奮闘記・グラフィックカード増設編
2001年(平成13年)1月21日(日)晴れ

○計画編
 普段使ってるなら、オンボードのグラフィックチップ、インテル815で十分なんですが、雑誌についてるゲームの体験版で3Dゲームでもう少しなめらかなモーションつまり秒間フレーム数のアップ、高い解像度、安定した動作を常日頃から思っておりました。
 パソコン雑誌でグラフィックカードについて調べてみるといろいろな種類があって絞り切れませんでした。
グラフィックチップメーカー 有名なブランド 企業説明
S3 Savage2000 "S3TC"と呼ばれる独自の圧縮技術を使って、大きなサイズのテクスチャーを素早く描画する事ができるSavageシリーズ。DVDムービーの再生などにも最適化されている。コストパフォーマンスが非常に高く、お買い得感を求めるユーザーに人気が高い。
3dfx Voodoo3
Voodoo5
"Glide"と呼ばれる独自の3D描画システムを持ち、ほかのグラフィックチップとは違った方向で進化を続けてきたVoodooシリーズ。Glideで表示可能な発色数は16ビットカラーまで、という制限があるものの、フレーム数では他には負けない数値を叩き出している。
matrox MillenniumG450 古くから、2Dの画質のよさが好評で、固定ファンも多いとかいわれるmatoroxの最新チップ。2Dで培ってきた技術が3Dでもそのまま生かされており、画質のよさはピカイチ。一枚のボードでデュアルディスプレーが実現可能など、1風変わった特徴を持っている。
nVidia RIVA TNT
GeForce256
GeForce2MX
GeForce2GTS
GeForce2Pro
GeForce2Ultra
全チップ『RIVA TNT』シリーズで一躍注目を浴びるようになったnVidiaの最新グラフィックチップは、別名"GPU"と呼ばれている。現存するCPU以上の性能を持つと言われるほどの高性能ぶりは、まさに新世代のグラフィックチップである、といった感じか。
ATIテクノロジーズジャパン RADEON テレビチューナ機能とビデオキャプチャー機能が付いてる製品がある

参考資料 ログイン2000年4月号

でいろいろ迷ってきたけど、僕が買おうとした現時点では 3Dゲームをそんなにするわけではない。5万円も出して買うぐらいならPS2を買った方がマシとおもい、安くて性能がいい奴を調べたら GeForcMXがコストパフォーマンス、性能がちょうど良かったのでこれにすることにした。しかしこのチップを採用したグラフィックカードはたくさんあるのでいろいろ悩んだ。
DOS/VマガジンでLeadtek社のWinfast GeForce2 DH Pro
が一番いいと表彰されてたのでこれにすることにした。
○買い物編
 運良く、近くのアプライドでこのグラフィックカードをセールで1000円安く売ってたので自転車で買いに行くことにした。アプライドに入ると確かにいろんな会社のグラフィックカードがあった。しかしこの時どのカードを買えば良かったかうろ覚えだったので、もう一度DOS/Vマガジンを読もうと思い、また、家へ帰るには峠を越えないといけないので、面倒くさいと思い、アプライドの近くの本屋さんを捜した。
 けど見つからない・・・。
 九産大が近いというのに本屋が見つからず、香椎駅まで来てしまってようやく小さな本屋を見つけたが、その店にはDOS/Vマガジンがない・・・。ダイエーとその近くの本屋さんにDOS/Vマガジンを見つけたけど、すでに2月号が出ていて、読みたかった1月号が無かった。箱崎の九大の近くまで来るなら家に取りに帰った方がマシだったと思った。無念・・・。
 いったん家に戻り、その本を持ってアプライドに買いに行って、悩んだあげくLeadtek社のWinfast GeForce2 DH Pro
を買った。

 理由は

  1. ドライバーがユニークで多機能
  2. ヒートシンクが格好いい
  3. 使わないけど、デュアルディスプレイの性能がいいらしい
  4. やるかもしれないけど、クロックアップの設定や温度管理などクロックアップ環境がいい

チップの動作クロックは175MHz
ビデオメモリは166MHzでSDRAM

○取り付け編
 家に帰って箱を開けてみると、びっくり!DH PROじゃなく普通のMXのカードが入ってた。箱にはちゃんとDH PRO と明記してるのに関わらずだ、しかもカードの色は単純な緑色・・・。土色がかっこよかったので買ったのに、しかもS端子TV出力端子もなく、DOS/Vマガジンの掲載されていた同じカードとはとても思えない。アプライドに騙されたとおもい、返品しようかと思ったが、チラシには同じカードの写真が載っており、これに気付かずに買った自分が悪かったんだと、思ってあきらめた。(返しに行くのが面倒臭かっただけなんだけどね)
取り付けは簡単、AGPスロットにカードをブスッ!と刺すだけ。(ただ、AGPはデリケートなのでうまく刺さらないと動かない)
 その後、ディスプレイケーブルをカードの出力コネクタに取り付け電源オン。セーフモード程度の解像度と色で画面が表示された。そこでドライバーのインストール後再起動。そのあと設定すると元の解像度や色数で表示され元通り。しかしグラフィックカードの設定ツールが英語で使いにくかったので、Leadek社から日本語版のツールをダウンロード、相手のサーバが混んでいて2時間かかった。それでインストールし直したが、今度はうまくできずにハングアップの連続だった。あれやこれやで試行錯誤の末何とか、無事にインストールが終了し、ツールの日本語化に成功した。


 試しに以前までやってた3Dゲームを起動してみると、
やっぱり違う!なめらかでスムーズなアニメーションで、動作も軽い!
 3Dmarkのベンチを試してみると

グラフィックチップ ベンチ結果 値段
オンボード 782
GeForce2MX 4369 1万〜2万円
参考・GeForce2Ultra 6865 5万〜6万円
という、以前使っていたのより6倍の結果がでた。
以前は解像度640/480でまずまずだったが
今や1024/768で十分動く、たまにコマ送りになったりするけど(800/600だったらぶち軽く動く)

またGeFoce2のデモソフトExperienceがすごかった
いろんな3D機能を紹介するソフトで自分のマウスやカーソルで3D空間の中を歩いたり、動かしたりできた、PS2並の綺麗な画像だった。また3Dの勉強にもなった。

 戻る