2005年6月
26日(日) |
天 候 | くもり | 水 温 | 22℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 20〜21本目 | |
潜水時間 | @71分、A73分 | 最大水深 | @29.8m、A20.4m |
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見たもの | ・タツノイトコ、イソハゼ、イソハゼの仲間、イチモンジハゼ、イソギンポの仲間、ハオコゼ、ミノカサゴ、トビヌメリ、キハッソク、アジ、ヒラアジ、セイテンビラメ、ダルマガレイほか ・カクレエビの仲間、モエビの仲間、エビの仲間、クモガニの仲間、オウギガニ、コシオリエビの仲間、ヤドカリの仲間、ヒメオオメアミほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、ヒラミルミドリガイ、イロウミウシの一種、イガグリウミウシ、シラヒメウミウシ、フジイロウミウシ、センヒメウミウシ、ムラサキシボリウミウシ(クリヤイロウミウシ)、アオウミウシ、シロウミウシ、ミヤコウミウシ、キイロイボウミウシほか ・マダコ、ヒラムシの仲間×2、ゴカイ、タカラガイの仲間、ミズクラゲほか |
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ひ と こ と | 今日は辰の口の海岸清掃の日でした。日ごろ遊ばせてもらっている場所なので、ゴミを拾いまくろうと張り切って現地に着いたら、ちょうど満潮で、ほとんどゴミはありませんでした(笑)。 海の西側は白波が立っていて荒れていましたが、ちょっと工夫してエントリー(単に東側から回り込んだだけです。)することとし、1本目はひさしぶりにクロの巣まで行ってみました。海の中は透明度がよく、砂地を移動するときはケラマで潜っているような錯覚におちいりました。7月に行けないのでこういう感じになるのかな。ユビノウトサカについたカクレエビの仲間を確認し(写真は撮れなかった)、その後センヒメウミウシなどを見て、クロの巣へゆっくり移動しました。今年はセンヒメをよく見かけます。他のパーティもいたので、それを避けつつ戻りましたけれども、浅場ではホンダワラがユラユラしている中を通ったので酔いそうになったところです。 2本目は軽く灯台一周へ。エントリー直後、まずトゲトサカにいるエビの仲間を見、割れ岩付近ではアジの若魚がなぜかホバリングしているところを見、砂地ではハッチアウト寸前のタツノイトコを見たことが記憶に残っています。今日からカメラのレンズを105mmにしたところ、なかなか感覚がつかめずに少々いらいらしたところもありました。次からは何とか大丈夫でしょう。 |
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19日(日) |
天 候 | はれ/くもり | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 19本目 | |
潜水時間 | 74分 | 最大水深 | 20.4m |
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見たもの | ・イシヨウジ、イチモンジハゼ、オキナワベニハゼ、イソハゼの仲間、クロダイ、ロウソクギンポ、シマギンポ、カエルウオ、マダラギンポ、イソギンポの仲間、オキゴンベyg.、カゴカキダイ、ヒラメ、オニカサゴ、ミノカサゴyg.、ハリセンボンほか ・テナガカクレエビ、アシナガエビモドキ、ムラサキトゲテッポウエビ、ムラサキトゲテッポウエビ、モエビの仲間、コエビの仲間、ムラサキトゲテッポウエビ、テッポウエビの仲間、トウヨウコシオリエビ、コマチコシオリエビ、モクズショイ、イシガニの仲間、ケブカアワツブガニ、オウギガニ、オウギガニの仲間、ヒライソガニほか ・ヒラミルミソリガイ、キンセンウミウシ、ミツイラメリウミウシ、センヒメウミウシ、アラリウミウシ、フジイロウミウシ、ニセイガグリウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、ほか ・マダコ、スナダコ、ロウイロカゴメイトカゲガイ、ウグイスガイ、ウミギクガイの仲間、ホヤの仲間、オオアカヒトデ、ヒラムシの仲間、オオナガレカンザシ、ゴカイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 今年はじめてアンカーの根から沖のほうに行ってみることにしました。水温もずいぶん上がってきたようで、最初のうちはウェットでもじゅうぶんでした。 アンカーの根に着き、しばらく進んだら大きなユビノウトサカの群落があります。