店主のコラム |
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「携帯電話機種変更」 |
2012/03/20 |
暑さ寒さも彼岸まで、春分の日を迎え暖かくなることを期待するこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ところで昨年から、今年の3月末で携帯電話のMOVAサービスが終わり、FOMAへの取替えが必要となる旨の連絡が着ていましたので、昨日機種変更に行ってきました。
アナログ生まれ、アナログ育ちで、金太郎飴のようにどこを切ってもアナログしか出てこないパソコンオンチの小生としましては、理由はいまだに不明ながらも、携帯を変えないと通話ができなくなることだけはわかりますので、強力な助っ人たる我が家の二代目たちと一緒に販売店へ直行。
期限が3月末までとあってか、平日にもかかわらず来客数が多く、待ち時間の間にいろいろな機種の中からゆっくり選べたのですが、機種選びも契約の話もほとんど二代目まかせ。
おかげで、今まで愛用した物よりちょっとだけ大きめで進化した携帯を手にすることができました。
頼りになる二代目たちです。
その昔、ポケットベルが出たころは、えらく便利になったと思っていたのですが、今では携帯電話のおかげでどこにいても連絡が取れますし、以前の自動車電話のような大きさが嘘のように軽量化されていますので、出かけるときも財布は忘れても携帯だけはポケットに入っております。
最近では、スマートフォンなるパソコン並みの機能を備える機種が主流のようですが、どこまで進化し続けるものやら。
金太郎飴のアナログ人としては想像もつきません。
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「草取り」 |
2011/03/17 |
菜種梅雨の再来のおかげで雨の日が多いながらも、気温が上がってきましたこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
桃の花も満開となるにつれ、雑草の成長もやけに速くなってきましたが、先日より、今年初めて雨の合間を縫って草取りを敢行しました。
生命力あふれることを雑草のように生きると言うように、雑草の強いこと。
さすがに成長は遅いものの、冬の間に枯れることもなく、春に向けて体力温存に勤めていたものが、暖かくなるにつれ徐々に成長速度を増してきました。
広さの基準に出てくる東京ドームの数百分の一の面積と狭いのですが、「鉄は熱いうちに打て」と言うように、「草は小さいうちに取れ」と、一週間ほどかけて少しずつ除草に励んだおかげできれいになりました。
これでしばらくは草取りをしなくてすみそうです。
ただ、この年中無休の成長を遂げる雑草に比べて、人の目を楽しませる花の散るのが早いこと。
1か月ほど前に芽を出したヒヤシンスがつぼみをつけ始めていますが、花が咲くと共にこうべをたれ始め、放っておくとすぐ枯れてしまいます。
満開を迎える桃に続き、桜の花も今月末には咲き始めますが、それぞれ二週間ほどで散り始めてしまいます。
林芙美子風に言えば、「花の命は短くて、要らぬ草のみ多かりき」とでもなるのでしょうか。
植物の世界でも、憎まれっ子は世にはばかるようです。
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「発電所」 |
2012/03/09 |
梅が満開を過ぎ、桃の花も咲き始め、虫が飛び始めると共にクモも巣作りをはじめました。
このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
寒の戻りで、週明けから冷え込みそうな気配ですが、春はそのあたりまで来ているようです。
東日本大震災から1年が経とうとしています。
ガレキの保管場所など問題を残しつつも、着実に復旧作業は進んでいるようです。
福島第一原子力発電所でも放射能濃度が高く、人が入れない状態とはいえ、原子炉内に注水しながらの作業が続いています。
長期戦を余儀なくされる原発ですが、1年が過ぎ、いろいろなことが明らかになってきました。
対策会議での議事録が残されていなかったり、最悪のシナリオでは東京都が避難区域になったかもしれないことなどがありますが、今日の新聞報道によりますと、定期点検中だった4号機では、電源が失われたことにより、使用済み核燃料プールの水が熱で蒸発してなくなり、核燃料が露出して大量の放射能を放出する恐れがあったとありました。
