2004年11月

28日(日)
天   候 はれ 水   温 20℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 76・77本目
潜水時間 @52分、A60分 最大水深 @30.8m、A19.2m
見たもの ・タイ、イシダイ、クロダイ、カマスの仲間、モンツキアカヒメジ、ミカヅキツバメウオ、オヤビッチャ、ミツボシクロスズメダイ、クロユリハゼの仲間、ニラミギンポ、シマギンポ、オキゴンベ、キリンミノカサゴ、ヨウジウオの仲間、ハリセンボンほか
・カイメンヤドリエビ、クシノハカクレエビ、アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、アカスジカクレエビ、クリアクリーナーシュリンプ、イソガニの仲間、オキナガニ、コシオリエビの仲間、テッポウエビの仲間ほか
・アオウミウシ、サラサウミウシ、キイロウミウシほか
・シラヒゲウニ、アオリイカ、タカラガイの仲間ほか
ひ と こ と  今シーズン最後のダイビングかもしれないので、奮発して2本潜ることにしました。もちろんドライです。6月頃OHに出して以来、はじめて袖をとおします。
 1本めはアカスジカクレエビを見るために深いところに行ってみました。途中ずっと向かい潮できつかったけど、砂地ではヨウジウオの仲間(ヒフキヨウジか?)を、またカイメンの穴の中にいるコシオリエビの仲間などを見た後、棚の上にあるそのポイントに到着しました。ついでに棚の下までいったらミカヅキツバメウオの若魚を見かけました。写真を撮ろうとしたけど浮遊物が多くてピントが合わず、かつエアも少なくなってきたので断念したところです。ウェットならまだ大丈夫のはずなのだけど、ドライはエアの消費が早いな。戻る途中ではキハッソクやミノカサゴの若魚などが印象に残っています。
 2本目は灯台を一周してみました。1本目に深いところにいったので、今回は努めて浅いところを行くようにしたところです。途中見慣れた生きものがずっとつづいていたのであまりシャッターを押しませんでした。棚の上にいたキリンミノカサゴのペアぐらいだったかな。あとは砂地を経由して戻ることにしましたが、こぼれ根にあるカイメンを覗いたら、黄色い斑点のあるカイメンヤドリエビがいました。こういうカイメンについているのははじめてだったたし、開口部まで出てきても奥に逃げようとしないので、別種かも、と思ったところです。それから寒くなってきたので早めに切り上げて上がることとし、消波ブロックから港内に回りこんでいたら、またミカヅキツバメウオの若魚がいました。今度は一応写真を撮ることはできましたけれども、何しろレンズが105mmなので、遠くて・・・。事前に知っていたら50mmにしてくるんだったけど・・・。
13日(土)
天   候 はれ 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 75本目
潜水時間 75分 最大水深 25.0m
見たもの ・オキナワハゼ、ベニハゼの仲間、ガラスハゼ、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、イサキ、オニカサゴ、サツマカサゴ、カマスの仲間ほか
・アカスジカクレエビ、アカホシカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、ウミシダヤドリエビ、チビウミシダエビ、テナガエビ科の一種、テッポウエビの仲間、コマチガニの仲間、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間ほか
・アオウミウシほか
・クラゲかプランクトンの仲間ほか
ひ と こ と  少し風もあり、ちょっと寒いかもと思いつつ海に行ったら、周りのほとんどのダイバーがドライだったので、気分的にますます寒々としてきました。
 しかし天気はよかったので、気をとりなおして沖のほうへ。
 海に入ったら濁りのようなものがあります。よく目を凝らして見ると平べったくて円盤型をした5mmぐらいの物体が海中を覆いつくしているようです。プランクトンの仲間かと思いましたが、ときどき顔がチクッときたのでクラゲの仲間かもしれません。また時にヤムシのようなものが飛び回っています。というわけで透明度は悪くなかったのですがそのヘンな生きもののあかげで視界は悪かったです。
 アンカーの根についたらアオウミウシの小さなやつがいました。これからウミウシのシーズンに突入するのでしょう。それからはこれといってなかったので、アオサハギやキンギョハナダイの写真を撮りながら深いところへ。そこで小さなウミシダヤドリエビ、大きなガラスハゼを見ながら根の先端をまわっていたら、アカスジカクレエビがたくさんついているウミカラマツがありました。サイズは大きかったです。先月見つけられてればよかったんですけどね。しかし、このエビがいそうなウミカラマツがだいたいわかったので、来年は大丈夫かもしれません。
 その後はよくわからないベニハゼの仲間やウミシダの根元近くにいるコマチガニの仲間、オキナワハゼの子どもなどを見ていたら急に寒くなってきて、寒いと思い出したらガマンできなくなったので途中あまり寄り道をせずとっとと上がってしまいました。
 今後潜るチャンスがあれば、たぶんドライかな。
7日(日)
天   候 はれ 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 74本目
