2005年11月

27日(日)
天   候 はれ 水   温 21℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 77本目
潜水時間 50分 最大水深 24.4m
見たもの ・ニジギンポ、シマギンポ、イシヨウジ、イワシの仲間、オキナワベニハゼ、イソハゼの仲間、サツマカサゴ、ハタの仲間、オオモンハタ、マダイ、ベラの仲間、イシダイほか
・オトヒメエビ、カザリイソギンチャクエビ、イソバナカクレエビ、ウミシダヤドリエビ、ウミカラマツエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ツノヤドカリの仲間、コマチコシオリエビ、カニの仲間ほか
・アオウミウシ、キイロウミウシ
・ヒザラガイの仲間、ケヤリムシの仲間、ナマコの仲間ほか
ひ と こ と  タンクの連絡をしておくのを失念してしまったため、きょうはPAPALAGIさんに半ば強引に借りてしまいました。使う予定があったかもしれないのに、貸してもらいました。感謝です。
 23日は予想したとおりドライが水没したので、以前補修した箇所がはがれかかっているのをボンドで再び貼りあわせるとともに、劣化した袖口のシールの上からはネオプレーン様のものを巻きつけ、これでごまかせるかなと思い海に入りました。するとエントリーしたとたん、体を水が伝っていくのがわかりました。また体を横にすると今度はヒザあたりも水漏れしている気配がしました。なんだか悲しくなってきたので上がろうかとも思ったのですが、がまんしてカキ殻までいってみることにしました。
 途中、スーツの中に水が入ってくるイヤな感じに気をとられ、集中して生きものを探すことができませんでした。ムチヤギについた透明なイソバナカクレエビとイワシの群れを狙う大きなマダイのグループ、上がりがけに砂地で見たごく小さなカニと思われる生きものぐらいでしょうか。
 ふだんなら浅場でしばらく遊ぶところですが、寒くてたまらなかったので一目散にイグジットしてしまいました。ドライを脱いだら、ブーツの半分ぐらい水が溜まっていました(泣)。もうどうしようもないので補修に出します。今シーズンがついに終わってしまった、という感じです。
23日(水)
天   候 はれ 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 76本目
潜水時間 79分 最大水深 23.1m
見たもの ・イザリウオ、オニカサゴ、アカイソハゼ、イソハゼの仲間、シマギンポ、フタホシニジギンポ、ウバウオの仲間、コバンヒメジ、ハタの仲間、ベラの仲間、セイテンビラメほか
・オドリカクレエビ、クリアクリーナーシュリンプ、ウミシダヤドリエビ、チビウミシダエビ、ザラカイメンカクレエビ、クシノハカクレエビ、テッポウエビの仲間、ケブカヒメヨコバサミ、イシダタミヤドカリ、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間、モクズショイ、オウギガニの仲間ほか
・キイロウミウシ
・メダカラ、ハツユキダカラ、ウグイスガイの仲間、ヒオウギガイ、ヒラムシの仲間、クダヤギの仲間ほか
ひ と こ と  晴れていて風もなかったので、ウェットにしようかとちょっと悩んだんだけど、思い切ってドライにしてしまいました。結果的によかったと思います。
 アンカーの根方面への水面移動中、見慣れないベラの仲間がいたので、やや遠くからではありましたが一枚写しておきました。あとで調べます。
 アンカーの根に着き、ヨコシマエビを探してみましたが、見つけられませんでした。そこからは根づたいに沖へ進み、ザラカイメンにいるザラカイメンカクレエビとクシノハカクレエビ、穴の入り口にいるクリアクリーナーシュリンプなどを見て戻りました。
 港内でコンゴウフグを見たとの情報があったのでそっちから上がることにしたところ、港の入り口の砂地で小さなイザリウオを見つけました。地味な色だったのですが、今年はじめて見たような気がします。港内に入ったら一段と寒さが増したので、コンゴウフグ探しもそこそこに上がってしまいました。もちろん見つけられませんでしたよ。
