何でシイラが?
9月過ぎ、涼しい風が吹き始めると夏の間日本海で孵化した飛魚の若魚が東シナ海へ南下を始めます。
飛魚の移動は風に影響される為、この時期の季節風(北東風)により飛魚は九州西岸沿いに南下し、地形的にろうと状の平戸、生月の瀬戸に集中して接岸します。
当然、飛魚を主なベイトとするシイラ、バショウカジキも集まり各瀬戸は格好の餌場となるわけです。
たまたま回遊するのと違って日本海からの下りシイラが集中的に通るわけですからその数の多さは大体想像できるはずです。
ちなみに生月の定置網で多い日にシイラが1万尾強、バショウカジキが30尾程入るそうです。(1日にですよ)