2010年9月
26日(日) |
天 候 | くもり | 水 温 | 25℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 17本目 | |
潜水時間 | 95分 | 最大水深 | 26.5m |
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見たもの | ・ノコギリヨウジ、イシヨウジ、ミノカサゴ、サツマカサゴ、イトヨリダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、アジ、トゲチョウチョウウオ、ツキチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、トノサマダイ、チョウチョウウオ、キハッソク、イソギンポ、スジハゼ、カスリハゼ、イソハゼの仲間、ハタンポほか ・オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、セトヤドリエビ、モエビの仲間、オトヒメエビ、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、イソカニダマシ、オルトマンワラエビ、コシオリエビの仲間、オウギガニの仲間ほか ・コノハミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、シラヒメウミウシ、キイロウミウシ、ミヤコウミウシ、シロハナガサウミウシほか ・イイジマフクロウニ、オオアカヒトデ、トラフケボリダカラ、タカラガイの仲間、ガンガゼヤドリニナ、ウミシダの仲間、ゴカイの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 今日はくもり。このところめっきり寒くなってきました。ようやく秋がきたという感じですかね。 辰の口に着くと、伊王島大橋がつながっていました。来春には車で渡れるようになるはずです。ダイビングの後に伊王島でひとっ風呂ということができますね。しかし、橋の見物のために辰の口を訪れる人々も多くなるでしょう。現に今日も、まだとりあえずつながったばかりというのに、たくさんの人が車で駐車場にやってきて、写真を撮ったりしていました。今のところ夏休みのシーズンのみチェーンを張っていますが、来春からは、落ち着くまでの間はずっと張りっぱなし、という事態も考えられます。女神大橋もしばらくはすごかったからね。 ともかく、今日もカキ殻の根往復です。西口から水に入るとヒンヤリします。これで白化が収まってくれればいいけど。 透明度の悪い中、とりあえずアンカーの根に向けて進みます。見慣れないベラ科の幼魚がミドリイシの近くを泳いでいました。濃紺色で、カノコベラとかそんなのの幼魚みたいでしたが、わかりませんねえ。アンカーの根に着き、とりあえずテングチョウを探しながら根の上を進みますが、見かけません。まあいたとしても、この濁りの中では写真は無理だろうなあ。 カキ殻では、深場に行ってみます。今日は魚影も少なく、カグヤヒメウミウシもいませんでした。しかたがないので、クダヤギに何かついていないか探しましたが、セトヤドリエビがいたぐらいでした。じわじわと水深を上げて、西口方面に戻ります。わりと大きいサイズに育ったアカホシカクレエビのほか、めぼしいものは見ませんでした。 港に入り、情報のあったツバメウオ探しをしてみましたが見つけられず、戻る途中でツキチョウチョウウオを見ました。一瞬フツーのチョウチョウウオだと思いましたが、斜めの斑紋と頭部の黒と白の模様の入り具合でそれとわかりました。去年ずいぶん図鑑で眺めたのでね。ただ一瞬カメラを構えるタイミングが遅れたので、消波ブロックの中に隠れてしまい、写真として記録することはできませんでした。残念ですが、しかたありません。 |
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20日(月) |
天 候 | くもり | 水 温 | 28℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 16本目 | |
潜水時間 | 67分 | 最大水深 | 24.4m |
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見たもの | ・イワシの仲間、アオヤガラ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、カンパチ、アジ、キンチャクダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、クロホシフエダイ、イトヨリダイ、シマギンポ、トノサマダイ、ツノダシ、カマスの仲間、カワハギの仲間ほか ・モエビの仲間、オドリカクレエビ、オイランヤドカリ、ヤドカリの仲間、ユビナガホンヤドカリ、トウヨウコシオリエビ、クモガニの仲間、キモガニ、オウギガニの仲間ほか ・スイートジェリーミドリガイ、コノハミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、カグヤヒメウミウシ、シラヒメウミウシ、アオウミウシほか ・ナマコの仲間、タカラガイの仲間、ヒザラガイの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 夜中から朝方にかけて雨が降っていたのですが、家を出るころには上がっていたのでひと安心です。 辰の口に着いたら、海上保安庁の海猿たちが、救急救命講習をやっていました。ボクは1月ほど前、消防署の講習をみっちり3時間受けたので、もういいです。心マッサージなんかヘロヘロになったし。できれば彼らの実際の訓練の様子を見たかったなあ。 今日も西口〜カキ殻〜港内のコースですが、カキ殻は深場に行ってみようと思います。エントリーしたら早速「ヒミツの場所」へ。昨日と同じウミウシたちでした。そこからゆっくりとアンカーの根に向かいます。灯台の下あたりで若いツノダシ君がいました。特に逃げようともせずこっちに向かってきたので、何枚か写してあげました。アンカーの根に着き、テングチョウチョウウオを探しましたが、昨日見た辺りにはいませんでした。散歩に行ってるのでしょう。 カキ殻の根に沿って深場へ向かいます。沖の壁のところで、大きなカグヤヒメウミウシを数個体見ました。久しぶりのでかいサイズです。そこから戻るで、これも久しぶりにスイートジェリーミドリガイを見ました。今年は初めてかもしれません。アンカーの根に渡るとき、カンパチの群れがやってきて、周囲をグルグルと回ってくれました。ワイドなら写真を撮ったんだけど。 そこからは港へ向かいます。途中、砂地に落ちているサンゴのかけらの下に、きれいなカイメンを身にまとったクモガニの仲間がいたほかたいしたものは見ず、素直に港内から上がりました。 |
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19日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 28℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 15本目 | |
