2006年8月
27日(日) |
天 候 | くもり/雨 | 水 温 | 26℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 38本目 | |
潜水時間 | 83分 | 最大水深 | 17.9m |
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見たもの | ・イシヨウジ、ノコギリヨウジ、ハナミノカサゴ、ミノカサゴ、ブダイの仲間、アジ、カンパチ、キンチャクダイ、オキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、シマギンポ、イソギンポの仲間、コロダイ、シマイサキ、タイ、クロダイ、アオサハギyg.、ハコフグyg.、サヨリの仲間ほか ・カザリイソギンチャクエビ、オドリカクレエビ、セトヤドリエビ、テナガカクレエビ、テッポウエビの仲間、アカシマモエビ、イシダタミヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、ヤドカリの仲間、クモガニの仲間、コンペイトウコブシガニ、コマチガニの仲間、ゴイシガニ、スベスベマンジュウガニ、オウギガニ、ウスハオウギガニ、オウギガニの仲間、ワタリガニの仲間ほか ・クロヘリアメフラシ、タツナミガイ、キイロウミウシ、アオウミウシ、ハナオトメウミウシほか ・ユキミノガイの仲間、マダコ、タコの仲間、オオアカヒトデ、ウミシダの仲間、オオナガレカンザシほか |
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ひ と こ と | 今日は昨日と違ってあやしい空模様で、準備をしている間に雨が降ってきました。こんな天気にもかかわらずダイバーがいっぱいでしたが、とりあえず灯台一周へ。 海の中はあいかわらず白く濁ってます。浅場にあるトゲトサカについていたカクレエビの仲間を見ていたら、その下に気配を感じたので覗き込んでみたところ、けっこう大きなブダイの仲間が寝そべっていました。ブダイはあまり好きじゃないので写真は撮りません。そこからオーバーハングに移動する途中、シマイサキが2尾仲よく泳いでいきました。割岩あたりではウミシダの仲間の腕に小さなコマチガニの仲間がいました。黒い甲に黄色い2本の横線が鮮やかでした。いっぽう上方に眼を向ければ、キビナの群れにカンパチの群れが突っ込む光景が目の眼で繰り広げられ、見ごたえがありました。カンパチがもうちょっと大きくなれば迫力があるんだけどね。ちょい進んだ岩の裂け目ではアカシマモエビを、それから浅場に登ったら小さなクロヘリアメフラシを、それぞれ久しぶりに見ました。最後あたりはずっと浅場で岩をひっくり返して遊びながら戻りました。いろんなヤドカリやカニの仲間が健在でした。それからクロダイがかなり多かったですね。 上がってしばらくしたら、また雨が降ってきました。 |
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26日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 26℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 37本目 | |
潜水時間 | 93分 | 最大水深 | 12.5m |
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見たもの | ・イシヨウジ、ダルマオコゼ、ハオコゼyg.、サツマカサゴ、マダイ、コロダイ、オヤビッチャ、ヤマドリ、ミジンベニハゼ、カンパチ、イラ、クロイシモチ、アカエイほか ・テナガカクレエビ、オドリカクレエビ、ガンガゼカクレエビ、カクレエビの仲間、ブチヒメヨコバサミ、イトヒキヤドカリ、テナガツノヤドカリ、ヤドカリの仲間、ソメンヤドカリ、イシダタミヤドカリ、イシガニの仲間、ワタリガニの仲間、ゴイシガニの仲間、オウギガニの仲間、ヒメオオメアミほか ・ヒラミルミドリガイの仲間、キイロウミウシ、シロウミウシほか ・マダコ、ハツユキダカラ、マテガイの仲間、ベニフデガイ、アラレガイ、カコボラ、ヤナギウミエラ、ベニヒモイソギンチャク、モンバンイソギンチャク、ニチリンイソギンチャク、ゴカイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 相変わらず暑いです。ウェットに着替えるだけで疲れてしまったので、港の中からエントリーし、砂地を外回りでヤドカリを探しに行きました。深場には行かず、砂か落ち込んでいるエッジ沿いを進むつもりなので、わりとボンヤリできそうです。 エントリーし、西よりに砂地を進みましたが、橋の工事の影響なのか白く濁ってます。沖に向かって進んでいくと、テナガツノヤドカリやイトヒキヤドカリ、第2触角が青いヤドカリの仲間などがいました。砂地の岸寄りはオイランヤドカリばかりなので、棲み分けしてるような感じです。それから大きなベニヒモイソギンチャクをつけたソメンヤドカリもいました。