潜水時間 82分 最大水深 23.4m
見たもの ・イサキ、アジ、イソハゼの仲間、クロユリハゼの仲間、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、カサゴの仲間、サツマカサゴ、オキゴンベ、イシヨウジほか
・アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、ムラサキヤドリエビ、オキナガニ、オウギガニ、ゴイシガニ、ゼブラガニ、ノコギリガニ、オルトマンワラエビ、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間、テッポウエビの仲間ほか
・タツナミガイほか
・タカラガイの仲間ほか
ひ と こ と  5日(金)は福岡ドームまでイーグルスのFarewell1ツアーに行ってきました。昼から仕事を休んで行ったので、もちろんスーツに革靴でした。会場には自分と同じ年代の人が多く、かつスーツ姿も多かったので安心したところです。翌日もこのかっこうで天神あたりをうろつきまわったので、かなり疲れました。やっぱりビーチサンダルに限る、と激しく思いましたね。
 さて2週間ぶりに海に行ったら、ドライスーツがずいぶん増えていました。ドライにしようなどとは全然考えもしなかったのでちょっと驚きでした。相変わらず思考力のなさが輝いてます。
 今年これが最後になるかもしれない(といいつつ来週も来てたりするのですが)ので灯台1周(ちょっと外回り)にしました。
 水面移動のとき、水面に浮かんでいたコンビニ袋にカニの子どもが付いていました。一応写真は撮りましたけれども、波で体が揺すられてたぶんピンボケです。ファインダー越しではなく、肉眼でもっとよく観察すれば「〜の仲間」ぐらいはわかったのに、と今さらながら思ってます。
 透明度は相変わらずでしたが、先々週よりは少しはマシになったかなという程度です。浅場ではイワシの仲間と思われる稚魚が群れていました。外回りから割れ岩を通過し、ナシジの根に向かいました。ナシジイソギンチャクのところまでは行かず、手前をかすめてアンカーの根に行き、そこでカサゴの仲間やノコギリガニなどを眺めて西口に回りこみ、浅場で石をひっくり返して遊ぶことにしました。ゴイシガニの小さいのとオキナガニが目についた程度だったかな。
 フィルムはまだ少し残ってましたが、寒くなってきたので上がってしまいました。来週からドライにしようかな。しかし天気が良かったら忘れるんだろうな。

2004年10月

24日(日)
天   候 はれ 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 72・73本目
潜水時間 @57分、A75分 最大水深 @19.8m、A19.2m
見たもの ・ヒレナガネジリンボウ、オキナワハゼ、ガラスハゼ、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、イサキ、キリンミノカサゴ、ミツボシクロスズメダイ、オニカサゴ、サツマカサゴ、トビエイほか
・クリアクリーナーシュリンプ、アカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、テナガエビ科の一種、イソバナカクレエビ、テッポウエビの仲間、イソコンペイトウガニ、ゼブラガニ、モクズショイ、クモガニの仲間、カニダマシの仲間、コシオリエビの仲間ほか
・キイロイボウミウシ、タツナミガイほか
・タカラガイの仲間、ユキミノガイの仲間ほか
ひ と こ と  1本目はヒレナガネジリンボウをちょっとだけ見てカキ殻の根に移動し、そこでアカホシカクレエビやイソバナカクレエビ、ガラスハゼなどを楽しみつつ、その辺りにたくさんあるウミカラマツでアカスジカクレエビを探したのですが、残念ながら見つけられませんでした。どこかにいるとは思いますが、今年はまだお目にかかっていません。またその途中、サンゴイソギンチャクにアカホシカクレエビが10個体以上ついていて、笑えました。なおほんとに久しぶりにモクズショイを、しかも2個体同時に見られたのでラッキーでした。帰りは砂地でムラサキハナギンチャクを探してみましたが、見つけられませんでした。台風でどこかに行ってしまったのでしょうか。
 2本目は昨日に引き続き灯台一周。透明度も昨日に引き続き悪かったです。割れ岩からお花畑の棚沿いに移動し、アカホシカクレエビやミツボシクロスズメダイ、キリンミノカサゴなどを見た後、浅場を移動してクリアクリーナーの穴を覗き、またミドリイシの枝の間に棲んでいるエビ・カニを楽しんだところです。移動中、気配がして横の砂地を向いたらトビエイと目が合ってしまい、ドキドキしました。われに返ってカメラを構えたときはもう遅く、飛んでいってしまいましたけれども、進行方向は押さえていたので何とか再会でき、カメラを構えながら近寄っていったのですが、やはり至近距離までは近づけませんでした。
23日(土)
天   候 はれ 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 70・71本目
潜水時間 @76分、A84分 最大水深 @20.6m、A18.9m
見たもの ・トノサマダイ、ヒレナガネジリンボウ、イソハゼの仲間、ハタタテダイyg.、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、オニオコゼ、サツマカサゴ、イサキ、トビエイほか