潜水時間 | 88分 | 最大水深 | 21.6m |
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見たもの | ・ミノカサゴ、サツマカサゴ、カゴカキダイ、イトヨリダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、オオスジヒメジ、トゲチョウチョウウオ、テングチョウチョウウオ、トノサマダイ、チョウチョウウオ、ムレハタタテダイ、イソギンポ、シマギンポ、ササハゼ、イソハゼの仲間、ハタンポ、アカエイ、ツバクロエイほか ・オドリカクレエビ、モエビの仲間、ソメンヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、ヤドカリの仲間、オルトマンワラエビ、コシオリエビの仲間、オウギガニの仲間ほか ・コノハミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、ドーリス科の仲間、シラヒメウミウシ、キイロイボウミウシ、サキシマミノウミウシほか ・マダコ、ウミシダの仲間、ゴカイの仲間、ヤナギウミエラ、トゲウミエラほか |
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ひ と こ と | 快晴です。日差しは強いですが、やはり秋の気配です。 辰の口に来る途中、橋桁をぶら下げたクレーン船が停泊していました。船は思ってたよりも大きくなく、「普通」でした。もうすぐ伊王島と繋がるのか〜と思いつつ現場到着。橋は中央の部分を残すだけです。聞けば明日か明後日にはつなげるとのこと。 西口から砂地経由でカキ殻の根に向かい、アンカーの根を経て港から上がる、という8の字コースです。 西口の「ヒミツの場所」ではサキシマミノウミウシを見ました。産卵時期のようです。この時期が旬のようですね。ごく小さいやつもいましたし、合計4個体見ることができました。さらに黄色いブツブツしたのがいましたが、さっぱりわかりません。 先に進み、ミドリイシ群落の横を通過し、砂地に降ります。行く手に黒いもやもやが見えてきて、近づいてみると、数枚のクロダイがマダコをつついていました。マダコは何本かの足がちぎれており、動いていなかったので死んでいたのかもしれません。しかしこのタコが吐いたらしい墨が辺りにただよっていたので、死んで間もないというタイミングだったんでしょうか。遠くから見えた黒いモヤモヤは、結局タコの墨だったんですね。 そこからダラダラと進んでいたら、潮の流れに乗ったのでしょう、アンカーの根に着いちゃいました。実は流されるのわかってて、そのままにしてたんです(笑)。テングチョウチョウウオを見たかったので。さて念願のテングを見た後は、カキ殻の根に渡り、当初予定とは反対方向に進みます。いつもの生きものばっかりで、特に書くことはありません。 カキ殻の根に渡り、その上を進みます。あまりおもしろいものは見ませんでした。カキ殻の根の終わりから砂地を進んでいると、でかいツバクロエイがいました。幅は180cm近くありました。マクロレンズではどうしようもないので、眼だけ写しておきました。アカエイの眼といっても通用します(笑) その辺りから砂地をかけ上がって港へと戻ります。防波堤の外では、見かけた記憶のないヒメジがいました。後で調べたらオオスジヒメジというもののようです。それから、なぜかハタンポが1枚、外をフラフラと泳いでいました。近づいても逃げません。なにか変調を来たしているのでしょうかね。南口から港に入り、防波堤の内側に沿って戻ります。ここら辺りまで来ればアジとかカマスとか、うまそう系の魚が増えます。それらを眺めながら上がった次第です。なお港内の砂地にはまだ幼いですがアカエイがけっこういたので、くれぐれも不用意に手とか膝とかをつかないように気をつけたほうがいいと思いますよ。 |
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11日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 28℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 14本目 | |
潜水時間 | 75分 | 最大水深 | 22.8m |
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見たもの | ・イワシの仲間、ホタテウミヘビ、アオヤガラ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、キンチャクダイ、アカネキンチャクダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、クロホシフエダイ、イトヨリダイ、ニジギンポ、トノサマダイ、イソハゼの仲間、カマスの仲間ほか ・ガンガゼカクレエビ、オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、オイランヤドカリ、ヤドカリの仲間、ユビナガホンヤドカリ、トウヨウコシオリエビ、イボイソバナガニ、オウギガニ、キモガニ、オウギガニの仲間ほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、ドーリス科の仲間、シロウミウシ、フジナミウミウシほか ・タカラガイの仲間、ヒザラガイの仲間、ウミシダの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 今日はくもり。秋雨前線なのか前線近くにあるため、微妙な天気です。海も今後少し波立ってくるかもしれません。高島方面は白波がたってました。雨も降るかもしれませんね。 さて今日もアンカーの根往復です。西口からinしますが、帰りはキツいので港から上がることにします。 海に入ると、白く濁っていました。波の影響かもです。浅場でコロダイがクリーニングしてもらっている(最近多い)脇を通り抜け、ホタテウミヘビがエサを探しているのを追い越して、アンカーの根に着きました。先週見たミノカサゴのチビが同じところにいました。けれど少し大きくなっているようです。根と砂地の境沿いに進んでいくと、腕がちぎれたイトマキヒトデが転がっていました。もしや超久々のフリソデエビかもと思い、あたりをジックリ探しましたが、結局いないようでした。カワハギが食い散らかしたあとだったのかもしれません。水温が高いせいか、トサカ類もだいぶん傷んでいるようです。浅場ではイソギンチャクも白化してますしね。とりあえず先に進むことにします。根の終わりにあるムチカラマツには、先週に引き続きイボイソバナガニがいました。先週と同じ個体か不明です。その辺りは潮が流れていたので、早々に根の下に降り、戻ることにします。 久々にアカネキンチャクダイを見ました。ずいぶんこっちに来ていなかったから当たり前ですが、普通のキンチャクダイといっしょに泳いでいました。こういうのを見ると、やっぱり交雑種かなと思えてしまいます。そこからは砂地を移動してカキ殻の根に渡ります。アカホシやオドリのカクレエビ君たちを眺めながら、港へ向かいます。港へはなんということもなく、まったりと移動しました。エビ網が張ってあったのでその上を通過し、港に入りました。ボートの下にはオヤビッチャやアイゴの子どもが元気よく泳ぎまわっていました。 |
