特 集 volume15
2002/12/1

哀しみのケラマ
(その2)

 ダイビングについては、下曽根やトムモーヤなどの外洋ポイントに行けなかったのは残念ですが、来年は行けるでしょう。
 ほぼ3年ぶりにニシバマがオープンしていて、2回も行ってしまいました。10年前の姿には戻ってはいませんでしたが、クローズされる直前よりはずいぶん回復していたように感じました。ダイビングが産業として継続していくためには、まず海を荒らさないことはもちろんですが、オーバーユースなどで荒れたときは、人気のあるスポットでも思いきってクローズし、生態を含めた海の回復を図ることは大切だと思います。
 なお、10年以上前に潜った記憶は鮮明に残ってはいたものの、どこで潜ったか思い出せなかったポイント名が、今回ようやくわかりました。ザマミの北側にある「チシ」というところです。阿嘉島からはその方面に行くことは少ないので、長い間思い出せなかったのですね。もっともそのポイントも、オニヒトデにやられていて、記憶の中の光景とはずいぶん変わっていました。
 いろいろなことがありましたが、これからもずっとケラマに通い続けるのだろうと思います。とりあえずは来年の7月、できれば大潮のときを狙って行こうと思っているところです。



夕焼け1夕焼け2
帰ってみたら夕暮れの写真ばかりが目につきました。
ずっと昼寝していたせいです。

前の海
常宿の宝生から見える前の海とサクバル。
だんだんと変化してゆく海の色が好きです。


アザハタ(ニシバマ)アオウミガメ(儀名)
キンギョハナダイ(マチャン)ハマクマノミ(儀名)サザナミフグ(儀名)
ミゾレチョウチョウウオ&デバスズメダイ(ニシバマ)ネムリブカ(嘉比灯台下)
各写真の上にマウスポインタを置けば、
生きもののなまえとダイビングポイント名が表示されます。


サンゴモエビ(後原)
数少ないマクロの写真

嘉比灯台下マチャン
うわさには聞いていたものの、オニヒトデの被害は予想以上でした。
再生にはかなりの時間が必要じゃないかと思います。


阿嘉島
さよなら、ケラマ