2007年8月

26日(日)
天   候 はれ 水   温 @29℃、A28℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 42〜43本目
潜水時間 @84分、A61分 最大水深 @7.9m、A17.9m
見たもの ・ホソウミヤッコ、オニオコゼ、サツマカサゴ、イワシの仲間yg.、マダイ、クロダイ、コロダイ、キンチャクダイ、アジ、ミギマキ、キハッソク、アカカマス、カマスの仲間yg.、ニセカンランハギ、クマノミの卵、オヤビッチャ、イソハゼの仲間、ネズミゴチ、ネズッポの仲間、ダルマガレイ、アカエイほか
・アカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、カクレエビの仲間、テナガカクレエビ、アカシマモエビ、ケブカヒメヨコバサミ、テナガツノヤドカリ、トゲツノヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、ウミエラカニダマシ、オウギガニ、トガリオウギガニ、トガリヒヅメガニ、オウギガニの仲間ほか
・ゴクラクミドリガイの仲間、ヒョウモンツバメガイ、ネズミウシウシ、クモガタウミウシ、フジナミウミウシ、シラヒメウミウシ、シラユキウミウシ、キイロウミウシ、ホンクロシタナシウミウシ、コイボウミウシほか
・マダコ、ジンドウイカの仲間、タカラガイの仲間、ヒザラガイの仲間、クモヒトデの仲間、ヤナギウミエラほか
ひ と こ と  1本目は浅所の砂地をダラダラと。大潮ではありますが、干潮時のためかうっすらと濁っています。ただし、晴れていて明るいのでのんびりできます。消波ブロックのあたりで、アカカマス(たぶん)を見ました。それからカマスの仲間の幼魚が群れで漂っています。砂地に降りると、小石の裏にアカシマモエビの小さいのが隠れていました。沖にに進むと、アカエイの小さいのがひらひらと泳ぎまわっています。大きいのはドワッと砂を巻き上げて飛び立ちますが、小さいのはまだ「ひらひら」です。砂地のヤドカリを見たながら進んでいると、砂地に生えた藻類の上を、ホンクロシタナシウミウシが歩いています。このウミウシは、どこで遭遇するか予測がつきません。戻ろうとしていると、オキエソがカワハギをくわえて目の前にやってきました。港に入ると、濁ってはいましたがヒョウモンツバメガイが2個体這い回っていました。
 2本目は灯台一周。かなり久しぶりです。クマノミの卵を写そうとカメラを構えていたら、親クマノミがポートを攻撃してきました。ゴンと音がしました。砂地の小さなシマキッカイソギンチャクには、小さなアカホシカクレエビやオドリカクレエビがいます。オーバーハングでは、ミギマキが食事の最中でした。ミ割れ岩付近では、フジナミウミウシやガヤの仲間についたカクレエビの仲間がいます。やはり夏です。そこからお花畑に向かいましたが、割れ岩もそうですが、ソフトコーラルがかなり少なくなっているようです。昔はほんとうにきれいだったのに。地球温暖化の影響かどうかはわかりませんけれども、気になるところです。それからアンカーの根を経由して西口からイグジットしました。
25日(土)
天   候 雨/くもり 水   温 28℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 41本目
潜水時間 90分ぐらい 最大水深 24.1m
見たもの ・イシヨウジ、サツマカサゴ、オニオコゼ、オニカサゴ、チョウチョウウオ、カゴカキダイ、キンチャクダイ、イワシの仲間、フエダイ、マダイ、クロダイ、コロダイ、カンパチ、オヤビッチャ、オキナワベニハゼ、イソハゼの仲間、ニセカンランハギ、ハコフグ、アカエイほか
・アシナガモエビモドキ、ビイドロカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、テナガカクレエビ、カクレエビ科の一種、ムラサキヤドリエビ、トゲツノヤドカリ、テナガツノヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、ヤマトホンヤドカリ、アオヒゲヒラホンヤドカリ、ホンヤドカリの仲間、オルトマンワラエビ、ショウジンガニ、スベスベマンジュウガニ、ヒメキンチャクガニ、キモガニ、ウスオウギガニ、オキナガニほか
・クロヘリアメフラシ、クロスジウミウシ、コモンウミウシ、シラヒメウミウシ、キイロウミウシ、キイロイボウミウシほか
・マダコ、ジンドウイカの仲間、ハツユキダカラ、メダカラ、タカラガイの仲間、二枚貝の仲間、クモヒトデの仲間、ヤナギウミエラほか
ひ と こ と  早朝はけっこうな雨だったのでどうしようか迷いましたが、なんとなく止みそうだったので現地に行ってみることにしました。バディ予定者がウェットスーツを忘れ、潜る直前でリタイアしたため、今日はソロです。