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5日(日) |
天 候 | くもり | 水 温 | 28℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 13本目 | |
潜水時間 | 54分 | 最大水深 | 19.5m |
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見たもの | ・ミノカサゴ、サツマカサゴ、カゴカキダイ、イトヨリダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、キハッソク、トノサマダイ、チョウチョウウオ、イソギンポの仲間、オニハゼ、イソハゼの仲間、クラカケモンガラほか ・オドリカクレエビ、テナガカクレエビ、モエビの仲間、ヤドカリの仲間、ウミエラカニダマシ、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、イボイソバナガニ、トガリヒヅメガニガニ、オウギガニの仲間ほか ・メリベウミウシ、キイロウミウシ、イロウミウシの仲間ほか ・マダコ、ウミシダの仲間、ウミケムシ、ヤナギウミエラ、トゲウミエラほか |
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ひ と こ と | また台風がかすっていきそうで、今日はその周縁部の雲なのか、曇り空でした。またいかにも台風前といった感じでねっとりとした暑さでしたね。 ほぼ1年ぶりのダイバーがバディだったので、そのリハビリも兼ねてアンカーの根に向かいました。ここなら様子を見ながらコースを変更したりできるし、便利です。 波は立ってなかったのですが、海の中は濁っていました。途中、被覆サンゴのところをチェックしてみましたが、トノサマダイ以外、南からのお客様は目につきませんでした。あちこちでヒラヒラと泳いでいる小さなクマノミがかわいらしかったです。 アンカーの根に着くと、ミノカサゴの幼魚がいました。ミノカサゴは小さいのに限るとあらためて思いつつ、透明度の悪い中を先に進みます。アンカーの根の終わりの小さな壁には、イロウミウシの仲間みたいな、ごく小さいやつがいました。あまりに小さすぎて種類はもちろん、ウミウシかどうかすらわからないやつでした。ひょっとすると砂粒かもね。またそこでは、イボイソバナガニもいました。 きょうはそこから先へは向かわず、根の底にに沿って戻ります。途中からカキ殻の根に渡り、その上を進みます。あまりおもしろいものは見ませんでした。カキ殻の根が終わり、砂地を進んでいると、メリベウミウシが砂地にうずくまっていました。背中のヒラヒラが左右で大きさが違っていましたが、どうしたんだろう?またたくさんのヤナギウミエラが顔を出していましたが、そのなかで、ひとつだけにウミエラカニダマシがついていました。磁気みたいできれいな白色でした。 そこからは西口へ戻りましたが、上がる直前、クラカケモンガラの幼魚が2尾いました。これから季節来遊種が本格的に増えてきそうな感じがしました。特に台風が過ぎた後に期待したいところですね。 |
2010年8月
18日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 27℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 12本目 | |
潜水時間 | 57分 | 最大水深 | 22.5m |
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見たもの | ・イワシの仲間、サヨリ、アオヤガラ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、キンチャクダイ、アジ、コロダイ、カゴカキダイ、マダイ、クロホシフエダイ、ヨコスジフエダイ、イトヨリダイ、オキゴンベ、ハタタテダイ、ニジギンポ、シマギンポ、ハシナガウバウオ、イソハゼの仲間ほか ・ガンガゼカクレエビ、オドリカクレエビ、オイランヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、オウギガニ、オウギガニの仲間ほか ・アオウミウシほか ・スナダコ、ヒザラガイの仲間、ウミシダの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | いろんなことがようやく一段落したので、ようやく潜りに来れました。1ヶ月ぶりです。今年は職場が変わったこともあり、なかなか生活のリズムがつかめません。この調子でいくと、年間最低本数の記録を更新することになりそうです。ちなみにこれまでの最低は・・・記録がないのでわかりません(笑) 今日は晴れ。しかし東シナ海を、台風になりそこなった熱帯低気圧が通過しているせいもあって、風が強く、雲も流れてます。ただ日差しは強いようです。 北口から灯台一周にしました。ウェットを着るために海に入ったとき、カキか何かで足裏を切ったらしく、北口まで歩いていくとき痛かったです。波は立っておらず、スムースな水面移動、エントリーができました。海の中は、夏枯れで、魚以外あまりおもしろいものはいない感じです。 オーバーハングには、コロダイ、クロホシフエダイ、ヨコスジフエダイ、カゴカキダイ、スズメダイなどが小さな群れでコンパクトにかたまっており、いい感じです。 割れ岩あたりは寂しい感じがしたので、お花畑に移動しました。そこもデカいハタタテダイが迎えてくれたほか面白いものはいないようだったので、先に進みます。途中砂地に転がっていたビール瓶の中に、小さなスナダコがいました。これはかわいらしかったです。 そこら辺りから、なぜかアゴとアタマが痛くなり、ダイビングを楽しめる状態ではなくなってきたので、とっとと港へ向かうことにしました。旗岩まで来ると、さらに痛みが増し、一刻も早く上がりたくなってきたので、コースを変えて西口に向かい、イグジットしました。何だったんだろうね。 まだエアは100近く残ってたのに・・・ |
2010年7月
25日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 24℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 11本目 | |
潜水時間 | 90分 | 最大水深 | 21.9m |
