2007年5月
27日(日) |
天 候 | うすぐもり | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 20本目 | |
潜水時間 | 69分 | 最大水深 | 22.2m |
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見たもの | ・ホタテウミヘビ、カサゴ、オニカサゴ、サツマカサゴ、オニオコゼ、マトウダイ、クロイシモチ、クロダイ、マダイ、ブダイ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、スジハゼ、クモハゼほか ・イソスジエビ、スジエビモドキ、サラサエビ、アシナガモエビモドキ、テナガクレエビ、テナガツノヤドカリ、イトヒキヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、トウヨウコシオリエビ、オキナガニ、キモガニ、ウスバオウギガニ、スベスベマンジュウガニ、オウギガニの仲間、イシガニの仲間ほか ・キヌハダウミウシの仲間、ミツイラメリウミウシ、ヒメマダラウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシ、シラユキウミウシ、シラヒメウミウシ、コモンウミウシ、キイロイボウミウシほか ・ユキミノガイの仲間、コフジガイの仲間、ヒザラガイの仲間、ホヤの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、イソギンチャクの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 今日は黄砂の影響かうすぐもり。黄砂は、辰の口から女神大橋がまったく見えないほどひどいものでした。ダイバーが多いだろうと覚悟していったけれども、そうでもありませんでした。 駐車場に荷物を置くと、バディが「着替えるのを忘れた」といい、その次はボクが「水を忘れた」といい(結局家に忘れていた)、さらにその次はバディが「レギュを忘れた」といい、なかなかダイビングがスタートしません。それだけ気持ちが入ってない証拠かな(笑)。 今日は港〜砂地〜カキ殻の根です。砂地にはミルの仲間が目立ちますが、ウミウシはひとつもついていません。代わりに海藻のウミウチワに、キヌハダウミウシの仲間がついていました。また、ちょっと東寄りの砂地にしたために、ツノヤドカリの仲間もあまり見ません。そんなこんなで砂のスロープまで来ると、寒くなってきました。クシャミは出るし、マスクの中に鼻水まで出てきます。なんとかカキ殻の根までやって来たら頭が痛くなってきたので、ウミウシ探しもほどほどに、浅場へと戻ることにします。その途中、わりと型のよいマトウダイがホバリングしていましたが、1カットだけ撮って通り過ぎます。 浅場にたどり着きましたが、うすぐもりのせいで、それほど暖かくありません。しかしフィルムが中途半端に残っているのでしかたなくスズメダイを撮ったり、石めくりをしたりして遊び、ある程度フィルムを消化してから上がりました。しかしエアは80以上残ってました。あーもったいない。 今日はこそはウェットにしたことを後悔しましたね。しかしもう後には戻れないしなあ。 |
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26日(土) |
天 候 | うすぐもり/はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 19本目 | |
潜水時間 | 91分 | 最大水深 | 23.7m |
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見たもの | ・イシヨウジ、ノコギリヨウジ、イワシの仲間、イスズミ、クロダイ、マダイ、キンチャクダイ、ブダイ、イチモンジハゼ、イソハゼ、ガラスハゼ、ヤマドリ、ネズッポの仲間ほか ・スジエビモドキ、サラサエビ、オドリカクレエビ、ガンガゼカクレエビ、テッポウエビの仲間、テブクロイトヒキヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、ツノヤドカリの仲間、ヒメキンチャクガニ、オウギガニの仲間、オキナガニほか ・オカダウミウシ、ヒロウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシ、シラユキウミウシ、シラヒメウミウシ、コモンウミウシ、サガミイロウミウシ、ショウジョウウミウシの仲間、コイボウミウシほか ・タカラガイの仲間、メダカラ、ユキミノガイの仲間、コフジガイの仲間、イワホリイソギンチャクの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間、トゲトサカの仲間、キイロトゲトサカほか |
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ひ と こ と | 天気予報では快晴だったのに、朝起きたらうすぐもりだったので、ちょっとがっかりしました。というのも先週からウェットにしたからです。ドライという手段はあるけど、一旦「自由」を思い出した以上、多少寒くても、もう後戻りはできません。なお今日はブーツを忘れませんでしたよ。 ひさびさに灯台外回り一周をしてみました。伊王島大橋の工事の影響か、海域の表層一帯は薄く濁っています。エントリーしたら転石沿いにその終点まで行き、そこから伊王島方向へ向きを変え、根づたいに進みます。潮が小さいので魚はあまりいませんが、イロウミウシの仲間は多いです。とは言ってもシロ、サラサ、アオなどの見慣れたヤツですが、型はデカいです。エアを消費したので、そこから割れ岩に向かい、浅場を帰ることにしました。 割れ岩を通ぎた砂地にヤドカリがいたので殻をひっくり返し、じっと出てくるのを待ったところ、オイランヤドカリでした。がっかりして先に進むと、今度はまた小さいヤドカリがいました。またオイランかと思いつつ待っていたら、はさみ脚が白で歩脚の各節に黒い横筋のあるヤドカリでした。ツノヤドカリの仲間(D. biramous)かもと思いましたが、目はとがっていないようでした。さらに先へ進むと、ヤマドリが岩の上を歩いており、またショウジョウウミウシの仲間が小石の裏にくっついていました。ここでさらにエアを消費したので、後は水深5mまで付近を帰らなければなりません。仕方がないので石めくりをしながら戻ることにしました。石の下には、キメキンチャクガニやオキナガニ、オカダウミウシなどがいました。フィルムも残ってたし、もうちょっと遊んでいたかったのですが、エアがなくなったので西口から上がりました。 |
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20日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 18本目 | |
潜水時間 | 107分 | 最大水深 | 8.2m |
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見たもの | ・ホタテウミヘビ、タツノイトコ、イシヨウジ、カサゴ、カサゴの仲間yg.、オニカサゴ、サツマカサゴ、ハオコゼ、サツキハゼ、スジハゼ、カスリハゼ、オニハゼ、クモハゼ、アカエイほか ・イソスジエビ、サラサエビ、テナガツノヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、イトヒキヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、イソカニダマシ、トウヨウコシオリエビ、ワタクズガニの仲間、オキナガニ、キモガニ、オウギガニの仲間、イシガニの仲間ほか ・クロボウズ、ヒョウモンツバメガイ、ニシキツバメガイ、ミドリアマモウミウシ、シロハナガサウミウシほか ・スナダコ、コフジガイの仲間、ヒザラガイの仲間、ホヤの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 今日は快晴。風もなく暖かかったので、思い切ってウェットにしてみました。 