 西口からエントリーし、砂地経由でカキ殻へ向かいます。砂地をゆっくり進んでいると、やたらとヤドカリの仲間が目につきます。今の時期は特にツノヤドカリの仲間が多いみたいです。砂のスロープを降りたところで、コロダイがうっとりした表情でホバリングしていたので近寄ったら、ビイドロカクレエビのクリーニングの最中でした。近くにはこのエビの宿主であるムラサキハナギンチャクは見られなかったのだけれど、出張してきてたのでしょうか。
 カキ殻に着き、ゆらゆらと進んでいたら、クロスジウミウシに再会しました。この前見たところより少し深い場所でした。浅場に戻り、ダラダラと魚などを眺めて遊んで上がりました。ヒメキンチャクガニも見ましたけれども、抱卵していました。卵がきれいなブルーであったとは、はじめて知りました。なお上がるとき、ウスイロサンゴヤドカリ似のヤツを見かけました。辰の口には珍しく、色鮮やかでした。種が分からないので、写真ができてから調べてみます。
11日(土)
天   候 はれ 水   温 27℃くらい
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 40本目
潜水時間 40分くらい 最大水深 8.0mくらい
見たもの ・オニオコゼ、サツマカサゴ、イワシの仲間yg.、マダイ、クロダイ、コロダイ、アジ、オジサン、クマノミの卵、オヤビッチャ、イソハゼの仲間、ネズッポの仲間、キヘリモンガラの幼魚ほか
・テナガカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、トガリオウギガニ、オウギガニの仲間ほか
・キイロウミウシ、コイボウミウシほか
・マダコ、チャイロキヌタ、タカラガイの仲間、ウスヒザラガイ、クモヒトデの仲間、ヤナギウミエラほか
ひ と こ と  今日は体験ダイバーが2人来たので、カメラは陸に置きっぱなしで浅場に連れて行きました。うち1人はCカード持ち、もう1人は2回目なので全くの初心者というわけではありません。
 天気は良すぎてしかもかなり暑く、身体が溶けそうです。
 ひととおり簡単に講習を済ませ、さっそく潜ってみることにします。港内からエントリーしました。はじめてじゃないから2人とも落ち着いているようです。砂地が明るいので精神的にも楽なのでしょう。これが暗いところだったら少しナーバスになってたかもね。ともかく砂地を、そこらにいる魚を見せながらゆっくり進みます。オジサンがヨメヒメジに混じってエサを漁っていました。またニセカンランハギも見えます。今年は南の魚を見る時期が例年より早いみたいです。
 灯台直下まで行き、クマノミの卵とかを教えた後、港外の砂地を大回りして港内へと戻り、イグジットしました。2人とも楽しんでくれたようでよかったです。高齢化いちじるしい「海のグルッペ」に加入されることを期待しつつ、かき氷を食って帰りました。
5日(日)
天   候 はれ 水   温 @29℃、A,B30℃
場   所 ケラマ@アダン下、A北浜、Bヤカビトンネル
今年の通算 37〜39本目
潜水時間 @58分、A51分、B57分 最大水深 @20.4m、A25.9m、B16.4m
見たもの ・アザハタ、カクレクマノミ、ケラマハナダイ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、アカマツカサ、シモフリタナバタウオ、ツバメタナバタウオ、ネズッポの仲間、アオギハゼ、イロワケガラスハゼ、ハダカハオコゼ、テンス、モンダルマガレイほか
・オトヒメエビ、ナデシコカクレエビ、オシャレカクレエビ、エンマカクレエビ、アカシマシラヒゲエビ、ホワイトソックス、モエビの仲間、アカツメサンゴヤドカリ、カザリサンゴヤドカリ、ヤドカリの仲間、モンハナシャコほか
・ゴクラクミドリガイの仲間、ヒョウモンツバメガイ、クロボウズほか
・ヒラムシの仲間、ヒトデの仲間、カイメンの仲間ほか
ひ と こ と  1本目は前日に引き続きアダン下へ。北浜がいっぱいだったのでその代替ポイントというところです。何しろここは楽なので(笑)。モンハナシャコの巣穴があったので、駆け引きを楽しみながら写真を撮りました。深いところあたりでは、ヒラムシが泳いで目の前にやってきました。シモフリタナバタウオもみましたが、写真は難しかった。
 2本目は北浜へ。係留ブイが空くのをしばらく待ってから潜りました。副鼻腔の調子が悪く、だましだましアザハタの根に向かいました。今回、バイオレットボクサーシュリンプの姿は確認できませんでした。ホワイトソックスが近くまでやってきたのでカメラを構えたところ、アザハタが間に割り込んできてクリーニングをさせ始めました。そこで急遽被写体をアザハタに変更しましたけれども、ちょっとタイミングがずれていいカットは撮れなかった。来年に期待しましょう。上がるとき、ブイをつないであるコンクリートブロックの上に、小さなネズッポの仲間がいました。動作がかわいかった。