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見たもの | ・タツノイトコ、アオヤガラ、イロカエルアンコウ、カエルアンコウ、サツマカサゴ、カゴカキダイ、イサキ、コロダイ、マダイ、キハッソク、コブダイ、ブダイ、オキゴンベ、オニハゼ、イソハゼの仲間ほか ・オドリカクレエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、キモガニ、オウギガニの仲間ほか ・メリベウミウシ、フレリトゲアメフラシ、シラヒメウミウシ、リュウモンイロウミウシほか ・ヒザラガイの仲間、スナイソギンチャク、アカオニナマコ、ウミシダの仲間、ウミケムシ、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 梅雨が明けた途端、ずっと強い日差しが降り注いでいます。というわけで、今日も晴れでしたが、薄い雲がかかっていたので随分過ごしやすかったです。 長崎港まで来たら、帆船が停泊していました。やって来ている船は毎年同じもののようだけれど、やはり帆船はカッコいいよね。 特にどこに行きたいということもなかったのですが、黄色い小さなカエルアンコウがいたということだったので、今日も灯台1周になりました。 北口からエントリーし、のんびりと進みます。透明度はあまり良くなく、白く濁った感じです。水温は、全体的にぬるま湯といっていいですが、同じ水深でも所どころヒンヤリするところもあり、一定していません。 オーバーハングでは、魚も暑いのか日陰にじっとしています。割れ岩には、コブダイのベイベがいました。何年ぶりに見たのか忘れるほど久しぶりです。そういえば辰の口では成魚を見たことがありません。佐渡で有名になってるところからすると、温帯でもちょっと冷たいところの魚なんでしょうね。コブダイベイベを堪能してお花畑へ移動しようとしたら、丸っこいオレンジ色の物体が海底に落ちていくのが目に留まりました。近づいてみると、イロカエルアンコウでした。しかもどうやら懸命に泳いでいるようなのです。しばらく笑わせてもらったので、お礼に3カットほど写真を撮り、先に進みます。お花畑の取り付きでは、情報どおり黄色い小さなカエルアンコウがいました。黄色というよりレモンイエローといったほうがピッタリでした。 お花畑を過ぎ砂地を進んでいたら、目の前をかすかに動いているゴミがありました。よく見たら、ちいさなタツノイトコでした。ちょうど爪楊枝と同じぐらいの太さで、長さは爪楊枝の2/3ぐらいしかありませんでした。 その後港へと向かいました。港の外では、手ごろなサイズのメリベウミウシがいました。ごくたまにしか見ないけど、その顔付きが、見るたびに笑わせてくれます。ちょうどフィルムが終わってしまったので、素直に港へ入り、上がりました。空には秋のような雲がかかっていて、暑すぎず、よかったです。 |
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18日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 24℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 10本目 | |
潜水時間 | 90分 | 最大水深 | 20.7m |
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見たもの | ・アオヤガラ、カサゴ、ハナミノカサゴ、キンチャクダイ、アジ、イサキ、コロダイ、カゴカキダイ、ヘダイ、マダイ、メジナ、キハッソク、ウバウオの仲間、シマギンポ、ヘビギンポ、イソハゼの仲間、カマスの仲間、ハリセンボンほか ・イソギンチャクモエビ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、ミクロヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、クモガニの仲間、オウギガニ、オウギガニの仲間、ヨコエビの仲間、ウミグモの仲間ほか ・オトメミドリガイ、シロウミウシ、シラヒメウミウシ、リュウモンイロウミウシ、キイロイボウミウシほか ・ヒザラガイの仲間、ヒオウギガイ、ナマコの仲間、ゴカイの仲間、ミズクラゲ、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間ほか |
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ひ と こ と | いろいろ気ぜわしく、また潜りに行く予定日に天気が悪かったりしたため、3か月ぶりのダイビングです。いつの間にか梅雨をすぎて夏になってりました。 今日は快晴です。雲もほとんどありません。海水浴客もけっこう多く、辰の口も夏になっていました。 リハビリも兼ねて、北口から灯台一周です。水面移動中、底にはカマスの群れが見えました。昨年は西口防波堤辺りでかなり見られたのですが、今年はこっちかな?エントリー直後、チェックを兼ねて慎重に耳抜きをします。久しぶりだからね。 夏枯れのような海底を進みつつ、あちこちを見回すと、ペアリングしているネンブツダイなどのイシモチの仲間が目につきます。卵をくわえているのもいるようです。 オーバーハングを過ぎ、砂地のイソギンチャクにカザリイソギンチャクエビがまた割れ岩寄りには小さなオドリカクレエビやイソギンチャクモエビもいました。割れ岩付近ではイサキの小さな群れも見られます。もちろん夏の定番、リュウモンイロウミウシとシラヒメウミウシもいましたよ。 お花畑に向かいましたが、底のほうは冷たかったので、壁の上部に沿って移動します。キンギョハナダイが舞っているのとオドリカクレエビのコロニーが大繁盛だったのが記憶に残ってます。 そこからはあちこちで寄り道しながら西口へと向かいましたが、目ぼしいものは見なかったので、例の「ヒミツの場所」で遊ぶことにしました。クモガニの仲間が多かったです。ウミウシの仲間ではオトメミドリガイのペアですかね。いちばんの掘り出し物は、ピンストライプの縦じまがあるウバウオの仲間です。ひょっとしたらスナビクニンかもと思いましたが、ボクの場合、こういうのは外れる確率が高いので、他の人には黙っておきました。ひそかに写真の現像が楽しみです。もしスナビクニンなら大騒ぎしよう(笑) 久しぶりに強い日差しを浴びたので、真っ赤に日焼けしてしまいました。ヒリヒリしないのでだいじょうぶですが。 |
2010年4月
29日(木) |
天 候 | はれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 9本目 | |
潜水時間 | 79分 | 最大水深 | 19.8m |
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見たもの | ・キビナゴ、カサゴ、イロカエルアンコウ、サツマカサゴ、オニカサゴ、カゴカキダイ、メジナ、コロダイ、ヨメヒメジ、ハナビヌメリ、ヨメゴチ、フタホシニジギンポ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間ほか ・ナガレモエビ、モエビの仲間、オドリカクレエビ、ホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、コマチコシオリエビ、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、イソガニの仲間、オウギガニの仲間、ヨコエビの仲間ほか ・カラスキセワタ、ウミフクロウ、フレリトゲアメフラシ、ヒラミルミドリガイ、ミドリアマモウミウシ、キイロウミウシ、フジイロウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、コイボウミウシ、ホリミノウミウシの仲間、ミノウミウシの仲間ほか ・ヒザラガイの仲間、オキナマコ、カブトクラゲ、ミズクラゲ、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | このところあまりパッとしない天候だったのですが、今日は晴れました。