早めに出発したので、まだダイバーは少ないだろうとタカをくくっていたところ、ぼくが着いたときは、すでに駐車場はヒトがウジャウジャしてました。今までどこに潜んでいたのでしょうか。 家を出るときから「何か忘れ物をしたみたい」と思っていたところ、やはりブーツを忘れていました。先週までドライだったので、ブーツの存在がすっかり頭から抜け落ちてしまってたのですね。しかたがないので港から出入りすることとし、かつソロでもあったため、港外の砂地をうろつくことにしました。 水に入ると体が一気にヒンヤリとしてきます。まあウェットだからと気を取り直し、ハダシにジェットフィンを装着している恥ずかしい姿を他のダイバーに見られないよう、すぐに潜行します。港の中は、表層は白く濁っていますが、底は見通しがききます。ちょっと前、出入口付近にたくさんいたニシキツバメガイを探しましたが、今日は見つかりません。もう時期を過ぎたのかと思いつつ、港を出ました。外の砂地は、デコボコとした感じです。エイが獲物を漁ったのでしょうか。しばらく進むと、ニシキツバメガイが歩いていました。こんなところにもいたんだね。10個体以上見ることができました。ついでにヒョウモンツバメガイやクロボウズもいました。しかし、キヌハダウミウシの仲間は見ることができませんでした。しばらく進むと砂が粗くなってきて、ここら辺りからは各種ヤドカリに出会える可能性が高くなってきます。イトヒキヤドカリやテナガツノヤドカリなど、まだ小さいですがけっこういました。しかし、去年からずっと気になっている触角の青いツノヤドカリの仲間は見ることができませんでした。 気分次第で砂のスロープ沿いにカキ殻の根に立ち寄るつもりでしたが、体が冷え切ってしまったので引き返すこととし、港に入り、サツキハゼを見てきました。今日ぐらい透明度がよければ、105mmレンズを付ければぼくでもまともな写真を撮れたんじゃないかと思いましたけれども、なにしろ50mmですから期待できません。 上がる頃は、寒さのために手と足の指がしびれちゃっていました。ドライなら寒さはだいじょうぶだけど、一旦ウェットを着たからには、またあの不自由な世界に戻りたくないなあと思ってもいます。次はどっちにしようかな。 |
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12日(土) |
天 候 | はれ/くもり | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 17本目 | |
潜水時間 | 86分 | 最大水深 | 24.1m |
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見たもの | ・イワシの仲間、ボラ、ミノカサゴ、イスズミ、クロダイ、マダイ、キンチャクダイ、イチモンジハゼ、イソハゼ、ササハゼ、ネズッポの仲間ほか ・サラサエビ、オドリカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、ホンヤドカリの仲間、ゼブラガニ、オウギガニの仲間ほか ・ウミフクロウ、ゴクラクミドリガイの仲間?、たぶんスイートジェリーミドリガイ、ミドリアマモウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、キヌハダウミウシの仲間、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシ、シラユキウミウシ、サガミイロウミウシ、ハナオトメウミウシ、キイロイボウミウシほか ・タカラガイの仲間、メダカラ、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間いろいろ、ウロコムシの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 朝起きた(起こされた)ときは快晴でした。気分よく家を出、辰の口に向かいます。例によって途中でラーメンしました。 アンカーの根の先のほうまで行ってみることにしました。水深と距離があるので、これまでのようにジワジワと進むと、タンクの残圧が心配になるところです。西口からエントリーすることにしましたが、波が高くてたいへんでした。帰りはできるだけ港内から上がることにします。 旗岩とアンカーの根の中間付近にあるミルに、白っぽい小さなゴクラクミドリガイの仲間らしいものがいました。なにしろ極小サイズでわかりません。とりあえず写真は撮ってみたけど、ひょっとしたらゴミかもね。 根の先端まで行くと、イロウミウシの仲間がけっこういます。種類的には見慣れたヤツばかりですけれども、何しろ数が多いです。そこまで来ると残圧が100ちょっとになったので、戻ることにします。 戻るときは、潮に逆らって壁の中ほどを進みました。ヒラムシの仲間やイロウミウシの仲間が見られましたが、その中に、ヘンな形のフジイロウミウシのような、たぶんスイートジェリーミドリガイがいました。側足は藤色一式で、縁が白くなっているほかは、斑などはついていません。ひょっとしたら別種かもと思いましたが、それ以上の知識を持ち合わせていないので・・・。なおスイートジェリーは、ボク自身は辰の口で年1回見る程度です。ここでまたエアとフィルムを消費し、それぞれ残り少なくなったので、あとは寄り道をせず戻ることにします。港までエアがもつかどうかわからないので、仕方なく西口へ向かいます。西口は、エントリーするときよりも波が高くなっていたので、石めくりはほどほどにし、狭い水路を通って北口に回りこんでイグジットしました。 上がったら曇っていて、かつ風が心なしか強くなっているみたいでした。なお帰宅後、夕方には雨が降り出しました。ヘンな天気でした。 |
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5日(土) |
天 候 | くもりときどき雨 | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・唐比 |
今年の通算 | 16本目 | |
潜水時間 | 87分 | 最大水深 | 17.6m |
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見たもの | ・カサゴ、メバル、アナハゼ、キュウセン、ベラの仲間、ヘビギンポ、ギンポyg.、チャガラ、ニシキハゼほか ・サラサエビ、ヤドカリの仲間、コシオリエビの仲間、イシガニの仲間ほか ・キイロウミコチョウ、ヒロウミウシ、ミツイラメリウミウシ、イソウミウシの仲間、ミヤコウミウシ、ダイダイウミウシ、シラユキウミウシ、シラヒメウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、コモンウミウシ、サラサウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・コウイカの仲間、カイメンの仲間、ホヤの仲間、ウミトサカの仲間、アカヒトデ、ヒトデの仲間、トゲモミジガイ、ヒラムシの仲間、ヒメハナギンチャクほか |
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ひ と こ と | 雨がパラパラとしていたけど、家から車で7〜8分ぐらいと近いし、雨に濡れても温泉に入っていけばいいので、久しぶりに唐比に潜りました。その昔、私らの「初潜り」会場だった場所です。ドライスーツなどという気の利いたものがなかった(「買えなかった」ともいう)とき、正月早々、5mmのウェットスーツで果敢にも、単に勢いだけで海に飛び込んでいたものです。あるときなどは雪が降ってきて、雪にフィンの足跡がついたこともありました。今はとてもそういうことはできません。若気の至りというやつですね。上がったときに待ってるぜんざいや焼きガキなどがおいしかった。楽しい思い出のひとつです。そんな唐比に、10年ぶりぐらいに潜ってみることにしました。きっかけは、海のグルッペ1の「キイロウミコチョウがいるぞ」というささやきです。 エントリーすると、ホンダワラにチャガラの幼魚が群れているのが見えました。ピンクの色調がきれいですけれども、ピントを合わせることができません(泣)。大きくなってからきっちりと勝負してやります。大きな転石の上には、いたるところにヘビギンポがいます。近寄っても逃げないので、50mmレンズでも写せました。それからニシキハゼも久々に見た感じです。ちょっと深いところに行くと、転石の間には泥っぽい砂が堆積しています。そこらあたりに来ると、ウミウシも増えてきました。シロやアオ、シラユキなど辰の口でおなじみのウミウシもいますが、それよりも目立ったのはヒロウミウシです。とにかくあちこちにたくさんいました。そんななか、お目当てのキイロウミコチョウもしっかりといました。石のちょっとした窪地にコロンと転がっている感じで、事前に聞いてないと、見つけることができなかったかもしれません。結局7個体を見つけることができました。かわいかった。地形的に変化が少なく、そうひんぱんに潜るところじゃないけど、季節ごとに1回は行ってもいいんじゃないかな。 唐比を出るとき、腹が減っっていたので家人に「何か作っておいて」と連絡したところ、帰宅し、洗い物を済ませて部屋に入ったとき、ちょうどヤキソバ(もちろんインスタント)ができあがりました。やっぱり近場は便利です。 |
