2004年7月
21日(水) |
天 候 | はれ | 水 温 | 29℃ |
場 所 | ケラマ・マジャ |
今年の通算 | 50本目 | |
潜水時間 | 75分 | 最大水深 | 8.5m |
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見たもの | ・スカシテンジクダイ、ハゼの仲間、ノコギリダイyg.、ハナビラクマノミ、ヨスジフエダイほか ・イソギンチャクモエビ、オトヒメエビ、カンザシヤドカリほか ・クロボウズ、ヒョウモンツバメガイ、ニシキツバメガイほか |
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ひ と こ と | 夕方には飛行機に乗らなければならないため、ケラマ最後のダイビングは、ごく浅いところにしました。当初前浜に行ったのですが、スカシテンジクダイがついていないということで、阿嘉港をはさんで反対側のマジャというところに行きました。 エントリーして砂地の移動になったのですが、目に入ってきたのはクロボウズやニシキツバメガイなどの砂地に棲むウミウシたちでした。ものすごい数で、まさに「ウジャウジャいる」という表現がぴったりでした。これだけいると焦ることなく充分に吟味してから写すことができます。 砂地に点在する小さな根にはスカシテンジクダイのほかノコギリダイやヨスジフエダイ、スズメダイなどの子どもがたくさん住んでいました。オアシスまたはゆりかごになっているのでしょう。 まったくストレスを感じることなくのんびりと楽しむことができました。 |
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20日(火) |
天 候 | はれ | 水 温 | 28〜29℃ |
場 所 | ケラマ・@アリガーA東牛Bマチャン |
今年の通算 | 47〜49本目 | |
潜水時間 | @51分A64分A64分 | 最大水深 | @24.7mA23.4mA17.9m |
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見たもの | ・チンアナゴ、ニシキテグリ、ネズッポの仲間、ベニハゼの仲間、オキナワベニハゼ、スミレナガハナダイ、ツバメタナバタウオ、アカヒメジ、ヒトスジギンポ、イソギンポの仲間、キンメモドキ、スカシテンジクダイ、テンジクダイの仲間、ネッタイミノカサゴ、ダルマガレイの仲間、ウミシダウバウオほか ・テナガエビの仲間、オトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、ベンテンコモンエビ、ソリハシコモンエビ、ナデシコカクレエビ、リュウキュウウミシダエビ、オシャレカクレエビほか ・シラナミイロウミウシ、イロウミウシの仲間、ソライロイボウミウシほか |
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ひ と こ と | 1本めはアリガーに行きました。ここは深いほうの根がおもしろいので潜っておきたいポイントのひとつです。今回もベンテンコモンエビやナデシコカクレエビ、ハネガヤについたテナガエビの仲間などおもしろいものを見ることができました。特に、根の周囲にいるチンアナゴはダイバーに慣れているのか近くまで寄らせてくれました。毎年のようにここで潜っているくせに今年はじめて気がつきました。我ながら迂闊(うかつ)です。また浅いところではウミシダウバウオが割と高い確率で見れました。 2本めは東牛(アガリウシ)へ。ここには久しぶりに潜りました。浅場のテーブルサンゴはほぼ全滅に近いような状態で、その死んだミドリイシにデバスズメダイが棲息していて、何だか痛々しい印象を受けました。やはりオニヒトデの被害なのでしょうか。総体的に生きものの種類・数が少なくなっているように感じたところです。ただしかし、大規模なエダサンゴの群落は生き残っていて、チョウチョウウオやスズメダイの仲間がその上を泳ぎまわっていました。そこにはスミレナガハナダイもいて、こんなに浅いのに何故だと思ったところです。また、ちょっと深場にはニシキテグリもいました。ぜひ写真を撮りたかったのですが、チョコチョコと動き回ってピントが合わず、かつサンゴの枝の奥だったのでストロボの光も届かなかったのであきらめ、見るだけにしました。粘っていれば出てきたかもしれませんが、あいにくそのようなことは、私にはできないのです。 3本めはマチャン。岩の割れ目にものすごい数のキンメモドキの群れがいるところです。マクロしか持って行かなかったので群れの撮影はあきらめましたけれども、光の具合などによってはいいワイド系の写真ができあがるだろうと思います。また海底から水面を見上げるとカマスとかカスミアジなども見れるところですが、今回は残念ながらいませんでした。例年ここではおもしろいウミウシの仲間を見ます(昨年はコンシボリガイ)。今年は地味な色合いのイロウミウシの仲間がいました。 |
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19日(月) |
天 候 | はれ | 水 温 | 28〜31℃ |
場 所 | ケラマ・@海人A新田B慶留間東 |
今年の通算 | 44〜46本目 | |
潜水時間 | @56分A68分A65分 | 最大水深 | @26.2mA14.0mA13.7m |