・クリアクリーナーシュリンプ、クシノハヤドリエビ、カザリイソギンチャクエビ、キミシグレカクレエビ、ムラサキヤドリエビ、オキナガニ、オウギガニの仲間、オルトマンワラエビ、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間、テッポウエビの仲間ほか
・キイロウミウシ、タツナミガイほか
・トラフケボリタカラガイ、ウミウサギガイの仲間、イカの仲間ほか
ひ と こ と  1本めはアンカーの根方面へ。途中クリアクリーナーシュリンプのいる穴を覗いてから向かいました。ユビノウトサカにいるエビは姿を現さなかったそうで、残念でした。次に以前アカスジがいたウミカラマツで少し探してみましたけれども、これも見つけられませんでした。仕方がないのでクシノハカクレエビのところに移動し、それからキミシグレなどを見た後、コマチコシオリエビのペアがいるウミシダに移動し、近くの穴を覗いたらここにもクリアクリーナーを確認できました。その後はトラフケボリタカラガイなどを見ながら、最後はいつものように浅場で遊んで上がったところです。
 2本めは灯台一周。透明度が良くなく、全員の姿を確保するのが大変でした。お目当てのガヤについているエビは発見できませんでした。9月中旬の水温が高いときしかいないのかな、とも思います。その後はヒレナガネジリンボウやトノサマダイなどを眺め、港内に回り込んで上がりました。
17日(日)
天   候 はれ 水   温 24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 69本目
潜水時間 73分 最大水深 22.5m
見たもの ・ヒレナガネジリンボウ、ガラスハゼ、イハタタテダイyg.、シマギンポ、ニジギンポ、ギンポ、オニカサゴ、サツマカサゴyg.、イシヨウジほか
・アカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、テナガエビ科の一種、イソバナカクレエビ、キモガニ、オルトマンワラエビ、キモガニほか
・コイボウミウシ、タツナミガイ
・アオリイカほか
ひ と こ と  浅場にウミテングのペアがいるという情報を仕入れ、それらしいところを探してみたのですが見つけられませんでした。ペアでいるところは見たことがないのでもうちょっと気合を入れて探せばよかった。反省です。
 昨日ものすどく濁っていて寒々とした印象だったので、今日は砂地を太陽の光を浴びながらのんびり移動しようと思ったところです。
 最初ヒレナガネジリンボウをちょっとだけ見て(今日は巣穴がふさがっていなかった)、カキ殻の根に移動し、そこでアカホシカクレエビやイソバナカクレエビ、ガラスハゼなどを楽しみつつ、その辺りにたくさんあるウミカラマツでアカスジカクレエビを探したのですが、残念ながら見つけられませんでした。どこかにいるとは思いますが、今年はまだお目にかかっていません。
 その後砂地に移動し、ムラサキハナギンチャクについたカクレビの仲間や空き缶に入ったミジンベニハゼなどを探してみましたがこれも見つけられませんでした。ただ今回は手前のほうで断念したので、もうちょっと西側まで足を伸ばせばいるんじゃないかと思います・
 帰りがけ、フィルムが大幅に余ってしまったので、またヒレナガのところに寄って適当なところまで寄って写真を撮らせてもらいました。ケラマだと棲息水深も深く、かつ警戒心も強いので、なかなか寄らせてはもらえませんけれども、今日はこっちがびっくりするくらい寄らせてもらいました。
 今年のダイビングも残すところあと1月ちょっと、ということになってしまいましたが、可能な限り潜りに行きたいな、と思っています。
16日(土)
天   候 はれ 水   温 23℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 67・68本目
潜水時間 @88分、A70分 最大水深 @21.9m、A25.0m
見たもの ・ワニゴチyg.、ゲンロクダイ、ギンポ、オキゴンベyg.イソハゼの仲間、オキナワベニハゼ、オキナワハゼ、ササハゼ、スジハゼ、オニハゼ、ガラスハゼ、ギンポの仲間、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、オニオコゼ、ヒラアジの仲間ほか
・オトヒメエビ、ガンガゼカクレエビ、オドリカクレエビ、イソギンチャクエビ、ムチカラマツエビ、キミシグレカクレエビ、ムラサキヤドリエビ、オウギガニの仲間、オルトマンワラエビ、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間、テッポウエビの仲間ほか
・タツナミガイ
・ウミウサギガイの仲間ほか
ひ と こ と  まずヒレナガネジリンボウを確認するためにアンカーの根方面へ。しばらくヒレナガが出てくるのを少しはなれたところで待っていたのですが、出てきません。よく見たら巣穴がふさがっていました。あまりにうるさくてどこかに移動したのかな?まさか盗って行く人はいないと思いますが。まずは根の東側からザッと流して先週クシノハカクレエビらしいのがいたカイメンの中を覗いたら、そのエビのほかにも、カニの仲間やオキゴンベの子どもなども見ることができました。あわよくばその先のちょっと深いところに行き、ゲンロクダイやタキゲンロクダイを撮ろうと考えていたところですが、あまりの透明度の悪さに、あきらめて引き返すことにしました。その途中、黄色いウミシダにコマチコシオリエビがいたので何枚か写しておきました。オオウミシダについているのは撮りにくいにで・・・。なお黄色いウミシダとは、ウミシダヤドリエビやチビウミシダエビのいるウミシダではありませんので悪しからず。あのウミシダは最近痛々しい状態なので、そっとしておきたいものです。戻る途中は、ゲンロクダイのペアやササハゼ、それから久しぶりにオキナワハゼを見ることができました。