 3本めはヤカビトンネル。ずいぶん久しぶりのポイントだと思います。そこへ向かう途中、渡名喜島付近の海上で、ものすごいスコールがあっているのが見えました。稲光も見えます。その日の夜、宝生のおじさんと話をしたら、漁を終え、そのスコールの真っ只中を航行してきたとのこと。雷に打たれずによかったね。さてトンネルは、生きものはあまり面白くないのですが上部に開いた穴から差し込む陽光がきれいです。ワイドを持っていけばよかったのにと思う瞬間です。トンネルの中にヤドカリがいたのでカメラを構え、出てくるのを待つことにしました。洞窟の中にいるヤドカリはきっと見たことがないものだろうと期待が膨らみます。けっこう待ってようやく出てきたと思ったら、オイランヤドカリでした(泣)。オイランは辰の口にうんざりするほどいるのに…。ともかく今回のケラマツアーは、こうやって幕を閉じました。
 天気がよく、海も穏やかでのんびりできただけでもよかったです。あと、ナイトに行くのを忘れていたので、来年はきっちり行ってきますね。
4日(土)
天   候 はれ 水   温 @,A29℃、B31℃
場   所 ケラマ@アダン下A嘉比ビーチ下Bタートルタウン
今年の通算 34〜36本目
潜水時間 @90分、A59分、B49分 最大水深 @16.7m、A17.3m、B16.4m
見たもの ・ヒバシヨウジ、ヘラヤガラ、カクレクマノミ、ハナビラクマノミ、ハマクマノミ、オトメハゼ、ヤシャハゼ、リュウグウベラギンポ、タテジマキンチャクダイ、ケラマハナダイ、ハナゴイ、チンアナゴ、ウツボの仲間ほか
・オトヒメエビ、アカホシカクレエビ、オシャレカクレエビ、ウスイロサンゴヤドカリ、アカツメサンゴヤドカリ、キンチャクガニ、クビナシアケウスほか
・ミアミラウミウシ、キイロイボウミウシ、コイボウミウシほか
・アオウミガメ、オビクラゲほか
ひ と こ と  1本目はアダン下。体験ダイビングの人がいたので、「あまり深いところへは行かないように」とだけ注意を受けて、僕らは夢の「放し飼い」状態。ただ、いくら放し飼いといっても、いつも行くところ以外は知らないので、そこらあたりをダラダラするだけでした。まあそれでも辰の口でいつもするようなスタイルでのダイビングを楽しめました。生きものはそんなにめぼしいものは見ませんでしたけれども、ヤドカリなど、じっと待っていなければらない生きものを中心にじっくりと見ることができました。
 2本目は嘉比ビーチ下へ。ここはEN/EXポイント付近の浅場が気に入っているところでしたが、サンゴはガラガラです。やっぱりオニヒトデの影響が大きいのでしょうか。ちょっとがっかりです。ともかく下の砂地まで下りていってヤシャハゼやガーデンイールなどを見ました。アカヒゲカクレエビ(Vir.sp.)似のエビがいたのですが、別のヤツかもしれないので、あとで写真を見てみようと思います。イグジットする直前、浅場でダラダラしていたら、キンチャクガニやミアミラウミウシなどを見ました。
 3本目はタートルタウン。ここはカメ以外あまりおもしろくないので、個人的には気がすすまないところです。あきてしまった、とも言えるかもしれません。しかしはじめの頃は宝探しみたいで面白かったなあ。あの根にカメはいるだろうか、とワクワクしてた。と昔のことを思い出しつつ、行ってみることにしました。たしかにここはカメが多い。なんでこんなに多いのかと不思議に思いますが、詳しくはもちろんしらないけど、いろんな条件が生息に適してるんだろうね。というわけで、ボクはカメを横目で見ながらフエヤッコとかタテジマキンチャクダイの写真に専念しました。しかし流れが速く、クラゲの多いのには辟易しました。
3日(金)
天   候 はれ 水   温 29℃
場   所 ケラマ@前の海、
A久場北、B儀名
今年の通算 31〜33本目
潜水時間 @56分、A62分、B64分 最大水深 @21.6m、A17.9m、B64分
見たもの ・ツバメウオ、ハナミノカサゴyg.、ハダカハオコゼ、カミソリウオ、オイランヨウジ、スカシテンジクダイ、カスミアジ、タカサゴ、クマザサハナムロ、ミナミホタテウミヘビ、モンツキカエルウオ、イシガキカエルウオ、ギンポの仲間、オドリハゼ、ゴマモンガラほか
・オトヒメエビ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、ナデシコカクレエビ、アカシマシラヒゲエビ、イソギンチャクモエビ、オシャレカクレエビ、エンマカクレエビ、ウミウシカクレエビ、ウスイロサンゴヤドカリ、オッサンの手、カンザシヤドカリほか
・クロスジリュウグウウミウシ、ユキヤマウミウシ、タテヒダイボウミウシ、コイボウミウシほか
・アオウミガメ、スイジガイ、ヒラムシの仲間ほか