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見たもの | ・カスミアジ、キリンミノカサゴ、ハチマキダテハゼ、オトメハゼ、スカシテンジクダイ、テンジクダイの仲間yg.、キンメモドキ、トウアカクマノミ、ミヤケテグリ、ネズッポの仲間、ツバメタナバタウオ、シモフリタナバタウオ、イソギンポの仲間いろいろ、ハマフエフキ、クレナイニセスズメ、グルクン、アオブダイ、テンジクダイの仲間ほか ・アカホシカクレエビsp.、ウミウシカクレエビ、オシャレカクレエビ、サンゴモエビの仲間、モンハナシャコ、カクレエビの仲間、モエビの仲間、ショウグンエビ、サラサエビの仲間、ゴシキエビyg.、イソバナガニ、クモガニの仲間、ソメンヤドカリほか ・ヒオドシユビウミウシ、コナユキツバメガイ、ミノウミウシの仲間ほか ・カメ、ワモンダコ、コブシメの卵(ハッチアウト後)、ヒラムシほか |
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ひ と こ と | 1本めは海人(ウミンチュ)でした。ここはトウアカクマノミで有名ですけれども、個人的には広い真っ白な砂地の上を漂っていく感じが好きです。またそこに棲息している小さな生きものもおもしろいと思います。ここは、個人的にケラマでは外せないポイントになっています。今回は、マンジュウイシモチのように体高のあるテンジクダイの仲間の子ども(ナマコについていた)やキレイなウミウシカクレエビがおもしろかったですね。またエサを探しにきたのか、浅いところの根の周りをカスミアジがゆっくりと通っていったことも記憶に残っています。 2本めはイジャカジャ経由(マンタ探し)で新田(ニタ)へ。ここは昨年あこがれのキンチャクガニを見つけたところです。今回もそうするか聞かれましたが、さすがに今回は遠慮して、他の人たちとほぼ同じ行動をすることにしました。もちろん移動中に手ごろな石があればめくりましたが、サンゴモエビの仲間がいた程度でした。イソギンポの仲間がたくさんいておもしろかったですけれども、ここで一番印象的だったのは、ヒオドシユビウミウシの泳ぐシーンを見ることができたということです。魚みたいにして泳ぎました。図鑑などで情報としては知ってはいましたが、もちろん見たのははじめてです。 3本めはいよいよナイトへ。ポイントは慶留間東(ゲルマヒガシ)。エビカニの仲間やウミウシの仲間に期待が高まります。エビカニの仲間は予想以上にたくさん見ることができましたけれども、ウミウシの仲間は自力では見つけることができませんでした。ちょっと残念です。しかし一番残念に感じたのは、ミミイカを見れなかったことです。ガイドのススムが見つけたとのことでした。しかし僕らは放し飼い状態だったのでそれを見逃しました。自分でも探していただけに残念です。後でそのことを聞き、「明日もナイトに行く」などと口走ってしまいましたが、そうすると宴会の時間がなくなるので、これは来年に取っておくことちし、それまでに修行を積んでおきたいと思います。 |
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18日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 29℃ |
場 所 | ケラマ・@タートルタウンA後原Bブツブツサンゴ |
今年の通算 | 41〜43本目 | |
潜水時間 | @61分A59分A58分 | 最大水深 | @16.4mA19.5mA21.0m |
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見たもの | ・サザナミフグ、クロユリハゼの仲間、クビアカハゼ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、フタイロカエルウオ、テンクロスジギンポ、アオギハゼ、オトメハゼ、スカシテンジクダイ、アカヒメジ、ケラマハナダイほか ・ナマコマルガザミ、オシャレカクレエビ、リュウキュウウミシダエビ、イソギンチャクモエビほか ・ミゾレウミウシ、クロスジリュウグウウミウシ、イロウミウシの仲間ほか ・ワモンダコ、サザナミガイほか |
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ひ と こ と | 前日のダイビングは疲れたので、この日からは比較的楽なところに行くことにしました。 1本めはタートルタウン。前日に引き続きマンタがいないか確認した後のエントリーとなりました。今年はプランクトンが少ないのとで、見れないかもしれないということでした。まあいいや。ここでは自分たちだけ「自由行動」となりました。ほんとうは石やサンゴのガレキをひっくり返していたかったのだけど、ここはモンガラがいるのでやめました。ブルーのクロユリハゼの仲間がいたのですが、微妙な距離を保ち、なかなかいい写真を取らせてもらえませんでした。 2本めは後原(クシバル)へ。オニヒトデ被害がひどいので最近行ってなかったとのこと。確かにサンゴは見る影もありませんでしたが、砂地にポツンとある小さな根にはスカシテンジクダイの群れが、またそこからほど近い根にはカクレクマノミがいたのは以前と変わっていませんでした。ここでは、個人的にフリソデエビを探してみましたが、残念ながら見つけられませんでした。まあいいリラックスタイムだったといえます。 3本めはブツブツサンゴ。アダン下の予定が、船が多かったため変更したものです。このポイントはテーブルサンゴが比較的元気で、浅いところはきれいでした。ワイド系でも耐えられるような印象を受けました。聞くところによると、ここら辺りのポイントでは、ケラマのダイビングサービスが暇なときにオニヒトデの駆除を行っているとのことでした。ところで、オニヒトデは戦前には見かけなかったということで、アメリカ軍が連れてきたんじゃないかという説も地元の人から聞きました。興味ある意見です。 |