ところが、事故の4日前に抜くはずだったウェルという部分の水が、工具の寸法違いのために工事が遅れ、たまたま張ったままにしてあり、その水がプールに流れ込み核燃料はほぼ無事で済んだそうです。
関係者によれば「神様がいるとしか言いようがない」とのことだそうです。
その昔、鎌倉時代の元寇襲来のときに、神風が吹いたとされる逸話を思い出してしまいました。
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「クマ」 |
2012/03/05 |
菜種梅雨でぐずついた天気が続きますこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この時期になりますと、マラソン、プロ野球オープン戦から、もうすぐ相撲も始まるしと、テレビでもスポーツ番組が増えてきますが、テレビと言えば、先日、野生のアメリカ黒熊の一年を撮影する特集がありました。
イギリスのカメラマンが、現地の熊の生態を研究する博士と共に撮影するものですが、身長は人と変わらないものの、体重は倍以上の巨体で、山では決して会いたくないような母親とその子どもが中心となっていました。
その熊は、現地の博士とは顔なじみらしく、驚かせないように「私だよ」と言いながらそばに行くと熊のほうから近づいて来て、博士の手からぶどうをもらいおいしそうに食べていました。
発信機の首輪をつける際も、麻酔銃で眠らせることもなく、食べ物で気をそらせつつ手早く装着していましたし、よほどの信頼関係があるものだと感心しながら見ていました。
4夜連続の放送でしたが、子熊がはぐれたり、親が育児放棄したりする中、博士とカメラマンとで、子どもの命を守ろうと奮闘したおかげで、元の親子関係に戻り、元気な親子熊が、森に帰っていく場面で終わりました。
4年前に制作された番組でしたので、現在は子熊も立派な大人になっていることでしょう。
ちなみに、博士への質問で、森で熊と遭遇したときの対処法を聞いてみたところ、熊のほうが驚いて逃げてしまうとのこと。
あちらさんも人間を怖がっているようです。
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「風邪2」 |
2012/02/27 |
2月もこの時期になりますと、さすがに春の気配が漂ってきますこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
1か月ほど前、軽めの風邪を引いたおかげで免疫ができたと喜んでおりましたが、先日、寒気がしたので体温を計ってみたところ、38度を越す熱。
夜中にまた熱が上がったのですが、フトンを多めにかけて早めに就寝したせいか、翌朝には熱も下がり、平熱となっておりました。
日ごろからの暴飲暴食の不摂生のおかげで体力があったものと思われます。
これで風邪も良くなり、めでたしめでたしとなるはずが…。
その後、熱は下がったものの、のどの痛みと共にせきが出始め、前回は鼻水でティッシュが手放せなかったのですが、今回はずっとマスクをはめたままで今日にいたっております。
1週間ほどになるのですが、扁桃腺は赤く炎症状態で痛みもあり、まだマスクは外せないようです。
それにしても、風邪わずらいの方が多いのか、やけにマスク姿の方を見かけます。
今日行った歯科医院では、全員がマスクをされていましたが、みなさん風邪かなと思いきやせきをする様子もないので、予防と衛生のためだったようです。
インフルエンザのピークが過ぎたとはいえ、もうしばらくは用心が必要です。
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「花」 |
2012/02/15 |
ぐずついた天気が続き、日が照らないおかげで寒い日が続きますこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日は、桜の開花予想が出されておりましたが、梅の開花に続き、桃の花も小さな蕾ができ始めました。
前回登場しました我が家のふきとうも、球根のような蕾から葉が捲れだし、おいしそうなふきのとうへと変貌しつつあります。
予定では30個ほどが芽を出すはずだったのですが、6個のままで増える様子もなく、どうやら、ふきのとう尽くしの料理は来年以降へ持ち越しとなりそうです。
ところで、東京大学の新学期が4月から9月へという提案が出されていましたが、九州大学をはじめとする国立大、私大問わず前向きに検討中だそうです。