また小さなダルマオコゼやハオコゼ、それからカンパチも見ることができました。エッジ沿いにはマガキガイが大量に集まっているところがありました。何かイベントがあるのでしょうか。 アンカーの根付近で、久しぶりにミジンベニハゼを見ました。ペアでいたのですが、1尾しか顔を出してくれませんでした。ただわりと寄れたので、きれいな黄色が記録できたかなと思います。そこからヨコシマエビを見つけに行ってみましたが、見つけることができませんでした。その代わりにといってな何ですが、ヤマドリの子どもと大きなガンガゼカクレエビがいました。イグジットする直前にゴイシガニの仲間も見ましたけれども、そういえば今年はヒメキンチャクガニをまだ見ていません。あと記憶に残っているのは、砂地の枯れたホンダワラやトゲトサカ、ガヤの仲間、ユビノウトサカに透明なカクレエビの仲間が棲んでいたことです。あとでフィルムで確認してみたいと思いますが、いろんなところにひっそりと棲んでいるんだ、と妙に感心してしまいました。 |
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20日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 24℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 36本目 | |
潜水時間 | 96分 | 最大水深 | 17.9m |
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見たもの | ・イシヨウジ、チョウチョウウオ、ヤマドリyg.、ブダイの仲間、アジ、キンチャクダイ、イソハゼの仲間、シマギンポ、ニジギンポ、コロダイ、イサキ、イシダイyg.、タイ、クロダイ、アオサハギyg.、アミメハギyg.ほか ・カザリイソギンチャクエビ、オドリカクレエビ、セトヤドリエビ、テナガカクレエビ、カクレエビの仲間、テッポウエビの仲間、モエビの仲間、テナガツノヤドカリ、ボニンパグルスの一種、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、オルトマンワラエビ、コノハガニ♀、クモガニの仲間、ウスハオウギガニ、オウギガニの仲間、マルガザミ、ワタリガニの仲間、シャコの仲間ほか ・コノハミドリガイ、キイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サガミイロウミウシ、コモンウミウシ、シラヒメウミウシ、シラユキウミウシ、ミヤコウミウシ、ハナオトメウミウシほか ・シロオビベニキヌヅツミガイ、メダカラ、アオリイカ、マダコ、タコの仲間、オオアカヒトデ、クモヒトデの仲間、オオナガレカンザシほか |
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ひ と こ と | 台風も過ぎ、今日は快晴です。暑そうだったので早目に行ったつもりでしたが、辰の口はダイバーでいっぱいでした。少々うんざりしながらも手早く準備して久々の灯台一周へ。 エントリーしてすぐの壁に、キイロ、シロ、サガミイロ及びミヤコウミウシが固まっていました。異なる種類のウミウシが一箇所に固まっているのは、なかなか見物し甲斐がありました。他のパーティもうじゃうじゃしていたので、ちょっとコースを外して転石づたいに移動することにしました。ユビノウトサカの裏にはよくわからない、ちょっと細身のカクレエビの仲間がいました。 割れ岩周辺では、ハネウミヒドラにいるカクレエビの仲間や黄色いアミメハギと遊び、そこから移動する途中の砂地では、ビロードトゲトサカにたくさんついているコシオリエビの仲間やシマキッカイソギンチャクにいるオドリカクレエビ、マルガザミ、イシガニの仲間などを確認し、さらにはちぎれたロープでコノハガニやヤマドリの子供を見るなどして、けっこう退屈せず移動しました。 上がりがけ、カンザシヤドカリを探しに行ったけど発見できず、気を取り直してサンゴヒメエビを探しに行くことにしました。何気に小さなミドリイシのガレキをつまんだらシャコが怒ってボクの指を弾いてきました。痛かった〜。結局肝心のサンゴヒメエビは見つけることができず、、代わりにコノハミドリガイと初めてみる模様のクモヒトデの仲間などを見て、上がりました。 上がってもダイバーが多かった。 |
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12日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 26℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 35本目 | |
潜水時間 | 92分 | 最大水深 | 22.5m |