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4日(金) |
天 候 | 雨 | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 15本目 | |
潜水時間 | 82分 | 最大水深 | 17.6m |
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見たもの | ・イワシの仲間、ボラ、ゴンズイ、イシヨウジ、オニカサゴ、サツマカサゴ、オニオコゼ、ミノカサゴ、イシダイ、クロダイ、マトウダイ、チョウチョウウオ、ブダイ、ニラミギンポ、ニジギンポ、イソハゼ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、ダルマガレイほか ・サラサエビ、モエビの仲間、ガンガゼカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ゼブラガニ、スベスベマンジュウガニ、オウギガニの仲間ほか ・ヒラミルミドリガイ、ニシキツバメガイ、ミドリアマモウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、ミツイラメリウミウシ、ヒロウミウシ、ミヤコウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、シラユキウミウシ、ハナオトメウミウシほか ・タカラガイの仲間、メダカラ、アカヒトデ、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間、ゴカイの仲間、ヒメハナギンチャクほか |
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ひ と こ と | 朝から雨。寒そうだったし行くのは止めようかと迷いつつ、現地に着けば曇りに変わっているかもとの期待を持って出かけました。結果は変わらずに雨。せっかく来たのだから潜ります。 久々の灯台一周。透明度はそこそこ。エントリー後すぐ大きなゼブラガニを見ました。割れ岩の付近では小さな白いウミウシがいました。よく見るとシラユキウミウシのようです。またマトウダイやイシダイもいます。次第に向かい潮で強くなってきたけど、せっかくなのでお花畑を通ってみることにします。 実は、今朝、車を運転しながら「近頃ハナオトメウミウシを見てないな」と唐突に思っていたところ、お花畑で見ました。特に観察するでもなく、ましてや写真をとるわけでもないのですが、辰の口でポピュラーなこのウミウシがいないと、少し気になります。こぼれ根に生えたウミヒノキ(たぶん)には、モエビの仲間(だと思う)が集団で暮らしていました。 久々に西口から上がろうと思い、そっち方向に進路を変え、徐々に深度を上げていったところ、ホンダワラがユラユラしていて酔いそうになったので、あわてて向きを変え、港内から上がることにしました。その途中で生理現象が発生してしまったので、大急ぎで上がらざるを得なくなり、たまたま目の前にいた大きなゴンズイと小さなニシキツバメガイのほかは見る余裕なく、大急ぎで上がってしまいました。エアは充分残ってたし、フィルムも5カットぐらい残ってたので、もったいないとは思ったけれど、仕方ないですね。 帰りは女神大橋のあたりから混み始め、松ヶ枝の手前からは大渋滞。事故があったのかと思ったのですがどうもそうではないようで、単にGW中だったからかな?それで、いつもなら大波止方面に向かうところを、まっすぐに進んで中央橋を通り、馬町交差点から日見方面に抜けました。このコースはスムーズでしたよ。でも松ヶ枝あたりの渋滞で、結局2時間近くかかりました。ダイビングより渋滞で疲れちゃった。 |
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3日(木) |
天 候 | はれ | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 14本目 | |
潜水時間 | 91分 | 最大水深 | 19.8m |
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見たもの | ・イシヨウジ、ダルマオコゼ、マダイ、イシガキダイyg.、コロダイ、オオモンハタ、カゴカキダイyg.、ニジギンポ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、スジハゼ、キタマクラ、ダルマガレイ、アカエイほか ・イソスジエビ、モエビの仲間、オドリカクレエビ、テッポウエビの仲間、ブチヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ソメンヤドカリ、ホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、マルガザミ、オウギガニの仲間ほか ・クロボウズ、ヒョウモンツバメガイ、ニシキツバメガイ、ミドリアマモウミウシ、キヌハダウミウシの仲間、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシほか ・タコの仲間、コウイカの仲間yg.、ヒトデの仲間、ヤナギウミエラ、ムラサキハナギンチャクほか |
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ひ と こ と | いつの間にか庭の木々の緑が濃くなってきています。初夏という感じです。辰の口ダイバーもウェットが目立つようになりました。また流れ藻も目に付きます。しかし、オジさんたちはまだウェットに替える勇気がありません。とうぶんドライです。 歩くのがイヤなので、今日も砂地からカキ山を往復します。港内には流れ藻についてきたのかカゴカキダイやイシガキダイの幼魚が漂っています。砂地に出ると、クロボウズ、ヒョウモンツバメガイ、ニシキツバメガイが歩き回っています。以前は、この時期の頭楯目といえばカラスキセワタとカノコキセワタだったのですが、水温が高いせいか、それとも周期的なものなのか、見られる種が変わってきました。沖のムラサキハナギンチャクには、オドリカクレエビが数個体ハーレムをつくっています。しかし、あいかわらずビイドロカクレエビはいません。カキ山には、この時期ポピュラーなシロ、サラサ、アオ、フジイロウミウシが多いです。砂地に戻り、アンカーを見てみましたが、フサコケムシは枯れていました。したがってこのコケムシにつくウミウシの姿は見当たりません。モエビっぽい小さなエビがいたのみです。 港内に入り、砂地でダラダラとしていたら、10個体ぐらいのニシキツバメガイを見ました。いっぱいいすぎて、かえって面白くなくなります。はっきりいって、食傷気味です。 明日は違うコースにしようかな。 |
2007年4月
29日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 13本目 | |
潜水時間 | 84分 | 最大水深 | 19.8m |