その中を覗いてみたら、コエビの仲間がわりといました。模様のあるものと透明なものの2種類を確認できました。もっとも同じ種類かもしれませんが。いちおう写真は撮りましたが、なにしろ50mmレンズなのでどうだか、というところです。次は105mmにしようかな。 根を過ぎて、砂地にある小石の上では、キンセンウミウシが歩いていました。ほぼ1年ぶりの再開でしたけれども、元気そうでした。それからロウイロカゴメイトカゲガイも見ました。相変わらず妖しい黄色だったので安心しました。そこを過ぎたら、たぶんオオアカヒトデがいました。あまりにデカくてびっくりしました。そこからはほぼUターンするようなコースで帰ったのですが、まあおなじみのものを見ながら、という感じですかね。 しばらく2本ずつ潜っていたため、今日1本にしたら、上がってから何か物足らないような気もしたので、また2本にするかもしれません。 |
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11日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 21℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 17〜18本目 | |
潜水時間 | @79分、A65分 | 最大水深 | @20.7m、A24.4m |
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見たもの | ・タツノイトコ、クモハゼ、イソハゼ、イチモンジハゼ、ニジギンポ、ヤマノカミ、サツマカサゴ、オニオコゼ、トビヌメリ、ネズッポの仲間、アカエイ、ダルマガレイほか ・アカホシカクレエビ辰の口型、モエビの仲間みたいなもの、オウギガニ、オキナガニ、アケウス、マルガザミ、スベスベマンジュウガニ、コシオリエビの仲間、ヤドカリの仲間、ヒメオオメアミほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、リュウモンイロウミウシ、アラリウミウシ、フジイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、アマクサウミウシの仲間、フリエリイボウミウシ、キイロイボウミウシ、ミドリアマモウミウシほか ・ヒメイカ、スナダコ、マダコ、ヒラムシの仲間、ウミケムシ、ミズヒキゴカイ、タカラガイの仲間、ミズクラゲ、アカクラゲほか |
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ひ と こ と | 朝方まで降っていた雨もなんとか上がり、どんよりとした梅雨空のもとで2本潜ってみました。なおこの日からウェットに衣替えをしてみましたけれども、海中はやはりまだ冷たかったです。 1本めは灯台一周です。潜ろうとしたらマスクのストラップが切れたので、カメラ番さんに借りました。エントリーしたら、ドライのときとは違い、姿勢制御が楽です。やはりウェットに限ります。エントリーしてすぐ、最近の定番アマクサウミウシの仲間が迎えてくれ、その次にはリュウモンイロウミウシとシロウミウシが手を振っていてくれました。この日はやたらとシロウミウシばかり目につきました。そのほかに記憶に残っているのはトゲトサカの中にモエビの仲間のようなものがいたことくらいで、あとは寒かったことしか思い出せません。 2本目は砂地へ。浅場に転がっているアンカーについていたコミドリリュウグウウミウシはすでにいなくなっていました。ムラサキハナギンチャク付近は相変わらずアカホシカクレエビ辰の口型がたくさん群れています。そのほかはヤマノカミ(ミノカサゴのようなもの)を初めて見たことと久しぶりにフリエリイボウミウシ(タマゴイロイボウミウシ)を見たということかな。 上がってからは野母崎の「海の健康村」に泊まりに行ってきました。海のすぐそばにあるので波の音以外余計な音は聞こえないし、清潔な部屋からは軍艦島や東シナ海に沈む夕陽が眺められ、しかも温泉付きなので気分がよかったです。特に料理は最高でした。今度は秋に行こうと思います。 |
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4日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 15〜16本目 | |
潜水時間 | @76分、A83分 | 最大水深 | @17.9m、A21.6m |