 ドライの袖口から水が漏れていたのですが、今年いっぱいは若干の補強をして、このまま使いたいと考えています。どうせ来月あたりからはしばらく休めなくなるので、そのときにでもOHをかねてシールを交換に出すことにしましょう。
19日(土)
天   候 はれ 水   温 21℃ぐらい
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 75本目
潜水時間 90分ぐらい 最大水深 28mぐらい
見たもの ・ニジギンポ、シマギンポ、イシヨウジ、イワシ、シュンカンハゼの仲間、オキナワベニハゼ、ナンヨウミドリハゼ、オニオコゼ、ハオコゼ、ハタの仲間、オオモンハタ、イシダイほか
・オトヒメエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、チビウミシダエビ、ザラカイメンカクレエビ、クシノハカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ヤドカリの仲間、コマチコシオリエビ、コシオリエビの仲間、ベニイシガニ、モクズショイ、コマチガニの仲間、オウギガニの仲間ほか
・コノハミドリガイ、キヌハダウミウシの仲間、サラサウミウシ、キイロウミウシほか
・ニクイロクダヤギ、ユキミノガイの仲間、ヒオウギガイ、ヒザラガイの仲間、アオリイカ、ジンドウイカの仲間、ダイリンチビクモヒトデほか
ひ と こ と  前夜はドライを準備しましたが、当日は天気がよく風もなかったので、急遽ウェットも持っていき、現地で判断することとしました。
 現地に着き、かなり迷ったあげくウェットを選択したところ、まだウェットの人もチラホラいたので安心しました。
 アンカーの根を沖の方へまっすぐ進むことにしました。魚の数は少なくなっていますけれども、その分一匹いっぴきが大きくなっています。またベラの仲間は、繁殖期なのか、色鮮やかになっています。ヤドカリの仲間がいたので写真を撮ろうとしてカメラを構えてじっとしていたら、寒くなりました。ザラカイメンのところではザラカイメンカクレエビとクシノハカクレエビがいっしょに見れるので得をした気分です。コアシウミシダにいるコマチガニの仲間にはまたもや逃げられ、写真に記録することができませんでした。なお二か所でニクイロクダヤギを見てみましたが、何もついていなかったですね。上がりがけに浅場でオレンジ色のキヌハダウミウシがいたので数カット撮りました。
 なおダイブコンピュータを電池交換に出しているので、潜水時間などはだいたいの数字です。まだウェットでいいかもね。
5日(土)
天   候 くもり 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 74本目
潜水時間 105分 最大水深 27.0m
見たもの ・ナンヨウミドリハゼ、アカイソハゼ、イソハゼの仲間、オキナワベニハゼ、ガラスハゼ、マダラギンポ、イソギンポの仲間、オキナヒメジ、トノサマダイ、ブリ、ハタの仲間、ヒラメほか
・アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、イソバナカクレエビ、イソギンチャクエビ、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、コシオリエビの仲間、ワタリガニの仲間、キモガニ、オウギガニの仲間、シャコの仲間ほか
・アオウミウシ、キイロウミウシ
・メダカラ、チャイロキヌタ、タカラガイの仲間、ユキミノガイの仲間、ヒオウギガイほか
ひ と こ と  潜る前の天気はうすぐもりで、風もなく、海も久々にベタ凪でした。
 外回りの灯台一周でした。水温が下がったせいか、以前より魚の数は少なくなりました。割れ岩手前の深いところでは、ブリが群れでやってきました。濁っていてオートフォーカスが効かなかったので、マニュアルでピントをあわせようとしたけど間に合わず、写真は撮れずじまいです。はじめて間近でみましたが、すごかった。割れ岩には上がらず、20〜25mの水深をずっと移動し、ムチヤギについたイソバナカクレエビとガラスハゼなどを見ました。砂地ではタコのいなくなった住まい後にワタリガニの仲間が住んでいました。はじめて見る種だったので、現像が楽しみです。浅場では小さなヤドカリの仲間やイソギンポの仲間を見て上がりました。上がったら小雨がパラついていました。