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見たもの | ・ダルマオコゼ、ハオコゼyg.、サツマカサゴ、ホタテウミヘビ、マダイ、コロダイ、オヤビッチャ、ヤマドリ、コクテンベンケイハゼ、イソハゼの仲間、ナンヨウツバメウオ、ハタタテダイ、ヒラアジの仲間、キハッソクほか ・オトヒメエビ、ヨコシマエビ、オドリカクレエビ、カクレエビの仲間、ヤドリツノモエビ、ヒラツノモエビの仲間、ブチヒメヨコバサミ、テブクロイトヒキヤドカリ、オルトマンワラエビ、イシガニの仲間、ワタクズガニの仲間、ヒメオオメアミほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、メリベウミウシ、コモンウミウシ、フジナミウミウシ、キイロウミウシ、シロウミウシ、フジナミウミウシほか ・ジンドウイカの仲間、マダコ、タコの仲間、ホソテンロクケボリガイ、ヤナギウミエラ、アカヒトデ、キンコの仲間、ウミケムシ、ゴカイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 家を出るときは晴れていたのに、東長崎に入ったら大雨で、びっくりしました。けれども日見トンネルを抜けて西を見たら上がっているようだったので、ちょっと安心したところです。天気予報風にいえば「大気の状態が不安定になって」いるのですね。おかげでちょっと涼しくなりました。 港から入ってアンカーの根方面へ。港内の係留ロープに、ゴクラクミドリガイの仲間がいました。おそらくコノハミドリガイとは思いますが、触角のオレンジ色が鮮やかでした。旗岩の手前では、コロダイの子どもが懸命にクネクネと泳いでいたし、アンカーの根にはでかいコロダイが何匹も堂々とホバリングしていました。その後ヨコシマエビ(今日は単独)やカクレエビの仲間を見ながら沖に移動し、ザラカイメンのあたりで反転し、深いほうを戻りました。 根に沿って戻る途中はコクテンベンケイハゼやダルマオコゼを見たぐらいです。砂地に入ってからは、ハタタテダイ、クロイシモチ、テブクロイトヒキヤドカリ、ヒラツノモエビの仲間などを見ました。港の出入口、ミドリイシの破片が堆積しているところでは、ヤマドリの小さいのやメリベウミウシを見ることができました。また、ジンドウイカの仲間がいました。もちろんナンヨウツバメウオの子どももいました。今日は枯葉タイプが2匹海底を漂っていたのですが、そのときには既にフィルムが終わっていました。残念ですが、まあ次も見つけることができるでしょう。 |
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6日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 26℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 33,34本目 | |
潜水時間 | @105分、A76分 | 最大水深 | @21.3m、A21.9m |
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見たもの | ・ホタテウミヘビ、イシヨウジ、ヨウジウオの仲間、チョウチョウウオ、ハタタテダイ、ナンヨウツバメウオyg.、ヒラアジの仲間、オヤビッチャ、カマスの仲間、キンチャクダイ、オキナワハゼの仲間、イソハゼの仲間、サビハゼ、オキナワハゼの仲間、オキゴンベ、コロダイ、イサキ、タイ、ハタの仲間、クロイシモチ、アオサハギyg.、アミメハギ、アカエイyg.ほか ・ヨコシマエビ、アカスジカクレエビ、オドリカクレエビ、カクレエビの仲間、カクレエビの仲間、テッポウエビの仲間、モエビの仲間、テナガツノヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、コマチコシオリエビ、オルトマンワラエビ、モクズショイ、ツノガニの仲間、オウギガニの仲間、ワタリガニの仲間ほか ・ヒョウモンツバメガイ、ヒラミルミドリガイ、キヌハダウミウシの仲間、キイロウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サガミイロウミウシ、シラヒメウミウシ、サラサウミウシ、フジナミウミウシ、シラユキウミウシほか ・トラフケボリタカラガイ、ハツユキダカラ、タカラガイの仲間、カコボラ、マダコ、タコの仲間、キンコの仲間、トゲモミジガイ、ウミケムシの仲間ほか |