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見たもの | ・イシヨウジ、オニカサゴ、ミノカサゴ、タイ、クロダイ、メジナ、シマギンポ、クモハゼ、イソハゼ、アカイソハゼ、イチモンジハゼ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間ほか ・サラサエビ、ガンガゼカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、オウギガニの仲間、等脚類の仲間ほか ・ブドウガイ、ニシキツバメガイ、ヒョウモンツバメガイ、ウズムシウミウシの仲間、ミドリアマモウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシ、シラヒメウミウシ、クリヤイロウミウシ、セスジミノウミウシほか ・ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間、ゴカイの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 長崎港では「帆船まつり」が開催されていて、大波止〜松ヶ枝付近は混んでそうだったので、タンクを積んだ後、女神大橋を経由して辰の口に向かいました。走行中、日本丸と海王丸ははっきりわかったけど、ほかの帆船はよくわからず、松ヶ枝には客船みたいな船が接岸しているようでした。あれ?と思っていたところ、女神大橋を渡るとき、右手(つまり香焼側)に帆船が一艘と、長崎が誇る?「飛帆」がいました。まさか客船が接岸するので追い出された、ということはないよね。 快晴で風も弱く、絶好のダイビング日和といえます。港から入ってアンカーの根に向かうことにしました。港を出て砂地を進んでいると、いいサイズのヒョウモンツバメガイが散歩しています。模様が入っているといいんだけど、こっちで見るのは真っ黒なタイプばかりなので見栄えはしませんが。またニシキツバメガイも歩き回っています。ヒョウモンにくらべサイズは小さいけれど、ケラマで見るやつと同じ模様で、きれいです。またウミウシみたいだけど触角などがわからない、黒いヤツもいました。さわったら紫色っぽい汁を出しました。 アンカーの根では、イロウミウシが増えてきています。多かったのは、シロ、アオ、そしてフジイロウミウシですが、クリヤイロウミウシ1個体、セスジミノウミウシは3個体確認しました。これからもっと増えてくることでしょう。 帰りはまた砂地から港に入りました。このときもヒョウモンツバメガイ(黒一色)とニシキツバメガイ(色違い)がいました。今の時期がピークなのかもしれません。 帰宅するとき、ついうっかり松ヶ枝方向に行ってしまったところ、案の上渋滞で、たいへんでした。 |
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21日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 19℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 12本目 | |
潜水時間 | 91分 | 最大水深 | 21.6m |
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見たもの | ・イシヨウジ、ダルマオコゼ、マダイ、コロダイ、クエ、オオモンハタ、ニジギンポ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、コチ、ササハゼ、スジハゼ、キタマクラ、ダルマガレイほか ・イソスジエビ、ガンガゼカクレエビ、ブチヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ホンヤドカリ、ショウジョウコシオリエビ、マルガザミ、トガリマルガザミ、ケブカガニの仲間ほか ・ヒロウミウシ、クロコソデウミウシ、コミドリリュウグウウミウシ、ミヤコウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、シロハナガサウミウシほか ・スナダコ、タカラガイの仲間、アデヤカオオアカヒトデ、ヤツデスナヒトデ、ヒラムシの仲間、サルパの仲間、クラゲの仲間、トサカの仲間、ムラサキハナギンチャクほか |
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ひ と こ と | 雨になってもおかしくないような曇天のもと、現地に着いたら南風が吹いていて少し肌寒さを覚えました。 久しぶりに砂地からカキ山に向かいます。何ヶ月ぶりだろう。港の外には緑色の海藻が生えているところがあります。じっくり探せば、ここらにオオアリモウミウシがいそうな感じがするのですが、とりあえず先を急ぎます。ヤツデスナヒトデにはトガリマルガザミが着いていました。ヒトデを持ち上げたら、このカニは砂地に降り、砂中に潜ろうとしました。わりと器用そうでした。砂地の途中に落ちているアンカーでは、さすがにハタタテダイは見ませんでしたが、クロコソデウミウシとコミドリリュウグウウミウシを見ました。クロコソデははじめてだったので、嬉しかったです。またムラサキハナギンチャクの大きいのが戻ってきていました。ビイドロカクレエビはいませんでしたが、マルガザミがいて、なぜかハナギンチャクに向かって両はさみ脚を拡げ、脅していました。 カキ山に到着し、しばらくウミウシを探していたら、ちょっと遠くにクエ(アラ)が見えたので、フラフラっとそれについていってしまい、結局シロとかサラサというポピュラーなやつしか見ませんでした。 港内に戻ると、そこにあるフサコケムシにもクロコソデウミウシがいました。そのうちのひとつは2cmオーバーあったので、細かいところまでよく見えました。カメラを構えているとなぜ顔を向けてくるので困りましたが、顔のヒゲをはっきりと見ることができました。単に今まできがつかなかっただけかも。 上がったら年配のグループが遊びに来ていて「重くないか」とか「寒くないか」とかいろんなことを聞かれ、ボクのボロい機材を眺めていました。近頃は海岸散策に来る人が多く、ボクらダイバーはまるで動物園の熊状態です。見世物じゃないんだぞ!(笑) |
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14日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 11本目 | |
潜水時間 | 96分 | 最大水深 | 17.3m |
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見たもの | ・キビナゴ、イシヨウジ、オニカサゴ、サツマカサゴ、オニオコゼ、ハナミノカサゴ、イシダイ、クロダイ、メジナ、シマギンポ、ナンヨウミドリハゼ、ヤマドリ、ネズッポの仲間、ダルマガレイほか ・サラサエビ、ガンガゼカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ホンヤドカリ、ベニイシガニ、ゼブラガニ、ヒメキンチャクガニ、オウギガニの仲間、等脚類の仲間ほか ・ヒラミルミドリガイ、ミドリアマモウミウシ、ハダカモウミウシの仲間、カイメンウミウシの仲間、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、マツカサウミウシ、コマユミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・アカヒトデ、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間、ゴカイの仲間ほか |