 その日は野母崎の「海の健康村」に泊まったので、翌朝(6日)も辰の口を覗いてみましたが、とてもじゃないけど潜れる状況ではなかったので家に帰って寝ました。
3日(木)
天   候 はれ 水   温 23℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 73本目
潜水時間 91分 最大水深 22.8m
見たもの ・ニジギンポ、イシヨウジ、カタクチイワシ、アジ、ヒラアジ、イサキ、シュンカンハゼの仲間、オキナワベニハゼ、コロダイ、オオモンハタ、イシダイほか
・オトヒメエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、チビウミシダエビ、ウミカラマツエビ、カクレエビの仲間、ヤドカリの仲間、コシオリエビの仲間、アカイシガニ、モクズショイ、コマチガニの仲間、オウギガニの仲間、キモガニ、ヒメサンゴガニの仲間ほか
・イガグリウミウシ、キイロウミウシ
・ニクイロクダヤギ、ユキミノガイの仲間、イタヤガイの仲間、ジンドウイカの仲間、ダキクモヒトデほか
ひ と こ と  朝は曇っていたので、今日は行かないだろうとのんびりしていたところ、「今から行くぞ」との電話があり、あわてて準備して出かけました。現地が近づくにつれ天気が回復し、着いたときは風もなく、おだやかな陽光がふりそそぐようになっていました。
 アンカーの根に向かいました。またもやヨコシマエビを見られず、少々がっくりしたのですが、甲にトゲトサカまでつけたモクズショイを見たのでまあいいか。沖のほうでは大きなジンドウイカの仲間がホバリングし、また大きなイシダイも回遊していました。戻りがけにコアシウミシダの根元あたりを見たら、コマチガニの仲間がいました。写真は撮れませんでしたが、甲にはまったく模様はなく、つるんとした感じでした。なおここにいるチビウミシダエビは大きくなっています。帰りがけは向かい潮できつかったですが、防波堤の外でシュンカンハゼの仲間やヤドカリの仲間を見、港内から上がりました。
 こういう天気なら、ウェットでもそんなに苦にはならないですけどね。

2005年10月

30日(日)
天   候 はれ 水   温 23℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 72本目
潜水時間 69分 最大水深 21.9m
見たもの ・ナンヨウミドリハゼ、アカイソハゼ、イソハゼの仲間、オキナワベニハゼ、マダラギンポ、オニオコゼ、オジサン、ハタの仲間、ダルマガレイの仲間、サヨリの仲間ほか
・アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、ウミカラマツエビ、ウミシダヤドリエビ、ムラサキヤドリエビ、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、コシオリエビの仲間、ウスハオウギガニ、オウギガニほか
・アオウミウシ、イソウミウシの仲間ほか
・メダカラ、チャイロキヌタ、タカラガイの仲間、トラフケボリダカラ、ユキミノガイの仲間、ヒオウギガイ、イタヤガイの仲間、キンコの仲間ほか
ひ と こ と  天気が良くなり、少々風が強いことを除けば、この時期としてはいいダイビング日和といってよかったでしょう。ダイバーの数も多かったです。
 カキ殻に行ってみることにしました。水面移動中、カミナリベラのメスの群れに混じってオジサンの幼魚がエサをつついているのを見ました。途中ヤナギウミエラが何本か出ていたのでウミエラカニダマシがいないか探したけれど見つけることができず、仕方がないのでムラサキハナギンチャクのところでビイドロカクレエビを見ようと思ったら、オドリカクレエビが同じような泳ぎ方をしていて拍子抜けしました。ムラサキハナギンチャクのところではみんな同じ泳ぎ方をするのだろうか?
