26日(日)
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天 候 |
くもり |
水 温 |
25℃ |
場 所 |
長崎・辰の口
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今年の通算 |
17本目 |
潜水時間 |
95分 |
最大水深 |
26.5m
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見たもの |
・ノコギリヨウジ、イシヨウジ、ミノカサゴ、サツマカサゴ、イトヨリダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、アジ、トゲチョウチョウウオ、ツキチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、トノサマダイ、チョウチョウウオ、キハッソク、イソギンポ、スジハゼ、カスリハゼ、イソハゼの仲間、ハタンポほか
・オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、セトヤドリエビ、モエビの仲間、オトヒメエビ、ヤマトホンヤドカリ、ヤドカリの仲間、イソカニダマシ、オルトマンワラエビ、コシオリエビの仲間、オウギガニの仲間ほか
・コノハミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、シラヒメウミウシ、キイロウミウシ、ミヤコウミウシ、シロハナガサウミウシほか
・イイジマフクロウニ、オオアカヒトデ、トラフケボリダカラ、タカラガイの仲間、ガンガゼヤドリニナ、ウミシダの仲間、ゴカイの仲間、ヤナギウミエラほか
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ひ と こ と |
今日はくもり。このところめっきり寒くなってきました。ようやく秋がきたという感じですかね。
辰の口に着くと、伊王島大橋がつながっていました。来春には車で渡れるようになるはずです。ダイビングの後に伊王島でひとっ風呂ということができますね。しかし、橋の見物のために辰の口を訪れる人々も多くなるでしょう。現に今日も、まだとりあえずつながったばかりというのに、たくさんの人が車で駐車場にやってきて、写真を撮ったりしていました。今のところ夏休みのシーズンのみチェーンを張っていますが、来春からは、落ち着くまでの間はずっと張りっぱなし、という事態も考えられます。女神大橋もしばらくはすごかったからね。
ともかく、今日もカキ殻の根往復です。西口から水に入るとヒンヤリします。これで白化が収まってくれればいいけど。
透明度の悪い中、とりあえずアンカーの根に向けて進みます。見慣れないベラ科の幼魚がミドリイシの近くを泳いでいました。濃紺色で、カノコベラとかそんなのの幼魚みたいでしたが、わかりませんねえ。アンカーの根に着き、とりあえずテングチョウを探しながら根の上を進みますが、見かけません。まあいたとしても、この濁りの中では写真は無理だろうなあ。
カキ殻では、深場に行ってみます。今日は魚影も少なく、カグヤヒメウミウシもいませんでした。しかたがないので、クダヤギに何かついていないか探しましたが、セトヤドリエビがいたぐらいでした。じわじわと水深を上げて、西口方面に戻ります。わりと大きいサイズに育ったアカホシカクレエビのほか、めぼしいものは見ませんでした。
港に入り、情報のあったツバメウオ探しをしてみましたが見つけられず、戻る途中でツキチョウチョウウオを見ました。一瞬フツーのチョウチョウウオだと思いましたが、斜めの斑紋と頭部の黒と白の模様の入り具合でそれとわかりました。去年ずいぶん図鑑で眺めたのでね。ただ一瞬カメラを構えるタイミングが遅れたので、消波ブロックの中に隠れてしまい、写真として記録することはできませんでした。残念ですが、しかたありません。
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20日(月)
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天 候 |
くもり |
水 温 |
28℃ |
場 所 |
長崎・辰の口
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今年の通算 |
16本目 |
潜水時間 |
67分 |
最大水深 |
24.4m
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見たもの |
・イワシの仲間、アオヤガラ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、カンパチ、アジ、キンチャクダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、クロホシフエダイ、イトヨリダイ、シマギンポ、トノサマダイ、ツノダシ、カマスの仲間、カワハギの仲間ほか
・モエビの仲間、オドリカクレエビ、オイランヤドカリ、ヤドカリの仲間、ユビナガホンヤドカリ、トウヨウコシオリエビ、クモガニの仲間、キモガニ、オウギガニの仲間ほか
・スイートジェリーミドリガイ、コノハミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、カグヤヒメウミウシ、シラヒメウミウシ、アオウミウシほか
・ナマコの仲間、タカラガイの仲間、ヒザラガイの仲間、ヤナギウミエラほか
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ひ と こ と |
夜中から朝方にかけて雨が降っていたのですが、家を出るころには上がっていたのでひと安心です。
辰の口に着いたら、海上保安庁の海猿たちが、救急救命講習をやっていました。ボクは1月ほど前、消防署の講習をみっちり3時間受けたので、もういいです。心マッサージなんかヘロヘロになったし。できれば彼らの実際の訓練の様子を見たかったなあ。