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ひ と こ と | 1本目はアンカーの根から沖へ。浅場は濁ってます。昨年撮りそこなったヨコシマエビを見にいきましたがモクズショイ以外は見つけることができませんでした。そこからすぐの刺胞動物のところによくわからないカクレビの仲間がいました。深場へ移動すると透明度は少しよくなり、ウミカラマツにはアカスジカクレエビがおり、また夏定番のシラヒメウミウシ、フジナミウミウシなどを見ることができました。帰りは砂地を移動しましたが、死んだカサゴのところで小さなキヌハダウミウシの仲間を見ました。写真を撮っていると、すばやく砂の中に潜り込もうとします。また西側の砂地ではヒョウモンツバメガイが2匹つながっていました。 昼食後、水面休息時間だまっているのが暑くてたまらなかったので、歩いて話題のナンヨウツバメウオを探しにいきました。消波ブロックの上からでしたけれども、5匹確認できました。 2本目はアンカーの根からカキ殻です。ヨコシマエビの再チャレンジです。今度はちゃんと見ることができました。2匹いました。ピントは合っていたと思いますので、後はストロボ光がまわっていたかどうかです。それからトラフケボリタカラガイのところからカキ殻の根に渡りました。ここの沖辺りのこぼれ根には、おもしろいウミウシがいることが多いのですが、今日は見ませんでした。それから砂地をかけのぼってアンカーのところに着いたら、小さなハタタテダイが2匹、トサカの仲間の周囲を泳ぎ回っていました。後は疲れていたので道草をせず消波ブロックから港に入り、あっさりとイグジットしました。 |
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5日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 25℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 32本目 | |
潜水時間 | 84分 | 最大水深 | 23.7m |
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見たもの | ・オニオコゼ、オニカサゴ、サツマカサゴ、アカエイ、トビエイ、マダイ、コロダイ、イサキ、オヤビッチャ、イソハゼの仲間、サヨリの仲間、イラ、キハッソク、ハコフグの仲間yg.、ゴンズイyg.ほか ・オトヒメエビ、オドリカクレエビ、ブチヒメヨコバサミ、ケブカヒメヨコバサミ、ツノヤドカリの仲間、イトヒキヤドカリ、ホンヤドカリ、イシガニの仲間、トゲイソクズガニ、ツノガニの仲間、ヒメオオメアミほか ・シラヒメウミウシ、シロウミウシ、キイロイボウミウシほか ・ヤナギウミエラ、ヤナギウミエラの仲間、アカヒトデ、ヤドカリコテイソギンチャクほか |
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ひ と こ と | ケラマ以後結婚式や法事などの行事が重なり海から遠ざかっていましたが、もうガマンできず行ってしまいました。海水浴客やダイバーでごった返しているだろうと思ったら、比較的少なかったので安心しました。人が多いとどうしてもイライラするからね。 温泉のようにあったかい港内からエントリーし、砂地を進みます。おなじみのオイランヤドカリやツノヤドカリの仲間、イトヒキヤドカリなどに混じって、はさみ脚にヤドカリコテイソギンチャクを付けたヤドカリの仲間をはじめて見ました。それからしばらく行くと、ナガミルの上に黄色い点が見えてきました。近寄ってみるとどうやらハコフグの子どものようです。しかし、ハコフグの幼魚にしては色が黄色いし、ミナミハコフグの幼魚にしては形がいびつだったので、ひょっとしたらコンゴウフグじゃないかと思っていますけれども、自信がないので後で写真を見てみます。いちおうハコフグの仲間ということで。 深場に向かったところ、アカエイやトビエイのでかいのがたくさん横たわっていました。トビエイは「いつでも飛びたてるぞ」という体制でカッコ良かったです。また飛び立つところは、間近で見たこともあり、なかなかの迫力でした。 アンカーの根にたどり着くと、ホソヤギの仲間にオドリカクレエビの小さいのが8匹(数えてしまいました)とまっていました。着底したばかりなのかどうかは知りませんけれども、適当な宿主(キッカイソギンチャクなどの砂地のイソギンチャク)を探している途中、ひと休みしていたのかな? 上がる直前、消波ブロックのところでは、オヤビッチャはたくさん群れていました。それからサヨリの仲間が3枚目の前を横切っていきました。 面白かったので、明日は2本行きたいと思います。 |
2006年7月
17日(月) |
天 候 | はれ | 水 温 | 26℃ |
場 所 | ケラマ@アダン下、Aくじら岩、Bブツブツサンゴ、 C慶留間東 |
今年の通算 | 28〜31本目 | |
潜水時間 | @55分、A40分、B55分、C50分 | 最大水深 | @17.0m、A24.7m、B17.3m、C14.0m |
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見たもの | ・ウツボの仲間、カクレクマノミ、イソマグロ、カスミチョウチョウウオ、ヤリカタギ、オニハタタテダイ、スカシテンジクダイ、テンジクダイの仲間、キンメモドキ、リュウキュウハタンポ、ウメイロモドキ、アジの仲間、モンツキアカヒメジ、ノコギリダイ、アオブダイ、ミヤケテグリ、ゴマモンガラ、ミナミハコフグyg.ほか ・ヒボタンサラサエビ、ソリハシコモンエビ、ナデシコカクレエビ、ムチカラマツエビ、カクレエビの仲間、イソギンチャクモエビ、ゴシキエビ、セミエビ、キカザリサンゴヤドカリ、アカツメサンゴヤドカリ、ショウグンエビ、ツノガニの仲間、イソバナガニほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、シロタエイロウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、ソライロイボウミウシ、タテヒダイボウミウシほか ・ホラガイ、シャコガイ、タカラガイの仲間、パイプウニ、シカクナマコ、ナマコの仲間、ハタゴイソギンチャク、オニヒトデ、ヒラムシの仲間、ウミケムシの仲間ほか |