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17日(土) |
天 候 | はれ/スコール | 水 温 | 28〜29℃ |
場 所 | ケラマ・@下曽根A久場北Bくじら岩 |
今年の通算 | 38〜40本目 | |
潜水時間 | @45分A62分A43分 | 最大水深 | @20.0mA18.6mA21.3m |
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見たもの | ・マンタ、メジロザメ、イソマグロ、カスミアジ、グルクン、ウメイロモドキ、タテジマキンチャクダイ、ニシキヤッコ、サザナミヤッコ、コクテンフグ、テンクロスジギンポ、ヘラヤガラ、ミナミハタンポほか ・アカホシカニダマシほか ・タテヒダイボウミウシほか ・コブシメほか |
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ひ と こ と | 1本めは下曽根(シモゾネ)です。昨年はついに行けずじまいだったので、着いた早々に行けるとはラッキーです。波があるということだったので、漁師の子孫のくせに船に弱い私としては、念のために酔い止めの薬を飲んでいったところです。おかげで何とか持ちこたえることができました。海の中は流れがなく、中層を漂いながらグルクンの群れに突っ込むメジロザメやイソマグロ、カスミアジを眺めたり、遠くを通り過ぎるマンタを見たり、なかなか楽しむことができました。 2本めはイジャカジャ周辺でマンタを探したけれどもいなかったので久場北(クバキタ)へ。ここはオニヒトデの被害は少ないということで、浅場のサンゴは比較的元気でした。ただ海水温の高いのがちょっと気になりました。いつもならここではコエビ類やウミウシ、ハゼなどの小さな生きものを見つけて回るのですが、何しろマンタ狙いなのでワイドしか持ってきていません。そうすると不思議なもので目もワイド系になってしまい、そういう小さなものは視界に入ってきませんでした。 3本めも大物狙いでくじら岩へ。ここは昨年ジンベイザメが見れたというポイントで、ひそかに期待するところがありました。根の周囲は流れが激しすぎて回遊魚は外側に行ったようで、根つきの魚しか見れませんでした。何気なくハタゴイソギンチャクを覗いたら、割と大きいアカホシカニダマシが2匹いたので、人に教えたりしていたのですが、ガマンできなくなって20mmで撮ってしまいました。帰りは船上で大スコールに遭遇したり、夜は「アカ・ゲルマ祭り」を見に行ったりと、めまぐるしい一日で疲れました。 |
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16日(金) |
天 候 | はれ | 水 温 | 29℃ |
場 所 | ケラマ・男岩 |
今年の通算 | 37本目 | |
潜水時間 | 55分 | 最大水深 | 20.4m |
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見たもの | ・カスミアジ、フエフキダイ、グルクン、イソギンポの仲間、ツノダシ、チョウチョウウオの仲間たくさん、アオヤガラ、イソギンポの仲間いくつか、ハタタテハゼ、ウルマカサゴほか ・リュウキュウウミシダエビ、ヒトデヤドリエビ、サンゴガニの仲間ほか ・コイボウミウシ、ソライロイボウミウシ |
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ひ と こ と | ちょうど1年ぶりのケラマです。 前日の夜まで仕事をした後、バタバタと荷造りをして家を出たので何か忘れ物をしたような気がしてならなかったのですが、幸いなことに傷は小さくてすみました。何事も余裕をもって準備に取りかかりたいものです。 さて1本めは男岩(ウガン)です。いつもはクイーンザマミの上からこの岩にあいさつをするのですが、今回は港の直前まで熟睡していて見逃したのでちょうどよかった。 多少流れがあったので沖の根までは行けませんでしたけれども、辰の口と違いカラフルな魚に少々とまどいを感じつつ楽しむことができました。 浅いところではキビナゴの群れが乱舞していたのですが、大物の捕食シーンは見ることができませんでした。 まあ自分自身のチェックを兼ねたケラマでの1本めとしては、そんなに悪くない感じでした。 |
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10日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 24℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 35・36本目 | |
潜水時間 | @77分A103分 | 最大水深 | @23.4mA26.8m |
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見たもの | ・タツノイトコ、イシヨウジ、ハオコゼ、サツマカサゴyg.、オニカサゴyg.、オニオコゼ、ワニゴチ、コロダイ、イサキ、オニハゼ、ベニハゼの仲間、カゴカキダイ、チョウチョウウオ、スズメダイの仲間、ハコフグ、ダルマガカレイの仲間ほか ・ナガレモエビ、ホンカクレエビ属の一種、アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、キミシグレカクレエビ、オトヒメエビ、キンチャクガニの仲間、クモガニの仲間、コブシガニの仲間、オウギガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・サガミイロウミウシ、シラヒメウミウシ、リュウモンイロウモウシ、フジナミウミウシyg.、メリベウミウシyg.、シロウミウシ、アオウミウシほか ・ヒメイカ、コウイカの仲間、マダコ、ユキミノガイの仲間、タカラガイの仲間、カニハサミイソギンチャクほか |