 カキ殻では小さいアオウミウシをいくつか確認できました。もうちょっとでウミウシのシーズン突入でしょう。真っ黒いオオウミシダには、根元に同じ色の小さなコシオリエビの仲間がいます。今まで何度かチャレンジしているけどうまく撮れたためしがありません。今回はどうだったでしょうか。同じオオウミシダにはウミシダヤドリエビとは思うのですが、暗紫色の細いエビがいました。なおウミカラマツエビもたくさんいました。個人的にカキ殻でははじめて見ました。あとは浅場を軽く流して上がりました。
29日(土)
天   候 くもり 水   温 24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 71本目
潜水時間 100分ぐらい 最大水深 27.4m
見たもの ・シマギンポ、ニジギンポ、マダラギンポ、イシヨウジ、カタクチイワシ、ウミタケハゼの仲間、オキナワベニハゼ、コロダイ、オオモンハタ、ハタの仲間、ブダイの仲間、イシダイ、カンパチほか
・オトヒメエビ、カザリイソギンチャクエビ、カクレエビの仲間、コシオリエビの仲間、アカイシガニ、オウギガニ、オウギガニの仲間、キモガニほか
・コイボウミウシほか
・フトヤギの仲間、ユキミノガイの仲間、イタヤガイの仲間、オオナガレナンザシほか
ひ と こ と  北からの波が立っていたのですが、久しぶりに灯台一周外回りコースをとりました。
 エントリーしてしばらく進むと、大きなブダイの仲間が悠然と泳いでいました。なんとか全身の写真を撮ろうとしたのですがピントが合わず、手間取っている間に逃げられてしまいました。それから深場をぐるっと周り、メジナの巣穴を覗いたりしてお花畑から砂地を横切って灯台続きの根に上がりました。ハタの仲間とかイシダイなどが泳ぎまわっていたのに加え、久しぶりにカンパチの群れにも会いました。ちょっと見ない間に、一段と大きくなっているようです。それから後はその根づたいに浅場を移動しましたが、トノサマダイの子どもがいたミドリイシの群落では、今日は見えませんでした。枝の中に引っ込んでいたのでしょうか。
 上がったら寒かったです。
23日(日)
天   候 はれ 水   温 24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 69〜70本目
潜水時間 @64分、A94分 最大水深 @18.3m、A28.3m
見たもの ・ナンヨウミドリハゼ、アカイソハゼ、イソハゼの仲間、オキナワベニハゼ、ニジギンポ、マダラギンポ、トノサマダイ、オニカサゴ、アカマツカサ、ブダイの仲間、ハタの仲間、イシダイ、ヒラメほか
・オドリカクレエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、ザラカイメンカクレエビ、クシノハカクレエビ、ヤマトホンヤドカリ、コマチコシオリエビ、ケブカガニの仲間ほか
・コイボウミウシ
・メダカラ、タカラガイの仲間、ユキミノガイの仲間、イタヤガイの仲間、キバナトサカほか
ひ と こ と  昨日と違い風波はおさまっていたので、1本目は灯台一周。エントリー後フトユビシャコの仲間を探しましたがみつけることができず、割れ岩方面へ。成長し、いわゆる「クチグロ」といってよい大きなイシダイが悠々と泳いでいました。そこを過ぎても、ずっと砂が巻き上がったような感じで濁っていたため、途中からは浅場を移動することにしました。ミドリイシの群落のあるところでは必ずといっていいほどトノサマダイの小さいのが泳ぎ回っています。数えたら8個体を見ました。その他の季節来遊種は見ないのが不思議です。