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ひ と こ と | 1本目は昨日船が多かったため行きそびれたアダン下に行きました。ここも明るいので気分がよくなります。エントリーしてすぐゴクラクミドリガイの仲間がいました。深いところではミヤケテグリやミナミハコフグの幼魚、ナデシコカクレエビなどがいました。浅場に戻ると、なんとゴマモンガラに出くわしました。ちょっとビビりました。食事中であったためか、近づいてもとくに攻撃してくる様子がなかったので、いつもの仕返しにちょっといじめてやろうかと思いましたけれども、そこは紳士たるものグッとこらえ、笑って手を振って別れました。 2本目はくじら岩。ここはなぜか得意じゃないポイントです。しかし、男岩や下曽根などに行けないので、まあいいか。エントリーしたところは流れがなく、少々拍子抜けでしたけれども、岩を回り込んだらガンガン流れていたので、岩肌を掴み、腕力だけで匍匐(ほふく)前進してしまいました。まあイソマグロの群れやシロタエイロウミウシを見られたのでよかったです。加えてちょっと心配していた船酔いをしなかったことが何よりでした。 3本めは軽くブツブツサンゴへ。エントリー直後、大きなホラガイがアオヒトデを喰っているところを見ました。オニヒトデを食ってくれればいいのに。なおオニヒトデは、最近では奥武島あたりに集団移住しているということを聞きました。それはさておき、ポイント名の由来となった大きなコモンシコロサンゴを見た後、浅場に移動し、ミドリイシの群落の上で色とりどりの魚といっしょにダラダラと遊びました。 4本目はナイトの定番、慶留間東です。ミミイカを目標としていたのですが、見事に見つけることができませんでした。次がんばります(笑)。エビカニは多く、なかでもセミエビははじめて見たので何枚も写真を撮ってしまいました。あとは緑色のきれいな外套膜をもったタカラガイの仲間や岩の裂け目に一列に並んだ大きさがまちまちのゴシキエビなどが印象に残ってます。船に上がったら、空いっぱいの星空のなかを、人工衛星が飛んで行くのが見えました。宝生に戻り、シャワーを浴びた後はゴシキエビの刺身とボイルしたものなどがテーブルの上にドーンと並び、シアワセな時間が過ぎていきました。 |
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16日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 26℃ |
場 所 | ケラマ@北浜、A儀名、 B久場北 |
今年の通算 | 25〜27本目 | |
潜水時間 | @55分、A51分、B47分 | 最大水深 | @25.9m、A17.9m、B21.6m |
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見たもの | ・ヒメオニオコゼ、スカシテンジクダイ、チョウチョウウオの仲間、カクレクマノミ、セジロクマノミ、スズメダイの仲間、タテジマキンチャクダイyg.、サザナミヤッコ、アデヤッコ、カスミアジ、キンメモドキ、メガネゴンベ、アザハタ、ハマフエフキ、スギ、テンスyg.、ヒトスジギンポ、ヤエヤマギンポ、テンクロスジギンポ、ガラスハゼ、ミナミハコフグ、モンダルマガレイほか ・スザクサラサエビ、オトヒメエビ、ソリハシコモンエビ、アカホシカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ヒトデヤドリエビ、ウミウシカクレエビ、ホワイトソックス、ヤドカリの仲間、サンゴヤドカリの仲間、モンハナシャコほか ・ミドリリュウグウウミウシ、ホムライロウミウシ、ツノキイボウミウシほか ・アオウミガメ、ヒラムシの仲間、リュウキュウイソバナ、マンジュウヒトデ、ジャノメナマコ、ハタゴイソギンチャク、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 阿嘉には前日の昼に到着したのですが、二日酔いと船酔いのダブルパンチで体調がすこぶる悪かったためその日はパスして英気を養い、実質的にこの日からのスタートとなりました。 1本目は北浜(ニシバマ)へ。台風の余韻が残っていて砂が巻き上がり、コンディションとしてはあまりよくなかったけれど、真っ白い砂地の上を陽光がキラキラとして、何度来てもやわらかな気分になります。