ひ と こ と  1本目はまったりと前の海へ。以前コガラシエビなどを見た根に向かいます。途中オイランヨウジやオドリハゼ、ミカヅキコモンエビなどを見、お目当ての根に着きました。残念ながらコガラシエビは見つけられませんでしたが、戻る途中でカミソリウオを見ました。本人は海藻か何かに擬態しているつもりらしく、ユラユラとしながらもその場を離れませんでした。上がるとき、ツバメウオの群れを見ました。深いところからこっちに向け、集団で上がってくる姿は壮観でした。
 2本目は久場北。だいたいいつもドリフトなのですが、思った以上に流れてて、ゆっくりと生きものを探すことは不可能でした。途中から浅場に向きを変え、モンツキカエルウオを見に行きました。その付近、棚みたいになったところで「オッサンの手」といわれている生きものに出会いました。穴の中からハサミ脚だけをせわしなく出し入れします。とても写真を撮るどころじゃなかったです。しかたがなかったので観察だけにとどめました。それからはまたドリフトの後、イグジットしました。
 3本目は儀名。イジャカジャでマンタを探し、いなかったのでそのあたりで潜ったというのが真相です。荒れていて以前のおもかげはまったくといっていいほどありません。海底をハダカハオコゼがゆらゆらしながら歩いてきました。移動中のははじめて見ました。小さなイソギンチャクには小さなクマノミと小さなアカホシカクレエビがついています。宿主の大きさに比例するのだろうか。ウミヘビがガレキの中に頭を突っ込んでいるところを、エリーちゃんがシッポをつかんで引きずりだして遊んでいました。いくら噛まれる危険性は限りなくゼロに近くても、オレはああいうのを掴むことはできないなあ。ヘビは陸上でもイヤだから。あとはハナミノカサゴの子どもを見ました。
2日(木)
天   候 はれ 水   温 29℃
場   所 ケラマ・ブツブツサンゴ
今年の通算 30本目
潜水時間 69分 最大水深 14.6m
見たもの ・チョウチョウウオの仲間いろいろ、タテジマキンチャクダイ、モンガラカワハギ、オニハタタテダイ、クマノミ、スズメダイの仲間いろいろ、ネズッポの仲間ほか
・ヒトデヤドリエビ、ウミウシカクレエビ、ウミシダヤドリエビ、オシャレカクレエビ、イソギンチャクモエビ、サンゴモエビ、サンゴヤドカリの仲間、イソガニの仲間ほか
・アンナウミウシほか
・リュウキュウイソバナ、巻貝の仲間、二枚貝の仲間ほか
ひ と こ と  今回の台風は太平洋側を通過しているのでたぶん大丈夫と思いつつ、那覇に飛びました。飛行機の到着が何分か遅れるとのことだったので、もともとクイーンザマミの乗り継ぎに時間的余裕のない状況だったので、空港内を走ってタクシーに乗り込みました。運転手にその旨を伝え、急いでもらうことにしましたが、那覇市内が混雑してなく、15分ほどで泊港北岸に着きました。やはり平日だからでしょうか。まあそれでも時間ができたので、近くのコンビニで昼食を買うことができました。買ったのはもちろん「ポーク卵おむすび」です(笑)。それにしても、こんなところにコンビにがあったとは。うかつでした。
 東シナ海は凪、1時間ほどの快適な船旅の後、阿嘉に着きました。
 宝生でチェックイン手続き、あいさつなどを済ませた後、身体を慣らすためブツブツサンゴへ向かいます。こっちの海は暖かい。どちらかといえば暑いぐらいです。エントリーし、ポイント名の由来であるコモンシコロサンゴに向かいます。のんびりと降りていくと、今まで見たことがないような大きさのクマノミがいました。その近くには、ミヤケテグリと思われる幼魚が砂の上にたたずんでいました。それから、久しぶりの南国の魚をゆっくり楽しませてもらい、イグジット後は海を眺めながらオリオンビールで乾杯しました。

2007年7月

22日(日)
天   候 くもり/はれ 水   温 23℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 28〜29本目
潜水時間 @76分、A75分 最大水深 @28.3m、A23.7m
見たもの ・ノコギリヨウジ、サツマカサゴ、オニオコゼ、ダルマオコゼ、イワシの仲間、オキザヨリ、マダイ、クロダイ、コロダイ、カンパチ、ハタタテダイ、ブリの仲間、オヤビッチャ、オキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ニセカンランハギ、ウツボ、ハコフグ、アカエイほか
・オトヒメエビ、アシナガモエビモドキ、テナガカクレエビ、セミエビの仲間、テッポウエビの仲間、ケブカヒメヨコバサミ、ソメンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、イボイソバナガニ、スベスベマンジュウガニ、オウギガニの仲間、オキナガニ、ヨコエビの仲間ほか
・ヒラミルミドリガイ、クロスジウミウシ、コモンウミウシ、シラヒメウミウシ、キイロウミウシ、カメキオトメウミウシ、ハナオトメウミウシ、キイロイボウミウシ、コイボウミウシほか