 2本目はカキ殻方面へ。ここもずっと濁っていましたが、浅場ではハタの仲間、深場ではブダイの仲間の大きいのがいたのですが、いずれも濁りのためピントが合わず、残念でした。その後カキ殻の根の切れたところに行き、岩の亀裂を覗いていたところ、ミノカサゴyg.やオキナワベニハゼに混じってアカマツカサの仲間を見ることができました。なんとかカメラに収めようとしたのですが、これもピントが合わず、ダメでした。仕方がないので浅場に戻り、イソギンチャクエビとカザリイソギンチャクエビがいっしょに暮らしているサンゴイソギンチャクのところで時間をつぶしたり、またメジナの群れを追い掛け回したりしていました。
22日(土)
天   候 はれ 水   温 24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 68本目
潜水時間 100分 最大水深 18.3m
見たもの ・コケギンポ、ナベカ、シマギンポ、ニジギンポ、マダラギンポ、ホソウミヤッコ、イシヨウジ、カタクチイワシ、タカサゴヒメジ、コロダイ、オオモンハタほか
・オトヒメエビ、カザリイソギンチャクエビ、カクレエビの仲間、コシオリエビの仲間、ショウジョウカニダマシ、イソカニダマシの仲間、トガリヒヅメガニ、オウギガニの仲間ほか
・キイロウミウシ、コイボウミウシほか
・フトヤギの仲間、ハボウキガイの仲間ほか
ひ と こ と  北からの風波が強く、港内からエントリーしてアンカーの根まで行くことにしました。水中も濁っているなかで新米をひとり連れていたので、生きものをじっくりと見つけるどころではなかったというのが正直なところです。
 防波堤のすぐ外の砂地に、ハボウキガイの仲間がいました。三味線のバチのような格好です。現像が上がってから調べてみたいと思います。途中テンジクダイの仲間の幼魚が大量に漂っているところを抜けて、アンカーの根につきました。途中から向かい潮がきつくなってきたのでザラカイメンのところまで行くのをあきらめ、カキ殻の根に渡りました。そこで、上五島から参加したメンバーがホソウミヤッコの子どもをみつけました。オレンジ色でなかなかかわいかったです。その後は浅場に戻り、新米を上げた後、浅場でギンポの仲間と戯れました。いろんなギンポがいたけど、波にもまれながらの撮影だったので、きっと手ブレしてるんだろうなあ。
16日(日)
天   候 はれ 水   温 25℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 66〜67本目
潜水時間 @107分、A100分 最大水深 @17.6m、A25.0m
見たもの ・ナンヨウミドリハゼ、アカイソハゼ、スジハゼ、オキナワベニハゼ、ニジギンポ、シマギンポ、マダラギンポ、クロダイ、ダルマオコゼ、オニオコゼ、サツマカサゴ、ネズッポの仲間、ナンヨウツバメウオほか
・ビイドロカクレエビ、オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、イシダタミヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、カンザシヤドカリの仲間、コマチコシオリエビ、アカイシガニ、トガリヒヅメガニ、スベスベマンジュウガニ、サンゴガニ、フトユビシャコの仲間ほか
・キイロウミウシ、シラヒメウミウシ、シロハナガサウミウシほか
・アオリイカ、メダカラ、タルダカラ、ユキミノガイの仲間、イタヤガイの仲間、キンコの仲間、ミズガメカイメンほか
ひ と こ と  1本目は灯台一周。エントリー後すぐフトユビシャコの仲間がいました。以前見たところと同じ岩にいました。割れ岩に向かう途中ではクロダイ(チヌ)の大きな群れが泳ぎまわっていて、圧巻でした。もっとも魚の群れは、ほかにもいろいろあるので見ていて面白いですが。浅めに一周し、帰りは港内で遊ぶことにしたところ、ナンヨウツバメウオを見ることができました。きょうは2個体のみでしたが、防波堤外側の表層を泳いでいたため、きれいに見えました。ほかにはネズッポの仲間もいましたね。