気温はちょっと低めですが、風もほとんどなく快適です。 浅場のほうが透明度がよいという情報を得たので、灯台1周になりました。このところちょっと疲れ気味なので、渡りに船です。 北口からエントリーすると、なるほど透明度が良いです。しかも水温が上がってるのでゆったりした気分になります。ちょっと行くと、ワカメにホリミノウミウシの仲間がついていました。ヒドロ虫が目当てなのかな。近くの石の下にはウミフクロウが2匹いました。最近よく目にします。転石を越えたあたりのクロミルにはナガレモエビが付いていました。 割れ岩あたりでも太陽光が差し込んでいて明るく、表層や中層を遊泳する魚の群れがきれいです。ただ、おもしろそうな生きものは目に入りませんでした。 久々にイロカエルアンコウ君にあいさつをし、お花畑の壁に沿って移動します。アオ、シロ、サラサの御三家ウミウシがいるぐらいでパッとしませんでしたが、終わりにある小さな岩には、オレンジ色の体で、同色のミノに白い不規則な線が入っているミノウミウシがいました。何回か見たヤツですが、名前はわかりません。 そこから砂地を旗岩経由で港方面に進みました。大潮ですが、ちょうど潮が止まっているようで、フィンを動かさなければなりません。途中、タコが死んでいましたが、周囲には特に生きものはたかっていませんでした。ちょっと離れたところをカラスキセワタが散歩していたぐらいです。また砂地の小さなヤナギウミエラには、ヨコエビの仲間が隠れていました。 港内でちょっと遊んでから上がろうと思いましたが、大潮の干潮にあたり、極めて浅くなっているとともに濁っていたので、早々にイグジットしました。 陸上よりも海の中のほうが暖かかった気がしました。 |
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18日(日) |
天 候 | はれ/くもり | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 8本目 | |
潜水時間 | 52分 | 最大水深 | 19.8m |
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見たもの | ・キビナゴ、カサゴ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、キンチャクダイ、シマギンポ、ニジギンポ、イソハゼの仲間ほか ・オドリカクレエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、オウギガニの仲間、イソガニの仲間、ヨコエビの仲間、ワレカラの仲間、ウミグモの仲間ほか ・ミドリアマモウミウシ、キヌハダモドキ、キヌハダウミウシの仲間、ミツイラメリウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、ミヤコウミウシ、カメキオトメウミウシ、セスジミノウミウシ、シロミノウミウシ、イロミノウミウシ、ツノワミノウミウシ(たぶん)、ミノウミウシの仲間ほか ・ヒザラガイの仲間、二枚貝の仲間、マナマコ、オキナマコ、ミズクラゲ、サルパの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間ほか |
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ひ と こ と | 4月に人事異動があったおかげで何かと気ぜわしく、3週間ぶりのダイビングになりました。 先週は寒かったのですが、週末はようやく少し暖かくなってきました。海の中はどうでしょうか。 西口からアンカーの根経由でカキ殻の根に渡ることにしました。エントリー後、さっそくヒミツの場所で石をめくってみます。触角のすぐ後に白くて丸い斑のあるミノウミウシの仲間がいました。種類はよくわかりません。また産卵しているイロミノウミウシもいました。その他ヒラムシの仲間やヨコエビの仲間など、けっこうにぎやかになってきています。 アンカーの根は一面フクロノリに覆われていますが、ウミウシは表面にでていません。ちょっと拍子抜けしたのでさっさとカキ殻の根に渡ります。沖側の棚の上、ウミウシのいそうなところをうろうろしてみました。小さなのがけっこういました。けれどいずれも辰の口ではポピュラーなものばかりでした。しばらくいたら寒さのため鼻が詰まる、頭が痛くなるなどしてきたので、ここも早めに切り上げて西口に戻ることにします。 西口の転石についたフクロノリの上を、見慣れないミノウミウシの仲間が歩いていました。色は派手ではありませんでしたが、触角に「輪っか」模様がついていました。家の図鑑で調べたら、ツノワミノウミウシというものみたいな感じでした。もっともボクの記憶ほどあてにならないものはないですが(笑)いずれにしても現像が楽しみです。 まだエアは充分残ってたのですが、体が冷えてしまったのでそのまま西口から上がりました。 |
2010年3月
28日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 7本目 | |
潜水時間 | 69分 | 最大水深 | 21.0m |
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見たもの | ・キビナゴ、カサゴ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、オニオコゼ、キンチャクダイ、メジナ、オキゴンベ、ヨメヒメジ、ニジギンポ、イソハゼの仲間、アオサハギほか ・オドリカクレエビ、ケアシホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、カニダマシの仲間、オルトマンワラエビ、オウギガニの仲間、ヨコエビの仲間ほか ・ヒラミルミドリガイ、ミツイラメリウミウシ(黄、白)、フジイロウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、セスジミノウミウシ、コマユミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・ヒザラガイの仲間、マナマコ、アカオニナマコ、ミズクラゲ、サルパの仲間ほか |