今日も西口〜カキ殻〜港内のコースですが、カキ殻は深場に行ってみようと思います。エントリーしたら早速「ヒミツの場所」へ。昨日と同じウミウシたちでした。そこからゆっくりとアンカーの根に向かいます。灯台の下あたりで若いツノダシ君がいました。特に逃げようともせずこっちに向かってきたので、何枚か写してあげました。アンカーの根に着き、テングチョウチョウウオを探しましたが、昨日見た辺りにはいませんでした。散歩に行ってるのでしょう。
カキ殻の根に沿って深場へ向かいます。沖の壁のところで、大きなカグヤヒメウミウシを数個体見ました。久しぶりのでかいサイズです。そこから戻るで、これも久しぶりにスイートジェリーミドリガイを見ました。今年は初めてかもしれません。アンカーの根に渡るとき、カンパチの群れがやってきて、周囲をグルグルと回ってくれました。ワイドなら写真を撮ったんだけど。
そこからは港へ向かいます。途中、砂地に落ちているサンゴのかけらの下に、きれいなカイメンを身にまとったクモガニの仲間がいたほかたいしたものは見ず、素直に港内から上がりました。
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19日(日)
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天 候 |
はれ |
水 温 |
28℃ |
場 所 |
長崎・辰の口
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今年の通算 |
15本目 |
潜水時間 |
88分 |
最大水深 |
21.6m
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見たもの |
・ミノカサゴ、サツマカサゴ、カゴカキダイ、イトヨリダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、オオスジヒメジ、トゲチョウチョウウオ、テングチョウチョウウオ、トノサマダイ、チョウチョウウオ、ムレハタタテダイ、イソギンポ、シマギンポ、ササハゼ、イソハゼの仲間、ハタンポ、アカエイ、ツバクロエイほか
・オドリカクレエビ、モエビの仲間、ソメンヤドカリ、ツノヤドカリの仲間、ヤドカリの仲間、オルトマンワラエビ、コシオリエビの仲間、オウギガニの仲間ほか
・コノハミドリガイ、ゴクラクミドリガイの仲間、ドーリス科の仲間、シラヒメウミウシ、キイロイボウミウシ、サキシマミノウミウシほか
・マダコ、ウミシダの仲間、ゴカイの仲間、ヤナギウミエラ、トゲウミエラほか
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ひ と こ と |
快晴です。日差しは強いですが、やはり秋の気配です。
辰の口に来る途中、橋桁をぶら下げたクレーン船が停泊していました。船は思ってたよりも大きくなく、「普通」でした。もうすぐ伊王島と繋がるのか〜と思いつつ現場到着。橋は中央の部分を残すだけです。聞けば明日か明後日にはつなげるとのこと。
西口から砂地経由でカキ殻の根に向かい、アンカーの根を経て港から上がる、という8の字コースです。
西口の「ヒミツの場所」ではサキシマミノウミウシを見ました。産卵時期のようです。この時期が旬のようですね。ごく小さいやつもいましたし、合計4個体見ることができました。さらに黄色いブツブツしたのがいましたが、さっぱりわかりません。
先に進み、ミドリイシ群落の横を通過し、砂地に降ります。行く手に黒いもやもやが見えてきて、近づいてみると、数枚のクロダイがマダコをつついていました。マダコは何本かの足がちぎれており、動いていなかったので死んでいたのかもしれません。しかしこのタコが吐いたらしい墨が辺りにただよっていたので、死んで間もないというタイミングだったんでしょうか。遠くから見えた黒いモヤモヤは、結局タコの墨だったんですね。
そこからダラダラと進んでいたら、潮の流れに乗ったのでしょう、アンカーの根に着いちゃいました。実は流されるのわかってて、そのままにしてたんです(笑)。テングチョウチョウウオを見たかったので。さて念願のテングを見た後は、カキ殻の根に渡り、当初予定とは反対方向に進みます。いつもの生きものばっかりで、特に書くことはありません。
カキ殻の根に渡り、その上を進みます。あまりおもしろいものは見ませんでした。カキ殻の根の終わりから砂地を進んでいると、でかいツバクロエイがいました。幅は180cm近くありました。マクロレンズではどうしようもないので、眼だけ写しておきました。アカエイの眼といっても通用します(笑)
その辺りから砂地をかけ上がって港へと戻ります。防波堤の外では、見かけた記憶のないヒメジがいました。後で調べたらオオスジヒメジというもののようです。それから、なぜかハタンポが1枚、外をフラフラと泳いでいました。近づいても逃げません。なにか変調を来たしているのでしょうかね。南口から港に入り、防波堤の内側に沿って戻ります。ここら辺りまで来ればアジとかカマスとか、うまそう系の魚が増えます。それらを眺めながら上がった次第です。なお港内の砂地にはまだ幼いですがアカエイがけっこういたので、くれぐれも不用意に手とか膝とかをつかないように気をつけたほうがいいと思いますよ。
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11日(土)
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天 候 |
くもり |
水 温 |
28℃ |
場 所 |
長崎・辰の口
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今年の通算 |
14本目 |
潜水時間 |
75分 |
最大水深 |
22.8m
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見たもの |