 次は灯台一周をしてみました。ここでも透明度が悪く、深いところでは夕方か?と思ってしまうほどの暗さでした。ナシジイソギンチャクのところまで足を伸ばす予定でしたけれども断念し、壁沿いに戻りました。いつものエビの仲間もいましたけれども、あまり見かけないギンポの仲間がヒットだったかな。それから、ついでにアンカーの根に再び立ち寄ってから帰りました。なお、歩かなくてもいいように港内に入り込む予定でしたが、なぜか胸ヤケがひどくなり、途中でこれもあきらめてイソギンチャクエビを写してから上がりました。やれやれでした。
 せっかくカメラデビューの人がいたのににコンディションが良くなく、がっかりしたでようが、いつかいいこともあるでしょう。
11日(月)
天   候 はれ 水   温 24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 65・66本目
潜水時間 @79分、A83分 最大水深 @22.8m、A23.4m
見たもの ・ヒレナガネジリンボウ、ガラスハゼ、カマスの仲間、イハタタテダイyg.、イシダイ、ヒラアジ、ミナミギンポ、ニラミギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、オニカサゴ、サツマカサゴ、オキゴンベ、テンスyg.ほか
・クリアクリーナーシュリンプ、オドリカクレエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、テナガエビ科の一種、クシノハカクレエビ属の一種、ムチカラマツエビ、キミシグレカクレエビ、イボイソバナガニ、ヒメサンゴガニの仲間ほか
・シロウミウシ、キイロウミウシ、ユビノウハナガサウミウシほか
・ウミウサギガイの仲間、タコの仲間ほか
ひ と こ と  今日は熊本からお客さんだったので、まず灯台一周。ちょっと足をのばしてガラスハゼを見にいってみました。それから根に沿って移動。今年はキミシグレカクレエビがたくさんいます。ただイボイソバナガニのオスはいませんでした。引越したのでしょうか。砂地に転がっていたカキをめくったら、小さなエビがいましたが、カメラを構える寸前で砂に潜られてしまいました。サラサエビに似た透明な体に赤い縦じまが入ってました。残念です。その後ヒレナガネジリンボウやイソギンチャクエビのペアを見てあがりました。
 次は伊王島方面へ。再びヒレネジを見た後、砂地を移動してアンカーの根の奥の方へ着きました。オキゴンベに絡まれつつつウミシダヤドリエビを見てみようと思ったら、ウミシダの触手がちぎれていました。こんなのを誰が見に来るか知らないけど、触手をちぎっちゃダメだよ。初見のクシノハカクレエビ属の一種(たぶん)やウミウサギガイの仲間、イボイソバナガニのメス、テンスの子どもなどを見て、イソギンチャクエビのところに移動してい途中、先に上がったはずのバディが海底にへばりついていたので近寄ったら、ミナミギンポ(たぶん)でした。こっちでははじめて見たので思いっきり写してしまいました。南の海ではもう写しませんが、こっちだとミツボシクロスズメダイでも写してしまいます。自分でも不思議に思うけど、しょうがないかなあ。
2日(土)
天   候 くもり/はれ 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 64本目
潜水時間 75分 最大水深 28.9m
見たもの ・キハッソク、イソハゼの仲間、オニハゼ、アカエイyg.、ガラスハゼ、イサキyg.、ニラミギンポ、ニジギンポ、ハタタテダイ、アオヤガラほか
・オトヒメエビ、テナガエビ科の一種、ガンガゼカクレエビ、テナガカクレエビ、イソギンチャクエビ、チビウミシダエビ、ヤドリツノモエビ、オウギガニの仲間、イボイソバナガニ、コシオリエビの仲間ほか
・コイボウミウシほか
・ハナオレウミケムシほか
ひ と こ と  海が少し荒れていて、灯台方面へ回るのはキツイと思ったので、伊王島方面の深いところまで行ってみることにしました。海中は下げ潮で、透明度もあまり良くなかったと同時に流れが速く、進むのに苦労しました。
 ヒレナガネジリンボウがいるか見たのですが、姿を見かけませんでした。戻るときに再度確認することにして先へ進んだところです。
 深いところでは、先週大きなイシダイの群れやメジナの群れがいたので、ちょっと期待していたところですが、今日は残念ながら見れませんでした。またタキゲンロクダイの姿も見かけませんでした。キハッソクの若魚と成魚をいっぺんに見られたぐらいかな。
 そこから戻る途中、イボイソバナガニのメスがどうなっているか見に行ったところ、元気そうだったので安心しました。しかも少し大きくなっているようです。
 帰りがけ、再びヒレナガネジリンボウがいた巣穴の近くでほんのちょっと待ってみましたが、やはり姿を現しませんでした。先週じっくり写真が撮れたのであまり粘る気も起こらなくて(笑)。