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見たもの | ・トゲカナガシラ、タツノイトコ、イシヨウジ、ササハゼ、オキナワベニハゼ、アジ、コロダイ、ギンポの仲間、マダラギンポ、イソギンポの仲間、ニジギンポ、セレベスゴチ、メゴチ、ヒラメ、ダルマガレイほか ・オトヒメエビ、アカホシカクレエビ辰の口型、ロウソクエビの仲間、ムラサキトゲテッポウエビ、モエビの仲間、サメハダヤドカリ、オイランヤドカリ、トウヨウコシオリエビ、イソカニダマシの仲間、ワタクズガニの仲間、トガリマルガザミ、オウギガニの仲間、ほか ・ミドリアメフラシ、ミドリアマモウミウシ、アマクサウミウシ、オカダウミウシ、センヒメウミウシ、サガミイロウミウシ、ムラサキシボリウミウシ(クリヤイロウミウシ)、アラリウミウシ、フジイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシほか ・ヒメイカ、アオリイカ、スナダコ、ベニキヌヅツミガイ、ユキミノガイの仲間、ヒトエカンザシ、ホヤの仲間、ベニヒモイソギンチャク、ウミケムシ、ハナオレウミケムシほか |
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ひ と こ と | 今日は暑くなりそうな予感がしたので、ウェットにしようかと思ったところですが、寒いといけないのでやっぱりドライにしました。 海に着いた後、フィンを忘れてきたことに気づきました。別ので潜りましたがやはり慣れたのでないと思ったように動けません。また前夜、家でフィルムを交換した後に電源を切るのを忘れていて、車で移動中何かのひょうしにシャッターがきれたらしく、潜るときはフィルムの10カットめからでした。もったいないことをしました。 1本めは灯台一周。透明度が悪く、途中から深いところへコース変更してみましたけれども、あまり代わりばえはしませんでしたね。ただ流れはなかったので、移動は楽でした。印象に残っている生きものは、エントリーしてすぐの岩場にいたアマクサウミウシのペア、途中の砂地にいた特大サイズのヒラメ、それからイグジット直前の石の下にいたオカダウミウシです。上がったときはドライの中が汗びっしょりでした。 2本めは砂地へ。少しは透明度はいいかと思ったらあまり変わりばえがせず、悪いままでした。ムラサキハナギンチャクのところではカホシカクレエビ辰の口型が大量にユラユラしていて、また自分の手のひら大のワタクズガニの仲間もいました。砂地のスロープを降りていく途中、トゲカナガシラが通っていったのでその後を眼で追ったのですが、見失ってしまいました。残念です。あとカキ殻の根ではイロウミウシの仲間がそれぞれ大きくなっていましたし、久しぶりにセンヒメウミウシも見ました。 次からはウェットにします。 |
2005年5月
28日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 13〜14本目 | |
潜水時間 | @71分、A80分 | 最大水深 | @23.7m、A22.2m |
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見たもの | ・タツノイトコ、クモハゼ、イソハゼ、イチモンジハゼ、ニジギンポ、コロダイ、オニカサゴ、ハナミノカサゴ、トビヌメリ、ネズッポの仲間、アカエイ、トビエイ、ダルマガレイほか ・ホンカクレエビ属の一種(辰の口型)、アカホシカクレエビ、イソスジエビ、モエビの仲間みたいなもの、ヤドリツノモエビ、オウギガニ、キモガニ、クモガニの仲間、アケウス、コシオリエビの仲間、ヤドカリの仲間ほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、コミドリリュウグウウミウシ、キヌハダモドキ、アラリウミウシ、フジイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、ニセイガグリウミウシ、キイロイボウミウシ、ミドリアマモウミウシ、ヒロウミウシ、クロシタナシウミウシの仲間(たぶん)ほか ・ヒメイカ、アオリイカ、スナダコ、マダコ、ヒラムシの仲間、ウミケムシ、サンショウウニの仲間、タカラガイの仲間、ミズクラゲ、アカクラゲほか |
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ひ と こ と | 2週間ぶりのダイビングとなった今日、まずてはじめに砂地からカキ殻に行ってみることにしました。潜行してすぐ、海藻の中にアケウスがいました。また近くのミルにはゴクラクミドリガイの仲間がいたのですが、いい写真は撮れていないような気がします。その後アンカーについているフサコケムシに、コミドリリュウグウウミウシがたくさんついていました。辰の口でリュウグウウミウシを見るのは、個人的にはじめてです。もうちょっと行ったところでは-20あたりでホンカクレエビ属の一種(辰の口型)3個体を見ました。