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ひ と こ と | 昨日は雨模様で風が強く、どうなることやらと思っていたところ、今日は快晴。気持ちよく起きることができました。しかし休日でも朝8時前には起きてしまうところが年とった証拠でしょうか。長く寝てると腰が痛くなって(笑)。 伊王島大橋に通じるトンネルが開通してたので、そこを通って辰の口に向かいました。気分良くドライブすることができます。今後は山越えではなく、このコースを採ろうと思いました。 どうしようか迷ったのだけれど、灯台一周をすることにしました。フクロノリがかなり剥げており、それに比例して小さなウミウシの数も少なくなっていました。しかしわずかに残ったフクロノリには、ミノウミウシの仲間がついています。しかし数はかなり少なくなっています。フクロノリといっしょに流れて行ったのでしょうか。フクロノリを巡るコースは今日で最後でしょう。 しばらく行ったら、ヤマドリのオスがいました。大きな第1背びれをパタパタさせていたのでオスだと判りました。しかし、あまりに近づきすぎて怒ったのか、途中からは背びれを拡げてくれませんでした。 割れ岩付近では、オレンジ色のミノウミウシがいました。たぶんアカエラミノと思いますが、小さすぎて水中では判別できませんでした。また旗岩までの砂地にあるこぼれ根では、フクロノリの上に身体がオレンジ色、ミノが白色のミノウミウシがいたので、タツナミガイに紫汁攻撃を受けながら1カット撮りました。年1回ずつぐらいは見てるやつです。 旗岩付近から港内に向かおうと思いましたけれども、鼻が詰まって耳抜きが難しかったので、そのまま浅場を西口に向かうことにしました。エアはまだ残ってたので、久しぶりに石を起こして遊んでたら、色の異なるカイメンが並んでありました。何気なく触れたところ、そのうちのひとつが剥がれ、海底に落ち始めました。よく見ると、どうやらウミウシのようです。とりあえず再び石にくっつけて触角の出るのを待ちました。気が遠くなるくらい(といっても1分ほど)待った後ようやく出てくれたので、いちおうウミウシと判る写真を撮ることができました。 それから、小さな石を起こしてみたら、小さいものが水中に舞い上がりました。格好からカニの抜け殻のようだったのですが、様子が変だったので掌の上に乗せてよく見たら、ちっちゃなヒメキンチャクガニでした。しっかりと両はさみ脚に、これもちっちゃなイソギンチャクを持ち、ダンスを踊ったりします。久々に水中で感嘆の声を上げてしまいました。生息環境に戻すとまったくわからなくなってしまうと思い、掌の上に乗せた状態で写真を撮りました。もちろんその後は元いた場所に戻し、そこでも1カット写しておきました。このカニの感触を忘れてしまわないよう、エアはまだ残っていたのもかかわらず、そそくさと上がりました。かわいかったあ。 |
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7日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 10本目 | |
潜水時間 | 102分 | 最大水深 | 17.0m |
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見たもの | ・イシヨウジ、サツマカサゴ、オニカサゴ、ハナミノカサゴ、マダイ、コロダイ、ニジギンポ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、ササハゼ、スジハゼ、ハコフグほか ・イソスジエビ、ガンガゼカクレエビ、ブチヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ホンヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、クロミドリガイ、ミドリアマモウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、サガミイロウミウシ、アオウミウシ、コマユミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・マダコ、コウイカの仲間。ヒラムシの仲間、ミズクラゲ、クラゲの仲間ほか |
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ひ と こ と | 今日は久しぶりの快晴。のんびりと家を出たので、辰の口に着いたのはお昼でした。海況は一見よさそうですが、北東の風が吹いていて、そっち方面はやや波が立ってました(後で西寄りに変わりましたが。)。 とりあえずまだ灯台一周です。浅場も深場も透明度が悪いという情報を得ていたのでそれなりの覚悟をしていましたが、ほんとうに悪かった。しかも流れもあり、ドライの身にはこたえました。アリモ牧場に寄っても何もいなかったし、フクロノリもヤブレノリになってしまっていて、この先どうなることやらと思っていたところ、先週よりも数は少ないようですけれど、まあそれなりにウミウシを見ることができました。コマユミノが多いですが、色のついたミノウミウシもそこかしこで目につきます。オーバーハングには、流れを避けて大きいコロダイやハナミノカサゴが避難していました。 割れ岩に向かう途中、見かけないミノウミウシがいたので写真を撮ろうとしましたが、流れが強く、身体を固定できません。それで膝を使って固定しようと岩にはりつこうとしたら、小さなガンガゼに刺されてしまいました。久しぶりにガンガゼにさされた感想は、痛かったです(笑)。 割れ岩では、セスジミノを見つけることはできなかったけれど、代わりにフサコケムシについた小さなアカエラミノがいました。そこからは小さなイワシの群れを眺めながらぼーっと移動し、旗岩の近くまで来たら、見かけないゴクラクミドリガイの仲間がいたのでちょっと慎重に2〜3枚写し、港から上がりました。港の中の水は太陽光で暖められていたので、気持ちよかったです。 |
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1日(日) |
天 候 | 雨/くもり | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 9本目 | |
潜水時間 | 110分 | 最大水深 | 16.7m |
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見たもの | ・キビナゴ、カタクチイワシ、イシヨウジ、オニカサゴ、サツマカサゴ、オニオコゼ、イラ、アイゴ、メジナ、ブダイ、ニラミギンポ、ヘビギンポ、スジハゼ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、セイテンビラメ、トビエイほか ・サラサエビ、イソスジエビ、ツノヤドカリ属の一種、ユビナガホンヤドカリ、ホンヤドカリの仲間、ゼブラガニ、マルガザミ、等脚類の仲間ほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、ミツイラメリウミウシ、ヒロウミウシ、フジタウミウシの仲間、サラサウミウシ、マツカサウミウシ、コマユミノウミウシ、セスジミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・ヤツデスナヒトデ、ヒラムシの仲間、イワホリイソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 朝方は雨、しかし昼からは晴れるだろうとの天気予報にしたがって途中でのんびりラーメンを食ってたら、辰の口に着いた途端、雨が降ってきました。しかも遠くから雷鳴まで聞こえてきます。大急ぎで準備し、海に入りました。 「ウミウシも飽きたね」といいつつも灯台一周です。この時期は勝手に身体が反応してしまうのですよ(笑)。まずアリモ牧場に立ち寄り、探してみましたが発見できませんでした、これまで何年か続けて見られたのにね。どうしたんだろう。潮が流れていたので小さなウミウシは出てないだろうとタカをくくっていたところ、けっこうな数がいます。しかしほとんどは白い体色のミノ系で、しかも小さいので肉眼では何だかさっぱりわかりません。 いつものことですが、ウミウシ探しは途中で集中力が切れてしまいます。それでオーバーハング手前から割れ岩まで、セイテンビラメの小さいのが目の前に飛び出してきたり、ブダイが岩陰で休んでいたりということもあり、魚に目がいってしまいまます。しかし割れ岩付近ではチェックするものがあるのでまたウミウシに戻ります。セスジミノは出てきていましたがスミゾメミノはいません。そこから先はお花畑経由でとも思いましたが、鼻がつまって耳抜きがきつかったので、砂地を進むことにしました。向かい潮にうんざりしながら進んでいたところ、トビエイがいたので、そーっと背後から近づいて真上から一枚撮りました。トビエイ君は迷惑そうなそぶりをしつつ去っていきました。 西口付近で、最近の悪天候ではがれたフクロノリが大量に海底に漂っているところがあり、それが波に揺られ、こっちが酔いそうになったので、大急ぎで通過することにしました。港に入り、先週見たニシキツバメガイがいないか探してみましたが、今日はいませんでした。代わりに、これまで水深10mより深い岩場でしか見たことがなかったヒラムシの仲間が、水深2mの砂の上を歩いていました。またフジタウミウシの仲間が係留ロープの下の砂地を歩いていました。わりときれいだった。 海から上がってしばらくしたら、やまなか君が来ました。見事試験に通り、宮崎で勤務することになったそうです。おめでとう。もうしばらくは研修等でたいへんと思うけどがんばってください。早速やまなか君を「宮崎支部長」に任命します!(笑)。 |
