民宿宝生から眺めた景色

名   前 ; 宝生前
大 き さ ; -
場   所 : ケラマ
日   付 ; 2001.7.25
ひとこと ;  「ケラマ」といってすぐに思い浮かぶ風景を写真にしてみました。
 定宿としている民宿・ダイビングサービス「宝生」から見える景色です。
 アフターダイブに「宝生」のイスに座り、オリオンビール片手にこの景色をボーっと眺めているときが、ものすごく幸せで貴重な時間だと思っています。

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イロブダイ(juv.)

名   前 ; イロブダイ(juv.)
Bolbometopon bicolor
大 き さ ; 3cmぐらい
場   所 : ケラマ・前の海
日   付 ; 2001.7.25
ひとこと ;  いつも体を丸めていて、まっすぐな状態になることは少ないようです。また一か所に単独でいることが多いようです。何かに擬態しているのでしょうか。
 真っ白い体に鮮やかなオレンジ色の模様、これが大人になると青地模様に変わるのですから、不思議なものです。
 大人になっていく途中のものを見てみたいとおもっています。(本当は気がついていないないだけかもしれません。)

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ミヤケテグリ(juv.)

名   前 ; ミヤケテグリ(juv.)
Neosynchiropus moyeri
大 き さ ; 1cmぐらい
場   所 : ケラマ・男岩
日   付 ; 2001.7.21
ひとこと ;  頭から大きく飛び出した目とおちょぼ口、色鮮やかな体色、一度見たら忘れることはできません。特に子どものときはムクムクとした感じで、ぬいぐるみのようです。
 ケラマでは特にめずらしい種類ではなさそうで、毎年見かけるのですが、特に今年は多かった気がします。
 なお辰の口でもたまに(年1〜2回)見ることができます。

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スカシテンジクダイの群れ

名   前 ; スカシテンジクダイ
Rhabdamia gracilis
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : ケラマ・後原
日   付 ; 2001.7.26
ひとこと ;  サンゴのこぼれ根みたいなところに、大群で住んでいます。遠くから見ると、その根のまわりにモヤがかかっているようです。
 たいていの場合、ここにはハタ類が縄張りをかまえていて、たまに群れの中に突っ込んで食べたりしています。
 同じ根にキンメモドキも大群で住んでいることがあります。これらの群れが、太陽光の具合では、金と銀の帯がきらめきながらうねっているように見え、それは美しいものです。

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アカククリ(juv.)

名   前 ; アカククリ(juv.)
Platax pinnatus
大 き さ ; 3cmぐらい
場   所 : ケラマ・慶留間東
日   付 ; 2001.7.20
ひとこと ;  ナイトダイビングのときにいたものです。ヒラムシに擬態しているといわれています。まったくそのとおりで、穴の奥の壁にくっついて、ヒレの部分をヒラヒラさせていました。予備知識がないと、本当にヒラムシにしか見えません。
 おとなになると色や形が変わってしまい、ツバメウオみたいになってしまいます。

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アオギハゼ

名   前 ; アオギハゼ
Trimma caudomaculatum
大 き さ ; 3cmぐらい
場   所 : ケラマ・前の海
日   付 ; 2001.7.25
ひとこと ;  常に仰向けをした状態で、ある程度の群れをつくってユラユラしていることが多いようです。
 オーバーハングした岩陰や洞窟の入り口付近などの、ある程度暗いところにいますから、そのままではわかりにくいのですが、ライトを当てると美しい色をしているのがわかります。

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オドリハゼ

名   前 ; オドリハゼ
Lotilia graciliosa
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : ケラマ・海人
日   付 ; 2001.7.26
ひとこと ;  三方を岩やサンゴに囲まれた狭い砂地の、それも奥まったところが好みのようです。ヒラヒラとムナビレを動かしながらホバリングする姿は、その名のとおり、踊っているようです。
 非常に臆病で、ダイバーが近づくとすぐ巣穴に逃げ込んでしまいます。
 この種は、いつも自分の体の2倍以上もあるような大きなテッポウエビの仲間(写真ではハゼの奥)と共生しています。

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アオウミガメ

名   前 ; アオウミガメ
大 き さ ; 1.5mぐらい
場   所 : ケラマ・タートルタウン
日   付 ; 2001.7.22
ひとこと ;  その名のとおりのポイントで、1ダイブで小さいものから大きいものまで、いろいろ見ることがができます。
 ただ、そのポイントには、あのゴマモンガラがうろうろしているので、攻撃されないよう気をつけている必要があり、なかなかカメだけに集中することはできません。(他人が攻撃されるのは笑って見ていられますが、自分が攻撃されるのはちょっとね。)

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チョウチョウコショウダイ(juv.)

名   前 ; チョウチョウコショウダイ(juv.)
Plectrhinchus choetodonoides
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : ケラマ・野崎
日   付 ; 2001.7.24
ひとこと ;  頭を下向きにして、クネクネとおもしろい泳ぎかたをします。擬態をしているのだとは思いますが、よくわかりません。サラサハタの子どももこういった泳ぎ方ではなかったかと記憶しています。
 これがおとなになると、普通のさかなになってしまいますから不思議です。この仲間で、辰の口にいるコロダイも子どものときは目立っていてクネクネと泳いでますが、おとなになれば普通のさかなになりますね。

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ハナヒゲウツボ(juv.)