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ひ と こ と | Earth Aidというイベント、早い話が辰の口の海岸清掃だったのですが、これに間に合うようにと思い、早めに家を出ました。僕らが着いたころは半分ぐらい済んでたかな。しかしゴミはあまりなかったですね。わりと時間があるので2本潜ってみようということになりました。 1本めは灯台一周で、久しぶりの外回りコース。ここは、たまにおもしろい生きものがいるので捨てがたいコースです。今日はフジナミウミウシぐらいでした。まだ小さかったですが、辰の口もやっと夏になったか、という印象を受けました。砂地のシマキッカイソギンチャクの近くでは甲羅が縦に長いカニの仲間がいました。写真を見てみないと何だかさっぱりわかりません。そんなこんなでコースの3/4ですでにフィルムがあと4カットしか残っていなかったので、後は節約して、割ときれいなユキミノガイの仲間がいても、眺めるだけでした。こういうときはデジカメがうらやましいと思いますね。 2本めは砂地からカキ殻のところです。途中ヤナギウミエラにオドリカクレエビの小さいのがついていました。しばらく進んでムラサキハナギンチャクのところでは、オドリカクレエビの大きなメスとホンカクレエビ属の一種が仲良く?一緒にいて、カワハギなどがクリーニングしてもらっていました。縄張り争いはしないのか不思議に思ったところです。そこからカキ殻のところに向かいましたが、しばらく前のようなニギヤカさはなく、シャッターを押す機会もなかったですね。けっこう長めの減圧停止が必要だったので、浅いところで遊ぶことにしました。1本めと違い、この時点で20数枚フィルムが残っていて、多少困ったな、と思ったところです。減圧停止も完了し、フィルムもあと10枚ほどになったので上がりかけたとき、何気なく石をめくったら、ハサミ足にイソギンチャクを持った、キンチャクガニみたいなカニがいました。写真ができてみないとわかりませんが、小さな、地味めのヤツでした。カニも見つかってびっくりしたでしょうが、こっちもびっくりして声を上げながらフィルムの残り数枚を使い切ってしまったところです。このときもデジカメがうらやましく思いました(当分買わないけど)。 来週はケラマです。毎年のことながら楽しみです。 |
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3日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 24℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 33・34本目 | |
潜水時間 | @67分A86分 | 最大水深 | @19.8mA26.8m |
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見たもの | ・タツノイトコ、チョウチョウウオ、ゲンロクダイ、カサゴ目の一種、ハナオコゼ、オキナワハゼ、ベニハゼの仲間、オキナワベニハゼ、オニハゼ、イソハゼの仲間、ハオコゼyg.、スズメダイの仲間アオサハギyg.、ササウシノシタ科の一種、アカエイ、トビエイほか ・ホンカクレエビ属の一種、ヒラツノモエビ属の一種、オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、スジエビモドキ、オトヒメエビ、ゼブラガニ、ヤドカリの仲間、ヒメオオメアミ、ヨコエビの仲間ほか ・ヒラミルミドリガイ、ゴクラクミドリガイ科の一種、ムラサキシボリウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、シラユキウミウシ、シラヒメウミウシほか ・ヒメイカ、イカの子ども、マダコ、ハナガサクラゲ、ユキミノガイの仲間、ウミケムシほか |
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ひ と こ と | 新しいブキ(私のではない)の進水式を記念して、2本潜ってきました。浸水式にならなくてよかったと思います。 1本めは軽く灯台一周、2本目はカキ殻の深場に行ってみました。満潮のときなら2本ともけっこう水深ががあるのですが、潮が引いていたのでそんなに大したことはありませんでした。 全体的な印象として、魚の動きが活発で、クマノミを含むスズメダイの仲間は卵を守っていて攻撃的になっているし、いろんなハゼの仲間も色気づいてキレイになっています。辰の口の魚が最も華やぐ季節といえるでしょう。 灯台一周ではコロダイやメジナ、カゴカキダイの群れが楽しめました。またきわめて複雑な形をした眼の皮弁を持ったコチの仲間やウシノシタの仲間がいたので、何枚か写真を撮っておきました。いずれも名前がわからないので、現像が上がってから確認したいと思います。 カキ殻でのコースで印象に残っているのは、深場では異常に多いオトヒメエビ、浅いところでは孵化直前でお腹がパンパンにふくれたタツノイトコのオス、それからヒラツノモエビの一種やトビエイでしょうか。特にトビエイは出会い頭でカメラを構えるヒマもなかったので残念です。次にチャンスがあれば写したいと思います(マクロレンズで)。 接近中の台風の影響は、昼間はほとんど感じなかったのですが、2本めを上がるころ(4時ごろ)には少し風、波がでてきていまいた。早々に日曜日を断念したところです。 |