このエビは、これまではムラサキハナギンチャクの周囲で見ていたので共生エビの一種だと思っていたのですが、今回はイソギンチャクのないところにいました。宿主に対する依存度はあまり強くないということはわかっていましたが、むしろ自由生活に近い種であるような印象を受けました。その後カキ殻に移動したら、イロウミウシの仲間がかなり増えていました。 2本目は灯台一周へ。浅場を移動する予定でしたが透明度があまりよくなく、割れ岩からコースを変更して深いところを回りました。特段記すようなものは見なかったのですが、エントリー直後に見た尾びれがないカワハギや、ちぎれて堆積したフクロノリの中にいるモエビの仲間みたいなもの、それから10cmぐらいあったクロシタナシウミウシの仲間(たぶん)などが印象に残っています。生きものよりも流れがあったのがもっと印象に残っているかな。 ようやく水温も少しだけ上がり、生きものも種・数ともに増えているので、最初から最後まで楽しむことができるようになった気がします。だけどもうちょっとドライを着ていようとは思います。 |
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14日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 18℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 11〜12本目 | |
潜水時間 | @64分、A87分 | 最大水深 | @23.7m、A10.9m |
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見たもの | ・キビナゴ、カスリハゼ、スジハゼ、オキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、イソハゼ、ハゼの仲間、カサゴの仲間、ニジギンポ、フタホシニジギンポ、ヨソギ、カワハギ、キタマクラ、メゴチ、セレベスゴチ、ゴンズイほか ・イソスジエビ、エビの仲間、ガンガゼカクレエビ、サラサエビ、ホンヤドカリ、ケアシホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、オウギガニの仲間、マンジュウガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・ヒロウミウシ、ヒラミルミドリガイ、ミドリガイの仲間、ミドリアマモウミウシ、シラヒメウミウシ、コモンウミウシ、ニセイガグリウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシキイロイボウミウシほか ・コウイカの仲間、マダコ、スナダコ、タカラガイの仲間、ケヤリムシの仲間、カンザシゴカイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 今日はハゼの研究者の方が調査に見えていたので、そのお供ということで2本潜りました。お供といってもポイントまで連れて行っただけで、特に何もしなかった、というのが正解かな。 1本めはカキ殻へ。海藻がびっしり生えていたので、そのすき間を覗き込んで生きものを探す、というスタイルになりました。ウミウシはそろそろ初夏バージョンに代わりつつあるようで、シラヒメウミウシやコモンウミウシの小さいのを見ることができました。アンカーの根ではガンガゼエビかと思ったほど存在感のあるガンガゼカクレエビがいました。なお上がってから研究者の方にシュンカンハゼなどの見つけ方を教わったので、今後が楽しみです。ただし写真を撮ることができるかということは別問題ですね。 2本めは浅場の砂地をウロウロしました。窪んだところには岩からはがれたフクロノリが溜まっており、そこには小さなエビの仲間がたくさんいました。防波堤外側の捨石付近にはムラサキウニやアカウニがけっこういました。以前撮ったムラサキゴカクガニの出来がよくなかったのでリベンジをと思い、裏返してみましたけれども全くいませんでした。最後は港内の泥っぽいところでスジハゼやカスリハゼを見て上がりました。 もうそろそろウェットに切り替えようと思っていたのですが、まだ水は冷たいので、当分ドライになりそうです。 |
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1日(日) |
天 候 | くもり&濃霧 | 水 温 | 18℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 9〜10本目 | |
潜水時間 | @72分、A69分 | 最大水深 | @23.1m、A14.0m |