定番のアザハタの根では、カスミアジが単独でスカシテンジクダイの群れにアタックする姿を見ることができました。また上がる直前はモンハナシャコやホムライロウミウシなども姿を見せてくれました。 2本目は儀名。カメを見にいってきました。昨年よりもサンゴが回復しているような印象を受けました。しかしまだ往時の面影はありません。それと台風の影響なのか、魚も少なかったですね。宿敵のゴマモンガラの姿を見なかったのはうれしいことでした。カメは、タートルタウンへと足をのばし、無事に見ることができました。食事中だったらしく、サンゴをガリガリかじってました。 3本目は久場北でした。ドリフトだったので移動はものすごく楽だったけど、その分生きものをじっくり見ることができませんでした。カメラを構えていてふと顔を上げると遠くにエアが見えるし・・・。ということで写真はあきらめ、景色を見ながら流れに身をまかせることにしました。たまにはこんなダイビングもいいかな。 |
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8日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 23℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 24本目 | |
潜水時間 | 77分 | 最大水深 | 18.6m |
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見たもの | ・イシヨウジ、アオヤガラ、カサゴ、オニカサゴ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴ、ワニゴチ、ネズッポの仲間、クロホシイシモチ、ブダイの仲間、シマギンポ、ネズッポの仲間、オニハゼ、イソハゼの仲間、クロダイ、タイ、アイゴ、アカエイほか ・サラサエビ、セトヤドリエビ、ケアシホンヤドカリ、イクビホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、オイランヤドカリ、イシダタミヤドカリ、ツノヤドカリ属の一種、コシオリエビの仲間、カニダマシの仲間、コノハガニ、クモガニの仲間、オキナガニ、スベスベマンジュウガニ、オウギガニの仲間ほか ・ヒラミルミドリガイ、ヒオドシウミウシ、フジイロウミウシ、アオウミウシ、リュウモンイロウミウシ、クリヤイロウミウシ、サガミイロウミウシほか ・マダコ、スナダコ、ウミウサギガイの仲間、ユキミノガイの仲間、ケハダヒザラガイ、ヒラムシの仲間、ハナオレウミケムシ、ビロードトゲトサカ、ヤナギウミエラの仲間ほか |
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ひ と こ と | 台風も西にそれるようで、自宅近くの海は少しうねりがあったようだけど、辰の口はたいしたことありませんでした。 ケラマ遠征直前で、月曜日には荷物を送ろうと計画しているため、今のウェットスーツを濡らしたくなくて昔のヤツにしました。元の色がわからないほど色あせ、またあちこち破れているけど、まあいいや。 オーバーハング付近にイザリウオがいるということだったので灯台一周へ。エントリーするとき、ネンブツダイがペアリングしている姿が目につきます。卵を口に含んでいるのもいます。季節ですねえ。 砂地を横切る途中、久しぶりにツノヤドカリ属の一種を見ました。こいつは眼がとがっているのでおもしろく、つい写真を撮ってしまいます。オーバーハングのところではリュウモンイロウミウシ、ウォールの下ではクリヤイロウミウシやサガミイロウミウシがいました。ウミウシも時期にあわせていろいろ出てきてくれるから楽しみです。そういえばアカホシカクレエビやオドリカクレエビなどのイソギンチャク共生エビが全然見当たりませんでした。海が荒れるのを察知してどこかに避難しているのでしょうか?不思議です。 上がる直前、おもしろい魚がいないかホンダワラの林の中に突っ込んでみましたけれども、ボラと至近距離で見つめあったほかはおもしろいことはなく、ホンダワラが揺れて酔いそうになったので早々に退散することにしました。ついでにそこら辺の石をめくってみたら、わりと大きなヒオドシウミウシが2匹いて、産卵した直後のようでした。卵はヒオドシウミウシの体色と同じで赤かったです。 さて来週はケラマです。台風3号の影響よりもその後にある台風4号のほうが心配ですが、こればっかりはどうしようもないことなので、行けたらまあ楽しんでくることにします。 |
2006年6月
25日(日) |
天 候 | 雨 | 水 温 | 24℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 22〜23本目 | |
潜水時間 | @63分、A71分 | 最大水深 | @12.5m、A12.8m |