 上がる直前、偶然イソギンチャクエビのペアを見かけました。辰の口では、これまで別々には見たことはありますが、ペアで見るのは初めてだったのでうれしかったですね。と同時に、オスがあまりにも貧弱だったので我が身のことが思い起こされて悲しくなりました。

2004年9月

26日(日)
天   候 はれ 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 62・63本目
潜水時間 @85分、A68分 最大水深 @10.6m、A22.8m
見たもの ・ヒレナガネジリンボウ、カスリハゼ、イソハゼの仲間、クロユリハゼの仲間、カマスの仲間、トビエイ、アカエイ、トノサマダイ、ニラミギンポ、ニジギンポ、ホソウミヤッコyg.、クロダイ、オニオコゼ、サツマカサゴ、コロダイほか
・オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、テナガエビ科の一種、カイメンヤドリエビ、キミシグレカクレエビ、オトヒメエビ、ムラサキヤドリエビ、イボイソバナガニ、ヒメサンゴガニの仲間、オウギガニの仲間ほか
・イロウミウシの仲間、キイロウミウシほか
・タカラガイの仲間、ジンドウイカほか
ひ と こ と  昨日のリベンジのため、テレコンを装着し、早起きしてヒレナガネジリンボウを撮りに行きました。絞りを変えてずいぶん写したので、ひとつぐらいは使えるのがないかなと思います。マニュアルなので、ピントは難しいけれど、一箇所で砂地に這いつくばっているだけだからそんなに苦になりませんでした。水温の低いときは、こうはいかないですけどね。帰りがけは、ついでにカスリハゼなどを撮ってみました。濁っていたのでどうなか。おもしろそうなテッポウエビがいたので撮ろうと思ったらフィルムがありませんでした。次にとっておきます。
 2本目は灯台一周外回り。シラユキウミウシみたいなのが2匹、追いかけっこをしていました。小さかったので、現像してみなければ何というウミウシかはわかりません(いつ現像するんだ、との声あり)。それからムチヤギにはキミシグレカクレエビがいっぱいついています。それからイボイソバナガニもいました。まだ小さかったですが、オスです。しばらく成長を見守りたいと思います。帰りがけはネジリンボウのところを通り、また2カット写してしまいました。1本めのテッポウエビを写して、湾内から上がろうと思ったけど、頭が痛くなってきたので早々にイグジットしました。
 1本目はエアが100ぐらい、2本目も50ぐらい残ったので、もったいないことをしてしまった気がします。
25日(土)
天   候 はれ 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 61本目
潜水時間 97分 最大水深 25.8m
見たもの ・ヒレナガネジリンボウ、オニハゼ、ヨウジウオの仲間、アカエイyg.、ガラスハゼ、イシダイ、ヤズ、クロダイ、オヤビッチャyg.、ニラミギンポ、ニジギンポ、ハタタテダイyg.、タキゲンロクダイ、オキゴンベほか
・オトヒメエビ、テナガエビ科の一種、オドリカクレエビ、ガンガゼカクレエビ、テナガカクレエビ、カイメンヤドリエビ、ヤドリツノモエビ、ヒメキンチャクガニ、トガリオウギガニ、イボイソバナガニ、オキナガニ、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間ほか
・イガグリウミウシ、コイボウミウシほか
・イイジマフクロウニ、ハナオレウミケムシほか
ひ と こ と  潜行していきなりカメラ(本体)のバッテリーが切れていて、一枚も写せないことが判明しました。残念ではありましたが、電池交換に戻るのもシャクだったので、そのまま行くことにしました。結局ウェイト代わりになったということだね。
 情報のあったヒレナガネジリンボウを見ようと思ったところ、混んでいたので帰りがけにまわすことにし、伊王島方向に向かいました。砂地にあるガヤにはオドリカクレエビがついていますが、背中や尻尾の模様にいろんなバリエーションがあり、おもしろかったです。
 沖側まで行ったら、透明度がよく、底まできれいに見えました。いろんな群れが見れたけど、その中でも大きなイシダイの群れはごく近くまで寄ってきて、一瞬食われるかと思いました。サザエじゃないんだぞ。その辺りにいたイイジマフクロウニを見てみましたが、コールマンズシュリンプはいませんでした。いつか見つけたいなあ。
 帰りがけは、ヒレナガネジリンボウをじっくりと見ることができました。予想に反してけっこう寄れそうです。明日はテレコンをつけて、ダイバーが多くなる前にじっくりと撮影したいと思います。
19日(日)
天   候 くもり 水   温 27℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 60本目
潜水時間 98分 最大水深 20.7m
見たもの ・ギンポ、ニジギンポ、イソハゼの仲間、オヤビッチャ、クロダイ、フエダイの仲間、イサキ、サツマカサゴ、コロダイほか
・オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、カクレエビ亜科の一種、テナガエビ科の一種、カイメンヤドリエビ、キミシグレカクレエビ、オトヒメエビ、ムラサキヤドリエビ、テッポウエビの仲間、ヒメサンゴガニの仲間、オウギガニの仲間、コマチコシオリエビ、ヤドカリの仲間ほか
・コノハミドリガイほか
・タカラガイの仲間、ジンドウイカほか