2004年6月
19日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 23℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 32本目 | |
潜水時間 | 81分 | 最大水深 | 17.9m |
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見たもの | ・メジナ、コロダイ、イサキ、オニハゼ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ベニハゼの仲間、オニオコゼ、ミノカサゴyg.、ワニゴチ、カゴカキダイ、スズメダイの仲間、ハコフグ、カレイ科の一種ほか ・アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、テッポウエビの仲間、クモガニの仲間、キモガニ、オウギガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・サガミイロウミウシ、シラユキウミウシ、シラヒメウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシほか ・マダコ、ユキミノガイの仲間、タカラガイの仲間、ベニキヌヅツミガイの仲間、ウミギクガイ、イソギンチャクの仲間、オトヒメゴカイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 今度の台風は、こっちには来ないと思ってはいました。論理的に説明はできません。まあ先祖代々漁師の家系に生まれた者に脈々と流れているDNAがそう思わせているのでしょう(笑)。現地に着いたらまったく波はなく、しかも潮も止まっていたので楽勝でした。 今日は久しぶりの人もいたので、そのリフレッシュを兼ねて灯台一周にしました。何かあったら灯台方向に逃げられるからね。透明度は思ったほど悪くなく、また久しぶりの人も思ったより落ち着いていたようなので安心しました。 割れ岩のあたりまでは、カゴカキダイ、メジナ、コロダイやイサキなど魚の群れが多く、こんなことならワイド系のレンズにすればよかったと少し思いもしたほどです。 そこを過ぎると、キンギョハナダイものんびりと泳いでいるなどほとんど流れがない状態だったので、こっちものんびりとしてワニゴチの目やあっちこっちにいるアカホシカクレエビなどを写していたところです。それから、はじめて見るベニハゼの仲間がいたので数カット撮りました。現像後が楽しみです(ただしちゃんと写っていればですが)。 その後クモガニの仲間(モクズショイだと思うのですが、どうも自信がありませんので)を見たり、タコとアイコンタクトをとったりして、最後はホンダワラの林に突っ込んでユキミノガイの仲間の踊りを楽しんでから上がりました。この貝は、初めて実際に見たのは奄美大島だったのですが、昨年、偶然辰の口で出会ったものです。いそうな場所がだいたいわかったので、最近では、その貝の踊りを楽しんでから上がることが多くなりました(ただし忘れていなければ、です。)。 |
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13日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 23℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 31本目 | |
潜水時間 | 84分 | 最大水深 | 25.6m |
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見たもの | ・タツノイトコ、イシヨウジ♂、チョウチョウウオ、ゲンロクダイ、キンチャクダイyg.、ササハゼ、オニハゼ、ミジンベニハゼ、イソハゼの仲間、ハオコゼyg.、ハナミノカサゴyg.、スズメダイの仲間、ミノカサゴ、アオサハギyg.、ヒラメ、ダルマガレイの仲間ほか ・ホンカクレエビ属の一種、モエビの仲間、オドリカクレエビ、イソスジエビ、テッポウエビの仲間、ゼブラガニ、クモガニの仲間、オウギガニの仲間、コブシガニの仲間、ヤドカリの仲間ほか ・ヒラミルミドリガイ、ネズミウミウシ?、ムラサキシボリウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、サラサウミウシ、コイボウミウシほか ・ヒメイカ、アオリイカの卵、スナダコ、マダコ、コフジガイの仲間、タカラガイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 砂地〜カキ殻〜砂地でした。レギュとBCの調子が悪く(レギュは1stステージに傷が入っているようでエアが少しずつ漏れ、BCは吸気ボタンのバネが引っかかって戻らなくなった)、レギュは潜った後OHに出しました。ケラマに間に合うかどうか。BCは自分で分解整備します。 今日は雲ひとつない快晴で、また水温が上がっていて、流れもなく、しかも行き返りは砂地だったのでのんびりと気持ちよく潜れました。 エントリーしてすぐ、クモガニの仲間がいました。以前にも何度か見たことがありますけれども名前を思い出せません。砂地ではホタテウミヘビがエサを探してウロウロしていたり、ササハゼやタツノイトコがペアでいたり、ミジンベニハゼは空き缶の中にひとりでいたり、いろいろでした。 カキ殻の根はあまり先まで行かずに手前のほうだけで、アオウミウシとゼブラガニが目立った程度でした。帰りがけは海藻のところでハオコゼの子ども(たぶん)やホンカクレエビ属の一種、ヒメイカなどのほか、はじめて見るモエビの仲間(たぶん)がいました。 浅くなってから、先週に引き続きヨコジマキセワタガイがいないか探してみましたが、見ることはできませんでした。これも一年に一回かな。イシヨウジ♂が単独でホンダワラに引っかかっていました。なぜ♂だとわかったかのか。そうです。♀が卵を産み付けられるように、腹部が平べったくなっていたからです。それからヤドカリの仲間を探してみました。いろいろ面白そうなものがいたのですが、写真にするのはかなり難しいです。一応写しましたが、たぶんすべて使いもんにはならないと思います。 来週は、今のところ土・日とも行くでしょうよ。 |