・イワシの仲間、ホタテウミヘビ、アオヤガラ、サツマカサゴ、ミノカサゴ、キンチャクダイ、アカネキンチャクダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、クロホシフエダイ、イトヨリダイ、ニジギンポ、トノサマダイ、イソハゼの仲間、カマスの仲間ほか
・ガンガゼカクレエビ、オドリカクレエビ、アカホシカクレエビ、オイランヤドカリ、ヤドカリの仲間、ユビナガホンヤドカリ、トウヨウコシオリエビ、イボイソバナガニ、オウギガニ、キモガニ、オウギガニの仲間ほか
・ゴクラクミドリガイの仲間、ドーリス科の仲間、シロウミウシ、フジナミウミウシほか
・タカラガイの仲間、ヒザラガイの仲間、ウミシダの仲間、ヤナギウミエラほか
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ひ と こ と |
今日はくもり。秋雨前線なのか前線近くにあるため、微妙な天気です。海も今後少し波立ってくるかもしれません。高島方面は白波がたってました。雨も降るかもしれませんね。
さて今日もアンカーの根往復です。西口からinしますが、帰りはキツいので港から上がることにします。
海に入ると、白く濁っていました。波の影響かもです。浅場でコロダイがクリーニングしてもらっている(最近多い)脇を通り抜け、ホタテウミヘビがエサを探しているのを追い越して、アンカーの根に着きました。先週見たミノカサゴのチビが同じところにいました。けれど少し大きくなっているようです。根と砂地の境沿いに進んでいくと、腕がちぎれたイトマキヒトデが転がっていました。もしや超久々のフリソデエビかもと思い、あたりをジックリ探しましたが、結局いないようでした。カワハギが食い散らかしたあとだったのかもしれません。水温が高いせいか、トサカ類もだいぶん傷んでいるようです。浅場ではイソギンチャクも白化してますしね。とりあえず先に進むことにします。根の終わりにあるムチカラマツには、先週に引き続きイボイソバナガニがいました。先週と同じ個体か不明です。その辺りは潮が流れていたので、早々に根の下に降り、戻ることにします。
久々にアカネキンチャクダイを見ました。ずいぶんこっちに来ていなかったから当たり前ですが、普通のキンチャクダイといっしょに泳いでいました。こういうのを見ると、やっぱり交雑種かなと思えてしまいます。そこからは砂地を移動してカキ殻の根に渡ります。アカホシやオドリのカクレエビ君たちを眺めながら、港へ向かいます。港へはなんということもなく、まったりと移動しました。エビ網が張ってあったのでその上を通過し、港に入りました。ボートの下にはオヤビッチャやアイゴの子どもが元気よく泳ぎまわっていました。
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5日(日)
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天 候 |
くもり |
水 温 |
28℃ |
場 所 |
長崎・辰の口
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今年の通算 |
13本目 |
潜水時間 |
54分 |
最大水深 |
19.5m
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見たもの |
・ミノカサゴ、サツマカサゴ、カゴカキダイ、イトヨリダイ、コロダイ、マダイ、クロダイ、キハッソク、トノサマダイ、チョウチョウウオ、イソギンポの仲間、オニハゼ、イソハゼの仲間、クラカケモンガラほか
・オドリカクレエビ、テナガカクレエビ、モエビの仲間、ヤドカリの仲間、ウミエラカニダマシ、トウヨウコシオリエビ、コシオリエビの仲間、イボイソバナガニ、トガリヒヅメガニガニ、オウギガニの仲間ほか
・メリベウミウシ、キイロウミウシ、イロウミウシの仲間ほか
・マダコ、ウミシダの仲間、ウミケムシ、ヤナギウミエラ、トゲウミエラほか
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ひ と こ と |
また台風がかすっていきそうで、今日はその周縁部の雲なのか、曇り空でした。またいかにも台風前といった感じでねっとりとした暑さでしたね。
ほぼ1年ぶりのダイバーがバディだったので、そのリハビリも兼ねてアンカーの根に向かいました。ここなら様子を見ながらコースを変更したりできるし、便利です。
波は立ってなかったのですが、海の中は濁っていました。途中、被覆サンゴのところをチェックしてみましたが、トノサマダイ以外、南からのお客様は目につきませんでした。あちこちでヒラヒラと泳いでいる小さなクマノミがかわいらしかったです。
アンカーの根に着くと、ミノカサゴの幼魚がいました。ミノカサゴは小さいのに限るとあらためて思いつつ、透明度の悪い中を先に進みます。アンカーの根の終わりの小さな壁には、イロウミウシの仲間みたいな、ごく小さいやつがいました。あまりに小さすぎて種類はもちろん、ウミウシかどうかすらわからないやつでした。ひょっとすると砂粒かもね。またそこでは、イボイソバナガニもいました。
きょうはそこから先へは向かわず、根の底にに沿って戻ります。途中からカキ殻の根に渡り、その上を進みます。あまりおもしろいものは見ませんでした。カキ殻の根が終わり、砂地を進んでいると、メリベウミウシが砂地にうずくまっていました。背中のヒラヒラが左右で大きさが違っていましたが、どうしたんだろう?またたくさんのヤナギウミエラが顔を出していましたが、そのなかで、ひとつだけにウミエラカニダマシがついていました。磁気みたいできれいな白色でした。
そこからは西口へ戻りましたが、上がる直前、クラカケモンガラの幼魚が2尾いました。これから季節来遊種が本格的に増えてきそうな感じがしました。特に台風が過ぎた後に期待したいところですね。
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