ひ と こ と  昨日とはうって変わって穏やかな海況で、忘れ物もなく淡々と潜りました。ひとつだけ言わせていただければダイバーが多い、ということです。なんで9月だというのにこんなに多いんだろう、というのが正直な気持ちです。
 灯台を一周しましたけれども、流れがあり、写真を撮るのはちょっと難しかったですね。ピントを合わせていると体が流れに持っていかれたりしてたので、たぶんピンボケの写真が多いんじゃないかなと思います。
 あまり特筆するようなものを見た記憶がありませんけれども、しいてあげれば茶色のヨコシマがはいったテッポウエビの仲間(石の下にいるヤツ)が、今まで見た中では一番大きいサイズだった(3cm弱)ということですかね。
 最近モチベーションが低下気味です。春先から飛ばし気味だったので、ちょっと中だるみ状態かな。山に行こうかな。
18日(土)
天   候 くもり 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 58・59本目
潜水時間 @97分、A60分 最大水深 @25.3m、A20.4m
見たもの ・アカエイyg.、マハタyg.、ガラスハゼ、共生ハゼの仲間、カイワリ、ヤズ、ヒラアジの仲間、カンパチ、イサキ、クロダイ、フエダイの仲間、ミツボシクロスズメダイyg.、オヤビッチャyg.、イソギンポ、マダラギンポ、ニラミギンポ、ニジギンポ、シマギンポ、ハタタテダイyg.ほか
・オトヒメエビ、クリアクリーナーシュリンプ、テナガエビ科の一種、オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、ガンガゼカクレエビ、テナガカクレエビ、カイメンヤドリエビ、ヤドリツノモエビ、エビの仲間、ヒメサンゴガニ属の一種、コンペイトウコブシガニ、コブシガニの仲間、オキナガニ、コシオリエビの仲間、ヤドカリの仲間ほか
・ユビノウハナガサウミウシ、コノハミドリガイ、コイボウミウシほか
・スナダコ、タカラガイの仲間、ヒラムシの仲間、ウミケムシほか
ひ と こ と  朝から降りだした雨も辰の口に着くころには上がり、何とか潜れるかなという状況になりました。しかし、ここでフィンを忘れてきたということが発覚し、水中を歩くか、又は這って移動するかとも考えましたが、結局PAPALAGIさんにフィンを借りて事なきを得ました。PAPALAGIさんどうもありがとうございました。
 西側が荒れていたので灯台を一周することにし、裸足(ブーツも忘れた)で歩いて行ったら足の裏を陶器の破片みたいなので切りました。弱り目にたたり目とはこのことでしょう。まあそんなこんなで海に入ったところ、思いのほか透明度もよく、しかも前半は大きいサイズ(辰の口にしては)の魚の群れも目の前を通り過ぎて行ったりして、いつもと違う楽しみ方ができました。ついでに2本目はカキ殻から砂地経由で帰ってきました。
 もちろん小さいものも探しました。ガヤについているエビの仲間は、大きさから言って今が撮りごろかもしれません。体に線が入ったもの、まったく模様のない透明な小さいもののほか、ガヤの根元にいたものの3種類(たぶん)が確認できました。同じ種類かどうかは知りませんけれども。
 そのほか浅場で石をひっくり返してみましたが、波があったので写真を撮ることはあきらめ、早々に上がりました。
11日(土)
天   候 はれ 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 57本目
潜水時間 81分 最大水深 20.1m
見たもの ・オキゴンベ、シマギンポ、ニジギンポ、ガラスハゼ、イソハゼの仲間、オヤビッチャ、イサキ、オニカサゴ、コロダイ、カマスyg.、ハコフグygほか
・クリアクリーナーシュリンプ、オドリカクレエビ、カクレエビ亜科の一種、カイメンヤドリエビ、ウミシダヤドリエビ、チビウミシダエビ、オトヒメエビ、ムラサキヤドリエビ、ムラサキトゲテッポウエビ、テッポウエビの仲間、イボイソバナガニ、ヒメキンチャクガニ、クモガニの仲間、コブシガニの仲間、オウギガニの仲間、オルトマンワラエビ、ヤドカリの仲間、シャコの仲間ほか
・コノハミドリガイ、ユビノウハナガサウミウシほか
・タカラガイの仲間、モンバンイソギンチャク、ジンドウイカほか
ひ と こ と  台風の被害は、陸上ではそんなに感じられなかったけれども、海中はミドリイシがあちこちで折れていて、やはり無傷ではすまなかったのだな、と感じたところです。
 今日は、クリアクリーナーシュリンプを見てから沖に移動し、大きなウミヒドラのところまで行ってみました。途中、手ごろな筒状のカイメンがあれば一応中を確認してみました。わりと高い確率でカイメンヤドリエビがいましたね。それから枝の多いウミシダには、今年もウミシダヤドリエビとチビウミシダエビが一緒に住んでいました。
 帰りがけムチカラマツの根元付近が不恰好に膨らんでいたので「もしや」と思い近寄ったら、あんのじょうイボイソバナガニのメスでした。個人的には辰の口ではじめて見ました(他の人はけっこう見ていたようですが)。ひょっとしたらオスもいたかもしれません。それらしいところをよく探せばよかった。
 上がる直前、例によって手ごろな石をはがして遊んでいたら、またヒメキンチャクガニがペアでいました。いそうなところがだいたいわかるようになったせいもあるけど、毎週見れるようになったので、個人的には普通種に位置づけられつつあります。そのほかにもゾウムシ似のごく小さなカニやムラサキウニについていたテッポウエビの仲間2種類、小さなタカラガイの仲間、こげ茶色のシャコの仲間などがいて、やはり浅場はおもしろい、と思ったしだいであります。