・ハツユキダカラ、メダカラ、タカラガイの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間、ヤナギウミエラほか
ひ と こ と  家を出るときからちょっとガスっぽかったけど、辰の口に着いたら伊王島がボンヤリとしか見えません。船は恐ろしかっただろうなあ。なお昼ごろにはもっとひどくなり、駐車場から高圧線の鉄塔も見えなくなりました。
 それはともかく今日は辰の口のゴミ拾いでした。せっかく張り切っていたのに、満潮だったのでゴミは少なかったです(笑)
 1本めは海のグルッペさんが見たというアカオビハナダイを捜索に深いところへ。エアを節約するため、いつものように寄り道することなく、目的地付近まで中層を進みます。目的地に着いてからさっそく捜索を開始しようとしましたが、透明度が悪かったせいもあり、結局見つけられませんでした。いなくなったということはないと思うので、機会があればまた探してみたいと思います。戻る途中で、砂地ではまだ小さいカンパチが群れていました。またブリの仲間のような大きいのが単独で目の前を通り過ぎていきました。体が細長かったのでブリではないと思いますが。
 2本めはいつものスタイルでのんびり潜ろうというこで、砂地〜カキ殻の根に行きました。砂地に落ちているアンカーには、アオリイカが産卵しています。またハタタテ君もずいぶん大きくなってきました。カキ殻の根の手前では、イボイソバナガニを2個体見ました。久しぶりです。根に到着し、その中間あたりを横に移動していたところ、クロスジウミウシがいました。はじめてお目にかかるものでしたが、予想してたよりも大きなものだったので少しびっくりしました。ファインダーを覗いていたら、左手の甲をクラゲに刺されたらしく、電気がはしったような衝撃を受けました。その後浅いほうへ移動して「ここには以前アカホシカクレエビがいたよな」と思いつつサンゴイソギンチャクをめくったら、ちいさなセミエビの仲間がつぶらな瞳でこっちを見つめていました。辰の口で見るのは2度目です。最初はカメラを構える前に逃げられてしまったので、そうならないようとりあえず1枚写し、もうちょっと近づこうとしたら左手の薬指をガンガゼに刺されてしまいました。クラゲとガンガゼに刺され、僕の左手にとって、今日は厄日だったね。
5日(木)
天   候 くもり 水   温 @23℃、A24℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 26〜27本目
潜水時間 @82分、A73分 最大水深 @20.4m、A10.0m
見たもの ・トビウオyg.、ダルマオコゼ、サツマカサゴ、マダイ、クロダイ、コロダイ、アジ、ハタタテダイ、オヤビッチャ、ニザダイの仲間、イソハゼの仲間、ネズッポの仲間、キタマクラ、アカエイ、トビエイほか
・サラサエビ、アシナガモエビモドキ、テナガカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ツノヤドカリの仲間、イシダタミヤドカリ、ソメンヤドカリ、イトヒキヤドカリ、ワタクズガニの仲間、トガリマルガザミ、スベスベマンジュウガニ、トガリオウギガニ、オウギガニの仲間ほか
・キヌハダウミウシの仲間、キイロウミウシ、シラヒメウミウシ、サガミイロウミウシ、ミヤコウミウシほか
・マダコ、チャイロキヌタ、タカラガイの仲間、ババガセ、ウスヒザラガイ、ヒザラガイの仲間、クモヒトデの仲間、カツオノエボシ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲ、ヒラムシの仲間、ヤナギウミエラほか
ひ と こ と  翌週にケラマ遠征を控え、同行者を鍛えておく必要があったので、仕事を休んでダイビング。ちょっとだけ気がひけました。
 海は少し荒れていて、どこから入るか迷いましたけれども、まず1本めは東口から出入りすることにしました。ここも多少波が残ってます。水面移動中、呼ばれたので後ろを振り向くと、同行者が濁りと波とでパニックを起こしそうになっていたので、これを陸に上げ、一人で潜ることにしました。一人なら今話題のアカオビハナダイ捜索に行けばよかったと思いつつ、東口の沖に向かいます。沖の根に着きましたが、スズメダイやテンジクダイ、ブダイの仲間のほか、これといっていませんでした。生きものが少ない、濁っている、曇天で暗い、根も付着生物が少ない、などの条件がそろい全般的に寂しい感じがしたので、浅場に戻り、そこから北口に回りこんで上がることにしました。途中クマノミのペアにいじめられたりカツオノエボシにビビったりしながら、無事上がることができました。