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5日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 22℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 29・30本目 | |
潜水時間 | @70分A77分 | 最大水深 | @19.5mA24.4m |
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見たもの | ・アオヤガラyg、イシダイ、メジナ、コロダイ(大)、アジyg、イサキ、オニハゼ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ミノカサゴyg.、スズメダイの仲間、ギンポ、トビウオの子ども、キビナゴ、ヒラメ、ダルマガレイの仲間ほか ・ホンカクレエビ属の一種、オドリカクレエビ、イソスジエビ、スジエビモドキ、テッポウエビの仲間、オトヒメエビ、ゼブラガニ、キモガニ、アケウス、ワタクズガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・ヨコジマキセワタガイ、アワシマオトメウモウシ、サガミイロウミウシ、ムラサキシボリウミウシ、アラリウミウシ、シラヒメウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシほか ・ヒメイカ、イカの子ども、マダコ、ハナガサクラゲ、ユキミノガイの仲間、タカラガイの仲間、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 久々の快晴で、気持ちよく2本です。 1本めは灯台一周で、少しバリエーションを取り入れました。流れがあったのでイシダイやメジナ(クロ)などが多かったです。また群れではアジやキビナゴ、クロサギなどがいました。ほか印象に残っているのは卵を守っているスズメダイに近づきすぎて噛まれたこと、それから上がる直前に見たイカの子ども(5mmぐらい)と踊るユキミノガイの仲間です。 2本めはカキ殻〜砂地でした。カキ殻のある根についた途端、イサキの群れに取り囲まれ、ちょっと深いところではフジイロ、シロ、アオのウミウシが群れていました。産卵行動でしょうか。砂地では、小さいスナイソギンチャクのところにでかいコロダイが気持ちよさそうにホバリングしていたので近寄ったら、ホンカクレエビ属の一種にクリーニングしてもらっていました。このエビがクリーニングするところは、はじめて見たような気がします。あと印象に残ったのはアワシマオトメウミウシをかなり久しぶりに見たこと、一年ぶりに見たヨコジマキセワタガイの移動の様子がなかなかおもしろかったことです。 2本通していえるのは、海のなかが非常ににぎやかになってきたということ。種類と数が格段に増え、動きが活発になってきました。また、スズメダイの仲間やハゼの仲間、テンジクダイの仲間、一部のウミウシの仲間などは、繁殖のシーズンを迎えており、色彩的にも鮮やかになっているのもいるし、また卵を守るいろんな行動も見れて、おもしろいシーズンに突入した、ということができるでしょう。 |
2004年5月
22日(土) |
天 候 | くもり/はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 28本目 | |
潜水時間 | 68分 | 最大水深 | 21.3m |
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見たもの | ・イシダイ、コロダイ(大)、アジyg.、メバルyg.、イシモチの仲間、ネズッポの仲間、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ミノカサゴ、サツマカサゴ、ハリセンボン、ヒラメほか ・サラサエビ、オドリカクレエビ、イソスジエビ、テッポウエビの仲間、ケブカガニの仲間、コブシガニの仲間、ヤドカリの仲間ほか ・クロヘリアメフラシ、ゴマフビロードウミウシ、ムラサキシボリウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシほか ・スナダコ、マダコ、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 灯台を一周してみました。今日からウェットにし、かつ引き潮だったので楽勝でした。水温も深場では「ちょっと冷たいかな」と思ったぐらいで、そんなにストレスは感じなかったですね。これでようやくドライとはオサラバです。 透明度は「いつもの辰の口」でしたが、少なくとも先週よりはマシになってました。 浅いところでは小アジやネンブツダイが集団で浮かんでいます。また浅いところにはカエルウオやシマギンポ、ナベカの子供たちなどがたくさん出てきていて、にぎやかです。 ちょっと深いところではイシダイやコロダイ、オオモンハタなどのけっこう大きいのがホバリングしていました。ウミウシの仲間では、ムラサキシボリウミウシやアオウミウシが目立ちましたね。特にアオウミウシは背中の斑紋がいつにも増してバラエティに富んでいたように思います。 帰りがけにイシモチの仲間が口にタマゴをくわえているのを見ましたけれども、口からタマゴの一部分をだしていました。ほかの魚に食われたあとだったのでしょうか。それともこのオスがだらしないだけだったのでしょうか。ピントを合わせようとしたら岩陰に隠れてしまい、結局写せませんでした。カメラのセッティングを間違えてマニュアルにしていたことが少し悔やまれます。 |