5日(日)
天   候 くもり 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 56本目
潜水時間 81分 最大水深 24.4m
見たもの ・アカエイyg.、ホタテウミヘビ、カマスyg.、マハタyg.、テンスyg.、オヤビッチャyg.、アオヤガラ、ニラミギンポ、ニジギンポ、シマギンポ、イソハゼの仲間、ベニハゼの仲間、オニハゼ、クモハゼ、ガラスハゼ、クサハゼほか
・オトヒメエビ、テナガエビ科の一種、ガンガゼカクレエビ、テナガカクレエビ、ヒメキンチャクガニ、キモガニ、コブシガニの仲間、ケブカガニの仲間、コシオリエビの仲間、ヤドカリの仲間ほか
・キイロウミウシ、コノハミドリガイ、アメフラシの仲間ほか
・ジンドウイカ、タカラガイの仲間、ウミケムシほか
ひ と こ と  今日はくもりで、しかも途中雨が降っていたのでダイバーも少ないだろうとタカをくくっていたら、とんでもない数でビックリでした。どこから湧いてきたんだろうという感じです。
 最近カキ殻のところがごぶさたでしたので、行ってみました。透明度は辰の口にしてはよく、ちょっと浮き気味で移動でき、いつものように海底を這うように進まずにすみました。まずユビノウトサカのところで透明なエビを確認し、オオウミシダにいるコマチコシオリエビ似のヤツを見た後、カキ殻に移動しました。台風が近づいているからなのか、生きものは少なく、印象に残っているのはガラスハゼの大きなのぐらいかな。
 その後少し上がって、砂が落ち込んでいるエッジ沿いに、しばらく西に進んでみました。マハタの子どもがカニをくわえていたのでカメラを構えたら、被写体になるのがイヤだったのか離してしまいました。仕方がないのでカニ(生きていた)だけ写させていただきました。そのほかにはテンスの子どももいました。ふつう、テンスは危険を感じると砂の中に潜ってしまうのですが、こいつはどうやらちぎれた海藻か何かに擬態しているつもりらしく、砂には潜らずにずっとユラユラしていました。
 イグジット直前、恒例の石めくりをしてみたら、またヒメキンチャクガニがいました。しかも2個体です。ペアリングしてるのかなとも思いましたが、ほんとうのところはわかりません。その片方は、イソギンチャクをひとつしか持っていませんでした。失くしたのかもしれません。しかし、毎回見れる、ということは、かなりの個体数がいるということで、少し複雑な感じです。
 上がった後は、近づいている台風18号の準備のため、そそくさと帰りました。今度は西側を通るみたいだから、被害がでないか心配です。
4日(土)
天   候 はれ 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 54・55本目
潜水時間 @90分、A67分 最大水深 @25.6m、A6.1m
見たもの ・ノコギリヨウジ、イシヨウジ、マダラギンポ、シマギンポ、ニジギンポ、ヘビギンポ、ガラスハゼ、ベニハゼの仲間、イソハゼの仲間、オヤビッチャ、ハタタテダイyg.、ハオコゼyg.、オニカサゴyg.、コロダイ、カンパチ、カマスyg.、ハコフグygほか
・クリアクリーナーシュリンプ、アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、カクレエビ亜科の一種、カイメンヤドリエビ、オトヒメエビ、テッポウエビの仲間、ヒメキンチャクガニ、ヨツハモガニ、コブシガニの仲間、コブシガニの仲間、ガザミyg.、アカイシガニ、オウギガニの仲間、ヒメサンゴガニの仲間、オルトマンワラエビ、コシオリエビの仲間、ソメンヤドカリ、ヤドカリの仲間ほか
・シラヒメウミウシ、キイロウミウシ、コノハミドリガイ、ユビノウハナガサウミウシ、クロシタナシウミウシ科の一種ほか
・タカラガイの仲間、モンバンイソギンチャク、カニハサミイソギンチャク、ソメンイソギンチャクほか
ひ と こ と  一本めは軽く灯台一周。割れ岩まではミドリイシの中のエビカニやカンパチの群れ、マダラギンポ、ノコギリヨウジぐらいしか印象に残っていません。それから先、久しぶりに足を伸ばしたちょっと深いところでは最大サイズのガラスハゼがいたり、イソハゼといっしょに住んでいるカイメンヤドリエビもいたり、わりとおもしろかったです。
 浅場に戻り、砂地のシマキッカイソギンチャクには、アカホシカクレエビ似のオドリカクレビいました。ハーフだったりして。またクリアクリーナーシュリンプは穴の出口まで出てきていたので写真を撮りやすかったです。
 上がる寸前、例によって石をめくっていたら、ヒメキンチャクガニを見つけました。これで2度目の対面ということで、今回は割と落ち着いて(しかし相変わらず笑いながら)写真を撮ることができました。
 二本目は、体験ダイビングに連れて行くつもりでしたが、ものの3分でギブアップしたので、しかたなく(?)一人で近くをうろついてみました。砂地では巻貝の仲間がエサをあさっている様子や、マエソがカワハギを捕まえたところ、ソメンイソギンチャクとモンバンイソギンチャク(3つも)をつけたソメンヤドカリなど、生態的におもしろいシーンを見ることができました。またナガウニについていたテッポウエビの仲間(たぶん)も初めて見たので2〜3カット写しておきました。
 と、ここまで書いて、今日は別の(ヤドカリの仲間)を集中的に探すつもりだったことを思い出しました。何てこった!