 しばし休憩の後、2本目は行くというので、港の中から砂地を往復することにしました。港の中はたくさんの流れ藻が浮かんでいたので、ハナオコゼなどの流れ藻に住んでいる生きものを探そうかと思っていたところ、カツオノエボシやカツオノカンムリ、ギンカクラゲの青色クラゲ軍団がうじゃうじゃいたのであきらめました。しかし、クラゲの大群をよけながら進んでいるとき、トビウオの子どもがけっこう泳いでいたので、しばし見とれてしまいました。小さいときはかわいいです。港の外の砂地も、けっこううねりの影響があり、生きものの数は全般的に少なかったです。みんな砂の中などの安全な場所に隠れているのかな。沈木の下にイソギンチャクが2つあったのでよく見たらソメンヤドカリが隠れていたりとか、甲の全面にシロガヤを生やしたワタクズガニの仲間などが印象に残っています。おおむね砂地を一周した後、港に戻って上がりました。港の中ではトビウオの子どもを何カットか撮りました。じっくり狙いたかったのですが、青色クラゲ軍団が気になってそれどころじゃありませんでしたよ。

2007年6月

23日(土)
天   候 くもり 水   温 23℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 25本目
潜水時間 79分 最大水深 18.3m
見たもの ・サツマカサゴ、マダイ、クロダイ、コロダイ、ブダイ、チョウチョウウオ、キンチャクダイ、カエルウオ、ニラミギンポ、シマギンポ、オキゴンベ、イソハゼの仲間、ネズッポの仲間、キタマクラほか
・イソスジエビ、サラサエビ、モエビの仲間、テナガカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、ツノヤドカリの仲間、イシダタミヤドカリ、クロシマホンヤドカリ、テブクロイトヒキヤドカリ、マルガザミ、スベスベマンジュウガニ、キモガニ、トガリオウギガニ、オウギガニの仲間、イシガニの仲間ほか
・クロヘリアメフラシ、キヌハダモドキ、シロウミウシ、コモンウミウシ、サガミイロウミウシ、ミノウミウシの仲間ほか
・マダコ、タカラガイの仲間、ウスヒザラガイ、ヒザラガイの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、キイロトゲトサカほか
ひ と こ と  朝から雨が降りそうな天気。なので行こうかどうか迷いましたが、来週は天草〜阿蘇の旅行なので思い切って行きました。天気はなんとかもちそうです。調子が良かったら2本潜ることにしました。
 現地に着いたらテントが何張りもあります。聞けばどこかの会社が焼肉をするとのこと。焼肉とビールで周りが盛り上がっている中、細々と飯を食い、2本目に行くのは耐えられないので、1本だけにして、上がったら速攻で撤収することにしました。
 潮も流れてなく、海況も穏やかだったのでどこに行ってもよかったのですが、ちょっとガスってたので灯台一周にしました。北口からのエントリーです。北口浅場の石の裏がどうなっているか興味があったので、ちょっとめくってみました。西口に比べ、付着生物は少なめでした。ほとんど離れていないのに、やはり西口とは違っています。しかし全体として透明度はよかったです。
 浅場ではヤドカリの仲間などを撮りましたが、飽きたので先へ進みます。オーバーハングでは、コロダイなどに混じってブダイのペアが泳ぎ回っていました。割れ岩ではとくにおもしろいものは見なかったので、お花畑へ向かいました。そこではウミウシの仲間をいくつか見ましたが、まあ普通のやつです。それよりもマツバスズメダイの卵を眺めている時間が長かったかな。
 寒くなったのでそこから浅場へと上がりました。浅場では波があります。灯台下のヒミツの場所では、クロヘリアメフラシが交接し、またタカラガイの仲間が産卵をしていました。タカラガイの産卵は、先週も見たばかりなのですぐにわかります。そうこうしていたら「可憐な」ミノウミウシの仲間がいたので写真を撮ろうとじっくり構えようとしたところ、膝をガンガゼに刺され、レギュをつけた状態で「あいた」と叫んでしまいました。最近、注意力が欠けてきているのかよく刺されます。それから西口に戻ることにしましたが、キヌハダウミウシが産卵しているところも見ました。もうちょっと海中にいたかったのですが、フィルムがなくなったので上がることにしました。
 おまけに家に戻る途中では、けっこう有名な鶏卵の販売所の前で、何十人もの人が並んで待っていました。今日は卵見物ばっかりでしたね。
17日(日)
天   候 くもり/はれ 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 24本目
潜水時間 86分 最大水深 20.1m
見たもの ・イシヨウジ、サツマカサゴ、オニオコゼ、ダルマオコゼ、イワシの仲間、マダイ、コロダイ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間、ササハゼ、カスリハゼ、スジハゼ、サツキハゼ、ユカタハゼ、ヨメゴチ、ネズッポの仲間、アカエイほか
・イソスジエビ、テッポウエビの仲間、モエビの仲間、ケブカヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、アケウス、オウギガニの仲間、オキナガニ、ヨコエビの仲間ほか