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見たもの | ・マトウダイ、クモハゼ、イソハゼ、イチモンジハゼ、ニジギンポ、タカノハダイ、オニカサゴyg.、ネズッポの仲間ほか ・アカホシカクレエビ、イソスジエビ、オウギガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・セスジミノウミウシ、ミノウミウシの仲間いろいろ、クロミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、フジイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ、コイボウミウシ、ヒイラギウミウシ、ミドリアマモウミウシ、ヒロウミウシ、イバラウミウシの仲間、ゴマフビロードウミウシほか ・イソギンチャクの仲間、ベニキヌヅツミガイ、ミズクラゲ、オオブンブクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 朝がた大雨洪水警報がでていたそうですが、家の周囲はそうでもなかったので車を出したら、長崎市内は交通渋滞で、辰の口は濃霧でした。聞けば海上濃霧警報がでていたとのことです。雨のなか、潜ってしまいました。自分たちも含め、3パーティしかいませんでした。 濃霧のためあまり沖に出るのは控え、1本目はアンカーの根に行きました。フクロノリはだいぶんハゲかかっていますけれども、残っている部分にはちいさなウミウシの仲間がチラホラと見えました。根の終点付近でバディが教える方向を向いたら、マトウダイがのんびりと泳いでいました。そこからの帰りはフジイロウミウシが交接していた程度で、帰りがけにホンダワラの林の中を通ってきたら、ユラユラ揺れていて酔いそうになりました。 しばしの休憩の後、2本目は灯台一周へ。浅めをたどっていくことにしました。ここでもフクロノリやミルの上を重点的に探索しました。フクロノリの上はあまりこれといっていませんでしたけれども、ミルにはミドリアマモウミウシやゴクラクミドリガイの仲間が多数確認できました。またヤツデスナヒトデが体を持ち上げていたので何を捕食しているのだろうと裏返してみたら、オオブンブクの仲間でした。途中エアの残り具合でとても一周はできないと判断したので来た方向を戻りました。 |
2005年4月
24日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 18℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 8本目 | |
潜水時間 | 97分 | 最大水深 | 17.0m |
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見たもの | ・キビナゴ、ハゼの仲間、ギンポ、マダラギンポ、ロウソクギンポ、シマギンポ、カエルウオ、ニジギンポ、フタホシニジギンポ、カワハギ、キタマクラ、タカノハダイ、クロダイ、ハナミノカサゴ、セレベスゴチほか ・オドリカクレエビ、イソスジエビ、スジエビモドキ、ムラサキヤドリエビ、ホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、ケアシホンヤドカリ、メナガオサガニ、オウギガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・マツカサウミウシ、コガネマツカサウミウシ、イバラウミウシの仲間、ヒロウミウシ、セスジミノウミウシ、ミノウミウシの仲間、ミドリガイの仲間、クロミドリガイ、ミドリアマモウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシほか ・ボウズコウイカ、テンロクケボリガイ、ヒトデヤドリニナの仲間、タカラガイの仲間ほか |
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ひ と こ と | フクロノリもそろそろはげており、そのうえで見られるちいさなウミウシもそろそろ終わりかなと感じていたので、今日を一応の最後にして灯台一周フクロノリコースにしました。 やはり水温は確実に上がっており、潜る側としては助かるのですが、ちいさなウミウシのシーズンは予想していたとおりほぼ終わりかけています。しかしそれに代わり、岩場にいるイロウミウシの仲間が確実に大きくなっています。今後はそっちのほうも楽しみです。 上がる途中、ボウズコウイカのペアを見ました。今が産卵の季節なのでしょうか。 今日は大潮だったので、上がってからタイドプールにいる生きものを見に行ってきました。大きなタイドプールに浮かんでカメラを構えていたら、潮干狩りのオバチャンたちに「ドザエモンと思った」などとからかわれたので、しかたなく頭などをかいて済ませたところです。また消波ブロック近くでは、メナガオサガニやムラサキヤドリエビ、イソスジエビ、アシナガエビモドキなどいろんな甲殻類を見ることができました。 なお、また水没箇所が見つかったので、次回までにちゃんと補修していきたいと思います。 |