2007年3月
25日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 20℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 8本目 | |
潜水時間 | 101分 | 最大水深 | 13.1m |
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見たもの | ・イシヨウジ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、ベラの仲間、クロイシモチ、マダイ、コロダイ、シマギンポ、ネズッポの仲間ほか ・イソスジエビ、オドリカクレエビ、ブチヒメヨコバサミ、ホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、端脚類の仲間ほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、ニシキツバメガイ、ミドリアマモウミウシ、アリモウミウシ、アリモウミウシの仲間、キンセンウミウシ、ミツイラメリウミウシ、シラユキウミウシ、アオウミウシ、マツカサウミウシ、シロミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・マダコ、クラゲの仲間、二枚貝の仲間ほか |
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ひ と こ と | 前日は近くの唐比海岸に行こうと計画していたところ、風雨が強かったので断念しました。いつでも行けると思えばあっさりしたものです。来週行くことにします。 打って変わって今日は晴れ。何日か前の天気予報では午後から晴れだったのに朝から晴れです。このところ天気予報はずっと半日ズレているみたい。ただ前線が通過した後なので、波は少しありました。 例によって灯台一周にしました。水温が高いためにフクロノリのシーズンはもう終わりかけているようで、こっちも焦ってしまいます。エントリーしたら、ちぎれたフクロノリが目に付きます。はじめにアリモ牧場に行って見ましたが、もうちょっとかな。今日はうねっているせいか、ウミウシは表面に出てきていません。もう終わりということはないと思うんだけど・・・。 そのまま流して砂地のアンカーに立ち寄ったりしながら港からのイグジットを目指します。途中魚の種類と数は確実に増えてます。しかしうねりがあるせいかウミウシは見かけません。フィルムを10枚ぐらい残し、このまま上がるのかと思いつつ港内に入ったところ、何とニシキツバメガイがいました。沖縄など南の海でしか見られないと思っていたので、久しぶりに声を上げてしまいました。なお近くにキンセンウミウシもいました。喰われなければいいけどね。もう満足したのでフィルムを一枚だけ残して上がろうと移動していたところ、目の前をゴクラクミドリガイの仲間が泳いでいました。正確に言えば側足を横に拡げ、漂っていただけだったのですが、側足に2箇所の突起がある初めて見るヤツで、トンボが飛んでいるみたいでカッコ良かった。フィルムはあと一枚しかないと思っていたところ、2カット撮れました。少し得した気分になりました。また水曜日に落としたウェイトも、無事に見つけたのですっかりいい気分で上がりました。 そういえば、東京支部長(Tさん)、眼はうまくいった? |
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21日(水) |
天 候 | はれ | 水 温 | 18℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 7本目 | |
潜水時間 | 102分 | 最大水深 | 17.9m |
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見たもの | ・イシヨウジ、サツマカサゴ、キンギョハナダイ、イラ、クロダイ、メジナ、クモギンポ、ニジギンポ、スジハゼ、ヤマドリ、ネズッポの仲間ほか ・サラサエビ、イソスジエビ、ガンガゼカクレエビ、オウギガニの仲間、ユビナガホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、等脚類の仲間ほか ・ゴクラクミドリガイの仲間、ツマグロモウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、ミツイラメリウミウシ、コトヒメウミウシ、サラサウミウシ、シラユキウミウシ、シラヒメウミウシ、マツカサウミウシ、アカエラミノウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・アオリイカ、コウイカの仲間、クラゲの仲間、ヤツデスナヒトデ、クモヒトデの仲間、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 今日も快晴。風もなく海もおだやかだったので、ダイバーや潮干狩りの集団が多いだろうと予想し、若干早めに出発しました。着いてみると思いのほか両者とも少なかったので、少しゆっくりした気分になりました。なお長崎港側には赤潮が発生しています。 ドライ初心者を連れていたので、ウミウシ狙いで毎度の灯台一周。バディが潜れないようだったので、BCのポケットにこっそり石を入れておきました。本人は気づいてないようです。エントリー後は特に目新しいものもいなく、なんとなく流しました。砂に埋もれたヤツデスナヒトデがいたので、カニがついてないか持ち上げてみましたが、いませんでした。 割れ岩の手前の大きな岩の上で、マツカサウミウシのデカいのがいました。これまでに見た最大サイズといってよいでしょう。その後砂地でコウイカの仲間やヤマドリとしばらく遊び、フクロノリ沿いに西口まで移動しました。その間、ミツイラメリやコトヒメ、シラユキウミウシなどを見ましたが、シラヒメウミウシまでいたのにはびっくりでした。GW前後からちらほら、といった印象を持っているのですが。 西口から上がろうかなとも思ったのですが、歩きたくなかったので港に回りこんで上がることにしました。全般的にそうだったのですが、港内も透明度はよかったです。アマモもすくすくと成長できるでしょう。係留ボートの底を見てみたら、イソスジエビの大きいのがワラワラといました。何気に仰向けになって眺めてたので、たぶんそこらへんでウェイトを一つ落としてしまったようです。 なおドライ初心者は、ステップ護岸で足がふらついて転び、散歩してた老夫婦に笑われていました。起き上がれずにジタバタする姿は、カナブンそっくりでした(笑)。そこで初めて石がポケットに入っていることに気づいたらしく、ブーブー言っていました(爆)。 |
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18日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 17℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 6本目 | |
潜水時間 | 91分 | 最大水深 | 17.3m |