名   前 ; ハナヒゲウツボ(juv.)
Rhinomuraena quaesita
大 き さ ;
場   所 : ケラマ・アリガー
日   付 ; 2001.7.24
ひとこと ;  おとなになったときの姿は[南の海・ケラマ]編に載せているようにとても色鮮やかですが、子どものときは黒一色という、地味な色合いです。もっとも海の中で「真っ黒」というのも、かなり目立つものであるとは思います。
 今年は、あちこちで子どもからおとなまで見ることができました。この写真の個体は少し青色がはいりかけています。おとなになりかけの、人間でいえば中学生ぐらいでしょうか。

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コガラシエビ(ワリバシエビ)

名   前 ; コガラシエビ
Leander plumosus
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : ケラマ・前の海
日   付 ; 2001.7.25
ひとこと ;  「ワリバシエビ」といったほうが、ベテランの人には通りがよいと思います。
 フリソデエビを探そうとサンゴのがれきを引っくり返していたところ、小さいゴミみたいなものが動いたのが視界に入り、よく見たらなんとコレだったという、まったく偶然の出会いでした。
 もう二度と(本当は翌日も行ってしまいましたが。)見ることができないかもしれませんから、じっくりと観察させてもらいました。超ラッキーでした。

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カメンカクレエビ

名   前 ; カメンカクレエビ
Exoclimenella maldivensis
大 き さ ; 1cmぐらい
場   所 : ケラマ・前の海
日   付 ; 2001.7.25
ひとこと ;  これもコガラシエビ同様、フリソデエビを探しているときに偶然見つけたものです。最初名前がわからず、家に帰ってから図鑑を見、はじめてこういうものがいることを知りました。
 この写真ではわかりにくいですけれど、目のあたりは赤、口と尻尾の付け根は青、体には黄色の斑点とものすごくハデなエビです。
 図鑑では稀種とされていますが、ケラマでは2か所で見ました。けっこういるのかもしれません。

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ベンテンコモンエビ

名   前 ; ベンテンコモンエビ
Urocaridella sp.
大 き さ ; 4cmぐらい
場   所 : ケラマ・海人
日   付 ; 2001.7.25
ひとこと ;  数年前、鹿児島の「いおワールド」(なじみやすい名前です)にいったとき、あこがれの「フリソデエビ」の隣の水槽にこれがいました。それ以来、海の中で見たいと思い続けていたものです。今回ようやくその願いがかない、うれしかったです。
 コモンエビの仲間は、普通は洞窟の中などの暗いところにいて、何匹かでクリーニングステーションを作っているようなのですが、このときは、わりと明るいところに単独でいました。
 来年は、あこがれの「フリソデエビ」でしょう。

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オレンジサメハダウミウシ

名   前 ; オレンジサメハダウミウシ(標準和名ではないらしい)
Rostanga sp.
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : ケラマ・慶留間東
日   付 ; 2001.7.20
ひとこと ;  ナイトダイビングで見つけたものです。ひょっとすれば別の種類かもしれません。
 たまたま、これがいるところに水中ライトの光があたったから見つけられたというだけで、もしライトの位置が10cmずれていたら、わからなかったでしょう。
 真っ暗な海のなか、水中ライトが当たるほんのわずかな部分で、何の予備知識もなしにこういうものが見られるということは、宝くじに当たるような確率かもしれません。

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キベリフジイロウミウシ

名   前 ; キベリフジイロウミウシ(標準和名ではないらしい)
Durvilledoris pusilla
大 き さ ; 2cmぐらい
場   所 : ケラマ・アリガー
日   付 ; 2001.7.24
ひとこと ;  大きな根の近くの砂地を、元気よく歩いていました。
 このような色合いのウミウシは、ほかにキベリアカイロウミウシ(Noumea varians)や通称アラリウミウシ(Noumea norba)などがいます。このうちアラリウミウシは辰の口にたくさんいるので何となく違うということはわかりますけど、キベリアカイロウミウシは図鑑でしか見たことがないのでよくわかりません。ひょっとすればそっちのほうかもしれません。

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ウミウサギガイの一種

名   前 ; ウミウサギガイの一種
Primovula sp.
大 き さ ; 1cmぐらい
場   所 : ケラマ・端ノ崎
日   付 ; 2001.7.22
ひとこと ;  これもナイトのとき、ガイドのえりぃちゃんが見つけたもの。イソバナの地肌とポリプそっくりの色と形をした外套膜をまとっていました。
 この貝の仲間は外套膜の色や形が変化に富んでいて、非常におもしろいと感じます。こういうのがいっぱい載った図鑑があればなあ、と思います。だけど研究者が読むような難しい本は読みたくないので「○○ガイドブック」みたいに生態写真がたくさん載っていて、しかもやさしい本がいいなあ。

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