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17日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 6〜7本目 | |
潜水時間 | @60分、A84分 | 最大水深 | @10.0m、A12.5m |
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見たもの | ・キビナゴの群れ、イワシの群れ、ニジギンポ、フタホシニジギンポ、タカノハダイ、オニオコゼ、キンチャクダイyg.ほか ・オドリカクレエビ、オウギガニの仲間、トガリマルガザミ、ムラサキゴカクガニ、コシオリエビの仲間、ワレカラの仲間ほか ・ミノウミウシの仲間いろいろ、マツカサウミウシ、ミドリガイの仲間、ミドリアマモウミウシ、アリモウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、キイロウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、ミドリガイの仲間×2、タツナミガイほか ・イソギンチャクの仲間、マガキガイ、コウイカの仲間、ミズクラゲ、モミジガイの仲間、ヤツデスナヒトデほか |
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ひ と こ と | 予定よりもずいぶん早く着いてしまったので、タンクを1本借りて、アマモが生えているところなど防波堤の周囲を探索してみました。アマモにオヨギイソギンチャクやモエビの仲間がついていないか確かめること、それからこの時期ムラサキウニやアカウニが多く見られるのでそれについている生きものを見ることが主目的でした。アマモには何もついていなかったけど、ムラサキウニの口近くにはムラサキゴカクガニがいました。もちろん写真は撮ろうとしたけどストロボが同調せず、たぶん撮れていないと思います。残念です。 2本めはフクロノリ沿いに灯台一周でした。慣れないテレコンに悪戦苦闘しながらのダイビングでしたけれども、初見のウミウシが多く、楽しむことができました。また砂地にいたヤツデスナヒトデをひっくり返したら、トガリマルガザミ(たぶん)がいたのでカメラに収めておきました。ただしかし、被写界深度が極端に浅いテレコンで、果たしてピントが合わせられたのかどうかわかりません。まあ見ることができただけでも良しとしなければ。来週はテレコンを外そうかな。 辰の口はほんとにスゴイ海ということを改めて感じた次第です。 |
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16日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 5本目 | |
潜水時間 | 79分 | 最大水深 | 17.3m |
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見たもの | ・イワシの群れ、キビナゴ、フタホシニジギンポ、カワハギ、キタマクラ、タカノハダイ、イソハゼの仲間、ハナミノカサゴほか ・オドリカクレエビ、ケアシホンヤドカリ、オウギガニの仲間、コシオリエビの仲間ほか ・スミゾメミノウミウシ、セスジミノウミウシほかミノウミウシのなかま多数、マツカサウミウシ、ミドリガイの仲間、ミドリアマモウミウシ、アリモウミウシの仲間、ウスイロウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシほか ・ミズクラゲ、カコボラほか |
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ひ と こ と | 2週間潜れなかったので頭の中がすっかり乾いてしまい、しかも「ウミウシのシーズンだというのに何てことだ」という焦燥感もあったので、今日は張り切って家を出ました。 灯台一周浅場めぐりをしてみました。砂地のミルには多数のミドリアマモウミウシ(今が旬かな)や小さなミドリガイの仲間がいました。そこからはフクロノリ沿いにコースを取ってみました。フクロノリはすでにちぎれはじめていたけど、ウミウシはまだまだ大丈夫でした。ただ肉眼で見てもファインダー越しに見ても、同定はおろか色彩もほとんどよくわからないほど小さいのが玉にキズです。 見たことがないアリモウミウシの仲間がいたので数カット写真を撮たらフィルムがなくなってしまい、あとは急に寒さを感じてガマンできなくなったので、さっさと上がりました。 明日は小さなウミウシが少しでも見れるように、105mmに2倍テレコンを装着していきます。重いけどしかたないか。 |