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見たもの | ・ダイナンウミヘビ、ホタテウミヘビ、ノコギリヨウジ、クロイシモチ、チョウチョウウオ、ゲンロクダイ、クモギンポ、イソハゼ、イチモンジハゼ、カサゴ、ミノカサゴ、サツマカサゴ、タイ、クロダイ、コロダイ、ダルマガレイほか ・サラサエビ、イトヒキヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、テナガツノヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、オイランヤドカリ、アケウス、クモガニの仲間、オウギガニの仲間ほか ・タツナミガイ、ヒラミルミドリガイ、キヌハダウミウシの仲間、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、イガグリウミウシほか ・マダコ、スナダコ、ハツユキダカラ、タカラガイの仲間、ケハダヒザラガイ、ヒザラガイ、ヤナギウミエラ、ヤナギウミエラの仲間ほか |
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ひ と こ と | 辰の口の海岸清掃の予定だったのですが大雨のため中止。しかし来月のケラマ遠征を控え、バディの急速なスキルアップを図らなければならないため、ダイビングだけは決行しちゃいました。 1本目は久しぶりに東口(駐車場裏)へ。水温はだいぶん上がっているように感じました。海が荒れていることもあって、砂地で生きものの姿は少なかったです。中性浮力の確認などをしながら、そこらへんをざっとひと回りしてきました。今日はあまり時間を取れなかったのですが、ミドリイシの枝の中にいくつかのヤドカリの仲間がいたので、次はじっくりと見てみたいと思います。 2本目は港内から入り、外の砂地を一周します。港の外にはびっくりするくらいの数のタツナミガイが歩き回っていました。波があったのと大潮とが重なり、砂が巻き上がって白く濁っていました。オイランヤドカリやテナガツノヤドカリがメスを抱え込んでいる姿をあちこちで見ることができました。中にはメスを引きずって歩いているツワモノもいます。繁殖シーズンなんでしょうか。ビイドロカクレエビを見せてやろうとムラサキハナギンチャクのところまで行ったのですが、ビイドロどころかオドリも見ることができませんでした。海が荒れているのでどこかに避難したのかな?スロープ沿いにアンカーの根まで移動して、そこから港に向かいましたが、その途中でちっちゃい穴を覗き込んだらダイナンウミヘビがいました。はじめて見たけど、ちっちゃいねえ。しばらく待って記録写真を撮りましたが、ストロボが調子悪く、写ってるかどうか。 上がったら雨風が強く、着替えた後も寒かったので、帰りの車の中ではエアコンの温度を28.5℃に設定してしまいました。 |
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18日(土) |
天 候 | くもり時々雨 | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 20〜21本目 | |
潜水時間 | @75分、A73分 | 最大水深 | @6.7m、A22.0m |
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見たもの | ・タツノイトコ、ホタテウミヘビ、カサゴ、オニカサゴ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴ、ダルマオコゼ、コチ、クロイシモチ、ブダイの仲間、ニジギンポ、クモギンポ、ネズッポの仲間、オニハゼ、クモハゼ、スジハゼ、イソハゼの仲間、アイゴ、ダルマガレイほか ・サラサエビ、イソスジエビ、オドリカクレエビ、ビイドロカクレエビ、モエビの仲間、エビの仲間、イクビホンヤドカリ、ホンヤドカリ、イトヒキヤドカリ、テブクロイトヒキヤドカリ、オイランヤドカリ、ヤドカリの仲間、コシオリエビの仲間、カニダマシの仲間、クモガニの仲間、オウギガニの仲間ほか ・アカボシウミウシ、ドーリス科の仲間、フジイロウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、ミヤコウミウシほか ・スナダコ、タカラガイの仲間、ユキミノガイの仲間、タイラギの仲間、ケハダヒザラガイの仲間、ヒラムシの仲間、オオブンブクの仲間、ウミケムシ、ビロードトゲトサカ、ヤナギウミエラの仲間ほか |