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15日(土) |
天 候 | 雨 | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 27本目 | |
潜水時間 | 53分 | 最大水深 | 22.2m |
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見たもの | ・イサキ、オニハゼ、タツノイトコ、ネズッポの仲間、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ベニハゼの仲間、ミノカサゴ、スズメダイの仲間ほか ・アカホシカクレエビ、ヨコエビの仲間ほか ・シロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシ、イロウミウシの仲間ほか ・ヒメイカ、タカラガイの仲間、コウイカの仲間、ヒラムシの仲間ほか |
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ひ と こ と | 準備するときから雨になり、しかもこのところドライスーツのどこからか水漏れしてるようだったので、あまり「いい感じ」ではなくエントリーしました。 海の中も泥が舞い上がったような濁りで透明度は悪く、また生きものも端境期にあるのか種類も少ないようでした。海藻類が茂っていて見つけにくいというせいもあると思います。ただしダテハゼはずいぶん元気になってきたし、マツバスズメダイなども産卵の準備をしているような印象を受けました。 戻ってくる途中でヒメイカを今年はじめて見ることができました。またタツノイトコは今年も多そうです。 帰りがけは浅いところにあるホンダワラの林の中でいろいろな生きものを探そうと思っていたのですが、左手から水が入ってきていて気持ち悪かったのと生理現象をガマンできなくなりそうだったので、そのままイグジットしてしまいました。マイブームの「浅いところ探検」は次回に持ち越しです。 陸に上がったら、ドシャ降りでした。 結局ドライスーツの排気バルブから浸水しているようで、修理に出さなければなりないようです。まだちょっと寒いけど、次からはウェットにします。 |
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8日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 26本目 | |
潜水時間 | 73分 | 最大水深 | 21.6m |
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見たもの | ・マトウダイ、ヤマドリ、アジyg.、ネズッポの仲間、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ベニハゼの仲間、ミノカサゴyg.、ハシナガウバウオほか ・サラサエビ、オドリカクレエビ、テッポウエビの仲間、ケブカガニの仲間、コブシガニの仲間、ヤドカリの仲間ほか ・ブドウガイ、ミドりアメフラシ、ゴマフビロードウミウシ、ヒロウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシ、コモンウミウシ、セスジミノウミウシ、スミゾメミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・アオリイカ、マダコ、ヒョウモンダコ、タカラガイの仲間、ウミケムシ、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | ちょっと外回りで灯台を一周してみました。透明度は先々週と同じくよくなかったですが、若干水温は上がっていました(結局1℃だった)。早くウェットにしたいけど、少なくとも20℃を超えないと踏ん切りがつきません。 コース半分を過ぎたあたりで以前見かけたヤマドリを探してみたけど見つからず、あきらめてガケの下を通り、戻ることにしました。砂地のオドリカクレエビにあいさつをしながら戻っていたら、遠くから見慣れないサカナが近づいてきます。よく見たらマトウダイでした。こんな浅いところ(−11m)で見たのは初めてなので少々驚きました。 その後コモンウミウシを今年初めて見たりしていたら、岩場と砂地の境にヤマドリがいました。「こんなところに来ていたのか」と思ったのですが、以前見たのとは違う個体のようでした。 最後は転石の下にいる得体の知れない生きものを楽しみながら海から上がりました。転石の下は、さしずめ魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界のようでおもしろく、最近ハマりつつあります。 |