・ハダカモウミウシの仲間、ドーリス科の仲間、シロウミウシ、アオウミウシ、コイボウミウシほか
・ハツユキダカラ、タカラガイの仲間、ババガセ、アデヤカオオアカヒトデ、トゲモミジガイ、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間ほか
ひ と こ と  昨日と違い、雨は降らなそうな感じだったので、安心して出かけます。でもちょっと腰が痛い。体を鍛えねば・・・。
 昨日から装着した105mmレンズに慣れる(50mmからだと、なかなか距離感がつかめない。)こと以外、これといって目的もなかったので、とりあえずアンカーの根に行ってみることにしました。海に浸かりバディを待っている間、石めくりをして遊んでいたところ、ババガセとかおもしろい形のヒザラガイの仲間、ヨコエビの仲間やドーリス科の仲間など、おもしろいものが見られました。深場に行かず、このまま浅いところで遊んでようかなと一瞬思います。しかし、気を取り直してアンカーの根に向かいます。クマノミの卵はずいぶん黒ずんで、ハッチアウト寸前といった感じです。
 ところで砂の上でじっとしてたり、メバルみたいに上を向いてホバリングしているカサゴがけっこう見られたのだけど、何の目的があったんだろう?
 昨日と違い潮が逆でなかったので、比較的楽に進みました。しかし生きものの種類、数は少ないようです。沖まで行ったら流れが強くなったので、戻ることにしました。後はカキ殻の根の上部沿いに砂地のヤドカリを探しながら進みましたが、めぼしいものは見つけられませんでした。洞窟っぽいところがあれば、けっこうおもしろいのがいるかもしれないけど。砂地に落ちているコンクリートの破片をめくったら、ハツユキダカラが産卵している最中でした。
 あとは港の中に入り、カスリハゼなど泥場のハゼを見、サツキハゼの写真を撮って、イグジットしました。陸は夏の日差しでした。
16日(土)
天   候 くもり/あめ 水   温 21℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 23本目
潜水時間 67分 最大水深 25.9m
見たもの ・サツマカサゴ、マダイ、コロダイ、ベラの仲間、クロイシモチ、ハタタテダイ、シマギンポ、ネズッポの仲間、ユカタハゼ、ササハゼ、ダルマガレイ、キタマクラほか
・イソスジエビ、サラサエビ、ビイドロカクレエビ、ケブカヒメヨコバサミ、イクビホンヤドカリ、テブクロイトヒキヤドカリ、ヒシガニの仲間、オウギガニの仲間、イシガニの仲間ほか
・シロウミウシ、アラリウミウシ、シラヒメウミウシ、シラユキウミウシほか
・ヒザラガイの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ヤナギウミエラ、ウミエラの仲間ほか
ひ と こ と  造船所を出て、長崎港の真ん中にイージス艦が停泊していました。周りはタンカーとか客船があるので小さく見えるのですが、ほんとうは全長160mぐらい、満載排水量は10,000tぐらいもあり、けっこう大きいんだね。もっとも運転中にチラッと見るだけだから、くわしくはわからない。
 今にも雨が降りそうな曇天のもと、砂地〜泥場〜カキ殻へと向かいました。透明度はあまりよくありません。しかも陸上から寒い。
 浅場の砂地を進んでいたら、イワシの大群が右往左往しています。大物がいるのかと思い周囲を見渡しましたが、特に見当たりませんでした。泥場へと駆け下りていくと、ムラサキハナギンチャクがあり、ビイドロカクレエビが3個体ほどついていました。ようやく帰ってきてくれました。ちょっとした感慨に浸りながらなお進むと大きなムラサキハナギンチャクがあって、そこにはビイドロがうじゃうじゃいました。20個体以上いたと思います。いずれも水深20mあたりでした。カキ殻の根ではシラユキウミウシがわりと目立ちました。交接中のものもいたようです。それからアラリウミウシもいました。ほんとうに久しぶりです。そうこうしていたらエアが残り70になったので、旗岩方向へまっすぐ戻ることにしました。向かい潮できつかったです。旗岩付近ではヒシガニの仲間がいたので、何カットか写しました。
 今日はたぶん大潮で、かなり潮が引いていたのですが、港まで行くのが面倒だったので、そのまま西口から上がりました。
10日(日)
天   候 はれ 水   温 21℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 22本目
潜水時間 82分 最大水深 22.5m
見たもの ・イシヨウジ、イワシの仲間、クロダイ、コロダイ、イサキ、キンチャクダイ、チョウチョウウオ、シマギンポ、イチモンジハゼ、イソハゼ、ササハゼ、オニハゼ、ネズッポの仲間ほか