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ひ と こ と | 前日見た天気予報では晴れマークだったので安心して眠ったところ、朝起きたら雨。ふだんなら取りやめるのですが、ケラマ遠征を約一ヶ月後に控え、相棒のスキルアップを図らねばならないので、どうせ濡れるんだからということで決行しました。 ケラマ遠征といえば、昨日になってクイーンザマミの予約を忘れていたことに気づき、あわててWEBで予約しようとしたら会員証?が有効期限切れで予約できず、すぐ更新手続きをしたのですが、有効に使えるようになるには2〜3日かかるということで、結局、今朝10時になるのを待って電話をかけることになりました。例によってなかなかつながらずイライラ、ドキドキしましたが、何とか予約することができ、ひと安心でした。飛行機のチケットを早くから予約していたので、それで安心してしまったのですね。 1本目は、まず港内で潜行の練習をしてから港外の砂地へ。港内の砂地には、大きなオオブンブクの仲間が埋まってました。砂地に出てしばらく南西方面に進み、クモガニの仲間やヤドカリの仲間が目につきました。それから、たぶんアカボシウミウシだろうと思いますけれども、小さなキヌハダウミウシの仲間がけっこう目について、中には交接中のものまでいました。これまで数えるほどしか見たことがなく、これを見たらけっこううれしい気分になっていたのですが、こんなにいたのか、とちょっと拍子抜けでした。それから砂に潜ろうとする小さなエビの仲間がいました。何というんだろう。 しばしの休息ののち、2本目は灯台一周からエッジ沿いに砂地を進むという、浅いけど長距離のコースにしてみました。灯台一周のほうは透明度も悪く、大きなクロダイやメジナの群れのほかは記憶に残っていません。割れ岩を過ぎたところの砂地にあるシマキッカイソギンチャクにはオドリカクレエビが小さいコロニーを作っていますけれども、なんとそこにビイドロカクレエビが1匹混じっていました。とはいっても完全に混在しておるわけではなく、ちょっと離れたところに申し訳なさそうにユラユラとしていたという状況です。ビイドロがシマキッカにいるのは初めてでしたが、きっと流されてきたんでしょうね。砂のエッジ沿いに進んだ後、港に戻る途中では、いろんなヤドカリの仲間を見ることができました。それからヤドカリの宿貝に生えているミルに、見たことのないモエビの仲間がいました。いちおう写真に撮ったので、ちゃんと写っていればあとで報告します。 ひさしぶりの2本で、ちょっと疲れました。 |
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3日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 19本目 | |
潜水時間 | 79分 | 最大水深 | 22.5m |
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見たもの | ・ホタテウミヘビ、クロイシモチ、スズメダイ、ゲンロクダイ、ベンケイハゼの仲間、イソハゼ、イチモンジハゼ、カサゴ、ミノカサゴ、サツマカサゴ、タイ、コロダイ、ダルマガレイ、アカエイほか ・イソスジエビ、サラサエビ、イトヒキヤドカリ、ボニンパグルス属の一種、ヤドカリの仲間、オイランヤドカリ、コノハガニ、クモガニの仲間、オウギガニの仲間、ヨコエビの仲間ほか ・キイボキヌハダウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシほか ・マダコ、スナダコ、ヒメイカ、タカラガイの仲間、ケハダヒザラガイ、ヒザラガイの仲間、ヤナギウミエラ、ヤナギウミエラの仲間ほか |
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ひ と こ と | もう6月。歳をとるにつれ月日の過ぎ去るのが加速していきます。というわけで「こうしちゃいられない」と今日からウェットにしました。まだ多少冷たいかもしれないけど、水の中の自由度は比較になりません。ついでにウェイトも半分ぐらいですむから重くないしね(笑)。 久々の快晴で、暑いくらいです。太陽光が砂地に映えてキラキラしているところを見たくて、砂地を進むことにしました。 消波ブロックを過ぎたあたりで潜行しました。小石に生えたウミウチワ(海藻)に、ウミウシのようなそうでないようなヘンなものが歩いていました。けっこう高速だったのでピントが合ったかどうか・・・。ツノが細長かったようなので貝の仲間かもしれません。またフクロノリの流れ藻にはわりと大き目のコノハガニがペアでいたほか、別のクモガニの仲間もいました。今の時期、クモガニの仲間をよく見かけます。その後砂地を移動している間、イトヒキヤドカリほかヤドカリの仲間がけっこう目につきました。ただ小さいので、現像があがってからでないと識別が困難なのが玉にキズです。 砂のスロープを深場へと降りると、クロイシモチがウジャウジャしていました。どうしたんだよ、と思いました。そこからは透明度が悪くなり、また急に寒くなり、頭が痛くなってきました。カキ殻のところも濁ったままでした。この時期に見られるイロウミウシの仲間が多かったですが、久しぶりにキイボキヌハダウミウシを見ました。その根を過ぎようとするとき、80cmはありそうなでっかいマダイがゆうゆうと目の前を泳いでいったので、しばらく見とれておりました。あとはヤナギウミエラなどが顔を出しているところを通過し、港の中から上がりました。 途中から寒くてたまらず、あまり集中できなくなりましたけれども、まあしかし、やっぱりドライよりもウェットだよね。 |