2005年3月
27日(日) |
天 候 | 小雨 | 水 温 | 14℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 4本目 | |
潜水時間 | 66分 | 最大水深 | 17.7m |
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見たもの | ・キビナゴの群れ、イワシの群れ、メジナ、ボラの群れ、マダイ、ニジギンポ、タカノハダイ、オニカサゴyg.、オキゴンベyg.ほか ・オドリカクレエビ、コシオリエビの仲間ほか ・ミツイラメリウミウシ、セスジミノウミウシ、ミノウミウシの仲間いろいろ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、キイロウミウシ、イバラウミウシの仲間、ゴマフビロードウミウシほか ・イソギンチャクの仲間、アワビ、ミズクラゲほか |
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ひ と こ と | 雨のなか、潜ってしまいました。自分たちのほかは、ダイバー数名しかいませんでした。 北風が強くどうかと思いましたが、思い切って灯台一周をすることにしたところ、思ったほど波は立っておらず、エントリーも楽でした。 フクロノリの上にいるちいさなウミウシを見ながら割れ岩までいったら、大きなボラの群れが興奮した様子でグルグル回っていました。 そこを過ぎたらエアの残りを見ながらのコースどりをしたので、砂地の移動になってしまいました。下げ潮だったので移動は楽ちんでしたけれども、あまりおもしろくはなかったですね。 60分を過ぎたら寒くてたまらなくなったので、さっさと上がってしまいました。浅場の生きものを楽しむ余裕がまったくなく、一目散に駐車場に向かいました。 はるばる辰の口まで潜りに来られた方は、楽しんでもらえたでしょうか。 |
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26日(土) |
天 候 | はれ/くもり | 水 温 | 14℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 3本目 | |
潜水時間 | 66分 | 最大水深 | 21.8m |
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見たもの | ・イワシの群れ、ウスバハギ、カワハギ、キタマクラ、タカノハダイ、イソハゼの仲間、ハナミノカサゴほか ・オドリカクレエビ、ケアシホンヤドカリ、ホンヤドカリ、コシオリエビの仲間ほか ・タツナミガイ、ゴマフビロードウミウシ、セスジミノウミウシ、シラユキウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシほか ・ミズクラゲ、コウイカの仲間ほか |
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ひ と こ と | 先週の失敗にかんがみ、ウェイトはちゃんとベルトにつけて入りました。今度はさすがに落としませんでした。 今日はアンカーの根方面に行きました。透明度は深いところはよかったのですが、浅いところは先週ほどではありませんでした。 ミノウミウシの種類は、セスジミノウミウシは今が旬という感じで、あっちこっちで見ることができますけれども、フクロノリの上で見かけるものはまだ出てきていません。昨年と比較すると水温が1℃低いので、このことと関連があるのかもしれません。フクロノリも生長途上のようです。なおゴマフビロードウミウシは2個体、シラユキウミウシは1個体それぞれ小さいものを見ました。 魚は、相変わらずイワシの群れが多いです。ほかには、深いところにハナミノカサゴがいたぐらいで、あまり憶えていません。 最後のほうは、もうちょっとゆっくり見たかったところですけれども、寒くてガマンできなくなり、また頭も痛くなってきたので上がってしまいました。 ちょうど潮が引いていたときだったので長距離を歩かねばならず、これも大変でした。駐車場に着いたときはフラフラでした。 |
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21日(月) |