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見たもの | ・イシヨウジ、サツマカサゴ、オニカサゴ、ミノカサゴ、ホウボウyg.、キンギョハナダイ、メジナ、ブダイの仲間、ベラの仲間、ヨメゴチ、シマギンポ、ネズッポの仲間、スジハゼ、カスリハゼほか ・イソスジエビ、ヤドカリの仲間、トウヨウコシオリエビ、ゼブラガニほか ・アリモウミウシ、アリモウミウシの仲間、キンセンウミウシ、ミツイラメリウミウシ、シラユキウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシ、マツカサウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・イカの仲間、クラゲの仲間、クモヒトデの仲間ほか |
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ひ と こ と | ここ何日かのぐずついた天気を経て、快晴となりました。しかし北寄りの風があったので、北口方面は若干波がありました。 例によって灯台一周です。フィン、マスクを装着し、水面移動をしようとしたところ、小石に生えている緑藻に小さなウミウシらしきものが付いています。この状態では波に揺られ写真を撮れないので、小石ごと50cmほど深みへ運びました。いちおうシャッターは押したけど、間違いなく手ブレしてたと思います。気を取り直してアリモ牧場へ行ってみましたが、食料?の緑藻はまだ生えていません。ちょっとガッカリです。しかし、その代わりにホウボウの子どもがいました。真っ黒で2cm程度しかなく、動かないと何だかわかりませんが、頭の格好は間違いなくホウボウです。しかもヒレを広げて威嚇までしてくれます。かわいかった。 この時期主に狙っているウミウシは、潮の流れが速いために隠れてしまったのか、先週ほどは見つけることができません。しかし、灯台東あたりではきれいなミノウミウシの仲間がいたし、西側ではシロミノがフクロノリのすき間に隠れており、また港内ではキンセンウミウシが歩いているなど、けっこうな種類を見ることができました。 今日は50mmに2倍テレコンを付けていったら、慣れていないせいもあり、使いづらくてイラついたので、次はテレコンを外すことにします。 |
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10日(土) |
天 候 | くもり/雨 | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 5本目 | |
潜水時間 | 89分 | 最大水深 | 8.5m |
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見たもの | ・イシヨウジ、イワシの仲間、オオモンハタ、キンギョハナダイ、イラ、マダイ、クロダイ、メジナ、キンチャクダイ、ギンポ、ニジギンポ、スジハゼ、ネズッポの仲間ほか ・サラサエビ、テッポウエビの仲間、カザリイソギンチャクエビ、オウギガニの仲間、ホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、等脚類の仲間、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、カニダマシの仲間ほか ・クロヘリアメフラシ、ミドリガイの仲間、ツマグロモウミウシ、ヒメクロモウミウシ、ハダカモウミウシの仲間、シロウミウシ、サガミイロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシ、マツカサウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・マダコ、クラゲの仲間、クモヒトデの仲間、イソギンチャクの仲間ほか |
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ひ と こ と | 天気予報では夕方から雨の予報だったのですが、朝起きてしばらくしたら雨が降ってきました。ドライを脱いでから濡れるのは嫌だなと思いつつ辰の口へ向かいます。辰の口入り口の桜(色がピンクなのでソメイヨシノじゃないんでしょう)は、先週満開だったのに、今週はもう葉桜になってました。 雨が降りそうだったので、到着後急いで準備します。このとき、レギュを左右逆に着けてしまったので、後でやり直すはめになり、無駄なエネルギーを消費してしまいました。素人っぽいミスをやっちまいました。 ウミウシも増えてきていることだし、灯台一周コースです。エントリー前は「アリモ牧場」に寄っていこうかなと考えていましたが、入ったらいきなり見慣れないミドリガイの仲間がいたので、すっかり忘れて先へ進んでしまいました。ウミウシの種類、数ともに先週より増えています。先週はアリモウミウシ系が多かったのですが、今週はそのほかにミドリガイ系、マツカサ系それからミノ系なども目立ってきています。 割れ岩近辺も探ってみたかったのですが、耳抜きがうまくいかなかったので断念し、浅場のみ移動しました。また途中流れが出てきたこともあり、また寒くもなってきたので集中力が続かず、割れ岩の手前あたりから流れに乗って、それまでより2倍ぐらいの速度で流してしまいました。じっくり探せばもっと見つけられたでしょうね。それでも、初見のミドリガイ系やミノ系のウミウシ、シャコを縮小コピーしたような等脚類の仲間を見ました。エアは充分残ってましたけれども集中力が続かなかったので、フィルムもなくなったことを幸いに、とっとと上がってしまいました。来週もあるし(笑)。 |
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3日(土) |
天 候 | はれ | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 4本目 | |
潜水時間 | 92分 | 最大水深 | 18.3m |
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見たもの | ・ホソウミヤッコ、イシヨウジ、サツマカサゴ、オニカサゴ、ハナミノカサゴ、マダイ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、ヒラメほか ・イソスジエビ、ホンヤドカリ、ヤドカリの仲間ほか ・クロヘリアメフラシ、アリモウミウシ、アリモウミウシの仲間、シロイバラウミウシ、ヒロウミウシ、ミツイラメリウミウシ、サガミイロウミウシ、フジイロウミウシ、シラユキウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか ・コウイカの仲間、ヒラムシの仲間、クモヒトデの仲間ほか |
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ひ と こ と | 4月中旬と思えるほどの陽気で、辰の口への道路沿いは桜が咲いていました。ドライスーツを着ただけで汗だくです。このまま暖かくなって夏になってしまえばどうなるんだろう。生態系にとっていいことはないよね。現に陸上では植物も混乱しているみたいだし、海の中でもワカメなんかが生えていない。今年の状況を見ていたら、ほんとうに心配になってきました。 大潮の下げ潮だったので、灯台一周にしました。おじさんたちはできるだけ楽なコースを選ぶのです。エントリーすると、一週間のうちにフクロノリがずいぶん成長しています。ということでフクロノリの上を見つめていたら、たぶんアリモウミウシのごく小さいヤツを見つけることができました。陸上で「老眼がどうの」とか言っていた直後だったのに、我ながら感心しました。ただピントがきているかどうかまではわかりません。やっぱり老眼です。その後しばらくフクロノリづたいに移動していきました。アリモウミウシ系がわりと出てきていますが、全体的にサイズが小さく、じっくり鑑賞するにはあと一歩です。 割れ岩付近ではシラユキウミウシ、シロイバラウミウシそしてフジイロウミウシなどがいました。このうちフジイロは、この時期に見るのは初めてです。感覚的にはGW前ぐらいからと思っていたので、少々驚きました。スミゾメミノやセスジミノはまだです。なお割れ岩のところで、春によく見るヒラムシがいました。 その後お花畑に回り、イロウミウシの仲間などをサラッと見ていたら、寒くなってきたので浅いところに針路変更し、再びフクロノリに沿って西口方面に移動しました。そのまま上がってしまおうかなと思いもしましたが、エアがずいぶん残っていたので港内から上がることにしました。アマモが生えかけているし、スジハゼもけっこういます。あとボートの近くでコウイカの仲間がボンヤリ漂っていました。 いきなりウミウシシーズンに突入した感があるので、次からは目をマクロモードに切り替えようと思います。といっても老眼が・・・。 |