海外の大学では入学が9月であり、国際化のためらしいのですが、現行のままでは高校卒業から半年間あくことになりますので、小、中、高校一斉に9月入学にとなるならまだしも、まだまだ紆余曲折がありそうです。
幼少のころより、「桜の咲くころ一年生」と耳にたこができるるくらい聞かされていたのも、「秋桜(コスモス)の咲くころ一年生」となるのでしょうか。
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「ふきのとう」 |
2012/01/31 |
寒気団が次々に到来するおかげで、春先の三寒四温ならぬ三寒四大寒と寒い日が続きますこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
数年前に自然発生した我が家のふきのとうは、この寒さにめげず芽を出し始めました。
十日ほど前から頭をのぞかせていたのですが、直径3センチほどを筆頭に6個ほどを確認したものの、花を開く様子もなく、皮をかぶったまま球根のようになっております。
どうも我が家のふきのとうは、おくてのようです。
それでも頭を少し出しかけた発展途上の芽もあり、これからが楽しみです。
希望的観測によれば、あと30個ほどが芽を出し、春先にはふきのとうづくしの料理が食べられる予定なのですが…。
子どものころの野菜嫌いが嘘のような昨今ですが、年を重ねるごと食の好みも変わっていくようです。
ところで、先日お初のふきのとうをいただき、刻んで味噌汁に入れて食しましたが、ふきの良い香りがしておいしくいただきました。
来週末は暖かくなりそうですが、しばらくするとフキが出てきて、ワラビ、たけのこ、タラの芽などがでてきます。
梅、桃などの花も咲き始めますが、花より団子。
春が待ち遠しいこのごろです。
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「風邪」 |
2012/01/21 |
過ごしやすい気温も今日で終わり、寒気団の影響で明日から気温も徐々に下がり、週明けから一気に冷え込む予想のこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
寒波が来るたびに完全武装で対処しておりましたが、先日とうとう風邪を引いてしまいました。
くしゃみ、鼻水、鼻詰まりの三拍子がそろい、ティッシュ片手に終日過ごしておりました。
それでも、せき、熱、のどの痛みからは免れ、六拍子がそろうこともなくすみましたが、鼻はムズムズするし、鼻水対策としてティッシュの詰め物をしていたおかげで、炎症を起こし、真っ赤なお鼻のトナカイさんとなっておりました。
二日目には症状も治まり今日に至っておりますが、これで免疫ができたので、今年の冬は風邪を引かないのではと、勝手に思っております。
そういえば、今朝の新聞にインフルエンザがはやりだしたと載っておりましたが、来週の今年一番の冷え込みに備え、風邪対策に万全を期していただきたいと思います。
帰宅時の手洗い、うがいはもちろんのこと、三度の食事を四度にし、夜の外出はなるべく控え、早めのご就寝。
冬眠前の熊よろしく、小生も体力温存に勤めたいと思います。
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「歯の治療」 |
2012/01/14 |
寒気団到来の寒さを経験すると、来週からの10度以上の最高気温が暖かそうに思えますこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
年末に歯の詰め物が取れたおかげで、年の初めから歯科医院のお世話になりましたが、「痛み出したら治療しましょう」と言われていた猶予つきの虫歯までシクシクしだし、とうとう治療開始の運びとなりました。
幼少のころより、この歯医者さんが苦手で、麻酔してからの治療のため痛みはないのですが、キーンというドリルの音に伴ない、ゴムの焼けるようなにおい、時折り当てられる風にズキンとする虫歯などなど…。
昔と違い、「ゴトゴトしますよ」、「水が出ますよ」、「風をかけます」と丁寧に言ってくれるのですが、所詮虫歯の治療なのは同じこと。
以前、麻酔をしない治療のとき、「痛かったら左手を上げてください」と言われ、痛くなったので手を上げたところ、「もう少しですよ」とやんわり却下され、そのまま治療を続行されたことがありました。
聞いてみただけ?と思いつつも、早めの終了でほっとしたことを覚えています。