 2本目は砂地〜カキ殻の根へ。砂地では「ビイドロカクレエビ」と和名がついたばかりの「アカホシカクレエビ辰の口型」やダルマオコゼを、カキ殻の根では大きなミズガメカイメンの中や外にいるアカイシガニやオキナワベニハゼを見た後、急いで浅場に戻りました。浅場では、カンザシヤドカリの仲間を見ることができました。以前から「いるはずだ」と思い探していたのですが、見つけられなかったものです。あとは写真が撮れていれば・・・、というところです。
 やっぱり辰の口はおもしろい。
10日(月)
天   候 はれ 水   温 26℃
場   所 ケラマ@タートルタウン、A北浜bS、B前の海漁礁
今年の通算 63〜65本目
潜水時間 @46、A61、B56分 最大水深 @16.7、A23.1、B16.7m
見たもの ・チンアナゴ、ニセゴイシウツボ、ハダカハオコゼ、ネッタイスズメダイ、ニセネッタイスズメダイ、タテジマキンチャクダイ、サザナミヤッコ、ヤリカタギ、ミスジチョウチョウウオ、イロブダイyg.、ウミシダウバウオ、ミナミギンポ、ベニツケタテガミカエルウオ、イシガキカエルウオ、ミヤケテグリ、オドリハゼ、ウケグチイットウダイ、メガネスズメダイ、チゴベニハゼ、ナンヨウハギyg.ほか
・オトヒメエビ、ソリハシコモンエビ、ベンテンコモンエビ、ホソウミシダヤドリエビ、エンマカクレエビ、アカホシカクレエビ、ロウソクエビの仲間、アカツメサンゴヤドカリ、サンゴモエビ、アカシマシラヒゲエビ、カンザシヤドカリほか
・アカフチリュウグウウミウシほか
・アオウミガメ、ヒラムシの仲間、イソバナ、フトヤギの仲間、ミズイリショウジョウガイ、ウミヘビほか
ひ と こ と  1本目は儀名のタートルタウン。自分にとってはかなりのうねりの中でのエントリーでした。ポイント名どおり、カメの多いところで、今回もはっきりとは憶えてないけど5匹ぐらいは見たかな。あまり警戒感がなかったようで、エサを喰っているものもいました。あとは近くに寄ってきたキンチャクダイの仲間と荒れたサンゴが印象に残っています。
 2本目は北浜に近頃設置されたという4番めのブイから沖へ行ってみることにしました。底質は、いわばガレキ交じりで、アザハタの根に向かうところのようなきれいな砂地ではなかったです。沖にはとんがった根があり、その上にイソバナがありました。そこにはクダゴンベがいたそうですが、見逃してしまいました。その周辺の砂地はチンアナゴだらけでした。ほかに印象に残ったのはホソウミシダヤドリエビをはじめて見たことです。来年はもっといろんなのを見つけられるでしょう。
 3本目、ケラマ最後のダイビングは前の海漁礁です。漁礁付近にある小さな根からあまり動かず、じっくり生きものを探すという算段でした。小さなトンネルの中にはソリハシコモンエビやベンテンコモンエビなどのクリーナーシュリンプが待機していると同時に、オドリカクレエビもテッポウエビに押されながらも舞っていました。もうちょっと色彩が派手ならブレイクするのでしょうが。その根の上には小さな大砲の弾が捨てられています。後は浅場で今回の定番となったスズメダイ見物を経てケラマツアーは終了しました。
9日(日)
天   候 はれ 水   温 28℃
場   所 ケラマ@北浜、A久場南、Bブツブツサンゴ
今年の通算 60〜62本目
潜水時間 @61、A55、B57分 最大水深 @25.3、A28.0、B15.8m
見たもの ・マダラトビエイ、ウメイロモドキ、テンス、ホシテンス、ケラマハナダイ、ハナゴンベ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、ネッタイスズメダイ、アサドスズメダイ、ヤリカタギ、ヘラルドコガネヤッコ、ウルマカサゴ、ハダカハオコゼ、ミナミハコフグyg.、ニジハギ、ヤミスズキ、ホシゴンベyg.、ヘビギンポの仲間、サザナミフグほか