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4日(火) |
天 候 | はれ | 水 温 | 23℃ |
場 所 | アマミ・@呑ノ浦A清水Bカケロママリンレイク |
今年の通算 | 23〜25本目 | |
潜水時間 | @64分A69分B67分 | 最大水深 | @25.6mA23.7mB18.9m |
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見たもの | ・ニシキフウライウオ、アミメチョウチョウウオ、ハダカハオコゼ、ツバメウオ、アカククリ、ウミタケハゼの仲間、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、オイランハゼ、クサハゼ、ネオンテンジクダイほか ・ソリハシコモンエビ、ミカヅキコモンエビ、ヒトデヤドリエビ、イソギンチャクモエビ、バブルコーラルシュリンプ、コシオリエビの仲間ほか ・クロヘリアメフラシ、スミゾメキヌハダウミウシ、カラスキセワタガイほか ・イルカ(船上)、タカラガイの仲間、コウイカの仲間、ヒラムシの仲間ほか |
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ひ と こ と | 1本めは「のみのうら」という真珠の養殖をしているところで、エントリーして砂地を駆け下りたら大きな根、さらに下りると小さな根があるというところでした。途中の砂地にはジョーフィッシュなどがいそうな感じだったのですが、いくつかのハゼの仲間ぐらいしか見つけることができませんでした。修行が足りません。なおそこではニシキフウライウオとかミカヅキコモンエビなどが印象に残っています。 1本目が終わると、船上からの観光もしてくれました。加計呂間島にある特攻用の船を格納した壕(その辺りの海底には不発弾などもあるらしい)やマングローブが生えているところなどです。またポイントを移動している途中では、すぐ近くでイルカにも出会うことができました。 2本目めは「せいすい」で、段のついた岩場を下りていくとキレイな砂地に出ました。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、オニハゼの仲間などを見ることができましたが、ヤシャハゼはむこう向き、ヒレナガネジリンボウは近づいたら穴に逃げ込み、またオニハゼの仲間は離れすぎでマトモな写真を撮ることができませんでした。次にとっておくことにしましょう。 3本めはさっきのマングローブのあるところにしてもらいました。マングローブの根元までは行けなかったのですが、そこはハゼの宝庫で、いたるところに巣穴があいて、ハゼがウジャウジャいました。「こらえ性がない」という私の致命的欠陥のため、全身を巣穴から出すまで粘り、カメラに収めるということができませんでした。海から上がった後は「次から粘ろう」と思うのですが、いつも「次から」です。しかしまあいろんなハゼの仲間、それからテンジクダイの仲間を見れたので満足です。次は陸上にも行ってみよう。 |
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3日(月) |
天 候 | くもり | 水 温 | 23℃ |
場 所 | アマミ・@管鈍A安脚場東B久根津マンダリン |
今年の通算 | 20〜22本目 | |
潜水時間 | @62分A64分B77分 | 最大水深 | @21.3mA14.0mB13.7m |
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見たもの | ・ピグミーシーホース、オニハタタテダイ、ハタタテダイ、ツバメウオ、カクレクマノミ、セジロクマノミ、カレイ目の一種、ハダカハオコゼ、ツマジロオコゼ、ニシキテグリ、アカテンコバンハゼ、キイロサンゴハゼ、ウミシダウバウオ、ミナミハタンポほか ・イソギンチャクモドキカクレエビ、緑色のカザリイソギンチャクエビ(のようなもの)、バブルコーラルシュリンプほか ・ムラサキウミコチョウ、コナユキツバメガイ、シモフリカメサンウミウシ、チリメンウミウシ、オトヒメウミウシ、チータウミウシ、ソライロイボウミウシ、キヌハダウミウシの仲間、ミノウミウシの仲間、イボウミウシの仲間ほか ・ミズダコ、黄色のナマコほか |
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ひ と こ と | 1本めは「くだどん」というところで、海底のトンネルを抜けたらそこに池があるという不思議なポイントでした。そこで永年にわたり「見たい」と思っていたピグミーシーホースを見ることができました。ケラマでは、これを見に行ってカメラを水没させたりしたこともありました。今ではなつかしい思い出です。また黄色いナマコがうじゃうじゃいました。見ると二次鰓のようなものまで出ています。ウミウシに擬態しているのだろうか。 2本めは安脚場東で、エダサンゴの群落がすごいところです。「イソギンチャクモドキカクレエビ」を見に行くか?と聞かれ、一も二もなく「行く」と答えました。もちろんそのエビはじっくり拝見いたしました。それからエダサンゴの上をゆっくり景観を楽しみながら移動して砂地に戻り、眼がきれいなカレイの仲間を見ました。 3本めはサービスのある久根津の近くでした。透明度はあまりよくないのですが、水深も浅く、じっくりと生きものを探すことができました。ニシキテグリとかアカテンコバンハゼ、ツマジロオコゼなどの魚やミドリイシの枝の奥にいた緑色のカザリイソギンチャクエビのようなもの、それからいろんなウミウシなど、飽きることがありませんでした。 |