昨日は神経治療のおかげで、2時間も椅子に座りっぱなし。
麻酔が切れてもそれほど痛みはなかったのですが、鈍痛があり、今日にいたっております。
まだしばらくはかかりそうで、気長にいこうと考えております。
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「休肺日」 |
2012/01/10 |
正月休みも終わり、普段の生活に戻ってきましたこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
しばらくは天気が続きそうな気配ですが、おかげで放射冷却現象とやらのせいで、朝方の冷え込みの厳しいこと。
水溜りに張った氷も、午後になってようやく溶け出すありさまで、冬真っ盛りです。
ところで、健康志向の昨今、飲酒される方々も、体のためにと休肝日をもうけて、週1日、ないし2日間酒を飲まない日にするという話を耳にしますが、喫煙者の肺を休める休肺日なることは、あまり聞いたことがありません。
想像するところの、ヤニで真っ黒になった肺を1週間に1度ほどの休肺日でどれほどの効果があるのか期待できませんが、禁煙が困難な小生としましては、曜日を決めて1度挑戦してみようと思います。
誰かと約束するわけでもなく、自分との約束ですので、嘘ついても針千本飲まされることもなく、気軽な気持ちで始められそうです。
これまで幾度となく禁煙に挑戦した身ではありますが、これまでの最長10か月ほどの禁煙に比べたら、一週間に一度くらいタバコを遠ざけた生活くらいなんのその。
喫煙者にとって、少々体調が悪くても、それこそ雨が降ろうが槍が降ろうが(こちらではあまり槍は降りませんが…)タバコは手放せません。
下戸の小生としましては、一生休肝日でも良いのですが…。
明日を休肺日にして、今.夜寝るが寝るまでニコチンを吸いまくりたいと思います。
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「謹賀新年」 |
2012/01/04 |
明けまして おめでとうございます
今年も よろしくお願い申し上げます
年末年始の過ごしやすさから一変し、寒波がやってきたおかげで、本日の最高温度も5度。
雪までちらつくほどの寒さで過ごしづらいこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
昨年ほどではありませんが、高速道路も渋滞していたようで、家に帰り着きホッとされている方も多いと思います。
これから2012年が始まります。
心新たに過ごしていきたいと思います。
ところで、私事ではありますが、年末に餅を食べすぎたおかげで、歯の詰め物が取れてしまいました。
歯科医院に電話したところ、正月休みに入ったばかりのようで、留守番電話から『1月○日からの診療開始になります』との空しい声が聞こえるだけ。
おかげで、餅なし雑煮で新年を迎えることとなりました。
毎年、正月は餅を食べて寝て、また餅を食べて寝て、と今ごろは餅太りしているところですが、今年は例年になくスリムな体型(?)を維持しております。
今日診療開始とあって、早速苦手な歯医者さんへ行ってきましたが、ほかの歯が痛み出しており、治療を要するとのこと。
しばらくは、餅はお預けのようです。
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「年末」 |
2011/12/31 |
先日の寒波に比べ、幾分か過ごしやすいこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
2011年も残すところあとわずかとなってしまいました。
今年は、アラブの春から始まったアフリカ北部での動乱、欧州では、ギリシャ、イタリア、スペインの債務危機。
2009年アメリカのサブプライム問題に端を発するリーマンショックから、大波小波が世界中を襲っているようです。
1,000兆円近い債務を抱える日本も国債が格下げされ、対岸の火事と高みの見物を決め込む余裕はなさそうです。
自然災害に目を向けると、タイの洪水がまだ尾を引いているようですが、3・11東日本大震災は世界中に衝撃を与えました。
原発から出た放射能のおかげで、水が引いて復旧作業をしてお仕舞いというものではなく、除染作業から復旧、復興までは長期戦を覚悟しなければなりません。
汚染された資材の置き場も決まっていませんし、原子炉を廃炉にするのに40年を要するそうですが、それでもひとつずつ問題を解決していくしか方法はありません。