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ひ と こ と | 先週は山陰(鳥取・島根)に旅行に行ったため、ダイビングはお休みしました。いやあ山陰はよかったです。今回はかなりの駆け足だったので、次はゆっくり行きたいですね。H師匠、I先輩、どうもお世話になりました。 というわけで2週間ぶりの辰の口、晴れてはいましたが少し風があったためか北口は波がありました。他のチームは西口からが多かったようでしたが、ウミウシ探しで灯台一周コースにしたため、仕方がなかったのです。 海に入ると、白く濁っています。フクロノリはすでにはがれてしまっているところも目立ちます。盛りを過ぎるのがこんなに早かったかなと思いつつ、波に揺られながら進みます。波や潮のせいもあるのかもしれませんが、ウミウシはあまり見られません。そんななか、体に海藻様のものをいっぱいつけたオニオコゼや見慣れない小さなヤドカリがいたので、写真を撮ったりして過ごしました。オーバーハングの上にはまとまったフクロノリの群落があり、そこではごく小さなミノウミウシの仲間を数個体確認できました。割れ岩付近やお花畑付近にもめぼしいものはいませんでしたが、フジイロウミウシは何個体か確認しました。これが出てくると春の訪れを感じますね。なお、きわめて久しぶりにオルトマンワラエビを写しました。まだ小さかったのでかわいかったです。 その後西口へ向かいましたが、流れに逆らって進んだため、きつかったです。西口ではヒミツの場所周辺でウミウシ探しをするつもりでしたが、予想以上に潮が引いていて、また波もあったので断念しました。引き返して港へ周ろうかとも考えましたが、その頃はすでに戦闘意欲をなくしてしまっていたので、おとなしくそのまま上がりました。。 |
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14日(日) |
天 候 | おおむねはれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 6本目 | |
潜水時間 | 92分 | 最大水深 | 17.9m |
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見たもの | ・キビナゴ、カサゴ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、キンチャクダイ、カゴカキダイ、メジナ、ニジギンポ、スジハゼ、イソハゼの仲間、トビエイほか ・オドリカクレエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、カニダマシの仲間、オキナガニ、オウギガニの仲間、ワレカラの仲間ほか ・アズキウミウシ、チャイロミドリガイ、ヒラミルミドリガイ、キンセンウミウシ、ミツイラメリウミウシ(黄)、ヒメマダラウミウシ、シラヒメウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、マツカサウミウシ、ヒイラギウミウシ、マツカサウミウシの仲間、シロハナガサウミウシ、セスジミノウミウシ、シロミノウミウシ、ホリミノウミウシの仲間、ミノウミウシの仲間ほか ・ヒザラガイの仲間、イナヅママメアゲマキ、マナマコ、オキナマコ、ミズクラゲ、サルパの仲間ほか |
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ひ と こ と | 最近疲れているので今日はパスしようかと思ってましたが、来週は鳥取・島根旅行なので1本だけ潜ることにしました。この時期は見たことのないウミウシを見るチャンスなので、できるだけ潜りたいのですね。 先週は雪が降ったりして冬に戻ったかのような天気でしたが、今日は穏やかです。庭にもいろんな花が咲いていて、春がやってきたことを実感します。 先述のように疲れているので、灯台一周、しかも深場なしのコースを選択します。透明度はあまりよくないですが、暗くないので悪い気はしません。 エントリーしてすぐ、カヤの仲間にヒイラギウミウシがついていました。その他マツカサウミウシなども見られます。この時期の旬のひとつです。潮が動いているので、ウミウシはなかなかフクロノリの上に出ていませんが、それでもけっこうな種類を見ることができます。また近頃はキビナゴもたくさん群れているので、オーバーハングあたりでは取り囲まれてたいへんでした。 割れ岩付近では、セスジミノがいっぱいです。おそらく最大サイズなので、今が一番見やすいでしょう。なおその付近では、見たことのないミノウミウシの仲間がいました。名前なんかはもちろんわかりません。 寒くなったのでお花畑には降りず、灯台の根に沿って浅場を進みます。旗岩を過ぎ、西口のミドリイシの群落付近では、シラヒメウミウシの小さいのやヒメマダラウミウシがいました。そこから砂地を港へ向かっていると、けっこう大きなトビエイが休んでいました。背中に大きな斑点がいくつかありました。 港に入ると、砂地に生えていた緑藻がすでになくなっています。これらにつくウミウシはもう見られないのかと少々ガッカリしていたところ、キンセンウミウシが砂地を歩いていました。フィルムがなくなったし、潮も引いていたため、素直に上がりました。 |
2010年2月
28日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 17℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 5本目 | |
潜水時間 | 87分 | 最大水深 | 22.2m |
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見たもの | ・キビナゴ、イシヨウジ、ミノカサゴ、サツマカサゴ、カエルアンコウ、コチの仲間、マダイ、イシダイ、キンチャクダイ、カゴカキダイ、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、イソギンポの仲間、イソハゼの仲間、ハリセンボンほか ・オドリカクレエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、クモガニの仲間ほか ・カラスキセワタ、キセワタの仲間、アズキウミウシ、セトミドリガイ、ゴマフビロードウミウシ、ヒロウミウシ、ミツイラメリウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、キイロイボウミウシ、オキウミウシの仲間、シロハナガサウミウシ、スミゾメミノウミウシ、セスジミノウミウシほか ・アオリイカ、カイウミヒドラ、カブトクラゲ、ウリクラゲ、アカヒトデ、ヤツデスナヒトデ、マナマコ、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 春そのものの穏やかな天気。庭の梅は散ってしまい、シデコブシやサンシュユも間もなく開花です。久しぶりに海に行き、のんびり潜ろうと思います。 辰の口も穏やかで暖かく、海中の透明度も良好とのこと。準備をしている間もうれしくなり、ついニヤついてしまったところを家人に見られ、笑われてしまいました。周囲の人とひとしきり津波談義に花を咲かせた後、灯台一周のため北口に向かいます。 エントリー後、以前オオアリモウミウシがいた砂地を目指しました。残念ながらオオアリモはいませんでしたが、カラスキセワタが5個体ほどいました。灯台方向へ向かい、大きな転石を越えたあたりで、はじめて見るキセワタの仲間がフクロノリの上を這っていました。おそらくトウヨウキセワタだと思いますが、現像が上がってこないとはっきりとは分かりません。またアオサのじゅうたん上をゴマフビロードウミウシが歩いていました。絵になりそうな感じだったので、一枚写しておきました。途中キビナゴの群れがキラキラとしてきれいです。割れ岩付近にはスミゾメミノウミウシがいます。けれど小ぶりのもの1個体しか見えません。まだちょっと早いのかな?お花畑ではオレンジ色のカエルアンコウがいました。手ごろなサイズでいい感じでした。 海底まで届く陽光を浴びながら旗岩〜港へ向かいます。浅場のフクロノリはだいぶ成長しています。この分では去年より早くウミウシのピークを迎えるかもしれないなと思いつつ、でかいアオリイカなどを眺めながらのんびりと進み、港の入り口まで来ました。まだ上がるのはもったいない感じがしたので辺りを見回していたところ、テトラについたカヤの上に、見たことのないオキウミウシの仲間がついていました。カヤが絶えず波に揺られていたため、ピンボケかもしれませんが、なんとか写真を撮りました。おそらく「本州のウミウシ(中野理枝著、ラトルズ)」p217上段に載っているヤツだと思います。港に入り、少し生きものを探してみましたが目ぼしいものは見ず、ちょうどフィルムもなくなったので上がりました。 上がっても暖かく、全体的にいい気分で辰の口を後にしました。帰ってから久しぶりに飲んだビールが旨かったです。 |