・スザクサラサエビ、ホシナシイソギンチャクエビ、ウミカラマツエビ、コマチテッポウエビ、アカシマシラヒゲエビ、ホワイトソックス、イソギンチャクモエビ、カンザシヤドカリ、キカザリサンゴヤドカリ、セグロサンゴヤドカリ、イソバナガニ、モンハナシャコほか
・ハイイロイボウミウシ、コイボウミウシ、クロボウズほか
・コブシメ、イソギンチャクの仲間、ヒラムシの仲間ほか
ひ と こ と  1本目は北浜。ちょうどいい具合にブイが開いたのでラッキーでした。アザハタの根に移動する途中で、マダラトビエイが遠くを泳いでいくのが見えました。根では、バイオレットボクサーシュリンプは見えませんでしたが、代わりにホワイトソックスがすぐそばまで近寄ってきました。帰りがけ、緑色のハダカハオコゼやおそらくカイメンに擬態したコブシメなどが印象に残っています。
 2本目は久場南。外に行くのは今回はじめてです。うねりが強かったので体調がどうか不安でしたが、何とか最後まで持ちこたえました。水中でもうねりがあったので小さい生きものを撮ることはほぼあきらめ、水中景観を楽しむことにしました。透明度もよく、また地形も変化に富んでいるので面白かったです。底のほうではハナゴンベやヤミスズキがいました。
 3本目はブツブツサンゴ。浅場のサンゴの群落は見事です。昔はあたりまえのように見られたのですが・・・。夕方近くでちょっと暗かったせいか、いろんな甲殻類を見ることができました。中でもホシナシイソギンチャクエビを初めて見たことや、全身を露出して動かなかったモンハナシャコなどが印象に残っています。
8日(土)
天   候 はれ 水   温 29℃
場   所 ケラマ@佐久原、A前の海、B慶留間西
今年の通算 57〜59本目
潜水時間 @54、A54、B55分 最大水深 @22.2、A20.4、B7.9m
見たもの ・エリグロギンポ、ヒトスジギンポ、カモハラギンポ、テンクロスジギンポ、イソギンポの仲間、フタスジリュウキュウスズメダイyg.、ヒレナガスズメダイyg.、シテンヤッコ、ニシキヤッコ、オトメハゼ、オキナワベニハゼ、キンメモドキ、ヒレナガハギyg.、サザナミフグほか
・クルマエビの仲間、スザクサラサエビ、イソギンチャクエビ、ムチカラマツエビ、ベニワモンヤドカリ、カザリサンゴヤドカリ、アカツメサンゴヤドカリ、ゼブラホンヤドカリ、オオアカホシサンゴガニ、アミメサンゴガニほか
・ミゾレウミウシ、クロネズミ、アカフチリュウグウウミウシほか
・ヒラムシの仲間、イソバナ、ウミトサカの仲間、オニヒトデ、ウミヘビほか
ひ と こ と  1本目は佐久原へ。最後に潜ったのがいつか憶えていないほど、すごく久しぶりのポイントです。ソフトコーラルがたくさん生えているクレバスがあり、じっくり探せば多くの甲殻類が潜んでいそうでしたが、みんなと行動を共にしなければならないのであきらめました。それから有名な第二次世界大戦中の機関砲の残骸を見ました。なおストロボの光量をなぜか1/16にしていたのが残念です。上がる直前に気づいたのですが、後の祭りでした。
 2本目は前の海。阿嘉集落のほんの目の前のお手軽なポイントです。砂地にある小さな根にはキンメモドキやスザクサラサエビも群れていました。さらにその近くでゼブラホンヤドカリもいました。見たかったもののひとつでしたが、想像していたよりも大きかったので少々驚きでした。
 3本目はナイト。ポイントは慶留間西です。ナイトのポイントとしては初めてです。底はゴロタ石。ちょっと大きいし、両手がふさがっているので起こすのはやめました(笑)。その上にはとんでもなく目の大きなクルマエビの仲間?がいました。その後根に行き、甲殻類やヒラムシの仲間などを見ました。ただでかいオニヒトデとウミヘビが多かったのには閉口しました。
7日(金)
天   候 はれ 水   温 28℃
場   所 ケラマ@嘉比ビーチ前、
Aアダン下
今年の通算 55〜56本目