一日も早い復興を願っております。
今年の大変な話の中、スポーツに関する明るい話題を二つほど。
何といっても、なでしこジャパンのワールドカップ優勝。
不規則な時間帯の放送にもめげず、ほとんどの試合をリアルタイムで見たおかげで、思い入れもひとしおでしたが、アメリカ戦では同点まで持ち込んでのPK戦勝利の瞬間、鳥肌が立ちました。
2014年の男子ワールドカップ戦では、なでしこに負けじとがんばってほしいものです。
相撲では、琴奨菊に続き、稀勢の里が大関になりました。
1月の初場所からこちらも楽しみです。
取りとめのないことを書き連ねましたが、来年はよい年になりますよう願いつつ、今年最後のコラムとさせていただきます。
今年も一年間のお付き合い、ありがとうございました。
来年がみなさまにとりまして、よい年でありますように。
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「つるし柿」 |
2011/12/08 |
季節の変わり目も早通り越し、真冬の様相を呈してきましたこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
早いもので、気がつけば(気づいてはおりましたが)今年も残すところ二十日あまり。
ちまたでは、クリスマスソングが流れ、忘年会だ、大掃除だ、と気ぜわしい毎日をお送りのことと思います。
忙しくても一日、ゆっくりしても一日なら、一日が25時間になるわけでもなし、年末に向けて穏やかに過ごしたいと願う昨今ですが…。
ところで、今年もつるし柿作りに精を出しました。
頂き物の渋柿十数個、丹精込めて皮をむき、丹精込めて熱湯につけ、重ならないように丹精込めてつるしたおかげで(皮むいて干しただけ)、真っ赤に色づき、柔らかなつるし柿が出来ました。
数日間天気が続いたので、一週間ほどで食べごろとなりましたが、子どもたちも食べないため、我が家の長老(小生)が、一人で食してしまいました。
これに味を占めて、渋柿を求めに行ったのですが、時期が遅かったために買いそびれてしまいました。
来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、笑われても来年は早めにつるし柿を作ろうと思っております。
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「鹿北まつり」 |
2011/11/24 |
えらく冷え込んだと思っていたら、今朝の最低温度は6度。
明日は1度まで下がるそうで、寒がりの小生としましては、数日前より下半身の守護神スパッツのお世話になっております。
立冬を過ぎ、冬の気配が濃厚になりましたこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ところで先日、車で15分ほどのところで開催された鹿北まつりに行って来ました。
丸木トライアスロン大会、チェーンソーアート実演、農産物のセリ、演劇の催しのほか、商店会の出店もあり、大勢の人でにぎわっていました。
おいしそうなにおいに誘われて、饅頭、焼きしいたけ等を食してきましたが、ほかにもうどん、焼き鳥、おでん、牛の煮込み、カレー、昔懐かしきポンポン菓子の実演など、開催場所の中学校グラウンドは、巨大な食事どころと化しておりました。
農産物売り場では、野菜を買い求めてきたのですが、50センチほどのひょろっと長いかぼちゃ、30センチほどのズッキーニ、店頭に並ぶより倍はありそうな5キロの白菜、大ぶりのキャベツ、大根足より大きい本物の大根など、立派なものばかり。
連日食卓に上るのですが、大きいから大味ということはなく、新鮮で甘みもあり、さすがに地元の方が丹精込めて作られたものだと、感謝しながらいただいております。
当分は八百屋さんのお世話にならずに済みそうです。
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「サル」 |
2011/11/19 |
TPP(環太平洋経済連携協定)、オーストラリアの米軍駐留などの問題で、米中関係が冷え込むとともに、こちらでも気温が下がってきましたこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
多忙のために、前回のコラムから少々間があいてしまいましたが、この一月、色々なことことがありました。
欧州ではギリシャに続き、イタリア、スペインまでもが国単位での経済危機に陥っています。
