| 9月8〜14日の日記 |
9月8日(月)
先日、戯曲講座のメンバーに「カズクンは、じゃりん子チエ(漫画)に似てますよね?」と言われた。
僕は、「そうかな?いや、そんなつもりで書いてないけど・・・。いや(うっすら思い出して)・・・、ちょっと似てるかも」とか答えていた。
んで、今日、コンビニで漫画コーナーを見ていたら、あるではないか「じゃりん子チエ」。
つい買ってしまった。
(ついでに、つげ義治の「無能の人」も買っちゃった)
読んでみたらさ、似てるじゃないの「カズクン」と「じゃりん子チエ」の世界は!
人間世界と猫世界が別々に、しかし確かに共存しているのだねえ。
小鉄(猫)の言動や存在が何だかカズクンっぽいのだねえ。
今夜も『大砲』2場なんだぜい。
9月9日(火)
首が相変わらず「回らない」ので、行き付けの針灸院に行く。
ずぶずぶ針を打たれる。
ココは10年来、腰を痛めたりしたら行っている所。
今日の針はやけにビリビリ神経を刺激する。
「今日のえらい効きますね」と言ったら。
「そんだけ悪いっちゅうことよ」だそうな。
長崎に行くまでに治るといいなあ。
戯曲講座で生まれた戯曲の1本を選んで上演する【シアターラボ2004】。
その上演戯曲を決める。
ええ、あの作品です。
それは今週末の「夢の工場」さんの公演に行けばチラシが挟まってるので分るはず。
物凄い勢いでチラシ作成作業。
印刷屋さんにも無茶言って。
こういうの燃えるんだよねぇ。
夜は『生カズ』通し稽古。
いくつかの注文を加える。
9月10日(水)
昨日決定した戯曲の、その作者を朝から劇場に呼んで、再ダメ出し。
あと1週間で、コレとコレとコレをクリアして、ココはココに繋げて、ホラそうしたらちゃんとソコがそうなるでしょう?ハイあと1週間、頑張って。
と僕には到底出来そうに無い要求をする。
その決定した戯曲は決して完成度が高い訳ではない。
しかし、デカいエンジン積んでそうなんだこれが(西田シャトナーふうに言うと)。
泊ふうに言うと、モヤモヤ度が高い。
そのモヤモヤをどうにか人様に伝えようとする行為が演劇なんじゃないかって思うんだ。
演劇に限らず、表現行為ってもんじゃないかしら。
さて、どんな作品に化けるやら。
夜は『カズ旅』通し稽古。
どうしてこう「旅」人はいちいち狙ってくるかなあ。
遊びが加速するにつれ、ミスも多くなるやっぱし。
でもまあ、この勢いで長崎に攻め入ろうではないか。
明日はもう長崎なのだ。
見忘れた人は九州中からやってきて観るべきなのだ。
9月11日(木)
朝から長崎へ移動。
myマーチを運転。
眠い眠いやばいやばい。
ずいずい仕込む。
まあ、僕はもう役立たずなんで、お手伝い程度。
バタバタとやや押し気味に進行してたけど、今日やっとく事はほぼ終了。
大きな劇場の舞台上のみを使用した(客席も)贅沢な使い方。
北九州の小劇場よりも余裕のある空間使いが出来る。
部分的にちょっと変更を加えたり、プチ長崎オリジナル要素有り。
夜はホテルの近場にウスイ・ウカイ・チコト・自分という不思議なメンバーで飲み食いへ。
適当に入ったお店だけど、超ヒット!
刺身美味いよ!
ウスイが「明日は○○に抱きつく!」とか訳分からん宣言したりして、変に盛り上がる。
いやあ、旅公演ってイーネ!
9月12日(金)
音響テクリハからスタート。
小屋の容積が北九の小劇場とはまるで違うので、聞こえ方が(役者の声も含めて)随分違うのですね。
まあでも、『旅』はコッチの方が向いてるかな。
芝居が派手だし。
午後はゲネ。
どこからかグワングワンと妙な音がするので、何だろう?と思っていたら、台風の風雨の所為だとか。
げげげ、台風が近づいているのね。
しかし、今、ひどいって事は明日の本番はもう大丈夫ってコト?
そんな中、2演目のゲネは進む。
長崎市の文化振興課の皆さんが観に来てくれて、なかなかの反応。
「絶対、連続で観て欲しい!」と直接言ってくれて。
役者も久々にお客さんの前でやったのが嬉しかったのか、良い芝居を見せてくれた気がする。
ということで長崎版完成です。
明日はお客さんがやってきます。
夜はやはり昨日の店に行ってしまう。
イカ刺、ゴマサバ、鯨のさえずり、レバ刺、どれもやばいくらいに美味い。
今日は客演の猪俣さん、長崎出身ハマヤも一緒。
あまりの美味さに酒がすすんでしまう。
そんなに飲んでないつもりが、部屋に帰ってそのまま倒れ寝てしまう。
それもまたイーネ!
9月13日(土)
長崎公演の初日。
たぶん、両演目とも役者・観客どちらも最初は緊張気味だった。
でも、両演目とも、しだいにユルユルと緩んできて。
あー、でも、しかし、『カズ旅』はちょっと怖かったなあ。
大小さまざまなミスが伝染して、修復に時間がかかったよ。
いやでも、最終的な「合体」には納得していただけた様子で、ホッと。
終演後のトークでは、相手の福田君がマニアックな見解で突っ込んできたり。
物販コーナーでは、サクラ鳥の夫婦がミニライブをやってCDたくさん売れたり。
ええ、無事幕は開いたのでした。
夜はハマヤ行きつけのお店「無一文」へ。
ココは昨年、何回か来た所。
そこには芝居を観に来てたハマヤの友人が居たりして、既に和みムード。
そんな雰囲気に呑まれたのか、つい酒がすすんでしまう。
そんなに飲んでないつもりが、部屋に帰ってそのまま倒れ寝てしまう。
昨日と一緒だけど、これまたイーネ!
注)そんなんなりながらも『大砲』2場まで書き換え完了。
9月14日(日)
いよいよ「カズクン×2」九州公演の終り。
おそらく最も出来の良い『生態系カズクン』。
長崎弁のご当地ならではの笑いも加わり、とても良い雰囲気。
そしておそらく最も出来の良い『カズクン、旅に出る』。
ノーミスではないけれど、常に集中して楽しめていた(役者が)と思う。
今日のトークは太陽族の岩崎さんと。
岩崎さんはトーク慣れしてるなぁ。
岩崎さんなりの見解で作品を切って、僕に質問して、観衆に提示する。
完全終演後には物販コーナーで戯曲と、待望の「旅に出るCD」販売が!
サクラ鳥の夫婦によるミニライブもあり、用意したCDは完売。
バラシも順調に終り、夜の22時からは大打上げ!
飛ぶ劇+長崎市文化振興課+昨年の「長崎カズクン」メンバー+舞台スタッフ、等による総勢約50名がひしめき合う思案橋の夜。
いやあ温かかったなあ長崎は。
長崎いいなあ、マジで。
また来たいなあ。
せっかく美味いお店見つけたし。
2次会から戻ったのは、確か2時半。
明日は車を運転して帰るのよ〜。
いやしかし気分良いやね。
そんな贅沢な「取り合えずのラスト」でした。