2007年2月
24日(土) |
天 候 | くもり | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 3本目 | |
潜水時間 | 60分 | 最大水深 | 21.6m |
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見たもの | ・イシヨウジ、オオモンハタ、キンギョハナダイ、イラ、オニカサゴ、ハタタテダイ、クロイシモチ、マダイ、クロダイ、メジナ、キンチャクダイ、ギンポ、ニジギンポ、スジハゼ、ネズッポの仲間ほか ・サラサエビ、アカイシガニ、オウギガニ、ウスハオウギガニ、ホンヤドカリ、テナガツノヤドカリ、ヤドカリの仲間ほか ・ミツイラメリウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシほか ・アオリイカ、マダコ、クラゲの仲間、ヤナギウミエラ、トゲウミエラほか |
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ひ と こ と | 朝からバタバタして、潜り出しは結局昼過ぎとなりました。 時間がないので手早く用意し、海の中へ。アンカーの根往復にしました。ウェイトが重たいので港からエントリーします。 透明度は3mぐらい。悪かったです。先週はよかったのにね。 浅場ではフクロノリが育ってきています。しかし、まだ小さく、ヒドロ虫もついていないようです。あと2週間ぐらいしないと本格的なウミウシ探しのターゲットにならないかな、と思いました。 旗岩まで行くと、目の前を小さなイワシの群れが慌てた様子で通り過ぎ、その後ろを、4〜5キロはあろうと思われるマダイが悠然と追っかけて行きます。これだけ大きいとマダイも迫力があり、「カッコイイ」となってしまうのですが、やっぱり食ってうまいのは2キロぐらいまでだよね。 砂地にヤドカリがいたので、写真を撮ろうとしばらく待ってみましたが、全然殻から出てくる様子がく、そうするうちに寒さでガマンできなくなり、こっちが音を上げてしまいました。思いやりのないヤドカリでした。 寒さのため頭と指がジンジンしてきたので、あとは軽く流しました。上がる途中、ちょっとだけ石をめくったりしましたが、めぼしいものは見つけられませんでした。ひとつ発見したことは、この時期のウロコムシはほとんど動かないので写真を撮りやすい、ということかな。水温の高いときは、ピントを合わせてる間にシャカシャカ逃げていってしまうからね。 |
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18日(日) |
天 候 | くもり | 水 温 | 16℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 2本目 | |
潜水時間 | 79分 | 最大水深 | 17.0m |
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見たもの | ・イシヨウジ、アオヤガラ、ハナミノカサゴ、サツマカサゴ、オニカサゴ、マダイ、クロダイ、メジナ、キンチャクダイ、カゴカキダイ、ヒメギンポ、ニラミギンポ、スジハゼ、ネズッポの仲間、ヨソギほか ・サラサエビ、アカイシガニ、トガリマルガザミ、ヤドカリの仲間ほか ・コノハミドリガイ、ハダカモウミウシの仲間、ゴマフビロードウミウシ、ウスイロウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシほか ・アオリイカ、クラゲの仲間、ヤツデスナヒトデほか |
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ひ と こ と | 久々のダイビングです。ここ1か月ほどバタバタしてて海に行けず、悶々とした日々を送っていました。天候はくもりでしかも大潮だったのですが、それよりも海に入る喜びのほうが大きかったです。 心のリハビリを兼ねて灯台一周です。北口から入り、水面移動していたら、ゴロタと砂地の境をゆっくりと移動するヤツデスナヒトデが見えました。エントリーし、ヒトデうひっくり返したところ、トガリマルガザミがひっついていました。今まで見た中ではいちばん大きく、2cm以上あったと思います。砂地に接した壁には、ウスイロウミウシと思われるやつがいました。またヒメギンポも1匹だけですが壁にくっついていました。トガリマルガザミとヒメギンポは、僕の中ではこの時期の定番になりつつあります。 割れ岩の直前から左に折れ、壁を眺めながら移動することにしました。ウミウシはまだほとんどいなかったけれど、ゴマフビロードの小さいのが印象に残ってます。付近のオオウミヒドラには、まだスミゾメミノウミウシはついていませんでした。 後は浅場を下げ潮に乗って移動しましたが、びっくりしたのは魚の種類は少ないけど数が以外に多かったということ。小さなイワシの群れがいたので、それを狙ってマダイとかクロダイとかが集まってきているのではないか、ということでした。ベラやイシモチの仲間の群れもすごいし、この時期の辰の口を見直しました。 防波堤沖の砂地に回り、藻が生えてきている砂地で、自分の呼吸音しか聞こえないという静寂を楽しんだ後、港に入りました。港内では繋留ロープにコノハミドリガイとハダカモウミウシの仲間がついているのを見て、ちょっと早めだったけど上がることにしました。 |
2007年1月
14日(日) |
天 候 | はれ | 水 温 | 18℃ |
場 所 | 長崎・辰の口 |
今年の通算 | 1本目 | |
潜水時間 | 85分 | 最大水深 | 21.9m |
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見たもの | ・サツマカサゴ、オニカサゴ、イザリウオ、マダイ、キンチャクダイ、ゲンロクダイ、ハタタテダイ、オキナワハゼ、ネズッポの仲間、ダルマガレイほか ・イソスジエビ、スジエビモドキ、オドリカクレエビ、イソヨコバサミ、ヤマトホンヤドカリ、ホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、ベニイシガニ、マルガザミ、スベスベマンジュウガニほか ・イガグリウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、アオウミウシ ・アオリイカ、ヒラムシの仲間、クモヒトデの仲間、イトマキヒトデの仲間、ヤナギウミエラほか |
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ひ と こ と | 先週は悪天候のために中止したので、今日が初潜りです。天気もそれにふさわしく快晴でした。 アンカーの根を往復することにしました。ステップ護岸にはアオサが、防波堤内側にはアマモが、それぞれ生えてきています。港を出てすぐの砂地に落ちている石をめくったら、オキナワハゼがいました。50mmレンズなのであまり寄れなかったのは残念ですが、じっくり見れました。水中は透明度がよく、水温も予想より高い感じ(といっても18℃です)でした。ドライ着用なので、わりと快適、といっていいでしょう。それから少し灯台方向に進んだ岩場に、真っ黒いイザリウオがいました。わりと小ぶり(10cmぐらい)でしたが、なかなかシャープな印象を受けました。ただ、エスカだけが妙になまめかしい肉色をしていて、いかがなものかという感じでした。 沖のほうでは、ぼちぼちウミウシが出てきているかなと注意していましたけれども、まだ数も種類も少ないようです。あとひと月ぐらいかな。 帰りは砂地に落ちているアンカーに寄ったところ、ハタタテダイが一匹住み着いていました。おそらく昨年からいた個体だろうと思いますが、越冬できるんでしょうか?今まで死滅回遊魚だとばかり思っていたので、意外です。その後再びイザリ君のところに寄って写真を撮り、上がりました。 今年潜るときは、いつもこんな天気で、こんな海況だったらいいな。 |