天 候 | はれ | 水 温 | 14℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 2本目 | |
潜水時間 | 60分 | 最大水深 | 22.5m |
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見たもの | ・イシヨウジ、イワシの群れ、マダイ、ネズッポの仲間、アナハゼの仲間、イソギンポの仲間、キタマクラ、ハタタテガレイほか ・イソスジエビ、アカホシカクレエビ、コシオリエビの仲間 ・ミドリアマモウミウシ、ミツイラメリウミウシ、セスジミノウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシほか ・アオリイカ、カコボラ、ウミサボテン、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 19日は寒かったので、今日はたくさん着込んでいくことにし、ウェイトを1kgBCのポケットに入れて、万全の体制のはずでした。 今日はウミウシ狙いでカキ殻のところへいってみました。途中ウミサボテンやアナハゼの仲間を写し、根に着きました。そこには見慣れないカレイの仲間がいます。何枚か写真を撮っていたら、そのうち真っ白いトゲを出してくれたのでまた何枚か写しました。ダルマガレイの仲間かなと思っていたら、どうやらハタタテガレイという種のようです。 カキ殻のところは、ウミウシの数は多かったです。しかし、見慣れたものばっかりだったので写真はパスし、マダイに追い込まれているイワシの群れを見物したりしておりました。また、ここにはアカホシカクレエビ20匹以上がいるサンゴイソギンチャクがありますが、今日はメスが一匹だけでした。水温が上がれば増えてくるのだろうと思います。 そうこうしていたら寒くなってきたので上がることにしました。だいたい私の辞書には「忍耐」、「努力」、「根性」という単語はないのです。そうしたら体が浮くではありませんか。エアをめいっぱい抜いても浮きます。途中ほとんど何も見ずにほうほうの体で上がったところです。フィルムも10枚以上残してしまいました。 結局BCのポケットに入れていたウェイトを海の中で落としてしまっていたことが原因だったようです。次はこういうことがないように、手抜きをせず、ちゃんとウェイトベルトに装着していきたいと思います。 |
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19日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 14℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 1本目 | |
潜水時間 | 62分 | 最大水深 | 23.7m |
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見たもの | ・イワシの群れ、メジナの群れ、イシヨウジ、サツマカサゴyg.、オニカサゴ、ネズッポの仲間、ウスバハギ、カワハギ、キタマクラ、マダイ、タカノハダイ、イソハゼの仲間ほか ・オドリカクレエビ、イソスジエビ、モエビの仲間、トガリオウギガニ、ケブカガニの仲間、ホンヤドカリほか ・アマクサアメフラシ、タツナミガイ、セスジミノウミウシ、フジイロウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシほか ・ミズクラゲ、タコの仲間ほか |
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ひ と こ と | ほぼ4か月ぶりのダイビングだったので、ウェイトは何キロ必要かなど基本的なところを忘れてしまってました。またフィンを4ヶ月間家の外に放置していたのでストラップがひび割れ、履こうとしたらちぎれてしまうというアクシデントもありました。他の器材はきちんと事前に手入れをしたつもりでしたけれども、フィンは完全に忘れてしまっていたのです。うかつでした。 予想した以上に海の中は寒く、エントリーして1分もたたないうちに上がりたくなりましたけれども、深いところまで透明度がよく、つい潜ってしまいました。 ウミウシシーズンと思っていたところ、まだフクロノリも小さく、砂地の海藻も生えてなくて、それなりに種類はいましたけれども、4月にはいってからかな、という印象でした。 潮だまりも覗いてみました。ちょうど潮が満ちかけのときだったので小さなものしかなかったですが、ハゼの小さいのやイソスジエビなどを見ることができました。 とにかく寒くて早々にイグジットしました。潮間帯の石をめくって少し遊んでみたら、ツメの先が黒いケブカガニの仲間が多いようでした。 |