・イソスジエビ、サラサエビ、テナガカクレエビ、ムラサキヤドリエビ、テッポウエビの仲間、イトヒキヤドカリ、ケブカヒメヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、ゼブラガニ、スベスベマンジュウガニ、トガリヒヅメガニ、オウギガニの仲間、オキナガニほか
・センヒメウミウシ、ドーリス科の仲間、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ、フジイロウミウシ、サガミイロウミウシ、コモンウミウシ、キイロイボウミウシ、コイボウミウシほか
・タカラガイの仲間、メダカラ、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、ウロコムシの仲間、ヤナギウミエラほか
ひ と こ と  アンカーの根の突端あたりにオレンジ色のカエルアンコウ(イザイウオ)がいるとの情報を聞き、捜索してみることにしました。
 水に入り、フィンを履こうとしたら、真ん中からストラップが切れたのであわてて交換に戻りました。自分では既に交換したものと思っていたので「アレ?」という感じだったのですが、そのように思っていただけだったようです。ようやくエントリーしてストロボの電源を入れようとしたら、なぜか「TEST」になってます。勢い余って回しすぎたかなと思い「TTL」のところに戻したのですが、チャージランプがつきません。おそらく昨日スイッチを消したつもりがスイッチを間違えて「TEST」にしていたのですね。待った機気づきませんでしたよ。というわけで今日はサブのストロボのみなので写真はあきらめました。
 海の中はあっちもこっちも婚姻色の魚ばかりできれいです。また争いも各地で起こっていて、当事者は必死だろうけど、見てるほうはおもしろいですね。またクマノミがきれいなオレンジ色の卵を産んでいました。
 アンカーの根に着いてしばらくしたら、キイロイボウミウシの子どもみたいな変なウミウシがいました。くやしかったのでとりあえず写真は撮りましたが、前述の理由によりダメでしょう。そこからは寒かったので尾根づたいに急いで沖に向かい、カエルアンコウ(イザイウオ)がいないようだったので、再び急いでイサキの群れをかきわけて引き返しました。途中ではセンヒメウミウシを今年はじめて見たぐらいです。
 来週は機材のチェックを念入りにやっておきたいと深く反省しました。
9日(土)
天   候 はれ ときどき くもり 水   温 22℃
場   所 長崎・辰の口
今年の通算 21本目
潜水時間 91分 最大水深 19.5m
見たもの ・オニカサゴ、サツマカサゴ、マダイ、クロダイ、コロダイ、ベラの仲間、ニジギンポ、シマギンポ、ニラミギンポ、クモハゼ、イチモンジハゼ、イソハゼの仲間ほか
・イソスジエビ、サラサエビ、ウミシダヤドリエビ、ムラサキヤドリエビ、イシダタミヤドカリ、テブクロイトヒキヤドカリ、アカシマホンヤドカリ、イソカニダマシ、オルトマンワラエビ、ゼブラガニ、トガリオウギガニ、オウギガニの仲間、イシガニの仲間、ヒメサンゴガニの仲間、等脚類の仲間ほか
・キヌハダウミウシの仲間、カイメンウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、フジイロウミウシ、リュウモンイロウミウシ、サガミイロウミウシ、ヒメマダラウミウシほか
・マダコ、ヒザラガイの仲間、メダカラ、タカラガイの仲間、クモヒトデの仲間、ヒラムシの仲間、トゲトサカの仲間ほか
ひ と こ と  湯を入れたポリタンをいちばんはじめに積み込んだのでひと安心です。いざ出発しようとしたらインナーベストを忘れたといっては取りに戻り、やっと出発しようとしたら今度はウェットスーツを忘れたといって再び取りに戻りましたが「どこにあるかわからない」という始末。やっと探し出して出発したときは20分以上過ぎていました。昨晩は昨晩でフィンのストラップをつけてやり、疲れました。やれやれです。
 今日は灯台一周です。あまり深いところは寒いので浅いところを回ります。エントリーしてしばらく進んだら、ガンガゼがかなりの数割られていました。ダイバーの仕業だとしたら悲しいことです。オーバーハング付近のトゲトサカの根元には、いい型のイシダタミヤドカリが3個体隠れていました。とりあえずここを集合場所にしていたようです。割れ岩付近では透明度がよく、頭上でイワシの仲間をクロダイなどが追い込む様子がはっきり見られます。寒かったのでそこからは浅場を進み、リュウモンイロウミウシやサガミイロウミウシを見ました。しかし波があったこともあり、ガンガゼの攻撃を受けて手の甲などにトゲが刺さってしまいました。攻撃するなら仲間を割った犯人にして欲しかった。オレは無実だよ。
 明日は比較的ガンガゼのないところに行こうかな。

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