潜水時間 @51分、A63分 最大水深 @17.3m、A17.0m
見たもの ・カクレクマノミ、イロブダイyg.、リュウグウベラギンポ、アカハチハゼ、ヤシャハゼ、スジベラ、ニセネッタイスズメダイ、ノコギリダイ、クマザサハナムロ、ヨスジフエダイほか
・ナデシコカクレエビ、テッポウエビの仲間、オシャレカクレエビ、サンゴモエビ、サンゴヤドカリの仲間、トガリヒヅメガニほか
・ハナミドリガイ、コイボウミウシほか
・チリメンダカラ、ウグイスガイ、アオヒトデ、バイカナマコほか
ひ と こ と  1本目は嘉比ビーチ前。まっ白い砂が気持ちのいいポイントです。エントリーして砂地を降りる途中、ハナミドリガイをはじめて見ました。今回、リュウグウベラギンポやヤシャハゼは、すごく近くまで寄らせてくれました。浅場に戻ってからは、イロブダイの子どもやサンゴヤドカリの仲間などを見ました。
 2本目はアダン下。ここも落ち着いて生きものが見れるのでわりと好きなポイントです。しかし、オニヒトデや温暖化の影響でしょうか、なんだか以前に比べて荒れているような印象を受けました。小魚やエビカニの仲間も心なしか少なくなっているようです。まあしかしフシウデサンゴモエビの全身とチリメンダカラを見れたのでよしとしましょう。
 上がってからはもちろん海を眺めながらオリオンビールで乾杯でした。
1日(土)
天   候 はれ 水   温 26℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 53〜54本目
潜水時間 @85分、A79分 最大水深 @20.4m、A27.4m
見たもの ・ハタンポ、ダルマオコゼ(たぶん)、オヤビッチャ、アカカマス、カマスの仲間yg.、サヨリ、オキザヨリ、ノコギリヨウジ、イシヨウジ、コバンザメ、トノサマダイ、イレズミハゼの仲間、スジハゼ、イソハゼの仲間、シマギンポ、イソギンポの仲間、タイ、クロダイ、カンパチ、マアジ、アジの仲間ほか
・セトヤドリエビ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビ、チビウミシダエビ、ザラカイメンカクレエビ、テッポウエビの仲間、フタスジコシオリエビ、イセエビ、ヤドカリの仲間、オルトマンワラエビ、ベニツケガニ、ヒメキンチャクガニ、トガリヒヅメガニ、ウスハオウギガニ、ワタリガニの仲間ほか
・オカダウミウシ、コノハミドリガイ、キイロウミウシ、フジナミウミウシ、アオウミウシ、イソウミウシの仲間、ムラクモウミウシ、ハナオトメウミウシほか
・メダカラ、タルダカラ、タカラガイの仲間、ユキミノガイの仲間、ジンドウイカ、アオリイカ、クモヒトデの仲間ほか
ひ と こ と  今日は文字どおり雲ひとつない晴れ。暑かったです。来週のケラマもこのような天気だといいのですが。
 1本目はふだん通らないような浅場の灯台一周。エントリーしてすぐ、大きなクロダイの群れに遭遇しました。水面下にはサヨリやオキザヨリが泳いでます。また洞穴のようになったところではハタンポやイセエビなどを見ることができ、新鮮な感じでした。これだけではスキンみたいだったので、途中からアンカーの根を往復しました。そこでは思いがけずヒメキンチャクガニの小さなのがいました。かわいかったです。上がる直前は、イソギンチャクエビのペアやオカダウミウシを見ることができました。
 2本目はカキ殻の根を外回りしました。よくわからないウミウシやイレズミハゼの仲間、ノコギリヨウジなどを見たり、カンパチの群れに取り囲まれたりした後、その根を離れようとするところで、丸っこいゴミみたいなのがあったのでよく見たら、たぶんダルマオコゼでした。その後は防波堤を外回りしてナンヨウツバメウオを探したのですが見つけることはできず、代わりにカマスの仲間の幼魚を見ました。バラクーだみたいな横じまがあって、小さいながらも風格を漂わせていました。

ログ最新版へ戻る