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6日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 15℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 4本目 | |
潜水時間 | 80分 | 最大水深 | 21.0m |
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見たもの | ・イワシの仲間、カサゴ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、マダイ、ハタタテダイ、キンチャクダイ、カゴカキダイ、ニジギンポ、スジハゼ、イソハゼの仲間、ハリセンボンほか ・オドリカクレエビ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、カニダマシの仲間、クモガニの仲間、オウギガニの仲間、ヨコエビの仲間ほか ・ヒメクロモウミウシ、アメフラシの仲間、ネコジタウミウシの仲間、コトヒメウミウシ、ミツイラメリウミウシ(黄、白)、ドーリス科の仲間、サラサウミウシ、シロウミウシ、キイロイボウミウシ、オトメウミウシの仲間、イロミノウミウシ、セスジミノウミウシほか ・タカラガイの仲間、ハボウキガイの仲間、マナマコ、ウリクラゲ、カブトクラゲの仲間ほか |
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ひ と こ と | 久しぶりにカキ殻に行ってみようかということになり、西口から入りました。先週、西口の浅場にもウミウシが出ていそうな感じだったので、ヒミツの場所で石をめくってみたら、いましたねえ。数は少ないのですが、種類が多かったです。けれど波があったので、体が揺すられてピンボケしてるかもしれません。凪だったらよかったのに。 目標のカキ殻まで砂地から時計回りのコースで行くか、それともアンカーの根を越えて右回りにするか迷った末、結局右回りにしました。 透明度が悪いなか、なんとなくアンカーの根を越えてカキ殻に到着し、なんとなく小さな壁を見ていたら、セスジミノウミウシがいました。まだハシリのようで、1個体しかいませんでしたが、これから次第に増えてくるでしょう。そのほかはコトヒメウミウシがあちこちにいましたね。ただ小さいのでピント合わせるのがタイヘンです。 そこから壁沿いに少し深場まで移動し、沖側の棚の上を流します。ミツイラメリとかシロ、サラサなどのウミウシが見られましたが、みんなまだまだ小さいです。これから春に向けて大きくなっていくんでしょう。 帰りは砂地から旗岩の横を通り、港へ向かいました。寒くて戦意を喪失していたので、シロハナガサウミウシぐらいしか記憶に残っていません。港の中ではアリモウミウシ系の小さなのを軽く見、駐車場へと上がりました。 |
2010年1月
31日(日) |
天 候 | くもり | 水 温 | 15℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 3本目 | |
潜水時間 | 66分 | 最大水深 | 26.8m |
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見たもの | ・イワシの仲間、イシヨウジ、ミノカサゴ、オニカサゴ、マダイ、イシダイ、キンチャクダイ、アカネキンチャクダイ、ゲンロクダイ、タキゲンロクダイ、マトウダイ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、カマスの仲間ほか ・オドリカクレエビ、オトヒメエビ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、コンペイトウコブシガニ、オウギガニ、ゼブラガニほか ・アリモウミウシ、ヒメクロモウミウシ、コトヒメウミウシ、ミツイラメリウミウシ、カグヤヒメウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、ハナオトメウミウシ、カメキオトメウミウシ ・タコの仲間、ハボウキガイの仲間、ヤドリニナの仲間、マナマコ、アカオニナマコ、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 雨が降るかなと思ってたら、何とかもちそうだったので潜りに行くことにしました。寒そうだったけど。 アラの巣あたりにコショウダイがいたとの情報を得たので、西口から入り、そこに向かいます。水面移動中、小さな石をめくったら、タコの子どもがいました。かわいかったので写真を撮ろうと思い、カメラとストロボのスイッチを入れてたら、その間にどこかへ逃げて、わからなくなってしまいました。 浅いところは藻類っぽいのが漂っていて、透明度は良いとはいえなかったですが、そんなに悪いというほどでもありません。アンカーの根の沿って深場に向かいます。途中目立ったのはイラとスズメダイぐらいですか。根の終わり付近にいたイイジマフクロウニに、ヤドリニナの仲間がついていました。写真を撮ってたらバディも寄ってきました。何か珍しいものを見つけたと思ったのかもね(笑)ちょっと気の毒でした。 そこからアラの巣の上に向かいます。流れが逆で、ちょっときつい。ふと横を見ると、マトウダイが涼しげにホバリングしてます。くやしかったので正面から写真を撮ってやりました。またウミウチワにタキゲンロクダイの子どもがいました。かわいかった。アラの巣の辺りはけっこう透明度が良く、岩穴付近をうろつくデカいイシダイの群れが上から充分見えたので、底まで下りるのはやめにして、棚の上を移動しました。 帰りはアンカーの根に沿って底を移動しました。ゲンロクダイやアカネキンチャクダイなどのほか、カグヤヒメウミウシの小さいやつが記憶に残ってます。カグヤヒメウミウシは3cmぐらいでかわいかったです。 その後は旗岩から港へと向かい、港の中でアリモウミウシなどの旬のウミウシを見物して上がりました。なお、クーラーボックスにお湯を入れてきたところ、冷えてなくていい感じでした。 |
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24日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 2本目 | |