2004年8月

21日(土)
天   候 はれ 水   温 29℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 52・53本目
潜水時間 @97分、A79分 最大水深 @22.5m、A25.6m
見たもの ・チヌ、イシダイ、コロダイ、マハタ、カゴカキダイ、チョウチョウウオ、アナハゼ、オヤビッチャyg.、アオヤガラ、ネズッポの仲間、ニジギンポ、シマギンポ、イソハゼの仲間、ベニハゼの仲間、オニハゼ、クモハゼ、イシヨウジ、ミノカサゴyg.、ハナミノカサゴほか
・オトヒメエビ、オドリカクレエビ、ウミシダヤドリエビ、キミシグレカクレエビ、ガンガゼカクレエビ、カイメンヤドリエビの仲間、クリアクリーナーシュリンプ、テナガカクレエビ、ヒメサンゴガニの仲間、キモガニ、コブシガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか
・フジナミウミウシ、キイロウミウシ、アオウミウシ、イガグリウミウシ、ニセイガグリウミウシ、シラヒメウミウシ、ユビノウハナガサウミウシ、イロミノウミウシ、キイロイボウミウシ、コノハミドリガイほか
・マダコ、タカラガイの仲間、ウミウサギガイの仲間、ウミケムシほか
ひ と こ と  連日のギリシャ通いで寝不足気味ですけれども、3週間ほど潜ってなくて体中から海水が抜けてしまい、脱水症状を起こしかかっていたため、奮発して2本行くことにしました。
 台風が過ぎて海の中がキレイになっているだろうと思ったら、案に相違して濁っていて、しかもゴミなどもあり、あまりよいコンディションとはいえませんでした。
 1本めは灯台一周、2本めは久しぶりにアンカーの根に行きました。
 2本ともあまりの透明度の悪さに少々ウンザリした、というのが正直な感想ですが、記憶に残っているのはキミシグレカクレエビのペアがいたこと、ほんとに久しぶりにクリアクリーナーシュリンプを見たこと、それから緑色のきれいなイソハゼの仲間がいたということぐらいです。ほかにも「おおっ」というのを見たようなのですが、帰ってきて飲み会に行ったら忘れてしまいました。
 まあ海の中も、徐々に秋が近づいているという気配を感じさせてくれた、ということは言えるかな。
1日(日)
天   候 おおむねはれ 水   温 24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 51本目
潜水時間 67分 最大水深 20.4m
見たもの ・ホソウミヤッコ、イシヨウジ、アナハゼの仲間、ハオコゼyg.、サツマカサゴ、コロダイ、クロイシモチyg.、ハコフグygほか
・オドリカクレエビ、オトヒメエビ、アカイシガニ、オウギガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか
・リュウモンイロウミウシ、アオウミウシほか
・タカラガイの仲間、タコの仲間ほか
ひ と こ と  台風10号の影響による波、ウネリが心配されたところですが、現地に着いてみると大丈夫でした。ただ大潮にあたっていたこともあって、深いところまで透明度は悪かったです。
 エントリーしたときはちょうど潮が引いていた最中で、海にたどりつくまで長い距離を歩くハメになり、潜る前から疲れました。上がるときはさらに潮が引いていて、もっと疲れました。またBCの調子が悪く、というかインフレーターホースの部品がなくなっていて、ずっとBCにエアを入れられませんでした。イグジット直前の浅場で体がブレないようにオーバーウェイト気味にしているので、深場を肺だけでコントロールするのはけっこう疲れました。
 台風の影響もあるのか、全般的に生きものは少ないようでした。もっとも透明度が悪かったせいもあるのかもしれません。記憶に残っているのは夏の定番リュウモンイロウミウシぐらいでしょうか。それから浅場に戻ってきてからのハコフグの幼魚ぐらいかな。ミナミハコフグが人気ですけれども、こっちもなかなかのものですよ。またコロダイは幼魚から大きい成魚まで、多く見ることができました。それから浅場に戻ってテッポウエビを眺めていたとき、気配がしたので横のほうを見たら、ビキニの女の子がスキンダイビングをしていました。まさか辰の口でこんな光景が見られるとは思っていなかったので、うれしいより先に驚いてしまいました。すっかりオヤジです。
 ちなみに今日は腹の調子が悪かったので、浅場での生きもの探しはあきらめ、エアをずいぶん残して早々に上がってしまいました。

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