でした。
・破嚢(水晶体を含んでいる透明な袋が
 手術中に破れるトラブル)は、水晶体
 震盪、円錐水晶体、水晶体亜脱臼の
 症例を除いた254件中で2件(0.8%
 に生じました。
原因
黄斑上膜・硝子体黄斑牽引症候群        38
増殖性糖尿病網膜症                 34眼    
網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫          22
黄斑円孔                         19
糖尿病黄斑浮腫・黄斑症              17
裂孔原性網膜剥離・増殖性硝子体網膜症16
硝子体出血〔糖尿病網膜症以外)      10
網膜中心静脈閉塞症              4
網膜細動脈瘤破裂                 4
水晶体落下、IOL落下               4
高度近視網膜剥離                 3
その他                      13

*網膜硝子体手術では、視力改善の可能性は、病気の種類、程度、病気になってからの日数など様々な状態によって異なります。また、手術の後それほど直ぐには回復しません。
病気によっては、あくまでも悪化するのを止めるために手術を行います。

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