国内を見ても、福島原発、沖縄の普天間基地問題が未解決というのに、TPPの話し合いに日本が参加するかどうかだけで揉めています。
費税引き上げも含め、与党内だけでも意見の合わない現状に、政府トップも頭の痛いことだと思います。
ところで、先日福岡へ行きました折に、市の郊外に住む方からサルの話を聞きました。
山手に居を構えるお宅のためサルを見かけるという話は聞いたことはあったのですが、訪問した当日の朝のこと、犬が吼えるので玄関を出てみると大きなサルが2匹、庭に植えた野菜を取ろうとする場面に出くわしたそうです。
距離にして数メートル、ご主人が棒を持って現れるまで、そのサルたちは威嚇しながら野菜を取ろうとしていたとのこと。
食べ物がなくなる冬場に備え、人里まで降りてきたものと思われますが、動物園でエサをねだる様子はかわいいものの、間近で威嚇しながらの野生ザルのエサ取りには、あまり出くわしたくないものです。
山鹿では「イノシシとの遭遇」は耳にしたことがありますが(小生も一度経験あり)、「サルを見た」とは聞きおよびがありません。
ところ変われば品とともに、出没動物も変わるようです。
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「ねんりんピック」 |
2011/10/19 |
今朝方はえらく冷え込んできまして、最低温度も9度、とこの秋はじめて吐く息が白くなりました。
寒くなりました晩秋のこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日より熊本では60歳以上の方が参加できるスポーツと文化の祭典、第24回全国健康福祉際「ねんりんピック2011熊本」、平たく言えば、60歳以上の方の頭と体の運動会が開催されました。
マラソン、サッカー、卓球などのスポーツから、囲碁、将棋まで24の種類で全国のご高齢の猛者たちが競い合うものです。
試合会場も県下各地に散らばり、地元山鹿では太極拳の大会がありましたが、身内が出場するため応援に行ってきました。
中国の紀行番組で見たことのある、公園での太極拳のようにゆったりした動きの中、7人が息を揃えて演じる様は、感動さえ覚えました。
わずか3分ほどの演技に、北海道から沖縄まで各県から1チームずつの参加でしたが、地元開催の特典としてか、山鹿のチームも熊本県代表プラスワンとして特別参加。
他県のチームは60歳代とお若い(?)世代の中、全員80歳代で最高齢の山鹿チームでしたが、見事な演技で、親類知人の分を差し引いても当日一番の拍手の多さでした。
演技終了後に5人の審判が点数をつけていましたが、あれだけの拍手にしては点数が伸びず、結果は…。
身内の欲目絡みながら、10点満点でよかったのに…。
それにしても全国のご高齢のお元気なこと、健康自慢のような大会でした。
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「フランス料理」 |
2011/10/13 |
秋の味覚が店頭に並び、食欲の秋真っ盛りのこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
食料自給率が40%に届かない現状に、大食漢としては少々不安な日々を過ごしておりますが、食べものの思い出で、一度フランス料理のフルコースなるものを食したことがあります。
若かりしころのこと、テレビや雑誌でしかお目にかかることのないフランス料理に憧れ、10テーブルほどのこじんまりとしたお店に予約。
身にそぐわないほどの上品な雰囲気の中、前菜、スープから始まるのですが、盛り付けは、さすがにフランス料理と思うものの、量の少ないこと。
前菜もスープも大盛りにしてくれたらと思ったものです。
周りのテーブルで静かな食事が進むのに比べ、「これはおいしい」、「初めて食べた」と自分たちの席だけがにぎやかでした。
メインディッシュの肉も柔らかくおいしかったことと、やっぱり満腹には程遠かったことだけを覚えております。
教訓として、フランス料理は腹を満たすものではなく、雰囲気を食べるものだとわかりました。
それにしても、フランスの人たちはみなさん上品に、それも少量の食事をしているのかと不思議に思ったものです。
それ以来、フランス料理を食する機会もありませんが、フルコースより一膳飯屋の方が性に合っているようです。
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