潜水時間 | 85分 | 最大水深 | 17.6m |
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見たもの | ・イワシの仲間、カミソリウオ、カサゴ、サツマカサゴ、オニオコゼ、ミノカサゴ、アジ、ハタタテダイ、トノサマダイ、キンチャクダイ、カゴカキダイ、ハシナガウバウオ、ニジギンポ、ニラミギンポ、ネズッポの仲間、スジハゼ、イソハゼの仲間、ホシハゼ、カマス、ハリセンボンほか ・スジエビモドキ、オドリカクレエビ、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間、オウギガニの仲間ほか ・アリモウミウシ、ヒメクロモウミウシ、ツマグロモウミウシの仲間、シロウミウシ、スミゾメミノウミウシほか ・ヒメイカ、タカラガイの仲間、ハボウキガイの仲間、ナマコ、オキナマコ、ウリクラゲ、カブトクラゲの仲間、イワホリイソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 朝起きたら気持ちのよい晴れ。気温も上がりそうで、風もなさそう。絶好の海日和になりそうです。手早く準備して、海に向かいます。 途中で3月に旅行に行く地域の地図帳や昼飯を買い、辰の口に到着しました。辰の口も暖かいと言っていいほどで、のんびりとした気分で昼飯を食います。なおダイバーが1人しかいないようです。こんなに天気がいいのに、みんなどうしたんだろう。前日まで寒かったからかな? 潜る準備をしていると、ひとり上がってきました。透明度がよいこと、カミソリウオが壁の上方にいて、ヒレの模様がはっきり見えたことなどを教えてもらいました。ありがとうございました。 辰の口ひとり占め状態になったので、どこに行ってもよかったのですが、とりあえず灯台一周にします。北口も波がなく、エントリーしやすいです。ちなみに灯台が赤く塗装されていました。水に入ると、ウリクラゲほかのちいさなクラゲが目立ってきています。教えてもらったカミソリウオは、底に移動してしまってました。もう1個体がいなくなってました。残念ですが、しかたありません。そこから先、ずーっとイワシの仲間がボクの周りを取り囲んで、太陽光に映えてとてもきれいでした。 割れ岩付近で、スミゾメミノウミウシを見ました。まだ「ハシリ」みたいです。ヒドロ虫も順調に成長しているようで、今後が楽しみです。そこから先、お花畑に降りるか浅場を進むか迷ったのですが、寒そうだったので結局浅場を進みました。おもしろくなかったです。旗岩付近まで来たところ、エアがだいぶ残ってたので、砂地のアンカーまで足をのばすことにしました。アンカーには小さなハタタテダイが1尾いるだけでしたが、近くでヒメイカがいました。 その後港に向いました。防波堤付近ではカマスやアジ、ボラの群れがすごかったです。南口から港に入ると、そこも透明度がよかったので驚きました。港の中の砂地には緑藻の仲間が生えてきていますが、アリモウミウシなどのハダカモウミウシの仲間が何種類か見られます。もうちょっとウミウシ探索をしてもいいかな、と思ったのですが、フィルムがなくなったのでしかたなく上がりました。 |
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11日(月) |
天 候 | くもり | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 1本目 | |
潜水時間 | 84分 | 最大水深 | 22.8m |
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見たもの | ・イワシの仲間、カミソリウオ、ミノカサゴ、サツマカサゴ、オニオコゼ、ハシナガウバウオ、クロホシフエダイ、マダイ、コロダイ、キンチャクダイ、ムレハタタテダイ、トゲチョウチョウウオ、トノサマダイ、マトウダイ、ガラスハゼ、イソハゼの仲間、カマスの仲間ほか ・アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、オルトマンワラエビ、アカイシガニ、ヒメサンゴガニの仲間ほか ・シラヒメウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、カメキオトメウミウシ、シロハナガサウミウシ ・タカラガイの仲間、マナマコ、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 2か月ぶりのダイビングです。当然ドライなのですが、年末年始に太ったので入るか心配です。天気もどんよりと曇ってて寒そうです。 小さく縮んだようなドライをやっとの思いで着用し、軽めの灯台一周へ。北口はちょっと波立ってましたが、なんとかエントリーできました。 しばらく進むと、カミソリウオのペアがいました。ずいぶん前からウワサとしては聞いていたけど、辰の口で見るのはこれが初めてです。けっこう大きなペアでした。途中のイソギンチャクについたクマノミも生き残っています。 オーバーハングでは、キビナゴの群れがきれいです。昨晩、醤油と生姜で煮たのを食ったばかりだったので、うまそうでした。カゴカキダイの群れは、寒さのせいか動きがにぶいようでした。 割れ岩に着くと、オキゴンベのペアが寄ってきたのでスルーし、お花畑に向かいます。お花畑も、この季節当たり前ですが、生きものの種類は少なかったですね。記憶に残っているのはでかいマトウダイぐらいです。 その後旗岩から港に進みました。この頃になると、寒さのため戦闘意欲が極端に低下してきます。これに伴い、観察力もなくなってしまい、ただ移動するだけ、という状態になってしまいます。 防波堤の外側では、トノサマダイ、トゲチョウチョウウオやはぐれムレハタタテダイがいました。ツバメウオは遠目にチラっと目に入った程度なので、見たうちに入りませんね。南口(トイレ側)から港に入ろうと思ったけど、エアが少なかったので断念し、中央口から入りました。港内の砂地では、ウミウシの仲間がいないか探しましたけれども、見つけられませんでした。 |
過去ログ
・2009年No.3(9月〜11月)
・2009年No.2(6月〜7月)
・2009年No.1(2月〜5月)
・2008年No.3(10月〜11月)
・2008年No.2(6月〜9月)
・2008年No.1(2月〜5月)
・2007年No.3(9月〜12月)
・2007年No.2(6月〜8月)
・2007年No.1(1月〜5月)
・2006年No.3(9月〜12月)
・2006年No.2(6月〜8月)
・2006年No.1(2月〜5月)
・2005年No.3(10月〜11月)
・2005年No.2(7月〜9月)
・2005年No.1(3月〜6月)
・2004年No.3(8月〜11月)
・2004年No.2(5月〜7月)
・2004年No.1(2月〜4月)
・2003年No.2(8月〜11月)
・2003年No.1(3月〜7月)
・2002年No.4(10月〜11月)
・2002年No.3(8月〜9月)
・2002年No.2(6月〜7月)
・2002年No.1(3月〜5月)
・2001年No.1(9月〜11月)